2022終わり

今年は言葉からほどよく離れるということを意識するようになった一年でした。僕のことを知っている人はわかると思うのですが、7月以降Twitterで「好き」とか「かわいい」とかしか言っていません。 ボキャ貧のようですが、要は(少なくともTwitterにおいて)100%信じられる嘘のない言葉がこれしかない。自分の書いてきた言葉を省みたとき、自分のために書いている文章があまりにも多すぎました。 知識をひけらかし自己陶酔的な言葉を並べ立てて悦に浸っているだけの言葉が。ということで、それらをできる限り排除した結果そうなっているというわけです。体よく言えば、カント的な意味での道徳の実践、というより道徳的であろうとすることの実践、みたいな感じです。そういうことにしましょう。

それによって、誰かが好きという気持ちだけで生きているということにする、ということができるようになりました。ということにする、というのはまだ余地があるかもしれないからです。自分が誰かが好きということに対して、またそれによる行動に対して斜に構えることもやめ、他者と比べることもやめ、純粋に誰かを好きと言って行動できる。これが最高善です(たぶん違う)。

で、誰が好きなのかというと、それは浅井七海ちゃんでした。自分にとって推しメン以上の存在で、いつのまにかそうなっていました。彼女のことが大事すぎます。出会ってからはそろそろ4年、好きになって3年で、彼女に出会うためにこれまでおたくをやってきたとさえ今思える。今年は74回なーみんに会っていて、全部が全部楽しかった。できることできないことはあっても、できる限りやれたと胸を張って言える後悔のない一年でした。

上の話とは完全に別なんですが、今年はピアノを弾き続けていて、その結果としてある程度は曲を弾けるようになりました。楽譜に書いてある音と同じ音が出る鍵盤が押さえられるというだけなので、ピアノが弾けるということはとても言えませんが、生活に小さな彩りが加わった気分にはなれているので、そこは今年よかった点。

って感じです。来年もこのまま続けていくよ。

2021終わり

今年やってたことはほぼその都度書いてたので何を書けばいいのかという感じになっていますが、まぁ今年は本当におたくしかしてないです。本当におたくしかしてないです(大事なことなので)。我ながら色々なことを投げうっておたくしているなぁと思います。問題は、わたしはおたくすることで他の何かを頑張れるとかそういうタイプではないことです。多くの場合当面の渇きが癒されるぐらいで、次の日にはもう元の状態に戻っている。これを繰り返してたら1年経ってた。これだけ聞くとやばい奴みたいですが、誰かのことが好きっていうのはそういうことじゃないでしょうか。という開き直り。

ここ数年はAKBのおたくをやっているわけですが、多少のもどかしさはありつつも、今年はかなり楽しめた1年でした。わたしはAKBおたくを始めた時から箱推しみたいなところも一部分としてあったのですけど、グループ全体としてそういう方向性になってきたこともあって、グループに望むことと現実がだいぶ一致してきたところがあります。最近メンバーがよくいう「今のAKB」は、わたしがAKBに求めていたそのものですし。

そういう中で、今年は浅井七海ちゃんをずっと追っていました。追ってたというか、助けられてたなー。推している中で彼女の優しさが身に沁みる時間がとても多くて、心穏やかにおたくできました。なーみん推しを始めたのは去年からですが、去年と比べても何倍もなーみんが好きです。最初になーみんいいな、と思ったのはソロライブをやったり僕夏公演の初日メンバーに決まったあたり。その頃から考えると自分の中でこんなに存在感が大きくなるとは想像できなかったな…。今年は生誕祭行けたりミュージカルにも通えたり、「抱きつこうか?」が劇場で聴けたり、思い出がたくさん。大きかったのは、5月のIDOL CONTENT EXPOからの僕夏公演、単独コン、AUDISHOWっていう流れ。お話し会はあったけれど、4月まで公演が当たらず全く現場で会えてなかったので、そこでやっとこんなになーみんのこと好きだったのかと気付けたというか。まぁ3月4月もっと公演入りたかったですが。それでも1年通じて楽しかったー。

そんな感じで、たぶん来年もAKBのおたくしてると思います。では!

2020終わり

何もしていなかった1年が終わり。というのは簡単ですが、何もないなりに楽しく過ごせてはいたような気はします。イベントやコンサートがないことにフラストレーションは溜まっていたのは確かですが、無くても生きていけてしまうし日々は過ぎていくんですよね。その中で日々を充実させるために、この数年できていなかったこともいくつかしたり、それすらもできない時期はせめて楽しいと自分を勘違いさせていました。

それとは別に、今年30歳になったこともあり、自分の人生の終わり方について考えるようになった1年でもありました。以前、「週の5/7は死んでる」みたいなことを書いたと思いますが、はっきり言って20代のほとんどはムダな時間でした。その結果として、たとえ明日人生が終わったとしてもそれはそれで、と思えてしまう程度の人生になっていると感じます。過去は過去でやり直せるわけでもないので、これからの10年で少しでも終わり方の見通しぐらいはつけられるようにはしたいというのを目標にしようと思います。上の「この数年できていなかったこと」のいくつかは、そのための行動の手始めです。

おたく的な話をすると、推しメンに実際に会えた機会は半分以下になりましたが、SHOWROOMとかお話し会を通じてではありますが、去年より推しメンと確実に仲良くなれたことが嬉しかった1年です。SHOWROOMの個人配信とかは、手軽に勘違いするにはちょうど良いツールで。そうそう、この1年の中でAKB48の活動は自分にとっては「ちょうど良い」ものでした。3月以降、多くのメジャーアイドルの活動の先行きが見えなくなる中で、YouTube配信をバラエティ豊かな企画とともに積極的に行っていましたし、他方、多くの地下アイドルがやっていたような先着のオンライン特典会のような地獄を見ることもありませんでした。そのうちに劇場公演やお話し会、SWTのトークイベントも始まり、以前ほどではないけれども近い水準にはアイドルを楽しめているとは思います。せめてこのレベルは続けてほしいけれども。

というわけで2020年ありがとうございました。来年もここに何かしら書いていきます。