浅井チームB「アイドルの夜明け」公演 石綿星南 卒業公演 2023/8/7

3週間ぶりのアイドルの夜明け公演。ミュージカルも終わったその足で公演なので5日連続でなーみんと美波ちゃんに会ってる。そういう中でのせなたんの卒業公演。ビンゴは18巡でいつもの感なんだけど、センブロの立ち2列目がどこかしら空いてるかと思いきや珍しく空きがなく久しぶりに3列目の下0.5。まあこれでも普通に見えるので助かる。

Overture始まって、向かって左のAポジにせなたんがいるのを見てもうニヤリとなってしまった。そう来るよね。最終公演にして新ポジというのが公演大好きなせなたんらしい。このポジションはこれまで3人分見れているけれど、また新しいカラーのドル明け公演が見れることが嬉しくて「アイドルの夜明け」はめっちゃワクワクしながら見てた。「みなさんもご一緒に」の口上もほんとにばっちり。泣けたのが「春一番が吹く頃」だったなー曲自体もそうだし、真歩ちゃんがすでにめちゃめちゃ泣きそうな顔してて、それ見てたら急にせなたんの姿が儚く見えてきたのだった。せなたん自身はまったくそんなことを感じさせずに笑顔でパフォーマンスしているのがさらに泣けた……1サビとかラストでなーみんと目合ってたけど泣いてるのバレてたかもしれない。コールも大きくてすごく良い雰囲気だった。隣が卒公の委員の人だったのですごくやりやすかったなー。

ユニットになってもせなたんセンターの「残念少女」が出色だった。卒業公演で「ほっといてよ!」っていうのはある意味せなたんっぽい。センターがじっくり見られるこの位置にいてよかった。あと「片思いの対角線」はなーみんの目を見続けるということがやっとできたかもしれない。いつも手の動きを追っちゃいがちだからね。この日は16期3人ユニットで、これまで「愛しきナターシャ」ではあったけど、この曲でっていうのも良い。くるみちゃんも声が通るから聴いてて心地よかった。「愛しきナターシャ」でもせなたんセンター。せなせなせなせな!が楽しかった。MCで5日前にRESET公演のアンダー頼まれて…っていうのはほんとあの頃を思い出すな。。それで、こういう公演の「そばかすのキス」がもー泣けるし楽しすぎるんであって。3列目でも❤️してくれるなーみんがいてくれて本当によかった。文字通りこの一瞬しかないような時間が続いていることが実感できるこの曲だったなー。「タンポポの決心」でもせなたんがずっと笑顔で、横を見るとさっきーが泣いて、そういう雰囲気が泣けて仕方なかった。

卒業公演パートが「細雪リグレット」から始まってびっくりしたが、これはAKB48 AUDISHOWで村山4がやっていて、せなたんにとっては昇格して初めてのチームのコンサートだったという。だから彩希ちゃんセンター。そう考えると5年半のうち半分くらいの期間は研究生やってたわけで、当時の研究生の境遇を思い出して複雑な気持ちになった。劇場でこの曲聴くの4年ぶりくらいだったけど自分の振りコピがまぁまぁ上達してた()あと聖ちゃんを劇場で見るのもそれぐらいぶり説がある。「友達」は彩希ちゃんとさっきーをまじえての曲だったけど、彩希ちゃんとせなたんの関係めっちゃ面白いなとなってた。この2人が出会えただけでもAKBがある意味があるな…。最後のメッセージで言ってたのが、なーみんのポジをやったときにセンターにいるせなたんが良いという声が嬉しくて、最後にAポジをやることにしたということ。なーみんのポジをやってたのは、柱NIGHTでせなたんの話を聞いたなーみんが推薦したのが始まりだったんだよね。その始終を知っているとあらためて今日のこの公演を見れて本当によかったと思えた。ラストは「見えない空はいつでも青い」で最後までせなたんらしかった。

せなたんはパジャドラとかで見ていたころはあまりにも童顔なのではーたんとペアみたいに思っていたなあと思い出すけれど(そんなはーたんがゲストで来たのもよかった)、メッセージで「変化していく私を受け入れてくれてありがとう」と言ってて、童顔な雰囲気は変わっていないようで自分から見てもすごく変わったなあと思う。何恋公演でなづなんが髪染めててびっくりしたあとにせなたんも髪染めててびっくりしたっけね。それがアイドルの楽しさだよねって思うわけで。いつの間にやらドラ3では断トツで劇場で会っているメンバーになっていて、そんななかでこの公演のセンターの姿も見れて、せなたんが大好きだった劇場公演を僕も好きでよかったと思えた。心から楽しい最高の公演だった!

AKB48現チームファイナルコンサート2023 in KT Zepp Yokohama. 〜結局 誰もみんな チームB推し ですよね?〜

待ちに待った浅井チームBのコンサートなんだけど、なーみんは一部出演ということで、なーみんがなんとかしてくれたおかげでチームコンでなーみんが見れます。なーみんが好きでよかった。スクールアイドルミュージカルが終わってから横浜に移動して、謎に電車遅れたりしてましたが、なーみんが出るまでに入れればというところで自己紹介MCぐらいから。

なーみんのユニットは「てもでもの涙」だった。フレンチ・キスの「If」とかNot yet「西瓜BABY」とかやっていたので、だいぶユニットは外したところで来てるなーとは思ったところでのこの王道な感じがいっそうよかった。しかもフル。パジャマドライブ公演はこれからやるかもしれないけれど、これはたしかにチームBであるうちにやってほしかったユニットかもしれない。なーみんが踊るあの振り付け、表情が美しかった。なーみんにスタンドマイクは似合う。

中盤に入ってパジャマドライブ公演といえば、の「Two years later」でなんとオリジナルの柏木ちゃんコールを初体験したことはAKBおたくとして非常に大きなことでした。僕がパジャドラを見たときはマジクロスコールだったので。「好き 好き 好き」とかめっちゃ中盤感あっていいし、青ガ公演の「ふしだらな夏」とか変化球すぎておおーとなりましたが、やはり「そばかすのキス」で全部締まるのが最強すぎるとなった。浅井Bの思い出がだいたいこれで説明できる。CMソングになったしね。ここでチームBコールできたのが本当によかった。前の岩立Bのときにコンサートでやってて感動したんよねえ。。

僕はなーみんを結構見ているし、浅井チームBも見ているので、なーみんがMCで言ってたことはだいたい同じように感じていた。そういう人ばかりじゃないので、なーみんがこういうほぼ全員が集まる場で言ったことはよかったんじゃないでしょうか。最後に「約束よ」は王道の締めだった。

アンコールでコンサートの表題曲「チームB推し」。吸引力!できたのよかった。初お披露目のワンハーフバージョンらしい。卒業するメンバーからのコメントもあったけど、やっぱりなぎちゃんがこれで最後の最後というのは実感ないなー。ゆいゆいの存在はあるけれども、なぎちゃんがいることもステージ上の収まりで見たときに重要だと思っていたし。この日も帽子が似合ってた。B公演のラストからのこのコンサートを見れたのは改めてよかったね。

オーラスは「ヤラカソウ」だった。やっぱり浅井Bを追ってきた人なのでこれが聴けたことが一番だったな。劇場でやっていたとき、武道館でやったときは声出しの時期でもなかったし、人数は少なくなったとしても、このチームだけで披露するこの曲をこの日に聴けることをずっと待っていた。なぎちゃんやせなたん、さっきーがいてくれたのはそういう意味でも嬉しかったのね。

整番的にはそこそこ前の方だったのでできれば最初まで見たかった気持ちはそれはあるけれど、まあ僕はなーみんが好きな人なのでそこは。でも普通になーみんは追えたしオルスタの場の勢いみたいなものも感じてよかったし、何よりなーみんの作ったセットリストを楽しめたのが一番だった。そういう選択をしてくれたなーみんに感謝です。

第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE

初めての歌唱力ファイナリストライブ。なーみんが決勝に入ってくれたおかげで来れました。

立川ステージガーデンは縦に長くて1階は全部平坦なコンパクトなアリーナだった。席は1階の一番後ろだったので普通に一番見にくい席ではあった。ただ、視界は普通によかったし、PA卓が近いのでこのライブならこれはこれでアリ。何より客席ゲートから演者が入場だったので、最初だけなーみんにめっちゃ近かった。ペンライトとか団扇とか持ってなかったけど見つけられてたのでヨシ!

初っ端の「世界はあなたに笑いかけている」今回は12人もいるので、女声だけとしても3声あるとさすがにボイスアンサンブルの重厚感が違うなあという感じ。個々の持つ声の響きが織りなすレゾナンスが心地いい。人数がいればコーラスグループばりにとにかくハモらせるというところにこだわりを感じる笑

そこからソロ歌唱に入るのだけど、なーみんは「未来のひとへ」だった。この曲をなーみんが歌うことは想像できたけど、この舞台でっていうのが良かった。去年の歌唱力からとか、最初にスモールワールズで「Sincerely」を聴いたときからとか、そういうものが回収された気分だった。それでいて、歌がなーみん史上最高だった。声に立ち上がりと消え方がとても柔らかくて、声の艶も常に保たれていて、次第に盛り上げていくバンドのクレッシェンドにも呼応しながら、自由自在に歌っていた。この自在さは、去年聴いた「Sincerely」で垣間見た世界だったなと。そういう意味でもなーみんなりの成長ストーリーが感じられて、二重も三重も素晴らしかった。

「目抜き通り」と「好きだ。」ではなーみんがサックスでバンドに入っていた。サックスだけの2管というのは結構珍しいと思うけど、テナーで入っていた会原さんの太めの音色と、明るく煌びやかに伸びるなーみんのアルトの相性がとてもよくて、すごくポップな感覚の効果を与えていた。「目抜き通り」のソリは聴いてて心地良すぎてトリップするかと思ったし、「好きだ。」でのソロはあの8小節に命をかける感じが聴いてとれてすごく気持ちが熱くなった。ちなみになーみんがマウスピースを替えていたのはすぐわかった。セルマーのS90→メイヤー5MMかなーと思って聴いたらどっちも合ってて自分にびびったが、まあやはりラバーのマウスピースでジャズ風っぽさを出すというのはいいです。

アンコールまで来ても、ここ数年のなーみんを見てきたこともあって「はじまりの唄」をなーみんが歌ってるのもとてもぐっと来るものがあった。全体的にみても、なーみんの音楽な部分を余すところなく堪能できたライブだったなー。僕は歌が好きとか音楽が好きとかそういう女性が好きなので、なーみんのそんなところが見れる瞬間がたくさんあったのが嬉しかった。そういう体験をさせてくれるなーみんを好きになってよかったなーと思えたし、出れくれてありがとうの気持ち。