Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 名古屋

1stから本当に早かった。この5ヶ月の間もいろいろあって、ラブライブ!にも、キャストの皆にも楽しませてもらいました。1stとは心の持ちようがなんだか違うツアーの初日。

2017-08-05 13.16.41日本ガイシは冬にも来た。。。というか、去年の夏から数えて名古屋来るのが4回目なのでだんだん飽きてきた。

最初は名古屋駅に汽車が辿り着くイメージ映像からHAPPY PARTY TRAINへと繋がるオープニング。ステージに汽車が現れてメンバー登場。のっけから花火の特効。ツアーの表題曲でもあるHAPPY PARTY TRAINが始まる。衣装はもちろんオリジナル。1日目はすわわが最初のソロパートで音外しちゃうんだけど、なかなかセンターの重みと緊張感が伝わってきた瞬間でもあった。このツアーの主役みたいなもんだからな。2日目に言ってたけど、喉もあまり良くなかったらしい。間奏で静かにフォーメーションを組み直して両手を上げる振りがかっこいい。続けて1日目はPops Heartで踊るんだもん!と2日目は届かない星だとしても。1stライブ以外にも何度かやっているのですでにおなじみの2曲。Aqoursのライブに来たなという感じ。MCを挟んで少女以上の恋がしたい。これは久々に畑亜貴やるなあと思った曲だったりもする。杏ちゃんのソロパートが多くてうれしいんだけど、Cメロのラストで杏ちゃんが大きくハートマークを作ると、スクリーンにも杏ちゃんの手に合わせてハートマークが!振り自体はどっかで見たかもしれないけどやっぱいいすね。コピりやすいしね(笑)このタイミングで2年生組が捌けて衣装チェンジ、ラストのサビは2回リフレインでちょっと長め。

学年曲パートはすべてオリジナル衣装がついていたのがとってもよかったなあと。Waku-Waku-Week!のワクワクサインも決まって、G線上のシンデレラで1,2年が黒子みたいになってダンスの相手になる演出もよかったけど、やっぱし空も心も晴れるからが。。。白いワンピース衣装が曲に合っていたのももちろんのこと、夕暮れから夜空、朝焼けに移ろう舞台演出、間奏でのソロダンス。しゅかしゅーは1stを思い出す躍動感、りきゃこも控えめにくるっと1回転、でもとても軽やかで優雅、杏ちゃんは動きはシンプルに表情で見せるあたりじつに彼女らしい。3人それぞれの感情や関係性が色んなとこで表現されていて、心を奪われちゃった時間。2年生に限らずだけど、彼女たちらしさに溢れていることがいいのだ。

ミニドラマを挟んで恋になりたいAQUARIUM。この日はヨーソロードはないけれど、ついに来たオリジナル衣装。やっぱこれですよ。これを待っていた。マーメイドみたいって自分で言っちゃうしゅかしゅー。この曲はこの5か月の間に色んなところでやってきたので、板についてきたという感じ。MC後はなんとDaydream Warrior。この衣装でですか。9人横並びになってシルエットだけ映される演出。面々は打って変わって鋭い表情。ここまで明るい曲がほとんどだったので、9人それぞれのギャップがたまんない。ダンスも相当激しい。間奏の全員キレキレダンスからのふりりんときんぐのソロの流れは思わずのけぞっちゃう迫力。かなり練習したと言ってたけど、このダンスとフォーメーションの緻密さはさすがラブライブだ。スリリング・ワンウェイは会場が燃えないわけないロックな曲。イントロの最初の1音だけでボルテージが上がる感じは1stのStrawberry Trapperを思い出す。ラストのコールも合わせてNo brand girls的なところもあるんだけど、それ以上に勢い一発で乗っていける。とにかく汗だくになって歌う9人がかっこいい。特典曲だから立ち位置は地味だけど、定番になるぐらいのパワーはあるね。でも届かない星だとしても と被るかなあ。

ユニット曲パートはシングルと全巻購入特典曲が2日間で入れ替わる。なぜかカップリングではなく表題曲がローテという謎な構成なんだけど、カップリングのほうが舞台演出が凝ってるから動かせないという事情はありそう。いろいろ含めて特筆したいのはGALAXY HidE and SeeKでのありしゃだ。一人でセンターステージに現れて一点を見つめながら歌う姿がとにかく美しかった。あの儚く可憐なオーラこそ本物のアイドルそのもの。おれたちはぐっと息をのんでただ見つめるだけなのである。この演出やるために歌割決めたんじゃねえかってレベル。2日目のLONELY TUNINGもラブリーキャッチーなメロディがすごくよかったんだけど、2日連続であの小宮さんを拝みたかったというのはある。INNOCENT BIRDではスクリーン演出が1stから引き続き凝ってた感じ。CYaRon!のP.S.の向こう側なんかでも。そのCYaRon!は近未来ハッピーエンドがもう一つ・・・これからに期待しよう。Guilty Kissは激しいロックとオシャレなダンスナンバーの構成は変わらない。このユニットはあいきゃんとあいにゃは前から好き放題やってるけど、りきゃこが1stと比べてもとても堂々としはじめたのが凄く頼もしいなと思ってみておりました。まぁ1stは色々背負いすぎてた感はあった。

ユニットの後は練習風景のコメント動画があって、もはや並びで分かる青空Jumping Heartからラストスパート。続いてSKY JOURNEYはここで入れてくるかーと。HAPPY PARTY TRAINの続編らしく、背伸びしてるけど静かにアンビションを燃やす歌詞。ラストは1stと同じく君のこころは輝いてるかい?で締め。

アンコールはうちっちーも登場してのサンシャインぴっかぴか音頭から。ユメユメのシングルが出る前に浦ラジであいにゃだったかが「ホントに音頭やってます」とか言ってたときからこれをやるのを待っていたよ。杏ちゃんがサブステージの中心で和太鼓を叩いてて、全然タイコのイメージなかったけどなんかハマっててかわいかったな。メインステージへ移動してラストのコメント。みんなすごく楽しんでいるなと。1stはどうしてもあの場に懸ける気持ちみたいなのが強くて、最後にそれが溢れ出ちゃう子もいたけど、今回はみんな(いつものニコ生みたいに)自然体でいてくれて、出せるものは出して見せてくれたと思う。太陽を追いかけろ!がオーラス。最後まで明るくエンディング。10両編成でついていくよ。

今回はアニメを受けてのライブではないので、1stのようなストーリー性を打ち出したドラマチックな内容ではなくて、Aqoursのユニットや学年ごとのバリエーションを見せながらとにかく曲を聴かせるという流れ。アニメイベントというよりは、 レギュラー感のあるAqoursのライブになっている。今回はツアーということもあるし、毎回あんなんやってたらやるほうも見るほうも疲れてきますからね。セットリストを見ると、20曲中16曲が新曲というのもじつにチャレンジング。μ’sの4thでも1日だけではこんなにやってない。曲も多彩で、さらにユニット、学年ごとのカラーもあり、9人のメンバーのいろんな顔が見られたのが嬉しくあります。アニメの曲が1曲しかないので、初のツアーというわりに一見さんには不親切かもしれないというのはあるけれど。演出面は色んな驚きが奇跡的な空間を作ったあの横アリと比べれば、ツアーってこともあってさすがにできたことは少なかったとは思う。とはいえ、神戸はともかく西武ドームではどうかな?まー今回に関しては1stからのスパンも短いので、大きな新境地というよりは、1stとコインの表裏みたいな関係にあるライブという位置づけに見えた。9人の中で2日間で特によかったのはきんぐとりきゃこ。りきゃこが堂々としていたというのは上に書いた通りで、きんぐも色んなところで見せた表情がめちゃハツラツとしていて、一つ殻を破ったなという印象。こうしてAqoursがますます完ぺきなアイドルになってしまう。なんにせよあと4公演あるので、もっと色んな顔を見ていければいいなというところ。
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_8133909次の週に新宿ユニカビジョンで1stライブBDの上映会があったんだけど、本当にあれは特別なライブだった。現場でリアルタイムで見ているのに、改めて映像で見ても驚きの連続であること、半年前の体験のフレッシュさに新宿のど真ん中で涙してしまった。幸せだったなあ!セレクションに恋アクが入ってたからというのもあるけど、やっぱしこの日のしゅかしゅーは凄かったね、と朱夏ちゃんのお誕生日に記しておきます。

SETLIST

DAY1
01. HAPPY PARTY TRAIN
02. Pops Heartで踊るんだもん!
03. 少女以上の恋がしたい
04. 空も心も晴れるから
05. Waku-Waku-Week!
06. G線上のシンデレラ
07. 恋になりたいAQUARIUM
08. Daydream Warrior
09. スリリング・ワンウェイ
10. 近未来ハッピーエンド
11. 海岸通りで待ってるよ
12. GALAXY HidE and SeeK
13. INNOCENT BIRD
14. コワレヤスキ
15. Shadow gate to love
16. 青空Jumping Heart
17. SKY JOURNEY
18. 君のこころは輝いてるかい?

(Encore)
19. サンシャインぴっかぴか音頭
20. 太陽を追いかけろ!

DAY2
01. HAPPY PARTY TRAIN
02. 届かない星だとしても
03. 少女以上の恋がしたい
04. 空も心も晴れるから
05. Waku-Waku-Week!
06. G線上のシンデレラ
07. 恋になりたいAQUARIUM
08. Daydream Warrior
09. スリリング・ワンウェイ
10. P.S.の向こう側
11. 海岸通りで待ってるよ
12. LONELY TUNING
13. INNOCENT BIRD
14. Guilty Eyes Fever
15. Shadow gate to love
16. 青空Jumping Heart
17. SKY JOURNEY
18. 君のこころは輝いてるかい?

(Encore)
19. サンシャインぴっかぴか音頭
20. 太陽を追いかけろ!

T-SQUARE Concert Tour REBIRTH

久しぶりにT-SQUAREのライブ。

新譜は追えてないんだけど、よりインストポップを志向した最近の方向性はこれはこれでいいんじゃないかと思っている勢です。ガチガチのフュージョンをやるともうそれ自体で古臭くなってしまう時代にあって、コンテンポラリーなインストゥルメンタルのイメージをあの手この手で維持しているのはなんだかんだ言って大変な話です。この2年ほどはそういう試行錯誤をちょいちょい感じて、一時期よりマンネリ感は薄れてますね。

追えてないと言ったそばからセトリは半分くらいが新譜の曲だったんだけど、ライブで聴いた感じだと、前2作よりは手の込んだことをせずにシンプルなインストポップをやっている印象。口ずさみやすい曲ばかり。変わり種はかなりコテコテなファンクグルーヴが効いてるChange by Changeぐらい。この曲では田中晋吾のベースソロをフィーチャー。 加入当時からそうなんだけど 、坂東慧の曲はドリーミーというかキュートというか不思議なメロディ感覚の曲が多い。最近はアルバムの半分ぐらいはこの人が書いているので、 段々とそういうカラーがバンドの音楽に浸透しているのを感じます。

旧曲に関してはフルート、アコースティックギター、ピアノのトリオによるPlay for Youが聴けたのは収穫と言ってよい。フルートでの演奏はビブラートがかかりすぎてなあと思わんでもないですが、いつぞやのForgotten Sagaよりはマッチしてたとは思います。伊東さんはそこまでソプラノ吹きたくないんだろうか。Again and Againは10年前に新曲として聴いて以来だし、DANS SA CHAMBREも同じツアーで聴いて以来ですが、このバンドの場合曲が多すぎて大して久しぶりとも感じなくなってきています。Again and Againは安藤さんのユニットであるところのanmi2の新譜に新アレンジで入っているようです。アンコールでは(定番のように見えてツアーでは意外とやらない)宝島なんかもありました。数年前までのEWI4000Sでの宝島の演奏は最悪の一言でしたが、伊東たけしがEWI1000に回帰し、坂東さんのビートもここ数年ズッシリ重めになってきたこともあり、なんだかCD版の印象に近くもある演奏でした(オリジナルはEWIじゃなくてTakecon-1なんだけど)。願わくばもう少しテンポを上げてドライブ感を出してもらいたい。白眉は2年前のアルバムに入っているMystic IslandとThrough The Thunderhead。Mystic Islandはブラックなビート、変拍子、独特のキメが強烈な超異色なナンバー。でもメロディは坂東慧らしいんだよね。難しいことをやっているのはすぐ分かるのに、ポップさ、音楽としての気持ちよさも両立しているという、このバンドだからできた近年の名曲だと思います。 ライブで聴くと、今までのT-SQUAREにない緊張感。中盤のソロ回しは更にスリリングだし、ラストは坂東さんがわけわからんドラムソロでキメる。かっこよすぎる・・・。その流れでのThrough The Thunderheadは、昔ながらのT-SQUAREっぽくもあり、バンド全員がソロを取るのでライブでより魅力を増す曲。この日の会場はおとなしかったけどここでようやく総立ち。いやー、珍しい曲聴ければいいなってノリで来たのに、思いがけず最近の曲にノックアウトされた感じ。2時間ぐらいでサクッと終わったけど、新曲中心の割にはいつになく充実してた今年のアルバムツアーでした。
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SETLIST

  1. REBIRTH
  2. Season of Gold
  3. Splash Brothers
  4. Trip!
  5. Little Violet
  6. SABANA HOTEL
  7. Play for You
  8. Again and Again
  9. Drops of Happiness
  10. Change by Change
  11. DANS SA CHAMBRE
  12. Mystic Island
  13. Through The Thunderhead
  14. 彼方へ
    (Encore)
    15.かわらぬ想い
    16.宝島
    17.TRUTH

きららフェスタ2017

今年はいいかって思ってたら先行の締切日に東山さんが司会やりますとか言い出すので。。。

2017-06-25 13.50.03TDCホール来るのが去年のきららフェスタぶり。

司会はあらかじめ決まってたこともあり、仕切りはうまくいってたんじゃないでしょうか。ただでさえ人数が多い自己紹介で西⚪︎⚪︎香さんとかが唐突にわけわからん話を始めて押すのが定番の流れになっていたので、そこがシンプルになっていたのはよろしい限りです。いや西ちゃんは西ちゃんでいいんだけど。

今回朗読劇がよかったのはごちうさのチマメ隊かな。さすがに長くやってますね。他作品はほとんど新人ちゃんみたいなもんだから経験値差が余計わかっちゃうんだけど、やっぱりさすがだなあと。特にそらまるのサービス精神がよいです。別に声優が芸人みたいなことやんなくてもいいんだけど、レベルが違う人がたまにいるんだよね。あとはサクラクエスト組のチーム感が。みかこしとちかぺが引っ張って若手組もそれぞれ個性を出していて。ニコ生とかでの空気がよくわかる。スーツ姿の小松さんはたまらんすね。作品対抗ゲームコーナーは基本女性声優がわちゃわちゃするのを眺めるだけなんだけど、最近のきららイベの流行りっぽいボイスチェンジャー芸は面白いので毎年やってほしい。

ライブパート。らびりんずは、うーんもう一つという印象。アニメは好きなんだけどね。チマメ隊はこれまた単独ライブもやっているので、楽曲と歌と振付の組み合わせがはっきりとチマメ隊のカラーを感じさせて、2曲だけでも完成されているなとわかる。さすが。んで、びっくりしたのはNEW GAME!組です。去年のきららフェスタとその前の初お披露目のときに歌を聴いてるんだけど、そのときは初々しさでいっぱいでした。それがこの日のライブではどどんと成長を感じるパフォーマンス。特に山口愛さんが。お人形さんみたいだったまめちゃんですが、生き生きとした笑顔が眩しかったすねー。まめちゃんがアイドルやってたら絶対推してるよ。やっぱ劇団ひまわりだな…

そいや作品の持ち時間の合間に新作の新情報コーナーがあったけど、ゆるキャンのキャスト発表は完全に優勝してた。いやあ久しぶりに楽しみです。きららアニメに事前に期待してるって滅多にないんだけどね()ソシャゲのきららファンタジアはキャラ紹介が初っ端ゆのっちだったのでおおおってなりました。やっぱひだまりですよ。初期実装でだいたいのところは押さえてるけど、ごちうさがまだ無かったし、けいおんとかいうバケモンも控えてると考えるときららのコンテンツ力つよい。

例年と比べて出演作品は小粒だった(というか自分が大してチェックできてないだけ)けど、段取りもグダらずだったし予想よりは全然楽しめた。東山オタクとしてはろーだんせがいないのは寂しいのだけど、るみるみとの司会っぷりもよかったよ。この組み合わせけっこう好きなんすよね。何かとコンビ組むことが多いので安心感ある。来年はステまを呼んでください。

_6243856前日の某クソイベの後に寄った九段下の雲林坊。