「何回だって恋をする」公演 鈴木くるみ 生誕祭 2021/10/16

前日にはるかおり公演に入ったのですが次の日のずんくる公演も当選。250人のときに中1日で入ったことがありましたが、さすがに中0日は初めてです。98も使ったことがないのでね。

まあ当選と言ってもキャン待ちなんですが。久しぶりに事前繰上じゃなくインフォメーション前で呼び上げを待つということをしましたが、いつの間にか対外入場が復活していてなんとか入れたかんじ。今は対外入場でもチケットに番号が入るようです。対外入場もいつだかの16人僕夏以来で定員の多さも相まって懐かしいんですが、さすがに2人公演だとメンバーが1人も見えない時間がそこそこ発生し厳しい部分があります。下手4列目柱2でメンバーが正面に来るときだけまともな視界があったのでなんとか。

そんな限られた環境でもメンバーちゃんと顔を合わせられるとやっぱり距離感が近くて嬉しいもので。この公演でいえば「逆上がり」~「君に会うたび 恋をする」の流れは上手下手が楽しいですね。「逆上がり」で前に来たくるちゃんのアイドルな佇まいに見惚れてしまったなー。表情から何からキラキラしていて本当かわいい。Aメロの歌割がないところでぴょんぴょんするの好き。この公演の衣装が一番似合ってるのくるちゃんな気がします。「君に会うたび 恋をする」ではずんちゃんが「♪髪を伸ばして 大人になった 君が眩しくて…」と歌うのだけど、今のずんちゃんはボブカットなんですよね。そこに少しの切なさと名残惜しさがあって、一瞬だけど感動したシーン。

ソロ曲ではやっぱりくるちゃんの「月と水鏡」がいいなぁと。歌声がとてもカラフルに煌めいているように感じます。声量も申し分なくて、流れるようにこちらに届いてくる。今の時点では、そこまでテクニカルな感じがないのも良いのかなと。何よりくるちゃんにこの歌詞を歌われると思わずどきっとするものがあります。目撃者公演でも感じてたけど、そういう魅力がありますねえ今のくるちゃんは。

くるちゃんといえばめちゃくちゃ喋るというイメージですが、生誕祭でもすごくしっかりと自分の言葉で話していて頼もしかったです。愛佳ちゃんの生誕の時も思ったけど今時の17歳ってこんな喋れるのか…()くるちゃんには今にしかない魅力もあるし、その先にはその先に生まれる魅力も必ずあると思うし、時間はたっぷりあるので彼女なりのペースで成長を見せていってほしいなー。先月ぐらいから頻繁に配信してるの見ててくるちゃんにプチハマりしていたので来れてよかった生誕祭。

セブンティーンポーズ

「何回だって恋をする」公演 2021/10/15

先月からキレイに中12日ごとに劇場に入っているようですが、今回はずっと観たかったはるかおり公演に来てみました。懲りずにセカジェネ16期なんだよなー

5日から定員増で205人。14巡でセンブロ2列目上手2といったところです。ソロ曲が見たい組み合わせなのでセンブロで観たかった。このペアで自分が見たかった曲ははーちゃんの歌う「虫のバラード」と香織ちゃんが歌う「月と水鏡」でした。が、なんとこのペアも4回目ということでちょうどソロ曲がチェンジになっていたのでした。宛ては外れたけどこれはこれで。

「となりのバナナ」からはーちゃんと目が合う感じが割とあって、やっぱりこの日も引き込まれてしまいました。いつも表情とか見てていつの間にか吸い込まれていくものがあります。「君に会うたび 恋をする」のサビとか、振りはキャッチーだけど、この曲のロマンティックさと気恥ずかしい後ろめたさ、みたいな複雑性を確かに感じさせる表現をしていて、ほんといい。「夢を死なせるわけにいかない」とかも、体の曲線の作り方がめちゃくちゃ艶やか。ソロ曲はといえば、「はーきー」はこちらの気を引くような表情作りと動きがぴったりで見入ってしまったし、「月と水鏡」は声質が魅力的すぎました。カラーは違うんだけれど、横山由依ちゃんのオリジナルに近い雰囲気を持っています。一語一語を大事に、それこそ紡ぐように歌うはーちゃんが愛おしくなってくる。1年ぶりに劇場で会ったけど、見ていて全然飽きない子。もっと見ていかなきゃな…

香織ちゃんはいつ見ても香織ちゃんなのが可愛い。MCも香織ちゃんが全部回収してくれるから最高。この公演はなんといっても「となりのバナナ」で「♪まだまだお子ちゃまだわ 見栄を張ってるようじゃ…」と歌っているところから香織ちゃんにぴったりなわけですよ(笑)香織ちゃんのための曲じゃないかと思う。基本ニコニコで、「青空のそばにいて」までめちゃくちゃ笑顔なのが印象的だけど、「夢を死なせるわけにいかない」でぐいぐいと一心不乱に歌って踊っているのもまた香織ちゃんっぽい。ソロは「虫のバラード」でしたが、前回まで歌っていた「月と水鏡」とは全然別のベクトルながらも、通底するこのむき出し感。纏うものを全部投げうったこの歌声こそやはり音楽の本質と言えましょう。それから、この間も書いたけど「大騒ぎ天国」もまた香織ちゃんのための曲と言わなければなりません。香織ちゃんの等身大の表現が可愛い。この曲、自分の中でもだいぶ馴染んできて、たーのしー。

鍋のポーズ

で、最後のお見送りでなぜか香織ちゃんから「ブルー似合いますね!」と声をかけられる事案()全く香織ちゃんのグッズとか持ってなくてただブルーのシャツ着てただけだったので、ポイントそこ!?ってなったのが面白すぎた。完全に向こうから投げかけていくスタイル新しい。まーでも嬉しいよね。2人とも昔から好きなメンバーだけど握手もお話し会も行ったことがないのでどこかで話してみたいなー。

TOKYO IDOL FESTIVAL 2021 AKB48

2年ぶりにTIF。チケット取った段階だとスマイルガーデンでフレッシュ選抜だけ見れればいいかなーってノリだったけど、今までで言うフレッシュ選抜が今年はAKB48で出るという(のが開催3日前に発表)。まぁフェスとか対バンで見てきたのは基本このメンバーなので、推しはいないけども個人的には願ったり叶ったりという感じです。ほんとはチーム8も見たかったのだけど、最終部の入場のオペレーションが不明すぎてひよってしまった…

3日目HOT STAGEの席は7列目ドセン。日向坂、イコラブと来てだいぶ暖まっているところに「チームAKB推し」からスタート。一応AKB48名義なんだけど「法定速度と優越感」の衣装なので、チームフレッシュ推し感はあります。MCで自己紹介がなかったので、この曲が名刺代わりということかなと。コールはしたい。推しいないけど…って書いたけど、7割がたは愛佳ちゃん見てた気はします。気がついたらお目にかかるのがミュージカルぶり。やっぱり可愛いし、このメンバーの中だとパフォーマンスと歌でぐいぐいと引っ張っていきます。そんな愛佳ちゃんとくるちゃんがオリメンの「最強ツインテール」は聴けてよかった選曲です。サビのクネクネする振りとか跳ねる振りがいちいちめっちゃ可愛い。愛佳ちゃんって、本人はこの曲みたいなキュート全振りなキャラではないのに、曲の中でいい意味でギャップを感じないのよね。そこが最強。「ごめんね、好きになっちゃって…」はセンターで、チームAのツアーでやってたの思い出すなー。ペンラとか愛佳ちゃんの団扇とか別に何も持ってなかったけど「ファースト・ラビット」のラスサビでイチャコラしてしまったわよ()。ギリギリレス期待できる席でよかった。この距離感がAKBなんよなー(この部のほかのグループと比較するなら)。

そんで、この日は新曲「大騒ぎ天国」がフルで聴けたのでした。2日連続で聴いた人は結構限られると思うけど、やっぱり8人で歌ったほうが全然楽しかったっす。前の日聴いたときは柱もあったし、Zeppぐらい開放感ある場所でやるのもいい。Wセンターがえりいとあやみんになっていて、識者によるとオリジナルの歌い出しもこの2人らしい。すらっとした2人がイントロの振りをやると映えますね。2人ともしっかりとアイドル性が高い。個人的に好きだったのは香織ちゃん。本人が歌詞のイメージそのままのキャラすぎて…「呼吸だって苦しくなって…」のとこで右向いて左向いて天を仰ぐ香織ちゃんがあまりにリアル(笑)香織ちゃんっていつもニコニコしてるけどこういう表現うまくてどきっとさせられるのよねー(「恋の傾向と対策」とか)。振りとかが浸透してくればこういうドラ2以降の括りで出る対バンフェスの定番になっていきそうなポテンシャルを感じました(何せ全員がオリメン)。昨日も書いたけどこれから何回でも聴きたい。フレコンのリベンジはよ。

AKBはこんなとこですが、他にも日向坂、イコラブ、乃木坂と見れて、さすがに坂道2グループをこの近さで見ることはもうないやろなと。イコラブは3年ぶりぐらいに見たのですけど、アイドルライブらしいエモみを含んだ盛り上がり方がすごく、全曲初見だったけどまー楽しすぎた。「青春サブリミナル」で会場がドッと沸いた。坂道はまず普通にほぼフルメンバーで来ていることにびびったのですが、人数が多くて多くて圧倒されっぱなし。日向坂はユニークな振り付けと耳に残る楽曲、乃木坂は全曲を通してコレクティブなパフォーマンスという向きがあり、単に人数が多いだけでない集合体としての強度を感じました。AKBもいつもなら16人はいますが絶対こうはならない。アイドルのライブとしては本来王道でなかった見せ方だと思うのですけど、それでも圧倒的な支持がある理由をしっかり実感できた気がします(それでいて「ガールズルール」みたいな曲も持ってこれる層の厚さ!)。その中にあってやはり齋藤飛鳥さんのオーラは群を抜いていた。。。いい体験をしたなー。各グループのコンセプトも明確に捉えられたことで、終わったあとにやっぱり自分はAKBなんだよなーと、より感じられた次第。まぁ、AKBのコンセプトはこのステージで明確になっていたかというとさすがに微妙ですが、自分は見たいもの見れたしめっちゃ楽しかったTIF2021(結局この4つしか見てない)。

SETLIST

  1. チームAKB推し
  2. 最強ツインテール
  3. 言い訳Maybe
  4. 大騒ぎ天国
  5. ごめんね、好きになっちゃって…
  6. BINGO!
  7. ファースト・ラビット