成田山小々旅行

全然予定はなかったのですが、急に昼ぐらいに出発して成田へ。浜松でうなぎを食べなかった話を前の日にしてて、なんか食べたくなったんですよ。そういうわけで成田山の表参道。前に来たときは高校生だったので、十数年ぶり。前に来たときはめちゃのどかに歩けたような記憶があったんだけど、Go Toしに来ている人たちが多いのか、連休前というのになかなかの人出。おまけに車も普通に参道を通るので、歩きにくいなあなんて思いながら。でも街並みは変わらず美しい。

有名店らしい川豊さんで上うな重。これが食べたかった。満足度高し。ほかのお店との違いはわかりませんが目的は果たせた。お店の建物が有形文化財らしいのですが、登録が令和2年4月となっており、意外と最近だった。

新勝寺といえば、節分の日に力士が豆まきに来るんだけど、だいたいその時の第一人者、つまり現在なら横綱白鵬がほぼ必ず来ているはずです。何か規定みたいなものがあるのだろうか…

夜はMUSIC GATEの配信ライブを見ないといけなかったので、一通り回ってそそーっと帰ったのでした。滞在2時間で楽しめる小々旅行。

「僕の夏が始まる」公演 黒須遥香 生誕祭 2020/10/13

2月以来、238日ぶりにAKB48劇場の公演に入りました。長かったな…

そんな久しぶりの公演にもかかわらず入場ビンゴは優勝。これで直近6公演の優勝率が50%なんですが…()しかし8人バージョンの僕夏公演だとどの曲でどこに誰が来るかあんまり把握してないので、どこでもそんなに変わらないっしょという精神。とりあえず下手立ち見の後列。人が密集してないので見やすすぎる。

それでまあ…始まってみて、同じ目線の高さにアイドルがいることにまず感動したし、劇場のライトに照らされた8人全員が全員めちゃくちゃ可愛いことにもう驚嘆。「3つの涙」の1サビでこの日の主役のはーちゃんが正面に来てですね。。。目と目を合わせて心を通わせている(気になっている)この感じが本当に幸せで。この半年で一番自然に笑えた瞬間だなー。というか幸せすぎて公演中ずっと笑ってた。いやまじで、目合わせてたらコールとかいらんなという。

はーちゃんについては、彼女が昇格した日のパジャマドライブ公演を見て以来ずっと魅せられっぱなしだったのです。ぜひ僕夏でも見たかった。ごく自然にその曲の主人公かのように振る舞う大胆な表現力がとにかく好き。意外と正面に来てくれたのだけど、そうなるともう目が離せなくなってしまう。「さっきまではアイスティー」はなーみんがメインなんだけど、はーちゃんの存在感もすごくある。体の部位の動かし方とそれに伴う表情の付け方にもう参りましたという感じ。「恋人いない選手権」の弾ける笑顔と不敵な微笑みのコントラストもとても惹きつけられる…

それからこの公演でのもう一つの目的は、なーみんと劇場で会うことでした。前から気になるメンバーではありましたが、4月頃からなーみんのSRに急速に吸引されてしまい、もはや生活の一部になってしまっています。ほんとうはなーみんの生誕祭も行きたかったんですけどね。ともあれ、そういうこともあって、上手からセンターに歩いてくる「3つの涙」の歌い出しからもう感激です。すらっとスレンダーで、人が集まって踊っていても見つけやすいのは今劇場に飾ってある自己紹介シートみたいなのに書いてある通り。小顔でめちゃくちゃ可愛い。中盤の衣装がすごい似合う。なーみんといえば歌なので、ユニットの「最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?」はもちろんだけど、8人公演で人数が少ない分歌割の比重があるのが嬉しいですね。2人以上で歌っててもちゃんとわかるもんなー。なーみんの喋りが好きなので、MCも毎回楽しみに聞けた。

それにしても、この日はみんな輝いていました。さっきーはMCではめっちゃママ感あるんだけど、この公演ではすごいフレッシュ感つよめで踊っていてギャップがいいです。フレッシュ感といえばちよりもそうで、この2人はベテランらしく公演のカラーに自分を染めているなーという感じ。ちよりは相変わらずMCではとても頼もしいのですが、踊りが基本に忠実というかとてもわかりやすい動きをしていて、とても振りコピがしやすいというのも発見。はーたんはオンデマで見ていておおーと思ってたけれど、衣装を着てマイクを持って踊っているときのこれぞアイドル感がすばらしいなーと。劇場のライトに照らされるとあの童顔がストレートに活きる。まほぴょんはこの日は中盤の曲で正面にいることが多かったのですが、シンプルに「私を見て!」という踊りをしているのが良くて、思わず振り向いてしまうものがあります。大人メンの魅力があるなー。意外と劇場で会うのがお久しぶりな(まあ皆お久しぶりだが)おりんちゃんは髪型のせいか小動物感が増していた(笑)「ポニーテールとシュシュ」で元気いっぱいに飛び跳ねるように踊ってて、もうずっと振りコピしてたというかおりんちゃんと遊んでた気分(脳内)。

そして、ここで書いておきたいのは、ずっきーのとんでもない可愛さとキラキラっぷりです。1月に入った僕夏公演でも全く同じことを書いたのですが、とにかく可愛い。可愛さだけでも場が持ちます。「Seventeen」と「ボーイフレンドの作り方」でずっと正面にいて、もうこの2曲の間に3回はガチ恋しかけました()この日はいい感じの長さのツインテールがとても似合ってて、笑ってるずっきー、踊ってるずっきー、話してるずっきー…見ていてただただ幸福感が湧き起こってきてとめどない。この日以来、ずっきーから送れられてくるメールにいちいちドキドキしています← いや本当に本当に本当に可愛い。好き!

生誕祭はゆいりーキャップからお手紙が来ていて、ゆいりーキャップがはーちゃんの昇格を発表したあの時を見ていることもあって、とても感慨深くありました。「なんでも挑戦する新しいスタートの年にしたい」いいなあ。見届けさせてほしい。

そんな感じで8人の僕夏公演。スカスカだとかそういう印象はなくて、むしろ一人ひとりをじっくり見ることができてこれはこれでいいなと。しかしまあ本当に、AKB48劇場ってこんなに楽しかったんだということを再確認できたように思います。今まで入った公演の中でも重要な日でした。いつまで今の体制かわかんないけど、なんとか月一ぐらいででも入れないですかねえ。。。

クロスポーズ

ピーター・ドイグ展 @東京国立近代美術館

たしかEテレの日曜美術館か何かで特集をやっていて知ったのだけど、それからしばらくして急に思い出して急に行ってきたというやつ。

金曜の夜だったのでそれなりに人はいましたが、概ね快適に鑑賞できました。展示は大きく分けて三部構成で、初期のカナダ時代、現在までのトリニダード島時代、それからドイグのスタジオでやっているという映画の上映会のポスター集。第一部と第二部はほとんどが巨大なカンバスに描かれた油彩画です。全点撮影可だったのでいくつか。

全体を通して感じられる異様なる行き場の無さ。カナダの自然やトリニダード島の空と海、という主題はありつつも、時間と場所、風景と人物といった構成要素はほとんど融解していて、それぞれははっきりと具象的に描かれているにも関わらず、その境界線は非常に曖昧なまま受け止めることになってしまう。モチーフそのものは親しみやすくて、作品によってはとてもポップに見えるものもあるんだけど、実際のところ、立脚点はまったく覚束なく不安定(unstable)な状態にある。一見ほとんど正解として認識できるものはすぐそこに示されているのに、これは正解ではないという疑念を拭うことがどうしてもできない。そんな感覚にまんまと放り込まれてしまうわけです。僕自身はまったく読み込むことができないんですが、これに加えておそらく美術史的なコンテクストも忍び込んでいるので、一枚の絵が重層的すぎていくらでも楽しむことができます。迷宮のような絵画だ…

個人的には、第一部の初期作品におけるマチエールが醸し出す激しさと、しかし全体から受ける静けさのアンビバレンスがとても良かった。第二部に移って、時代を経るごとに作品の表層は整然としてくるのだけど、上に書いたような異様さと不安定さはかえって大きくなっている。時代を通じて繰り返し現れる三分割構図や川に浮かぶカヌーのモチーフ等が呼び起こす、あるはずのないデジャヴもその印象を強くする。

最後はドイグが上映した映画をイメージした一枚もののポスターが並んでいるのだけど、絵画以上に映画オンチすぎて、ただ見てるだけみたいになってしまった(笑)ともあれ、絵画というフォーマットの存在感が必ずしも大きくない現代美術にあって、現在進行形の絵画のとても濃密な流れの中に身を置けた時間でした。ギリギリ行けてよかったー。