両国国技館座長公演

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当たってました。テヘ
いやーね、GRACEの記事書いた時点では先行落ちて今回もダメだったねーお前ら楽しんできてねーって感じだった。というか、プレミア先行はマジで知り合い皆当たってて俺だけハブられてるのかと思った。

ミニライブは新曲Lovely Fruitから。これ、楽しいんだけどまだまだ改善の余地があるような。GRACEでも思ったけど何かフィットしない感がある。ヨーダの振付はよかった。COSMIC LOVEとか、こんな曲が3年ぐらいやってなかったとか信じ難い。3年といえばジュリエットと同じスパンだし。SECRET AMBITIONはUNIONでもやったじゃんっていう。Get my drift?はチェリボ演奏で聴きたい。Happy☆Go-Round!は予想通り楽しい曲だった。Love Brickといい、スイッチガール曲は安定の楽しさがある。曲自体いいし。これはまあツアーのお楽しみということで。

舞台のほうは水戸黄門パロディ。もはやおなじみの保村、小西、杉田、松本、福圓あたりに、名塚、沢城、あとは浅沼、能登、宮野といったあたりが初登場ですかね。おなじみのメンバーにも例によってかなり笑かしてもらいましたが、AGO宮野がいろいろ大変なものを盗んでいったような気がしている。そこらのちょっとした芸人よりセンスあるでしょ…。あとスタドラファンとしてはいつ颯爽登場するのかが見ものでしたが、宮野がアプリボワゼしたらNINJA沢城が颯爽登場した。沢城くノ一コス可愛かったなー。ご隠居コスの奈々はいつも以上にちんちくりんちゃんに見えて笑った。まーたぶん次のアルバムか何かに映像が入ると思うので、こちらも楽しみにしたい。

しかし、会場が勝手知ったる(何)両国国技館だったわけですが、客層がいつもとあまりにも違って一人で笑ってました。マス席も、稽古総見とかを除けば座るのが2009年秋場所以来とかである。座席の構成としては、2階イスは全開放、1階は正面と東西の3列目以降を使用してた感じ。土俵の場所にメインのセンターステージがあって、向正面の1、2列目にもう一つステージそれより後ろは使ってなかった。捌けるときは四方の花道を使っていたんで、皆さん移動が大変だったんじゃないかな。。2階の四隅にスクリーンがあって、DVD先行上映なんかもこれで見たけど、マス後方からはさすがに見にくかった。東14マスから見てましたが、まあやっぱりステージの見やすさはいつも観てるイスB席とかと比べると段違いですね。5月場所はマスで観たいなー。

んで、夏ツアーLIVE CIRCUS。関東は西武ドームですか…うーん、また行くことになろうとは。LIVE GAMESはひとつ夏の思い出としては良かったが、いろいろと疲弊したもんだ。ツアーでは久々に関東2DAYSなのは宜しいことです。あとは大阪も2DAYSに、謎の千秋楽名古屋再び。名古屋は置いといて、大阪はこの3年ほど海の日付近で開催されてて地味に困っている。夏単発冬ツアーだった頃は夏ツアー冬単発に戻って欲しいと思っていたが、今はまた冬ツアーになってほしいと若干思いつつあったりする。まーでも遠征するなら夏のほうが楽しいね。東名阪以外だとまず愛媛があるが、ついにアリーナ会場になってしまったので、ホール公演となるとやっぱり岩手福島になるかな。まだ公演してない県優先ということなのか、仙台と福岡がないのが悲しいところではある。宮崎鹿児島の九州ラウンドも去年断念したので行きたい気持ちはあるが、去年と同じパターンになりそうな気もする。まあそのときのモチベーションに任せることにします。というか、そうなる。
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開場前に食った両国駅高架下の大和家ラーメン。家系は久々に食べた。

平成25年大相撲1月場所千秋楽

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約8ヶ月ぶりの相撲場。相撲の匂いがする!実は千穐楽に来るのは初めてである。初場所の観戦ももう2年ぶりで、あのときは千秋楽は行けなかったんだった。12時頃に国技館に着くと、ちょうど高見盛の場所入りに遭遇。その後は伊勢ヶ浜ちゃんこ食ったりして、13時半にクリリン氏と合流。この時点で入場列が長蛇の列になっていてびびる。

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昼飯は日馬富士弁当。力士弁当はじめて食ったんだけど、思いの外ボリュームがあって満足。これはうまい。そぼろ弁当大好きなお子様ことわたしです。
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さて土俵のほう。高見盛の取組はもー・・・よく頑張ったと思います。執念の右差しからの肩透かし!ここ数場所は本当に必死の土俵だっただけに、ようやく肩の荷が全部降りたんじゃないかな。やり切ったというにふさわしい一番だった。この稀代の人気力士がいなくなるというのは寂しい限りですが、誰しもこういうときは来るもの。14年間お疲れ様でした。
しかし、同時に武州山も引退ということで、51年組の関取経験者がいよいよ若の里だけ。若の里も今場所を見る限りではもうそろそろ限界も近いのではとも思うし。大関になってれば違う今があったんだろうけどなー。あと何気に焼肉店オーナーの琴M喜氏がコメント出していて笑いました。
十両のメインイベントは貴ノ岩、常幸龍の優勝争いがどうか、というところだったものの、これは貴ノ岩勝、常幸龍負であっさり決まり。

幕内のほうは関脇小結陣に7勝7敗が多く、番付的にも注目だったのだが全員勝って丸く収まった。把瑠都に勢は予想通りの好取組。勢は右を差すだけじゃなくて廻しを取らせない立合いが必要か。上位戦が楽しみ。高安に栃煌山はあっさり叩きこまれて栃煌山の勝ち。高安は稀勢の里のコピーになっているような気がしないでもない。

結びの白鵬-日馬富士は・・・日馬富士の当たりが良すぎた。あれだけでもう白鵬の上体が起きた。何回もできるものではないと思うんだが、白鵬に対してこれほどの完勝は今まであったか。日馬富士は差し方だけでなくて、下手の取り方がうまいよなー。いつも気付いたらかなり深い下手を取っている。表彰式では久々に君が代など歌いました。インタビューは毎回同じ事言うので白鵬と比べると大して面白くない。手打ち式なども見届けて国技館を後に。

その後は錦糸町に移動して居酒屋で飯。
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飯が来る合間に取組表をコピー使ってこんな感じで春場所の番付編成会議してました。幕内十両間、十両幕下間は割とすっきりだと思うんだけど、やはり中位の調整が難しい。これ序二段とか三段目までやるとか大変な話です。21時すぎに解散だったかな。

今場所は内容的には中盤が若干落ち込んだ以外は概ねよかったのでは。光った力士といえば高安を筆頭に、千代大龍、勢、負け越したけど佐田の富士あたりか。三役以上では結局日馬富士だけが一人勝ちだった。立合い鋭く突き刺さって相手を起こし、サッと二本差すか廻しを取って出す。千秋楽白鵬戦はまさに完璧に遂行した相撲だった。このスピード相撲の確立という意味で昨年の連続全勝よりも高く評価されるべき。白鵬はまた立合いを色々と試しているようで、琴欧洲戦なんかは両差しを狙って墓穴を掘ったりしていて、よくわからない。妙義龍戦、琴欧洲戦の安易すぎる引きも豪栄道を見ているような感じ。今場所は白鵬が3人ぐらいはいたような印象がある。

日馬富士またもや全勝ということで、それはそれで素晴らしいのだが、この好調ぶりが続いていくのかそれともまたこの波が引いていくのか、全く予想がつかないのが正直なところ。白鵬の今後も気になるし、とりあえずこの2人横綱時代の趨勢を見極めるのにはこの1年見て行かないと、という感じか。できたら見に行きたいのではある・・・が。
というわけで先ほどの番付編成の結果はこちら。

平成25年3月場所予想番附

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平成24年夏場所13日目

例によってクリリン氏と相撲見物。

まず1人で12時くらいに入って三段目中盤あたりから。途中で下まで恒例の250円ちゃんこ食べに行く。花籠部屋特製のっぺい汁風とのことで、ごぼう蓮根里芋と野菜多めなのは良かったけど、鶏肉が脂多いのと、三つ葉が入ってるのがいまいち・・・1月に食べた八角部屋のカレーちゃんこはうまかったなぁ。
あと焼き鳥も食べました。技量審査場所のときに食べたけど、あのときは即席のだったので、ちゃんとした商品のを食べるのはマスで見た21年秋以来か。ちょっと高いけどうまい。実は力士弁当も何か食べようかと思ったんだけど、微妙に値が張るからなぁあれ。鶴竜弁当食べたいんだけども・・・

14時すぎにクリリン氏と合流。もう幕下のあたりで、寺下と兜岩の幕下優勝がかかる一番も見届ける。寺下は16枚目で7戦全勝というのが悲しいなぁ・・・名古屋場所は筆頭でしょうか。筆頭といえば、貴乃花部屋の部屋頭貴ノ岩が関取昇進を懸ける里山戦。いい相撲で勝って、ほぼ昇進は確定か。貴乃花部屋も関取輩出まで長かったねぇ。
十両では、勢と隆の山の好取組。立合いどう行くかと思ったら、隆の山が左に変わってのとったり。若干もつれたものの隆の山の勝利。十両ではこういう思い切りのいい相撲が出るんですがねー・・・。あとは高見盛が後ろもたれで負けたくらいか。

幕内は・・・前半はあまりよくない。あとで見たらほとんど引きで勝負決まってるもんねえ。肩透かしなんかはうまく決まるとかっこいいけど(豊ノ島が栃煌山に決めたのは鮮やかだった)、ただの引き落としが多くて芸も何もないという。後半はなんと言っても豊響ー松鳳山が期待通りの好勝負で、最後は組み合って上手投げで松鳳山が勝利。妙義龍ー高安もよかったんだが、最初の物言いはあれ高安勝ってたんじゃないかなぁ。大関以上は面白くない。鶴竜なんて琴欧洲相手に胸合わせちゃってるし、琴奨菊も豪栄道に一瞬で投げられた。今や黄金カードの白鵬ー稀勢の里も白鵬の張り差し右四つ速攻で終わっちゃうし・・・2階席からだとほとんど詳しくは見えなかったんですが、白鵬は右手で張ってからの両差し狙いに行っていたんですね。稀勢の里は左から張ると見てたようだけど、立合い左おっつけるにしてもあの脇の甘さはないでしょと。白鵬は割と立合いにバリエーションがあるので難しいところなんですが。しかし白鵬も相当左足指の故障が響いてるようで、速攻するにしても不安定なんですよねえ。稀勢の里の苦し紛れの右掬い投げに持っていかれちゃうし。「浮き足立つ」とはまさにあれのこと。豊響への金星配給も同じパターン。ポカ負けをやるときの柏戸みたいな感じ。あの3連敗のあと10勝に乗せたあたりはさすがとしか言いようがないですが、これからどうなって行くんでしょうかねぇこの横綱は・・・

千秋楽まで終わって。今場所は初日白鵬に土が着いたあたりはこれはどうかと思いましたけど、終わってみれば散々な場所に。白鵬が優勝争いに実質不在となるとこうも混沌としてしまうのかと・・・あわや11勝での優勝があるかという展開でしたが、過去の11勝優勝の場所の悲惨さが分かった気がします。

白鵬は休場危機にまで陥るし、横綱が後退して大関が穴を埋めるかと思えばそうでもないし。特に最後まで優勝を争っていた稀勢の里。星は上がってたけど、相撲内容は悪かった。序盤は中途半端な張り差しで墓穴を掘るし、後半は腰高脇甘がさらに顕著に。11日目まで一敗で来てたのは運としか言いようが無い。14日目・千秋楽は良かったが、把瑠都には単に良い相撲を取っても真っ向勝負しかしないので勝てない。結局優勝ラインも12勝まで下がってしまって、白鵬に負けたときはもう優勝争いへの興味がほぼ・・・。大関で良かったのは全勝を最後まで守っていた琴奨菊ぐらいのもので、その琴奨菊も中盤にケガした後は低調に。
優勝争いも全体的な相撲内容も悪くてまったく最悪な場所でした。白鵬、稀勢の里にはこの場所をしっかり反省して頂いて、来場所以降を盛り上げてほしいものです。白鵬が崩れるとどうにもならないことが証明されましたからねマジで。私は基本的に番付最上位者の優勝を望んでいるので、復活してもらわねば困ります。と、同時に稀勢の里にもさっさと優勝をしてほしいんですが、今場所の体たらくだとまだまだ先かという印象。進歩はしてるんですがねぇ。

で、まさかの旭天鵬優勝。5日目まで2勝3敗からの10連勝。本当にやってしまうとは。琴欧洲の休場で完全にしょうもない場所になってしまったと半ば失望していたんですが、ラストはドラマちっくな終わり方で感動してしまう。旭日松が花道の奥で号泣していたのが印象的です。インタビューも良かったし、白鵬が優勝旗手を務めたり。なにげ白鵬は旧大島部屋力士と絆が深いんですよねぇ。
あと、なんと言っても最年長の初優勝というのがすごい。現役最年長が優勝するというのは最近だと千代の富士が何回かやってるんですが、それより前は中継でも何回か名前が出た最年長記録保持者・大正の横綱太刀山だけ。横綱でも大関でもない元三役の力士が最年長で優勝というのはこれから先あるんでしょうか。しかもその太刀山が系統こそ違えど友綱部屋というのがまたね・・・運命だったんですかねぇこれが。

最後に琴欧洲の休場についてはガッカリさせられたのは確かながら、別に大騒ぎするほどでもないと。千秋楽に休もうが休場は休場なんで、しっかり休んで次場所ないし次々場所に備えればいいだけの話で。ただねぇ、14日目に普通に歩いて花道を下がり支度部屋でも特に変わった話は聞かれなかったというところからの、明朝の突然の休場届け提出ってのが唐突すぎましたよね。複雑骨折という話もあるんですが、複雑骨折しながら土俵に落ちたあと自分で立ち上がって土俵に上がれるのか、というのが一部で反発食らってる原因な気がしてます。公傷があったら認められたのかなぁこれ。ま、カロヤンさんがこのケガと騒ぎで低迷しないことを祈るばかりです。