秋場所14日目

7日目に続いての東京両国大相撲。今回は久々にクリリン先生と2人での観戦です。
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前回と同じく昼頃集合で、今回はいつだかも行った四川料理屋で昼食。四川料理っても担々麺ですけど。なかなか辛い。
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入場して席に着くとほぼ幕下に入ったあたり。この日は14日目ということで、だいたいの各段優勝は決定済みでしたが、それでも熱戦が何番かあって楽しめました。巨東が笹山に土俵際追い詰められながら体を入れ替え形勢逆転するものの、笹山が捨て身のうっちゃりで取り直しに持ち込んだ相撲、さらに琴欣旺が野上に懐に入られかけながらも右上手一本で残し何とか起こしてがっぷりに持ち込み寄り切った相撲などなど。大兵と小兵の真っ向勝負は幕下以下の魅力と言える。十両はなんといっても大道ですね!先週はあえなく黒星でしたが、この日は勝ってようやく5勝目。しかしまあ、大道といい若荒雄といい、阿武松勢は最近落ち込んでる感じですね。若荒雄も小結まで行ったのは何だったのか。

幕内にしても、この日は攻防のある良い相撲が多かったです。最初の玉鷲-豊真将も正面からの押し合い。若の里は絶体絶命の体勢から体を入れ替えて寄り切り。後半ではやはり豪栄道か。右でおっつけて上体を浮かせてからの押し。好調なのが分かる流れのある相撲でした。ただこの日残念だったのは遠藤が休場だったということ。相手が松鳳山となるとかなり良い相撲が期待できたのでもったいない。この日の相撲で安美錦もケガしたようですし、今場所は休場者が多かったのがなんとも。

この日のメインイベントは結び前、白鵬に稀勢の里。まあ、稀勢の里が13日目に豪栄道に負けた時点で趨勢という意味ではだいぶ白鵬に傾いてしまったとはいえ、横綱同士の取組以上にゴールデンカードといえる注目度。白鵬はいちおう右を固めて立ったものの稀勢の里の左のおっつけで右は差せず、結局左四つ。上手は取っていたものの深い、稀勢の里に下手を切られてさらに上手も取られましたが、今度は白鵬が左で掬って上手を切って体が離れる。どうやら白鵬は左四つに組んだときの対策というのをそれなりに練っていたようですね。そこから白鵬が張りに行くんですけど、これは先場所もやった悪手ですねえ。稀勢の里がこれに付き合ったから助かりましたけど。結局、廻しを探るものの取れずに叩きに行ってこれが見事に決まると。タイミングが良かったから決まったけど、豪栄道戦はこれについて行かれて負けてるわけで。稀勢の里としては、あの掬い投げで上手を切られるのはかつての把瑠都戦と同じパターンなわけですし、もう少しなんとかならんのかと。白鵬-稀勢の里は熱戦にはなるんですが、内容としては毎回しょっぱいような…。

これですんなりと白鵬優勝おめでとう!になれば良かったのに、なんと勝ち名乗りを受けてからの物言い。あるとすれば、髷を引っ張っていないか、叩いた反動で手が土俵を掃いていないか。なんか取り直しコールがちょっと起きてたけどそれは無いでしょ。説明によれば髷の問題だったようで、改めて白鵬の勝ち名乗り。しかし、この物言いのタイミングはなんとかしたほうがいいのでは。結びは完全に消化試合。
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その後は本当はこの日一緒に相撲観る予定だったクリリンの学生時代のサークルの後輩の方を加えて相撲茶屋寺尾でちゃんこ鍋。霧島はこれまで3回ほど行ってるものの、寺尾は初めて。入ってみると予想以上に狭めのお店で、霧島よりアットホームな感じ。塩ちゃんこうまかった。そこからまた今度は高田馬場まで移動して二次会的な感じに。タピオカパフェをつつきながら、積もる話もぽつぽつと。心をえぐられつつ、色々と喋って楽しかったです。11時過ぎまでお疲れ様でした。
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雑感・平成25年11月場所予想番附

今場所はこの日に限らず全体的に見ても攻防ある相撲が多くて見応えがあったんではないかと思います。内容的には上々だったものの、優勝争いがなあ。しかも、上々とは言いつつ、優勝した白鵬にしろ、優勝を争った稀勢の里と日馬富士にしろ、上位陣に関しては特に抜群だったというわけでもないわけです。白鵬は先場所から目に見えて雑な相撲も多い。日馬富士はもはや白星を取るのになりふり構ってない。稀勢の里は、特に琴奨菊戦と日馬富士戦、勝ってはいるものの、誰を相手にしても腰が立っていて左四つの形が良くない。左四つ右上手の十分の形にもかかわらず腰が割れないためなかなか土俵際寄り切れなかった豊響戦とか見てもよくわかる。前者の2番に関してはよく我慢して勝ったあたりは進歩といえるかもしれないが…。

やはり1横綱3大関を破った豪栄道の活躍が目立ったかなと。白鵬戦、安美錦戦の出足、稀勢の里、高安戦で見せた右からの攻めは光っていたと思います。しかし、負けた相撲の内容の悪さに関しては取り除ききれてはいないかと思うので、そこが課題かもしれない。今場所は11勝したものの、序盤に星を落としてしまっていて優勝争いには参加できていないので、来場所は白鵬、日馬、稀勢らと鎬を削って大関を目指してほしい。あ、あとカドヤンも頑張って。

そんな感じで来場所の予想番附。平幕で二桁勝ったのが豊真将だけとは…幕内上位、十両下位はなかなか強引編成です。
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秋場所ゥフ2013

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5月以来の東京両国、秋は色々あって2年ぶりの観戦。
例によってF研メンバーとの観戦なわけですが、今回はなんと総勢6人の大所帯での観戦です。相撲観戦仲間のクリリン先生をはじめ、KGJJさん、hemlockさん、ミヤムーさん、ぴろきさんと私という面々。望さんがいなくて俺がいるあたり何かが間違っている。この中で言えば、hemlockさんは完全にお会いするのが初めて。KGJJさんとは2年半ほど前に一緒に焼き肉オゥフして以来という。あとの3人は先月の声優ドラフトでも共に闘った方々です。なんか最近ここに来てF研との接近が激しい。
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まず12時頃にクリリン先生とhemlockさんと合流してラーメン屋で昼飯。その後残る3人とも合流して13時頃に入場。今回はとりあえずクリリン先生と私以外の4人は相撲初観戦ということで、2人は案内解説係です。主に力士の仕切り時のルーティーン確認ばかり解説してたような気がしますが、程々に取組内容の解説もしてたような気もしないでもない。にしても、今日は取組の展開と勝敗の予想が当たりすぎて笑ってました。後ろの席のおばちゃんにあなたたち相撲同好会か何かなの?とか聞かれるレベル。それと、先場所1勝14敗に終わり伝説の力士としてブレイクし損なった大道がF研公認力士となったのでこれから大注目ですよ皆さん!
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しかし、この日は後から見てパッとするような取組が少なかったような…荒鷲が木村山に決めた逆とったりはいいものが見れた。すっかり人気力士になった舛ノ山はいつでも気合充分の相撲を見せてくれる。左を差して掬って崩す攻め。あと、今場所の注目力士遠藤はTVでも数日間見ているわけですけど、四つ身の形といい、足腰の強さといい、膝の柔らかさといい、貴花田時代~大関時代あたりの貴乃花を思い出す感じです。加えて自分の相撲の流れを考える力がある。6日目に伸びた上手をあえて離して、下からおっつけておいてからまた上手を取るという流れは目を瞠りました。この日も張り差しに来た相手に対して冷静に対処。うーん、学生出身に加えて部屋が追手風ということで全然期待してなかったんですけど、先場所の14勝はまぐれではないという内容があります。もっと腕力(かいなぢから)と立合いの馬力と付けると、上位にも充分通用するはず。しかし学生出身でこんな正統派の取り口って久々なんじゃないですかね。しかもすでに完成度高い。妙義龍も強いけど栃東みたいなタイプだし。常幸龍は圧倒的に脇が甘い。

ま、優勝争いに関しては白鵬以外が絡んでくる要素を全く感じないですが、横綱大関も内容的にはそんなに良くない気がする。この日なんか日馬富士が変化して館内どよめく。白鵬も立合いの当たりだけで千代大龍を引き落としてしまったので、あっけない結び2番だった。14日目も観に行くので、おそらく組まれるであろう白鵬-稀勢の里と日馬富士-鶴竜に期待かな。

13時すぎに入場してしばらく館内を回ってからぶっ続けで6人で観戦していたので4時間以上は見てた感じですが、6人でワイワイ見てると実にあっという間に感じました。初観戦の4人も楽しんでくれたようで解説のした甲斐がありました。

国技館を出るときに謎のエルヴィスプレスリーコスプレの2人組に遭遇。全く意味が分からないのでスルーしかけたら、国技館入口のほうになんと全く同じコスを着た仲間が10人近くおり、さらに意味がわからない。おそらくエルヴィスの曲であろう歌詞を合唱しながら女性を抱き抱えたりしてました。文字だけで見るとAUTO。ゼファーさんいたら是非パンツレスリングで対決してほしかった。とにかく謎なエルヴィス軍団でした。
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その後は駅前のちゃんこ霧島で鍋会。まだまだ暑いですがちゃんこはいつ食ってもうまい。軽く飲みながらF研のあんな話やこんな話、コミケ、声優ドラフト、スポーツなど、まあ色々と笑かしていただきました。気が付いたら21時半を回っていて、今回はここでお開き。人数も大幅に増え、いつになく楽しい相撲ゥフでした。
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入り待ちで遭遇できた大砂嵐。ゴツい。

夏場所ゥフ

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5月場所中日、1月以来の相撲観戦。今回はクリリン氏に加えてhopehashimoto氏も参加ということで初の3人オゥフです。hopehashimoto氏とは懐かしのヘッドフォン祭にちょろっと会って以来で3年ぶりとかでしょうか。相変わらず時間の経過とは非常に恐ろしいものでありまして。

昼ぐらいに集合してとりあえずちゃんこ食おうってことになり霧島へ。今回は本人はうちわ配ってたらしい。んで真っ昼間からコース3人前行ってしまう暴挙。おまけにビールも入れてしまう。やーでも久しぶりにここのちゃんこ食ったけど安定の美味さですね。出汁が違う。NABEはいいものです。

15時前に国技館入ると十両の初っ口が終わったあたり。最近は十両の相撲もあまり確認できてないので久しぶりに見る十両の土俵でしたが、印象的な相撲がどうも少ない。徳勝龍が思いの外いい相撲で勝ちまくっているのと、玉飛鳥はやっぱ十両だと強いよね、というぐらいでしょうか…。あとは豊真将、琴勇輝、旭日松あたりの仕切りのルーティンをいつも通り確認。初観戦のhopehashimoto氏がいるのでクリリン氏と色々解説しながら観てましたが、これも意外と楽しい。

幕内は前半では旭天鵬の上手投げにシビれました。これはあの1年前のカロヤン戦を彷彿とさせる投げのキレ。あと富士東が大道相手に右差しを嫌いつつ徹底して突いて前に出る取り口で地味ながら進境を見た。富士東は四つでもそれなりに取れてしまいますからね。あと時天空は今場所かなり前に出て寄る相撲が多いですね。蹴返しとか仕掛けるのもあんまないし。後半では北太樹のアレを特に熱心に解説。把瑠都休場は残念。カロヤン以外の上位陣は横綱大関相撲を見せていたんではなかろうか。琴奨菊の出足、稀勢の里の左差し速攻、日馬富士の喉輪一発。白鵬-阿覧戦は完全に舐めプでしたね。

この日大相撲を見せたのは鶴竜。立合いで鶴竜の左が深く入ったんで、ここから右を巻き替えてケリを着けるかな、と思いきや隠岐の海がなかなかそれを許さない。互いに一枚ながら右で上手を取って、そこから引きつけ合い、投げ技の応酬。それでも終始仕掛け続けていたのは鶴竜だったか。外掛けなんかも使って崩しにかかる。最後は隠岐の海が鶴竜の寄りを堪えたところをすかさず上手出し投げ。あの伸びた上手からよく決めた。2分近い熱戦で、この日はこれを観れただけでも儲けものだったかも。

終了後は秋葉に移動して望さんと合流。万世の3階でハンバーグ食いながら主に社会の恐ろしさなどをレクチャー。この日は3人の社会人POWERにガッツリごっちゃんされてしまって申し訳ない限りです。解散してからは望さんがGoW:Judgmentをご所望だったのでトレーダーの新店舗に行って、安くなってたGoW無印を買う。トレーダー新店舗17日にオープンしたらしいが前に何があったのか全く覚えてない。
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相変わらず室内だとISO爆上げだけど、ノイズリダクションのおかげかそれなりにキレイに撮れていた。2年半前のコンデジで撮ったやつと比べるとまーさすがに違いますね。これだったら館内でもうちょい撮っとけば、というかズームレンズ買ったほうが良かったすかねぇこれは。まぁ写真撮りながら観るのもそれはそれでめんどくさいんですけどね。