村山チーム4「手をつなぎながら」公演 行天優莉奈 生誕祭 2021/7/15

ついに!なんと1年8ヶ月ぶりに目撃者か僕夏以外の公演に入りました。手つな自体もちょうど2年ぶり。それほどに長い禁を解く(禁じてはない)ならば、絶対なーみんがいる公演にしたいと思っていました。ということでタイミングを待って待って、舞台出演明けの彼女の21歳初公演に運よく当選。それだけでも嬉しかったわけですが……。ビンゴは15巡とかそのへんでしたが、立ち2列目ではあるものの思った通りのポジション確保。前説はかわいいかわいいせなたんでした。

公演が始まってみると「僕らの風」から「マンゴー No.2」から正面にほぼなーみんなーみんなーみん。目線もよく合って幸せすぎました。 「マンゴー No.2」と「チャイムはLOVE SONG」はサビの振り合わせられたし言うことないです。やっぱりなーみんの歌ってるときのハツラツとした表情が好き。歌ってる顔見てるだけで嬉しくなってきちゃうもん。あと、劇場で見ているとよくわかるのだけど、手つなの序盤4曲は振りも大きくて、なーみんのスタイルが活かされる場面だなあと。「チャイムはLOVE SONG」の宙に浮きそうなってぐらいのツーステップがいい。髪を切ったことによってめちゃめちゃフレッシュ感が増してます。かと思えば、ユニット~中盤にかけてのミステリアスな雰囲気もあり。ミステリアスだけれども、奥底に熱を感じさせるパフォーマンスになっているのが楽曲のイメージ通りだなー。常にこちらに訴えかける微熱感があります。「雨のピアニスト」はボブヘアーと髪飾りが相まってシルエットが軽やかで美しかったし、「Innocence」のサビの視線の動き、外し方も影を感じさせていい。「Innocence」の2番の歌い出しの、なーみんのあ段の発声が好きなんだよね…。終盤~アンコール、「大好き」でも「遠くにいても」でも正面で暖かい表情を向けてくれて、心がいっぱいになってしまいましたね。まあこの日は優莉奈ちゃんの生誕祭だったので、ある程度なーみんの目線はもらいやすかったかもしれません。アンコールラストのMCも良かったなあ。。。

という感じで、ほとんどなーみんを見ていたので、他のメンバーはどうかというと…やはり目に入るのはなぎちゃんのキラキラ感。これは前に4公演を見たときも感じたのですけど、8人公演では16人公演以上にどセンターのため、さらにその印象を強くします。小さな体でゼロポジに立って公演を引っ張る姿が美しい。「ウィンブルドンへ連れて行って」における、想像上のアイドルのような、アイドルという概念そのもののような立ち居振る舞いに完全に胸を打たれてしまい、感動のあまり思わず涙を流してしまいました…。この公演でも最近様々なメンバーがやっているウィンブルドンのピンクですが、やはりここに関してはなぎちゃんがベストと言わなければなりません。素晴らしすぎました。

この公演の主役の優莉奈ちゃんは前見た4公演にはいなくて、それより前に見た雫公演ぶりに劇場で見るらしいです。ひえー。もうしっかり大人メンバーだけど、どうやってもおもしろ姉さん担当(笑)なので、大人っぽい曲というよりは「マンゴー No.2」とか「チョコの行方」みたいなチャーミングな歌が似合うなあと。ほかのメンバーのキュートな感じとはまた違った良さが出ています。「チョコの行方」のパンツスタイルの衣装も似合っていますしね。MCでも話題あったけど他の生誕祭と比べても確かにうちわ多かったなあ。

それでそれで、この公演に来たもう一つの目的のファイト一曲AKB。「抱きつこうか?」を劇場で聴くことができました…。それだけでも感動なのに、今回はなーみんがいるということで…考えていたのは、この曲のWセンターのうち、なーみんがオリジナルの下手側の自ポジをやるのか、それとも上手側のずっきーのポジションをやるのかということでした。結局ずっきーポジのほうに賭けてこの日立ち位置を決めたわけですが。。。当たりが引けました。なーみんがセンター上手側に来てくれてまた感動…歌割があるところはほぼ正面。もう嬉しすぎて振りコピしまくってた。おまけにサビの指差しを2回とも自分にくれて、さすがにこう、こんなに幸せでいいのかなと。間違いなく今まで劇場に通った中で一番楽しくて感動した最高の瞬間でした!

好き
チョコのポーズ

推しのいない公演でメンバーの良さを手探りで見つけていくのも楽しいのですけど、やっぱり劇場の中で誰か一人に対して必死になれるって良いなぁと改めて。久しぶりにアイドルおたくしたなという感じがするもんね。また遠くないうちに手つなも見たいしなーみんとも劇場で会いたいな…

ミュージカル「オープニングナイト」〜桜咲高校ミュージカル部~

なーみんと愛佳ちゃんが出るということで。AUDISHOWは舞台と見せかけた謎イベントだったので、これが本命の初舞台です。

2人ともアンサンブルキャストとしての出演ではあるものの、ミュージカルならアンサンブルが前に出る部分あるだろうし、とは思っていたところ、想像以上に出番も多く前にも出るのでびっくり。初日は2列目のほぼ真ん中から見ていて、オープニングからなーみんが真っ正面で歌ってくれるので、この時点で見に来て良かった…と涙。セリフも複数の場面であるし、ソロパートがある曲まで。ミュージカルナンバーを歌うなーみんはいつも以上に表情豊かで、キラキラしていました。いつものように朗らかとしていますが、でもアイドルのなーみんとは違った彩りをもった、その先に確かな世界観がみえる歌声と表情をしていて…それだけでもう幸せな気持ちになれる。ベージュの制服衣装がまた似合ってるんですよね…。愛佳ちゃんも見ておきたかったのだけど、結局なーみんが出ている場面は9割方なーみんを見ていた気がする…。座席的には下手の席の日が色々見れたかなーという感じ。

6回も行くと楽曲も耳になじんできて、未だに頭の中で鳴っているくらいです。重厚なハーモニーを肌で感じられて、メロディもキャッチーでアレンジも様々あって楽しかったなぁと。ミュージカルの魅力をシンプルに詰め込んであります。ストーリーとしては「ミュージカルをやるミュージカル」という感じで、わたしとしては非常に刺さるものでした。ミュージカルに自分の夢を乗せた主人公が、周りを動かして巻き込んで、音楽の力でみんなを一つにしていく物語。音楽に彩られた青春の煌めきが眩しくて、憧れすら感じます。今回はプリンシパルキャストが男性のBLUEチームと女性のREDチームが公演によって分かれていたのですけど、そういう意味ではより感情移入できたのはBLUEチームだったかも。本当に、いちど見るだけで登場人物全員のことが好きになれるお話でした。

今回はちょっともう、千穐楽が来るのが寂しくて寂しくて。舞台見ててこんな気持ちになったのなかなかないです。本当はもっといろいろ書くべきことがあるのだけど、ネタバレNGらしいのと、もう某所でけっこう書いてしまったのでこんなところで。なーみんと愛佳ちゃんのおかげで心に残る作品に出会えたなーと思います。今年の中でも印象的な10日間になりそう。なーみんはすごくミュージカルに向いていると今回感じたので、また機会が巡ってくるのを期待したいですね。こんな感じで、なーみんのことをどんどん好きになる。

AKB48 THE AUDISHOW

お久しぶりなTDCホール

アイドルはなぜ舞台をやるのか?という問いに対して今ひとつ答えが出せないでいますが、今回に関しては会場のキャパシティをフルに使うための方便という面はあるようです。ともあれ何をやるのかよくわからなかったこのイベントですが、全7公演参加しました。(いちおう)舞台公演の全通は人生2度目ですかね…

イベント的には演劇要素はゆいゆいとなぁちゃん、ずっきー以外は思った以上にあっさりめで、その中で3つのオーディション、歌、ゲストパートが要になるので、演劇はむしろ幕間みたいな感じです。オーディションパートが想像以上に見てて面白かった。EKB, UKB, KKBとそれぞれ違うジャンルの中で、出演メンバー全員に必ずスポットライトが当たる見せ場があるのが大所帯アイドルイベントとして本当に素晴らしい。もちろんチームは回替わりなので、全公演見ても全く飽きが来ずに楽しめました。各メンバーの魅力がひとりひとり発揮されて、あの単独コンのあとのイベントとしてはとてもよかったのではないかと。レギュラーキャストの7人は毎回参加なので、ネタ作りがかなりプレッシャーになっていたようですが…。なぁちゃんとか毎回ネタ切れって言っていたし(笑)まぁこの企画は拍手の多寡はともかく、どうにかこうにか観ている人を楽しませようというがんばりがそれぞれに感じられるのがよくて。アイドルファンとしてはそういう部分を見つけてあげたいです。そういえば、千秋楽後に麟ちゃんが「個人的にあまり成長できなかった」みたいなことを言っていたのですけど、器用すぎるがゆえに元からある自分の引き出しの中でこなせてしまったということなのかなあとわたしは思いました。それを見せてくれるのもファン的には嬉しかったですよということは伝えたいなと。

それから、マネージャー役で出ていたバッドボーイズは当たってました。勝手を知っているベテランの扱いが長年の関係を感じさせて面白いし、バッドボーイズ時代のAKBINGOを知らない若手の扱いもツンケンしながらも暖かいのがこの人たちらしくて。またどこかで絡んでほしいですねえ。ゲストパートは最初は長い!って思ったけど、普通に話が面白いので段々楽しみになってた。おかずクラブのコントでめっちゃ笑ってた(笑)

ライブパートは1月のTDCのコンセプトを引き継いでという形で30分程度に縮小という形ではあったものの各チーム特色が出てこれも毎日楽しみでした。特に楽しかったのはSecond Generation公演。メンバーが強いのは言わずもがな、セトリは2018年以降の楽曲ということで、全てわたしがAKBおたくになってからの曲なんですよ。これは1月のおうちリクアワでも感じていたのですけど、自分も新曲として現場で聴いたりTVで聴いたりしていた曲を、多くのオリメンを含んで聴けるというのが体験として強すぎます。例えばこの公演で言うとチームBがやっていた2010-2012年ぐらいの楽曲もそういう記憶はないではないですけど、より自分に近く内面化されているものとしては2018年以降の楽曲とメンバーに勝るものはほかにありません。何せフォーメーションで次やる曲がだいたいわかる(笑)怜ちゃんセンターの「Generation Change」に始まり、ダンスパートやユニット、ようやく初披露となったまほぴょんセンター「想い出マイフレンド」などを挟んで愛佳ちゃんセンターの「センチメンタルトレイン」に至る構成も完璧です。個人的に「センチメンタルトレイン」はめちゃめちゃ思い出深い楽曲ですし、何よりセンターの愛佳ちゃんの表現力が頭抜けていました。これだけのメンバーの先頭に立つ意志の力強さと抱きしめてあげたくなるほどの繊細さと。なんという主人公感でしょうか。愛佳ちゃん、AKBにいてくれてありがとう…

セカジェネは内容はもちろん7公演で一番席が良かった(なお1バル6列目…)ので満足度が高すぎました。そのうえでフレッシュコンの発表もあり…まさに今のわたしが求めていたコンサート!!!外人4コマばりに拳を握ってしまった。世代的な区切りで唯一コンサートに出ないひななが皆に話を振っていたのが切なかったですが…。セカジェネのセットリストはここで披露されたもの以外はお蔵入りにはなるのでしょうけど、それに通じるものが見れればいいですね。まあチケット当てないとどうしようもないんですが、今のD2、16期、D3のメンバーでフレッシュコンが観れるのがとりあえずありがたくて仕方ないです。

そんで、最後に書いておきたいですが、今回この舞台イベントを全通しようと思ったのはレギュラーキャストになーみんがいたからです。去年2月のTinTlipの渋谷ストリームライブでやっていた「だらしない愛し方」のなーみんのセリフがめちゃめちゃ頭から離れなくて。だからなーみんの初お芝居は絶対見たいと思っていました。結果としてお芝居要素は1割2割ぐらいではあったのですが、心に残るミニソロライブもあり、毎日考え抜いて見せてくれたオーディションパートもあり、抽選の読み上げとかそれ以外の部分も含めて本当になーみんと駆け抜けた7公演だったという感じです。なーみんはこの1年ぐらいかけて自分にとってすごく大事な存在になっていて…それを自分で改めて認識したという意味で大事なイベントになりました。ミュージカルも行くし絶対フレッシュコン入るぞ。