Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 名古屋

1stから本当に早かった。この5ヶ月の間もいろいろあって、ラブライブ!にも、キャストの皆にも楽しませてもらいました。1stとは心の持ちようがなんだか違うツアーの初日。

2017-08-05 13.16.41日本ガイシは冬にも来た。。。というか、去年の夏から数えて名古屋来るのが4回目なのでだんだん飽きてきた。

最初は名古屋駅に汽車が辿り着くイメージ映像からHAPPY PARTY TRAINへと繋がるオープニング。ステージに汽車が現れてメンバー登場。のっけから花火の特効。ツアーの表題曲でもあるHAPPY PARTY TRAINが始まる。衣装はもちろんオリジナル。1日目はすわわが最初のソロパートで音外しちゃうんだけど、なかなかセンターの重みと緊張感が伝わってきた瞬間でもあった。このツアーの主役みたいなもんだからな。2日目に言ってたけど、喉もあまり良くなかったらしい。間奏で静かにフォーメーションを組み直して両手を上げる振りがかっこいい。続けて1日目はPops Heartで踊るんだもん!と2日目は届かない星だとしても。1stライブ以外にも何度かやっているのですでにおなじみの2曲。Aqoursのライブに来たなという感じ。MCを挟んで少女以上の恋がしたい。これは久々に畑亜貴やるなあと思った曲だったりもする。杏ちゃんのソロパートが多くてうれしいんだけど、Cメロのラストで杏ちゃんが大きくハートマークを作ると、スクリーンにも杏ちゃんの手に合わせてハートマークが!振り自体はどっかで見たかもしれないけどやっぱいいすね。コピりやすいしね(笑)このタイミングで2年生組が捌けて衣装チェンジ、ラストのサビは2回リフレインでちょっと長め。

学年曲パートはすべてオリジナル衣装がついていたのがとってもよかったなあと。Waku-Waku-Week!のワクワクサインも決まって、G線上のシンデレラで1,2年が黒子みたいになってダンスの相手になる演出もよかったけど、やっぱし空も心も晴れるからが。。。白いワンピース衣装が曲に合っていたのももちろんのこと、夕暮れから夜空、朝焼けに移ろう舞台演出、間奏でのソロダンス。しゅかしゅーは1stを思い出す躍動感、りきゃこも控えめにくるっと1回転、でもとても軽やかで優雅、杏ちゃんは動きはシンプルに表情で見せるあたりじつに彼女らしい。3人それぞれの感情や関係性が色んなとこで表現されていて、心を奪われちゃった時間。2年生に限らずだけど、彼女たちらしさに溢れていることがいいのだ。

ミニドラマを挟んで恋になりたいAQUARIUM。この日はヨーソロードはないけれど、ついに来たオリジナル衣装。やっぱこれですよ。これを待っていた。マーメイドみたいって自分で言っちゃうしゅかしゅー。この曲はこの5か月の間に色んなところでやってきたので、板についてきたという感じ。MC後はなんとDaydream Warrior。この衣装でですか。9人横並びになってシルエットだけ映される演出。面々は打って変わって鋭い表情。ここまで明るい曲がほとんどだったので、9人それぞれのギャップがたまんない。ダンスも相当激しい。間奏の全員キレキレダンスからのふりりんときんぐのソロの流れは思わずのけぞっちゃう迫力。かなり練習したと言ってたけど、このダンスとフォーメーションの緻密さはさすがラブライブだ。スリリング・ワンウェイは会場が燃えないわけないロックな曲。イントロの最初の1音だけでボルテージが上がる感じは1stのStrawberry Trapperを思い出す。ラストのコールも合わせてNo brand girls的なところもあるんだけど、それ以上に勢い一発で乗っていける。とにかく汗だくになって歌う9人がかっこいい。特典曲だから立ち位置は地味だけど、定番になるぐらいのパワーはあるね。でも届かない星だとしても と被るかなあ。

ユニット曲パートはシングルと全巻購入特典曲が2日間で入れ替わる。なぜかカップリングではなく表題曲がローテという謎な構成なんだけど、カップリングのほうが舞台演出が凝ってるから動かせないという事情はありそう。いろいろ含めて特筆したいのはGALAXY HidE and SeeKでのありしゃだ。一人でセンターステージに現れて一点を見つめながら歌う姿がとにかく美しかった。あの儚く可憐なオーラこそ本物のアイドルそのもの。おれたちはぐっと息をのんでただ見つめるだけなのである。この演出やるために歌割決めたんじゃねえかってレベル。2日目のLONELY TUNINGもラブリーキャッチーなメロディがすごくよかったんだけど、2日連続であの小宮さんを拝みたかったというのはある。INNOCENT BIRDではスクリーン演出が1stから引き続き凝ってた感じ。CYaRon!のP.S.の向こう側なんかでも。そのCYaRon!は近未来ハッピーエンドがもう一つ・・・これからに期待しよう。Guilty Kissは激しいロックとオシャレなダンスナンバーの構成は変わらない。このユニットはあいきゃんとあいにゃは前から好き放題やってるけど、りきゃこが1stと比べてもとても堂々としはじめたのが凄く頼もしいなと思ってみておりました。まぁ1stは色々背負いすぎてた感はあった。

ユニットの後は練習風景のコメント動画があって、もはや並びで分かる青空Jumping Heartからラストスパート。続いてSKY JOURNEYはここで入れてくるかーと。HAPPY PARTY TRAINの続編らしく、背伸びしてるけど静かにアンビションを燃やす歌詞。ラストは1stと同じく君のこころは輝いてるかい?で締め。

アンコールはうちっちーも登場してのサンシャインぴっかぴか音頭から。ユメユメのシングルが出る前に浦ラジであいにゃだったかが「ホントに音頭やってます」とか言ってたときからこれをやるのを待っていたよ。杏ちゃんがサブステージの中心で和太鼓を叩いてて、全然タイコのイメージなかったけどなんかハマっててかわいかったな。メインステージへ移動してラストのコメント。みんなすごく楽しんでいるなと。1stはどうしてもあの場に懸ける気持ちみたいなのが強くて、最後にそれが溢れ出ちゃう子もいたけど、今回はみんな(いつものニコ生みたいに)自然体でいてくれて、出せるものは出して見せてくれたと思う。太陽を追いかけろ!がオーラス。最後まで明るくエンディング。10両編成でついていくよ。

今回はアニメを受けてのライブではないので、1stのようなストーリー性を打ち出したドラマチックな内容ではなくて、Aqoursのユニットや学年ごとのバリエーションを見せながらとにかく曲を聴かせるという流れ。アニメイベントというよりは、 レギュラー感のあるAqoursのライブになっている。今回はツアーということもあるし、毎回あんなんやってたらやるほうも見るほうも疲れてきますからね。セットリストを見ると、20曲中16曲が新曲というのもじつにチャレンジング。μ’sの4thでも1日だけではこんなにやってない。曲も多彩で、さらにユニット、学年ごとのカラーもあり、9人のメンバーのいろんな顔が見られたのが嬉しくあります。アニメの曲が1曲しかないので、初のツアーというわりに一見さんには不親切かもしれないというのはあるけれど。演出面は色んな驚きが奇跡的な空間を作ったあの横アリと比べれば、ツアーってこともあってさすがにできたことは少なかったとは思う。とはいえ、神戸はともかく西武ドームではどうかな?まー今回に関しては1stからのスパンも短いので、大きな新境地というよりは、1stとコインの表裏みたいな関係にあるライブという位置づけに見えた。9人の中で2日間で特によかったのはきんぐとりきゃこ。りきゃこが堂々としていたというのは上に書いた通りで、きんぐも色んなところで見せた表情がめちゃハツラツとしていて、一つ殻を破ったなという印象。こうしてAqoursがますます完ぺきなアイドルになってしまう。なんにせよあと4公演あるので、もっと色んな顔を見ていければいいなというところ。
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_8133909次の週に新宿ユニカビジョンで1stライブBDの上映会があったんだけど、本当にあれは特別なライブだった。現場でリアルタイムで見ているのに、改めて映像で見ても驚きの連続であること、半年前の体験のフレッシュさに新宿のど真ん中で涙してしまった。幸せだったなあ!セレクションに恋アクが入ってたからというのもあるけど、やっぱしこの日のしゅかしゅーは凄かったね、と朱夏ちゃんのお誕生日に記しておきます。

SETLIST

DAY1
01. HAPPY PARTY TRAIN
02. Pops Heartで踊るんだもん!
03. 少女以上の恋がしたい
04. 空も心も晴れるから
05. Waku-Waku-Week!
06. G線上のシンデレラ
07. 恋になりたいAQUARIUM
08. Daydream Warrior
09. スリリング・ワンウェイ
10. 近未来ハッピーエンド
11. 海岸通りで待ってるよ
12. GALAXY HidE and SeeK
13. INNOCENT BIRD
14. コワレヤスキ
15. Shadow gate to love
16. 青空Jumping Heart
17. SKY JOURNEY
18. 君のこころは輝いてるかい?

(Encore)
19. サンシャインぴっかぴか音頭
20. 太陽を追いかけろ!

DAY2
01. HAPPY PARTY TRAIN
02. 届かない星だとしても
03. 少女以上の恋がしたい
04. 空も心も晴れるから
05. Waku-Waku-Week!
06. G線上のシンデレラ
07. 恋になりたいAQUARIUM
08. Daydream Warrior
09. スリリング・ワンウェイ
10. P.S.の向こう側
11. 海岸通りで待ってるよ
12. LONELY TUNING
13. INNOCENT BIRD
14. Guilty Eyes Fever
15. Shadow gate to love
16. 青空Jumping Heart
17. SKY JOURNEY
18. 君のこころは輝いてるかい?

(Encore)
19. サンシャインぴっかぴか音頭
20. 太陽を追いかけろ!

LIVE ZIPANGU 初日

2017年初イベは奈々ちゃん。

甲子園が9月でMTV Unpluggedも10月にあったので、大して久しぶりでもなく感じる1月7日。アルバムも出てからまだ2週間ちょいなので、明らかに聴き込めてない感じというか、そもそもアルバムの出来が()でも、いくつかの曲はこれからのツアーで完成されていくことでしょう。LIVE FORMULAは最後しか行ってないからあれだけど、LIVE FLIGHTとかそんな感じだったと思うし。
_1073089日本ガイシも3年半ぶりっすね。席は下手側スタンド上方。だいぶ後ろだけどドームに甲子園と続いてきたからえらく近く感じる。初日に参加するのもそいやLIVE FLIGHTぶり。

18時ほぼ定刻で開演。オープニング映像は着物の奈々ちゃんが佇んでるだけで、かなりあっさり。そのまま舞台上に籠が登場。雅楽のBGMに乗せて従者が舞う。BGMが鳴り止んでお着物の奈々ちゃん登場。いつもより派手じゃないしある意味予想通りの登場の仕方かもしれないけど、手が込んでるし印象的。んな格調高い演出の後に何やるのかと思ったらWILD EYES!いつもどおりだけどいつもどおりじゃない。これは1曲目というイメージじゃないもんね。個人的には聴くのは5年ぶりなんだけど、知らない間にまたBメロのリズムアレンジが変わっている。Bメロ裏拍で跳ぶイメージあるから原曲通りが好きなんだけど、半テンポにしてリズムをよりヘヴィに強調して聴かせる感じでこれはこれで悪くない。前のタムをボコボコ回すアレンジはなんだかヘンテコだったからな。続く新曲のはつ恋。これははっきりと和ロックなテイスト。メインスクリーンに歌詞をフィーチャーしたイメージ映像が流されていた。まー歌詞をああいう感じで出す映像は今更やんなくても…というのはあるけれど、作詞が岩里さんってことで前面に出したかったのかな。歌詞がフィーチャーされてたのはこの曲だけだったけど、続く純潔パラドックスでもイメージ映像あり。この日は新曲を中心にイメージ映像が活躍していて、これがまた本格的によく出来ているので、奈々ちゃんとどっち見ればいいのかわからん感じはあった。奈々ライブでのこういう演出に気付いたのは去年の東京ドームだった気がするけど、着実に進化させてきたという印象。

MCを挟んで、前のアルバムに入っていたのに1年以上やってなかったBRACELETをようやく初披露。ツインドラムだからリズムがかなりどっしりになっていて、CD音源とちょっと印象が違って聴こえた。ラストサビの熱い展開を歌いきる奈々ちゃんがかっこいい。哀愁トワイライトは通常編成では聴くのは初めてですね。各人のソロとか聴いているとバンド自体の熱の高まりを感じたりして、この曲もこの間のMTVアンプラグドからの流れでの選曲なんだろうなと思ったりする。続いてはETERNAL BLAZE。甲子園では跳び禁で全く疲れなかったので、久々に曲の間ずっと身体動かしてるこの感覚。チェリーボーイズショーケースは必殺仕事人かな。年明けだからかみんな一発芸やっている。センターステージから奈々ちゃんが現れて新曲のSTAND UP! 甲子園で聴いても置いてけぼり、アルバムで聴いてもなんか違うなあ、というファーストインプレッションだったのが、このライブで急成長。このお祭り感、最強。センターステージで歌ってるのがいいなと思っていて、歌が中心から広がって会場全体を巻き込んで行く感覚を覚えた。まぁ音が出てんのは前からだけどさ()最後のHEY! も決まって気持ちいい。Clutch!!は東京ドームから続けて選曲。やはりライブ映えする曲ではあります。ここでツアーの企画コーナー。今回はMTVアンプラグドの収録から影響を受けた企画ということで、バンドのメンバー誰か一人とのタイマン演奏。やっぱし、あの音と音のぶつかり合いというのを奈々ちゃんも感じていたようだ。この初日に選ばれたのは門脇さん。曲はアンティークナハトムジークというこれまた5拍子入りの複雑な曲だ。正直に言うと一つはリズム楽器がほしい曲ではあるけれど・・・なんも無しに合わせちゃう2人の地力の高さ!一番若手の門脇さんだが、もう5年近くやっているのだなあ。息もぴったりだ。これまた楽しみな企画であります。通常モードに戻って新曲のALONE ARROWS。うーん、この曲は歌詞はちょっと面白いけど水樹奈々楽曲の中ではもういくつかありそうな曲なので、印象がうすい。突き抜けるものがほしい。続けてはエデン。この曲とかは2015年当時ひじょーにエポックだったわけですよ。ようやく通常のライブで聴けた。奈々ちゃんがステージ上方に昇ってスクリーンの前で歌うのだけど、スクリーンには大吹雪の映像!この曲の激情がそのまま雪になって奈々ちゃんに降りかかるような、そしてそれを背負って歌う奈々ちゃん。うひょーかっこいい。これにはやられました。チームヨーダショーケースは「L.O.V. E. Lovely 奈々クラ」とかいう歌詞があり、一体今回は誰が作ったんだ・・・。Please Downloadは歌声にエフェクトかけてほしくない勢なので今ひとつ。振りコピはするけれど。。。というところにドラマティックラブ。この曲コピらなくてどの曲をコピるのか。MC後のPOWER GATEはいつもの。エンディングがタメタメのあとにもう1回キメる新しいバージョン。次は矢吹さん繋がりかどうかは知らないけどTWIST&TIGER。 曲中に緩むことのないドライブ感が実にスリリング。 この曲はぜひブラス入りで・・・と言って実際にブラスが入ったのがLIVE GRACEとLIVE THEATERだけなので、もう言わなくていいでしょうか。その代わり、このライブでは福長さんのパーカスが効いてます。

ここでショートムービー。危篤になったお上を人になった鳳の奈々ちゃんが救う話(ざっくり)。すると、始まったのはヒメムラサキ!!!!!おおおおおお4年半前の平安神宮は行けなかったし、8年半前のLIVE FIGHTERは青しか行っていないので初めて聴くぞ!奈々ちゃんは 17.7mの羽とともにステージ上方から登場。完全にラスボス。とはいえ、すごく感情を込めて、曲に入り込んだ歌でとてもよかった。聴者をステージ上の世界にぐっと引き込む、魅せるパフォーマンス。泣きのツインギターもたまりません。にしても、もう最近ほとんどペンライトの色に注文つけなくなったけど、ヒメムラサキで赤は違わねえ?(笑)LIVE FIGHTER赤の流れなのかなー。曲が終わると、福長さんが太鼓を。おお、和太鼓も叩けるとは。んで、和太鼓というと懐かしい初西武ドームのあれ。ってことで個人的にはずいぶん久しぶりの悦楽カメリアだ。これ、アルバムリード曲なのに全然やらないのが謎だった。でも今回はイメージ通りの選曲。というかこのライブタイトルでこれやらなかったら詐欺に近い。というか、この曲はやっぱし太鼓なんだね。チームヨーダが障子を前に立てて影が踊っているように見せる演出はすごかった。MCで熱い曲行きますってことで、これまた久々ミュステリオン。この曲は前回最後に歌われたライブに行っている。この曲昔は「なんだかなあ」と思ってたけど、その後同じ系統でもっと「なんだかなあ」という曲が出てきたので、自分の中での位置が相対的に上がっている気がする(笑)ヘドバンは楽しい。Don’t be longは最近結構やってない?とか思ってたら聴いたの2年半前か。。。坂竜のスラップソロ最高。続けて今回の新曲の中では跳び曲担当のUNLIMITED BEAT。 ドコドコ曲。声を出せるところがあって、Exterminateの続編的な印象ですかね。全然曲が聴き込めておらず、Exterminateのときと同じ轍を踏むのでした。ラストナンバーはめぐり逢うすべてに。アルバムのオープナーとしてのこの曲は衝撃的だったけど、ライブでは最後に持ってきた。力強い歩みを一歩一歩踏みしめていくかのように重厚なビートと、それを先導していく意志としての歌。GENESISとFRONTIERを超えた先への旅が始まる!

アンコールは今回のタオル曲、RODEO COWGIRL。奈々ちゃんはトロッコで登場。これは一瞬でライブ向きとわかる曲なんだけど、実際やると予想通り(?)楽しい。あいあいあいあい!とか言いながらタオル振るのが最高にハッピー。スムーズに入り込めるタオル曲でいいね。シャッスMCのあと「みんなの大切な人のことを想いながら聴いてください」絶対的幸福論。奈々ちゃんのMCでこんなセリフを聴くとは・・・。というのは置いておいて、この曲は最初聴いたときちょっと気持ちが強すぎる曲だなと思って、あんな洪水みたいな愛をぶつけられてもお腹いっぱいだし、どう反応していいのかわからなかった。でもアルバムを聴いて、メロディと歌詞が頭の中で鳴り続けているのはこの曲なんだ。深愛以上に普遍的なラブバラードが生まれたということになると思う。というほどの曲がこの位置で歌われたのは意外なんだけど、奈々ちゃん的にはもっといい機会があると思ってるんだろうな。大トリはこの曲が残ってた、STARTING NOW! これ最後って全然イメージなかったけど、場が暖まり切ってるところでやるとめっちゃ楽しいなと。甲子園のときより断然よかった。新しめの曲がオーラスに来ると奈々ちゃんの推してる曲って感じがあるので、この曲もツアーの間に成長していくといいっすね。終演は21時過ぎ。

今回はあまりにわかりやすいライブタイトルであるため、選曲も演出もある意味予想通りのところに収まった気はしますが、印象としては予想以上でした。というのも個人的に奈々ちゃんの歌う和風の曲がそこまで好きなわけでもないので、やる曲が一部分かり切ってるとなるとそれは楽しめるのかと。でもやるのが分かってたいくつかの曲・・・どれも久しぶりに聴いた曲だったけれど、どれも前回聴いた時より歌も演奏もパワーを増して聴こえた。それが嬉しかったという。たぶん2010~2011年ぐらいにこのセトリやってたらツアーモチベ下がってんじゃないか。アルバムを聴いた限りではどうも焦点が定まってなかった新曲群も明るい滑り出しをしてくれたと思う。やっぱライブで聴いてなんぼ。演出面は前回のツアー、LIVE ADVENTUREが大エンタメ大会でものすごかったですが、それと比べるとやや落ち着いて、派手さは最小限。抑制の効いた、ZIPANGUらしい侘び寂びの世界という感じでしょうか。イメージ映像もよい効果が生まれていると思います。それはそうと、今回は奈々ちゃんの歌がツアー初日としてはかなりよかった。声量よしピッチ外さずブレず。特に歌詞のミスは覚えてる限りだとゼロ。新曲多いのにすんばらしい。このまま続けていけるといいね。

まあそれからライブの出来とは別の話なんだけど、ツアー自体が1年半ぶりだったり、 冬ツアーが7年ぶりってこともあったりしたせいか、2017年も変わらず水樹奈々のライブに来ていることに自分で何とも言えず安心感を覚えながら観ていたような気がします。自分も歳くったけど奈々ちゃんも歳くったんだな、とか(ななちゃんは歳を隠さないのがいいっす)。どんな曲が来ても歌詞を口ずさめるし、どんな曲にも思い出がある。最近いろんなライブに行くけれど、自分にとってはいつだって水樹奈々のライブがいちばん「君が君でいられる場所」なんだなと、しみじみもした名古屋のライブでした。

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とりあえず名古屋っぽいものを食う。

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今回は日帰りで名古屋行きでした。なので、あんかけスパ食ったぐらいでホントにライブしか行ってない。6時に家出て25時に帰ってきてるんだけど、うち11時間は移動で3時間はライブだから1日短かったなあ。昔浜松行ったときより何もしてない(あのときはライブと一緒にハンバーグを食べる目的があった)。そういえば、冬ツアーは7年ぶりなわけだけど、7年前に初めて関東以外のライブ、LIVE ACADEMY大阪に行ったときはもう3月だった。だから、こんなに寒い時期に遠出するのは自分にとっては初めてなんだよね。荷物がかさばるなあ。

SETLIST

  1. WILD EYES
  2. はつ恋
  3. 純潔パラドックス
  4. BRACELET
  5. 哀愁トワイライト
  6. ETERNAL BLAZE
  7. STAND UP!
  8. Clutch!!
  9. アンティークナハトムジーク
  10. ALONE ARROWS
  11. エデン
  12. Please Download
  13. ドラマティックラブ
  14. POWER GATE
  15. TWIST&TIGER
  16. ヒメムラサキ
  17. 悦楽カメリア
  18. ミュステリオン
  19. Don’t be long
  20. UNLIMITED BEAT
  21. めぐり逢うすべてに
    (Encore)
  22. RODEO COWGIRL
  23. 絶対的幸福論
  24. STARTING NOW!

名古屋2日目ライブ編

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ラストCIRCUSだ!!!!111111
近年は3ヶ月ぐらいあるツアーが続いていたので、11公演あるとはいえ短く感じますね。

で、例によって最初に言っておきますと、このツアー最高のライブでした。それどころか1年に出会えるかどうかの飛び抜けたライブだったように感じます。去年でいうと秋田みたいな。

この日はアリーナDで、チケット届いてからというものの全く期待してなかったんですが、前日の席配置を見るにどうも西武2日目と同じような席、そして言わずもがな西武より近い!というわけで当日座ってみると花道側のブロックではあるものの、席番が花道と反対の通路側…うーむ。とはいうもののやはり西武よりは近いし、1月のSSAアリーナAとか霞むレベルと言えます。しかし今回6公演中4公演通路側で暑苦しくなくていいですね。大阪1日目は一緒に参加してくれた方に譲っちゃったけど。

そういえば、開演前に数人のグループの人が白ハチマキを配っていたのですが、私はスマギャンリスナーではないので白ハチマキはしませんよ。さすがにシャッスコールはするけど。まあ奈々ファンならスマギャン聞いてるでしょ!的なアレはあるんでしょうけど、ハチマキ着けるのが目的になってる気がしないでも。奈々ちゃんがアンコールMCでハチマキの人多い!って言ってたので成功っちゃ成功ですね。

この日もセトリ的には大きな変化はなし。めっちゃ今更ですが、Gimmick Game1曲目のイメージが未だに掴めてないのは私だけでしょうか…?今回タイトルに因んだ仕掛けが割と多いので、何かしら繋がりがあるとは思うんですけど。Lovely Fruitsはさすがに馴染んできましたね。GRACE2とか座長公演参の微妙に乗り切れない感じはなくなったか。ミラクル☆フライトは安定の楽しさですね。今回はAメロクラップは若干直ってたかな…。ホールだとさすがに違うんだろうか。あと惜しむらくは聴いた3回とも席がアリーナでラスサビの並んでぐるぐるするやつがあんまりよく見えなかったこと。うーん、この曲もいつの間にか2年ぶりとかなので、またそのぐらいの時ですかねえ。

MC後のYou have a dreamまた聴けてよかった。やっぱこの曲は…良い。奈々ちゃんがサブステに来て近すぎた。FEVER武道館3日目以来の近さかもしれん。目深に被った帽子を思い切り奈々に投げてみたよ!(振りコピ)これとFEARLESS HEROは発狂する感じで高まった。やはり近いというのは何事にも勝る価値であるからして云々。

サブステといえばPOWER GATEも近かったわけですが、モニタートラブルがあってかなり歌いづらそうな感じでした。歌詞間違えちゃうし。今年入ってこういうトラブル多くないですか…。あと、なんでかよくわからないのですが、パワゲ聴くときだけ妙に冷静な自分に気付く。この曲だけ酔いまくり勘違いスタイルで聴いてないんですよねー。コールが多いからか?あと、Happy☆Go-Round!もだいぶ暖まってきた感じはあるんですが、サビのLaLoveとかNaNowってとこがコールアンドレスポンスになってなくて、普通にフフーって言ってる人が多いんだね。若干残念に思わないでもない。

あとは西武2日目とほぼ同じ流れですね。Preserved Rosesは声出していかないと気が済まない感じになってきたような。それと、なぜかこのツアーETERNAL BLAZEが楽しい。原因は全く分かりません。サビの間とかジョジョ立ち状態になってますよ私。エタブレの途中で自分のイスが倒れてあちゃーって感じだったんですが、終わったあとにさっきすみません…とか言われて、どうやら倒したのは後ろの人だったらしい。Vitalizationは未だにうーんとしか言えないが、何やらコールが聞こえたんだけど、どんなんだったかな…。被せとか追っかけじゃなくて別のやつ。Bメロでボーカルに盛大にエフェクトがかかるのが好きになれない。

アンコールは相変わらずsuddenly期待しちゃってたんですけど、まあSynchrogazerですよね。わかってたんですけどね。このツアー、セトリと演出的にsuddenlyが入り込む場所がない。Synchrogazerってサビの抑えきれっなーいーのとことかUNIONで跳んでたか忘れちゃった…。奈々が愛知に因んだ曲とかいうので全然思い浮かばず混乱していたらシンフォギアの恋の桶狭間だった。どこかで聴いたことあったんですが、これまだCD化されてなかったんですね。間奏でセリフとか入ってて笑いました。予想で高山みなみとコラボ!とか言ってる人いたんで、これかよ!な感じではあった。ものの、続くSUPER GENERATION→Love Brickでもう忘れたわ!昨日に続きスパジェネ最高。サブステ来た時奈々ちゃんと目が合いそうな感じだった。いや、合った(何)ので、サビで指さしちゃった…。通路側だったんですけど、もう中がどんどこ膨らんで押し出される現象がどこもかしこも起きており、通路がカオスすぎる感じに。サ○フォー仕事しろ。この間UNION宮城のときのこと書きましたが、そういえばCASTLE2日目で皆で歌ったんだったというのを思い出した。Love Brickももう楽しすぎ。このツアーこれをラストに持ってきてるのもほんとでかいですね。いやマジで。この曲はもっと歌っていって欲しい。

Love Brickでもうほぼ明日が無くても良いってぐらい完全燃焼していたわけですが、昨日あったものは今日もあるということで、やはりWアンコール。このへんまで来るとサドンリーが聴きたい気持ちというより、このままLove Brickで終わる以上綺麗にツアーを終わらせられる曲が聴きたいという気持ちが湧いてきますね。奈々ちゃんがこういうときにやる曲は決まっているわけです。7回目のガイシで7枚目のシングルNew Sensation!!!!!いやあ、もう。去年の秋田に続いてこれで締めてくれるとは。何度も言ってますが、やはり別格の存在感を持つ曲ですね。ツアーを締めくくるにふさわしい最高のラストになった。にしても、去年に今年に、ツアー中1回の演奏を運良く聴けてるこの曲ですが、関東の会場とかだともう2年もやってないんですね。関東しか行かないって人とか、東京ドームからライブ来てるって人だとこの名曲を聴いたことないという人もいるのでは…。奈々ちゃんがここぞというときにやってくれるニューセンですが、もっとやってもいいんですよ!

終演後は金山まで戻って飯。せっかくなので味噌カツを!バスでよく眠るために珍しくアルコールを入れてみたものの、特に効果なかった。
2013-08-18 21.38.30
2013-08-18 21.35.06
24時前のバスに乗ってさっさと帰京。もっとゆっくりしたかったー!

というわけで、本当に最高のライブでした。西武ドーム2日目の熱狂が最高点になるだろうと思っていたら、最後に超えてくれた。ミスもあったしトラブルもあったものの、間違いなくこの日が一番と言える。フシギな感じです。ほんと、普段セトリが云々言ってますが、そういうの関係なく良いライブっていうのがやっぱりある。

ツアーをまとめると、歌詞間違いが多かったというのがまずある。気になるぐらい多い。Naked Soldierとか西武ドームで2日連続で間違えてしまっていてうーむ。ACADEMYとかも歌詞間違い多かったと思うんだけど、リハが短いのかな、どうなんだろう。あと、GRACE2に続いてモニタートラブルをやらかしてしまっているので、これも改善してほしいところ。とかなんとか言ってますが、近年ではJOURNEYに次ぐか同じくらい楽しかったツアーかもしれません。愛媛~大阪あたりまではあまりパッとしなかったんですが、西武ドームが大きかった。西武ドームの公演としてもDIAMONDとGAMESより楽しめたと思うし。それでこの名古屋2日間もノリに乗っていけた。ホール公演に行けなかったのは残念ではあるものの、曲も7月7日以外は回収できて、さらにこの名古屋2日目に行けたということで、アリーナとスタジアムの6公演でかなり満足できたように思います。来年はホールも行くぞ!

というか、勝手にツアーまとめちゃってますが、一応11月に台湾公演があるんでした。ライブビューイングプレミアはものの見事に落選しましたので、これからどうするかちょっと考えます。台湾2日間行ければベストですが、1000人規模の会場なので現地の人のことを考えるとね。オフィシャルツアーは旅費が高すぎる。ライブビューイング一般応募にしてもどこが空いてるのやら…

まあ台湾はひとまず置いておいて、次は1月ナナフェス2です。まだ日程も昼夜公演あるのかも分かってませんが、有明コロシアムで大丈夫なのか…。前回と同じくほぼFC会員で埋まるんでしょうけど、それにしても2日間で2回回しは必要じゃなかろうか。じゃないと死ぬ。そもそも何をやるのかわかりません。またナナソンベスト10やるにしても、最近はFCイベントで毎回やってるし。アコースティックとかキャラソンとか、色々織り交ぜる感じが希望ですかね。てか、NANA CLIPS 6に抽選券が付くとか革命デュアリズムに付くとか色々言われてるけど、前回みたく普通にFCで先行やるよね…?あと、その後のライブはツアーになるのか単発なのか。とりあえず色々発表を待ちたい。しかし、ツアーも終わってアニサマも行けず、しばらく奈々イベなくてかなしい。シンフォギアライブでさえ12月とは…