17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE

やっとこぎつけたコンサート。開催できたという意味でもそうだし個人的にも。ド新規ファンなので、AKB48の大箱単独コンサートという括りでいうと行くのが初めてなんですよ。遡ること10年前、2011年3月25日から横浜アリーナで行われる予定の「たかみなについて行きます」というAKB48のコンサートがあって、わたしは3デイズの初日のチケットを持っていた…はずだったのですが、大震災で開催自体中止になり、代わりに節電しながらの募金会が行われたということがありました。その後、TDCでやっていた劇場公演のリバイバルコンサートはいくつか行ったものの、単独コンは行かないままフェードアウトしてしまい、次に興味が出てきたタイミングで行こうかなと考えたのが2017年10月のまゆゆ卒コンでしたが、当時は平日のライブに行くのが困難すぎて諦め、本格的にAKBのファンになってからもチケット応募を忘れたり普通に落選したりということがあり、今回に至る。まあいろいろあったわけです。というわけで3公演参加しました。

峯岸みなみ卒業コンサート 〜桜の咲かない春はない〜

この卒コンに関しては1期生が続々と出てきて昔の曲をやるのだろうなあ、ぐらいに思っていて、まあその認識でも間違ってはいなかったのですが、想像していた何倍も何十倍もすごいコンサートでした。

初っ端の初代峯岸チーム4再結成に始まり、ノースリーブスはもちろん、SONEみたいな小ネタ(小かはともかく)までも回収しきって、なおも続く怒涛の初期メン攻勢。「RIVER」における高橋みなみの号令には感動してしまいましたし、「ヘビーローテーション」での大島優子のパフォーマンスは役者が違いすぎました。今と昔でいえば今のAKB48のほうが圧倒的に好きなわたしでさえ「これが本物」と思わざるを得ないものを見せつけられてしまいましたね。10年前には自分が結局目の当りにすることがなかった、AKB48の並外れたパワーと勢いがそこに再現されていました。

とはいえそれだけではなくて、「渚のCHERRY」や「制服が邪魔をする」をはじめとする中盤のユニットなんかを見ていると、現役メン一人ひとりにしっかり目を向けているんだなあと思えて、やっぱりみぃちゃんってそういうところで信頼できるのですよね。今のグループと絢爛たる歴史との融合を図りながらこの15年を総括してみせるという、峯岸みなみにしかできない卒コンでした。みぃちゃんが自分の15年を総括したら、そのままAKB48の15年の総括になってしまうんですよね。数奇な運命に導かれて過去と未来をつないだThe Chosen one…このグループの最重要人物はみぃちゃんだったのだなあと。アンコール、1期生が勢揃いしての「桜の花びらたち」は、そのあまりに重厚な歴史の凄みを前にしてただただ茫然とせざるを得ず。最後の鐘の音とともに一つの時代が終わったことがはっきりとわかりました。

個人的なポイントでいうと、三銃士がセンターを務める「LOVE修行」を聴けたことが嬉しかったです。小嶋真子ちゃんの卒業セレモニーをやった春フェスでも3人揃っていたのですけど、この時は「清純フィロソフィー」だけだったので。2年ぶりに見た真子ちゃんは今すぐにでも選抜に入れそうなぐらい可愛かった…。チームYJによる「Choose me!」も感動もので、この曲のヒリヒリした痛みを伴う切なさを表現できるのは北原里英しかいないのだなあと思ってしまった。上に書いたような本物感をいちばん感じたのは実はこの曲です。

みぃちゃんについて。ド新規の自分がパフォーマンスをじっくり見れたのはRESET公演で2回と、コンサートや全握でいくつかという程度でした。ただ、劇場の中で見た2回以上に印象深いのは、彼女の劇場出演1000回目の公演をロビ観したときのことです。オンデマのカメラは生誕祭以上の超推しカメラになっていて、時に華麗で時に泥臭くもある自在な表現力に感動しきりな中で、アンコール後にあった1000回公演にあたってのスピーチで彼女が見せた涙と、センター曲「伝説の魚」のパフォーマンスが忘れられず。そういうこともあって、「伝説の魚」は卒コンでどうしても聴きたかったのですね。本当に本当に、こんなにすごいアイドルのコンサートがあるのかと衝撃を受けてしまったコンサート。最初にみーおんが言ったように、歴史に残る一日だったのだろうなと思います。

AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~ファイナル
神奈川県公演 『真っ青な空を見上げて』

2日目昼からはチーム8のファイナル公演。これも1年越し。わたし自身はチーム8のツアーに参加し始めたのはここ2年ぐらいの話で、行った公演にしても大阪、広島、徳島、愛媛、佐賀、茨城ぐらい。ファイナルという重みを全部感じられるかどうかというと正直微妙なところではあるので、どちらかといえば小田えりなちゃんの晴れ舞台の神奈川県公演として楽しむのが主だったような気はします。

そういう意味でいうと、前座の小田えりなソロステージからすでにハイライト。「暗闇」は今まで聴いたどの「暗闇」よりも素晴らしかったです。えりちゃんの歌の、息の詰まるぐらいの切実さがこの曲のイメージそのものでした。これが聴けただけでも来た価値がある。「負けないで」とか唐突なカバー曲でしたけど、このあとの自分たちに向けての歌なのかなーと考えると泣けてくるものがあります。

本編に入っても、セットリストの端々に小田えりな色が強く感じられてとても楽しめました。えりちゃんは普段から自分が好きな曲について話すことが多いので、そういう意味ではおおかた予想できるのですけど、予想していた通りのことが1年越しに現実になっていると思うとそれもそれでえもい。「涙の湘南」とか、完全にメンバーがえりちゃんのオキニで揃えてあって笑っちゃいましたけど、そういうところでも色が濃い。小田えりなコールができないのがもどかしい限り。

相変わらずステージ上の人数は多く、推しメンすら十分に追えた自信が正直ありませんが、いわゆる19年組のメンバーのパフォーマンスをまとまって確認できたのは嬉しかったですね。加入してから1年半、パフォーマンスする場も滅多になく、そのあいだに人数も半分まで減って非常に危うい立場にいましたが、彼女たちこそ、このファイナルの場から改めて始めていってほしいなという思いです。あと、久しぶりに見たハーフツインのpyonちゃんが相変わらず可愛かったです、はい。

この公演の中での白眉はアンコールじゃないでしょうか。1曲目の「長い光」、アンコール明けの井上ヨシマサさんのピアノによる導入という演出だけで優勝ですが、いつも大好きと言っているこの曲を歌っているえりちゃんがとても輝いていました。きっとこの舞台で歌うことを何年も前から想像していたんだろうなあということがはっきりと感じられた、心に残る歌でした。加えてオーラスの「約束よ」は、色々あったこの1年ほどのもやもやを消し去ってくれる、ツアーファイナルにこれ以上ないメッセージ。果たして約束が果たされるかは神のみぞ知るところですが、肝心なのは約束の届け方ということで。

次はとりあえずエイトの日も決まり、マジムリ舞台も含めて色々展開はあるということで一安心。卒業だの解散だのネガティブなことも予想されがちだったファイナルで、とても明るく終われたのが良かったなーと思いますね。えりちゃんにありがとうです。

AKB48単独コンサート〜好きならば好きだと言おう〜

これが待ちに待った本当の意味での単独コン。このコンサートは柏木さんがプロデュースするということで、柏木さんのことはアイドルパフォーマーとしてリスペクトしていますし、彼女がプロデュースした2公演はどちらも好きなんですよ。そういうわけで楽しみにしていたのですが、まあ結論から言って想像以上のコンサートでした。

もうだいぶプロデューサー本人の口から語られてしまったのでいまさら言うことは少ないのですが、いちメンバーとしての目線とアイドルおたく的な目線の2つの視点から編み出されるセットリスト構成とメンバー配置がとにかく素晴らしいものでした。全体曲はもちろんチーム、デビュー期、カテゴリ別、バラエティ豊かなユニット曲が揃えられ、センターの選定や歌割に至るまで、ほぼ全員の適正を考慮検討しつつ、そのうえ少しのあそびまで加味されているという。その結果として、メンバーそれぞれにしっかりと役割があり、様々な組み合わせの中で化学反応を見せてくれる。そんな柏木さんのこだわりが行き届いているのがすぐにわかること自体が凄いですよね。今までこんなことはなかった。そして答え合わせまでしてくれるのだから至れり尽くせりです。

ユニット1曲目の「黒い天使」あたりから、だんだんとそんなようなことを感じ始めていたわけです。数曲前に「猫アレルギー」を歌っていたとは思えないずっきーの煽情的な立ち姿と一瞬の微笑みには目を奪われてしまいました。くいっと上げて張る肘の動きすら美しくて、ずっと見ていたい…。傍らの十夢ちゃんとれなっちも、ずっきーのそんな部分をうまく引き立てていたと思います。続く「だらしない愛し方」のさとぴの歌い出しも絶妙なところです。さとぴが手錠の振りしてると見てる側の罪悪感がすごい。そしてBメロで登場する、なぜかもうすでにウェットな感じになっているなるちゃんにびっくり。色っぽすぎるでしょ…。「小池」のメンバーもよくて…いい塩梅に大人メンバーがそろっている中に、JKのえりいが語り役というバランスが面白すぎました。えりいのアイドル性が覚醒しすぎています。「ごめんね、好きになっちゃって…」の怜ちゃんもいつもながらにキラキラしていて、ドラ2って本当にいま大変なことになっているな…と思わずにいられません。ドラ2全員入ってた「最強ツインテール」「遠距離ポスター」もアイドルグループとして最強でした。

とか言ってたら、「誘惑のガーター」「ロマンス拳銃」なんかが飛び出す振れ幅。麟ちゃんがこれまた、軽く他人の人生をめちゃくちゃにしてしまうような良い表情をするんですよねえ(語弊がある)。唇の形を作るのがうまいんですよ…。そんな感じなのに、ガーターの外し方に慣れてないのもある意味麟ちゃんらしい。カテゴリー別のラスト「桜の木になろう」はなーみんの歌い出しに心を震わされました…あとから見たら緊張の色もあるのですけど、なーみんのソフトな歌声がうまく空気を変えてくれました。この曲はBメロのえりちゃんとか、大サビのみゃおとか歌割が適材適所すぎて素晴らしかったです。サビのリフレインで何人かが短3度上でハーモニーを重ねていて、一気に視界が開けてステージから鮮やかな風が吹き抜けていくような印象。元桜の木になろう新規としては見逃せないところでした。

期別でよかったのは最初のドラフト3期「ビーチサンダル」。さわやかな白一色の衣装がステキでしたし、コンサートはラスト出演のそらちゃんにソロの歌割があったのがありがたかったですね…。この曲に限らずこの2日間、まほぴょんはもちろんですが、蘭ちゃんとかはーたんとかちゃけとか、前に出てくるドラ3のメンバーが多くて面白かったですね。ドラ3にはパジャドラはじめ劇場公演でたくさん楽しませてもらった思い出もありますし、全員が昇格して順調に魅力を増しているのは嬉しいことです。それだけにこのタイミングでそらちゃんを失うのは惜しいことこの上ありませんが…。あとは、にわか16期おたくなので「抱きつこうか?」は全力。

期別のあとのコンサート選抜による「抱きしめちゃいけない」であやみんを見ていて、今しかない今、みたいなものをこれ以上ないくらい楽しんでいる感じがとてもして、曲の歌詞とも少しリンクして、泣けてきてしまいましたねー。アイドルとして理想的な輝き方というか。本当に輝いていました。「Seventeen」はやっと見れたセブンティーンの怜ちゃんによる「Seventeen」。歌い出しのゆいゆいと怜ちゃんの並びが好きすぎます。

その後は怒涛のオール曲。「Only today」の全員横並びでのラインダンスと間奏のカノンは東京ドームかSSAかどこかの映像で見たやつだ!という感じで、それが今のメンバーで見れるのが嬉しかったですねー。大迫力でした。「ポニーテールとシュシュ」はなるちゃんのMIXが可愛すぎたよね(笑)「君と虹と太陽と」は2019年のツアーの記憶が強くて、これも昔の曲ですけど、なんだか向井地総監督になってからのAKBのテーマソングみたいなイメージになっています。

「夕陽を見ているか?」あたりから、ステージ上はもちろん、この空間の祝祭感というか、尊い時間が流れている雰囲気があって、これは今まで自分がAKBの現場に通っている中では無かったようなもので、AKBの現場でこんな感じになることが自分で驚きだったというか。これもゆいゆいの歌い出しからえりい/ずっきー、さと/怜ちゃんと繋いでいく歌割になっていて、明確に未来を感じさせるような仕掛けになっていました。本編ラストの「ファンレター」ははっきりとメンバーからのメッセージとして受け取れる曲で、みーおん総監督とゆきりんのスピーチも含めて、あまりにも感動的でした。メンバーも涙しながら歌っていて。下手側にいたなーみんも…。真ん中から順に一礼して退場していく演出があって、そこでの皆の表情がよかった。スタンディングオベーションしたい気分。

アンコール(?)も鉄板曲が続きますが、「永遠より続くように」でカメラに向かって力を込めて歌うゆきりんを見ていて、やっぱりAKBが好きであることにかけてはこの人に敵う人はいないのかもな、と。もう細胞の隅々までAKBでできているような人ですよ。オーラス「真夏のSounds good!」に至り、「♪君が好きだ/やっと言えたね」とようやくコンサートタイトルを回収。まさに大団円を迎えて終演となりました。

ともあれ、これだけ人数がいるAKB48だからこそできる、そして今のこの状況だからこそ価値を増すコンサートをやってのけてくれたこと、加えて、新規ファンの自分はもう見る機会がないと思っていた景色を現役メンバーだけで見せてくれたことにまずは感謝です。前日にあまりにもすごいコンサートを見せられて、大丈夫か?と思っていましたが、心配はまったく不要でした。参りましたと言わせてください。

わたし自身は、いまのAKB48が自分に合っているな、と思っていたのは、程よくエモくないということでした。というのも、東京ドームや紅白歌合戦といった大目標を、このグループはすでにあらかた達成してしまっていたんですね。「達成後」の時期が粛々と続いていることは、感動することに疲れていた自分には都合がよくて、劇場公演での体験や日々のSNS、握手会でのコミュニケーションを通じて、自分とメンバーとの関係性にだけ集中していられるという環境は正直なところ理想でした。が、1期生の卒業を機に改めてグループとして団結したAKBは、想像していた何倍も何十倍も最強でした。やっぱり目標に向かっているアイドルって輝いていますよ。そのことを忘れていました。今回見せてくれたようなものをまた見られるなら、また1830mの先を目指していくのも悪くはないのかも。

ひとまず新曲を出すことが決まってホッとしたり、新番組のタイトルになんやねんとなったり。世間は相変わらずの状況ではありますけど、来月は謎の舞台イベントもありますし、去年とは比較にならないぐらい楽しんでいける気がしています。メンバー全員捌けたあとの最後の挨拶で、みーおんが子どもみたいに涙を流していて、開催にあたってのプレッシャーはいかばかりであったかと思うと彼女のことが愛おしかったですね。みーおんについて行きます。AKB48最高!

SETLIST

峯岸みなみ卒業コンサート 〜桜の咲かない春はない〜

  1. 私は私
  2. 清純フィロソフィー
  3. LOVE修行
  4. 重力シンパシー
  5. 法定速度と優越感
  6. 渚のCHERRY
  7. 逆転王子様
  8. また あなたのこと考えてた
  9. 涙の表面張力
  10. 制服が邪魔をする
  11. Begginer
  12. 伝説の魚
  13. 純愛のクレッシェンド
  14. 唇 触れず…
  15. Relax!
  16. 転がる石になれ
  17. Choose me!
  18. secret base ~君がくれたもの~
  19. RIVER
  20. 大声ダイヤモンド
  21. 上からマリコ
  22. ポニーテールとシュシュ
  23. ヘビーローテーション
  24. 希望的リフレイン
  25. 真夏のSounds good!
  26. Everyday、カチューシャ
  27. 言い訳Maybe
  28. 夕陽を見ているか?

Encore

  1. 私は私
  2. また会える日まで
  3. 桜の花びらたち
  4. 10年桜

AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~ファイナル 神奈川県公演 『真っ青な空を見上げて』

前座

  1. 愛のキャンプファイヤー
  2. 暗闇
  3. セブンスコード
  4. やさしくするよりキスをして
  5. 負けないで

本編

  1. 泣きながら微笑んで
  2. 10年桜
  3. 涙の湘南
  4. 君は僕の風
  5. へなちょこサポート
  6. 涙の表面張力
  7. 最強ツインテール
  8. 君にウェディングドレスを…
  9. 天国野郎
  10. 孤独なランナー
  11. この涙を君に捧ぐ
  12. ごめんねジュエル
  13. 点滅フェロモン
  14. 思い出のほとんど
  15. 恋する充電プリウス ~恋するフォーチュンクッキー2~
  16. 一生の間に何人と出逢えるのだろう
  17. 汚れている真実
  18. ジタバタ
  19. あまのじゃくバッタ
  20. 制服の羽根
  21. 星空を君に
  22. 思春期のアドレナリン
  23. 生きることに熱狂を!
  24. 挨拶から始めよう
  25. 蜂の巣ダンス
  26. 好きだ 好きだ 好きだ
  27. 夢へのルート

Encore

  1. 長い光
  2. 願いごとの持ち腐れ
  3. 47の素敵な街へ
  4. 約束よ

AKB48単独コンサート〜好きならば好きだと言おう〜

  1. 愛の存在
  2. 大声ダイヤモンド
  3. サステナブル
  4. ずっと ずっと
  5. 法定速度と優越感
  6. 胡桃とダイアローグ
  7. 君に会うたび 恋をする
  8. イチニノサン
  9. スクラップ&ビルド
  10. To goで
  11. 呼び捨てファンタジー
  12. 猫アレルギー
  13. 目を開けたままのファーストキス
  14. 47の素敵な街へ
  15. 黒い天使
  16. だらしない愛し方
  17. 小池
  18. Faint
  19. ごめんね、好きになっちゃって…
  20. 1994年の雷鳴
  21. 最強ツインテール
  22. 遠距離ポスター
  23. 誘惑のガーター
  24. ロマンス拳銃
  25. 僕たちは戦わない
  26. 近いのに離れてる
  27. 流れ星に何を願えばいいのだろう
  28. 桜の木になろう
  29. ビーチサンダル
  30. 抱きつこうか?
  31. 僕の太陽
  32. Two years later
  33. Beginner
  34. 背中から抱きしめて
  35. 抱きしめちゃいけない
  36. Seventeen
  37. ファースト・ラビット
  38. LOVE TRIP
  39. ハイテンション
  40. Only today
  41. ポニーテールとシュシュ
  42. 君と虹と太陽と
  43. 夕陽を見ているか?
  44. ファンレター
  45. ひこうき雲
  46. 永遠より続くように
  47. 重力シンパシー
  48. 真夏のSounds good!

「僕の夏が始まる」公演 2021/5/18

休館とかありましたが、前に入ってからちょうど1ヶ月で来れているのでまあ。僕夏公演も気が付いたら5ヶ月ぶりとからしいですが、そんなに久しぶりの気もしない。Aポジがなーみんというのは外せないとして、プラスでBポジが愛佳ちゃんかずっきーの日に行きたいなあと思っていて時期を見てたんですよね。なーみんが20歳ラスト公演なのでベストタイミング。

ビンゴは18巡で立ちセンブロ2列目下手2番正面でしたが、立ち最に小柄な人が多かったおかげで立ち見としては過去最高の見晴らし。本当は上手の1番か2番くらいを狙っていましたが結果オーライ。125人だとまあまあどこにいても見えるのでビンゴも気が楽というのはあります。

この立ち位置だとだいたいなーみんとずっきーのどっちかが正面にいて、どっちかを見ていたという感じです。序盤の曲はずっきーがめちゃくちゃキラキラしていた…。正面にいたらついつい視線を向けたくなるものがあります。自分から主張は強くせずに、ナチュラルにこちらに訴えかけてくる目線が魅力的すぎ。ただ可愛くしてるだけじゃなくて、チャーミングな味を含んでいるのがよくて、「ボーイフレンドの作り方」とか、あの多彩な表情を見ているだけで本当に多幸感がすごい。公演では死角で見えなかったのですが、あとでオンデマ見たら「Seventeen」のラスサビ終わりのウィンクが天才すぎました…マジでこれだけは見て。ウィンク一つでこんなに感動させてくれるアイドルと出会えることがうれしい…

この部分だけ5000兆回ループした

なーみんも序盤3曲が一番正面にいるので、よく目が合って楽しかったです(そういうことにしてほしい)。ショートカットにしてから初めて劇場で会えたー。なーみんのことは全部好きですけど、とくにユニット~中盤での存在感がいい。「さっきまではアイスティー」の明るさとノスタルジックさが同居した歌詞に彼女の声が合うんですよね(美波ちゃんとくるちゃんの組み合わせもいい!)。セリが相変わらず使えないので「最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?」は目線の高さが若干いつもと違う部分があったのですけど、こんな表情するんだ…と驚きもあり。アウトロとか本当いいです。こういう一面をどんどん見ていきたい。「胡桃とダイアローグ」とか「優しさに甘えられない」(本来は中盤じゃないが)では、顔から足先までのすらっとした曲線美とか、関節の曲げ方伸ばし方のなめらかさがとにかく活きています。とくに後者のサビの振りが好き。視界がめちゃくちゃ良かったので、いつも以上に色んななーみんを目にすることができた気がする。

2人に次いで前に来たのは村山さんでしょうか…なんとこの日から髪にピンクのメッシュが入っていました。意外すぎてまじ!?ってなった。パフォーマンスはいつもながらに素晴らしく…。これもユニット~中盤で顕著なのですが、ダンスにおけるフィジカルな質感のようなものが印象的。踊りそのものが表情を持っている。「キンモクセイ」でも聴かれる、ドライな成分も目立つけれどハスキーというところまでいかない絶妙なボーカルも忘れてはいけなくて。公演まるまる村山さんだけ見てても普通に楽しいんだろうなあ…

あと気になったのはかなぶん。「最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?」でのかなぶんが何気に好きで、この曲の衣装を着てるかなぶんって「地元に残って生活してる幼馴染」みたいな雰囲気があるじゃないですか(勝手なイメージ)。曲のストーリーに生きる立ち居振る舞いがいいんですよね。それから、「さっきまではアイスティー」の美波ちゃんの歌が声優さんみたいなキラキラボイスになっていてびっくりしたり。可愛すぎんか。

最後にファイト1曲AKBは「永遠より続くように」でした。またしてもラスト回らしい。2019ツアーの苫小牧思い出すなーと思いながら振りコピが楽しい。なーみんセンターで見れてよかった~

フレッシュなポーズと貫禄のあるポーズ

IDOL CONTENT EXPO @ 品川インターシティホール AKB48 16期生

めちゃくちゃ久しぶりに来た

最初IxRとドラフト3期の出演だけ発表されててどうしようかと思ってたら16期が後から発表されて、自分が行くならここだよなあと思い。下手の4列目ぐらいから見てたのですが、もうありえん楽しすぎました。フェスという類のものでここまで楽しめたの初めてというレベルで。セトリと衣装がこれ以上ないくらい今日この日に求めてたものだったんですよね。「大声ダイヤモンド」とか「彼女になれますか?」が楽しいのはもちろんのこと、最近オンデマでレッツゴー研究生公演も見たりしてた中で「チーム坂」とか「家出の夜」が聴けてえもえものえも。言うことなしでした。しかも16えんぴchu!衣装…これ見たの2年前の春フェス以来なのですが、あの時は16えんぴchu!ステージのあいだ、わたしはすぐ裏のコンコースで映像だけ見ながら弁当を食べていたんですよ()去年のリクアワも初日行けなかったので、もう見れないかもなあと半ば思っていました…。実際見るとみんな色鮮やかでステージ映えします。担当カラーがあるというのも今時のアイドルらしくフェス映えするし。極め付けに、ここまで来てやらないわけがない「抱きつこうか?」が聴けて、もう何も悔いはないという感じ。全力でエア16期コール。

自分はというと、まあほぼなみんちゃん見ていたような…。ショートカットにしたのが衣装とあいまってますます似合っててめっかわでした。今着ると多少は子供っぽいのかな?と思ってたけど案外そうでもないのがまた良くて。青色が爽やかで、シルエットも軽やかで、なんだかずっと見ていたくなります。「抱きつこうか?」みたいな曲が今こそ似合うという感じ。ポジション的には全員満遍なく上下に来るようになっていた感じですが、「彼女になれますか?」のサビで0ズレいただきましたー。振りコピ振りコピ。というかなーみん見てたら振りコピしやすいのもあって、最初の「AKBフェスティバル」から振りコピが捗りすぎてた。「家出の夜」の振りをこんなに全力でできる現場この先あんのか。サビのリフレインの勢いがすこすこアンドすこ。あと書いておきたいのは、美波ちゃんがいつにも増して可愛い声で歌っていて、とくに「ずっと ずっと」の歌い出しはめちゃめちゃ癖になりそうなテイストだったのでまたどっかでやって()

とにかく16期のみんなが可愛くて楽しめた濃い30分間でした。いまさら16期に夢中になってどうすんのと言われそうで、実際少なくとも3年は遅いのは自分でも思うのでしんどいんですが、みんな可愛いし今が楽しいんだからしょうがない…

SETLIST

  1. AKBフェスティバル
  2. 大声ダイヤモンド
  3. 彼女になれますか?
  4. チーム坂
  5. ずっと ずっと
  6. 家出の夜
  7. 抱きつこうか?
https://twitter.com/48_asainanami/status/1388821264794521607?s=21