2017終わり

今年も何もせずに終わってしまいます。毎年毎年早かったと書いているんだけど、今年は特に早くて、これからの人生はこういう風に時間が過ぎていくのだなと思ったりもする。そう感じる理由はそこそこ分かっていて、今の生活は週末の土日しか自分の人生を生きている実感がないわけです。それ以外は別の人が生きているようなもので、実質的に生きている時間が七分の二しかないのが今の状態。でもそうしないと頭がおかしくなりそうなんで仕方ない。休みの日に趣味とか充実していれば楽しくやっていけるでしょと、3~4年前は思ってて、それで実際今年は色々と奔走したわけだけど、そういうわけでもありませんでしたということで。来年は人生の回復に目途をつけることを目標にします。

そういうわけで、今年はオタクイベントしか行ってなくてそれしか書くことがない。今年のテーマといえば、21歳の伊波杏樹さんを出来る限り見届けるということでした。2月のAqours 1stライブの後、今年1年後悔がないように身を振ろうということを決めて、実際どうだったかというと、出来たこと出来なかったことはあった。それでも本当に楽しくて、杏樹ちゃんのことがもっともっと好きになった1年だった。Aqours 1stライブは本当に大きな出来事で、あの時の杏樹ちゃんの言葉が何度もリフレインしたままここまで来たという感じ。ああいう感覚をまた味わいたくて、主演舞台だった「ブラックダイス」とか、記事にしてなかったけれど「MONSTER LIVE」というコントライブを観たことも大きかった。そういう意味で、今年の方向性としては今そこにあるリアルタイムの表現ということに拘った1年でもあった。とりわけ舞台上で芝居を演じるという面に注目したのは、どうしても音楽に寄ってしまいがちな僕にとっては新しい発見と気付きがあった。これまたなんで記事にしていないのか分からないんだけど、奈々ちゃんの主演ミュージカルだった帝国劇場での「ビューティフル」や、なおぼうの朗読をほしxこえをはじめとして色んなイベントで聞いたり、そういう体験ができる場に多く参加できたことは自分の中で財産になったかな。

それにしても、今年は書いていないイベントが多すぎてイベンターノートとか見ないと振り返りもままならない。1月から土日がイベントで埋まっている生活で、最初から書くスピードが追いついていなかった。上に挙げたものを除くと書いてなかったイベントの中では、ワルキューレの2ndライブ、終末のイゼッタの春と秋のイベント、トリニティセブンのイベント、途中までしか観れなかったけど月がきれいのイベント、はやみんの池袋のリリイベが楽しかったかな。ラブライブ!関係は全部書いたかと思ったらブシロードライブとスクフェス感謝祭は書いてなかった。この時期は色んな意味で険しかった。ラブライブ!もなあ。元々大好きな作品だけど、この2年でとうとう本格的に取っ捕まってしまいました。今までなかった必死になれるものがその中でできたっていうのは一つあるとして、それだけじゃなくて、結局3年前のアニサマやμ’sの5thライブから続いているものがあって、それはライブに参加することで常に最大限の多幸感を得られるという体験の尊さだ。この点でこの作品に裏切られたことは一度もない。それを今年の2月に本当に確信したから今がある。いつまで続くかわかんないけど、来年もできる限りやっていくよ。

水瀬いのり 1st LIVE Ready Steady Go!

行ってた。

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おそらく声優アイドル史上もっとも待望された1stライブと思われる水瀬いのりソロライブ。僕自身は今までいのりちゃんを特別推してきたわけではないのですが、これまで自分の推してきた声優さん全員と関わりがあるという意味でほっとけない声優さんではあります。それに、今まで何度かライブでのパフォーマンスを見てきて信頼感もあるし、ソロの曲が本当に充実している。何より、ソロ活動が始まってからのアーティストイメージの作り方というのが、実にキングレコード的三嶋章夫的(実際のプロデューサーは森井さんだけど)というか、この10数年我々が求めてきた声優アイドル像の新しいステージが観られるという期待があった。たぶん似たような理由で来た人は多そう。

東京国際フォーラムホールA。オタクライブで来るのは2年ぶり。やっぱとんでもなくでかい。座席は1回の30列台。ドセンではあった。

オープニング映像から1stシングルの夢のつぼみへの繋ぎはけっこうシンプル。舞台の2階のベールが上がっていのりちゃん登場。しかしこの夢のつぼみは1stライブの良くも悪くも緊張が伝わってくる歌だったなー。もともと難しい曲だけれど、今まであんまり聴いたことない不安定さだったからビックリした。ちょっと悪い予感もよぎったけど、MELODY FLAG, Lucky Cloverと確実に掴んでくる2曲で徐々に調子も上がってきた。にしても、跳び禁なのが辛すぎる。新曲のReady Steady Go!は、タオル曲です。同じレーベルのあの人のとこ以外でタオル振るのは初めてかな?これはいのりちゃん本人がやりたかったんだろうなあ。E.YAZAWAからここまで繋がるとは(笑)笑顔が似合う日でちょっと雰囲気を変えて。この曲は夢のつぼみとの対比が面白い曲。コイセヨオトメとアイマイモコでは振りがついていたのでコピってみる。Lucky Cloverといい、ポジティブなガーリーロックが超似合う!アイマイモコちゃんも今のいのりちゃんが歌うことがじつに「らしい」等身大のラブソングと言えるでしょう。涙のあとは の次に幕間の映像が入るんだけど、テイストが完全にどこかで見たことあるやつだった(笑)最近のというよりはちょっと前の感じですね。望遠鏡を組み立てて天体観測というところから、星屑のコントレイルへ。ここからはマイナー系のかっこいい曲パート。このへんの曲はあの人の影響が見え隠れするのかなあと思っていたけれど、全然そんなことはなくて、あえて違うところから攻める。リトルシューゲイザーみたいなギターと絡んでいく感じの歌はもうものにしてしまってるのかも。ギターがCDと違って最後ちゃんとシューゲイザーしてた。Starry WishはNHKの公録の思い出が蘇るわけだけど、案の定のピンチケ祭りだったな~。いつもずっとではステージ上に大きな月が。続くWinter Wonder Wanderでは舞い散る雪にミラーボール。新曲の中で気になっていた1曲で、現実から夢への移ろいの一つの物語・・・明るさと楽しさと儚さを水瀬いのりでしかできないニュアンスで表現した名曲だと思う。それをこの日最大級の演出で聴けたことが嬉しかったな。旅の途中はアルバムでも終盤に入ってるからなんとなく終わりのイメージがあるんだけど、ライブでも終盤だった。Innocent flowerで本編は締め。harmony ribbonに続いてとてもスケールの大きなバラード。いのりちゃん自身もなんだか大きく見えました。

アンコールはアルバムのリードになっている春空から。今度は桜吹雪です。この曲はサウンドメイクがフュージョン風味あっておじさんとしては気になるわけよ。ビバ渡部チェル。そんでここでサプライズ。大西沙織ちゃんからのバースデービデオメッセージあり。いつぞやの阪神矢野パティーン。全然泣かせに来ないあたりが大西さんらしい。ビデオの中から音頭取ってみんなでハッピーバースデー。ってことで、次の曲はHappy Birthday。12月生まれの人に向けてってことなので心して聴きました。オーラスはやっぱりharmony ribbon。このライブのために作られた曲と言っても過言ではない。大団円。

いのりちゃんのこの日の最後の言葉が印象的だった。「もっと魅力的な女性になります。だから、ずっと好きでいてください」。この日のMCでも垣間見られたように、まだ少女のような部分も残していて、Innocent flowerなのかもしれないけれど、それは彼女自身も自覚してて、そういう言葉になったのかもね。「好きでいてください」ってなかなか言えないよ。

ライブとしては、色々な想いがありつつ、これからの期待が膨らむ良い1stライブだった。確かに、MCはまだ面白いことも言えないかもしれない、ダンスもやれて1、2曲だけかもしれない、ステージングもまだまだかもしれない。でも彼女の持てる武器というのは、その声と歌であって、ほぼそこ1本で勝負した1stライブという意味で、価値があった。持てるものを使って現時点で最大限の表現をしてくれた。そこは大きい。冒頭に書いたみたいな、新しい正統派声優アイドルの姿みたいなのはちょっと見えたぐらいだけど、それでよかったんだと思う。んでも、最近アイドルグループ推してたけど、やっぱソロはいいなあとか思ったりもしたり。ライブの流れとかはキングレコード印という感じで、とりわけセトリの組み方と演出はほぼNANA MIZUKI LIVEみたいなもん。このあたりはいのりちゃんがやりたかったんだと思うけど、これから曲も増えてくるし、だんだんと自分の色を出して欲しい所です。次のライブはいのりちゃんが会いに来てくれるらしいけど、結局発表無かったので待ち。期待を込めていのりまち入ったので、早めに展開があるといいな。

にしても、今いのりまち入るんだったら3年前から入っときゃよかった(

SETLIST

  1. 夢のつぼみ
  2. MELODY FLAG
  3. Lucky Clover
  4. Ready Steady Go!
  5. 笑顔が似合う日
  6. Dreaming Girls
  7. コイセヨオトメ
  8. アイマイモコ
  9. 涙のあとは
  10. 星屑のコントレイル
  11. Will
  12. リトルシューゲイザー
  13. Starry Wish
  14. いつもずっと
  15. Winter Wonder Wander
  16. 旅の途中
  17. Innocent flower
    (Encore)
  18. 春空
  19. Happy Birthday
  20. harmony ribbon

LIVE & FAN MEETING 札幌

札幌に来ました。

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ニトリ文化ホール。2月に行き損ねたわけだけど、その年のうちに来るとはなあ。

ファンミーティング初日夜、2日目昼に参加。初日は2階の上手側、2日目昼は1階の中盤のセンター。開幕はLanding action Yeah!!なのだけど、衣装がみらぼくじゃない!この時点で結構なざわつき。1年ぶりのジングルベル衣装。キャワイイ。みらぼくの衣装も好きだから選びがたいんだけど、12月なので。札幌でのセンターは、もちろんあいにゃ。よくわかんないんだけど、大阪のようなユニット並びではなくて、あいにゃの横はじもあいコンビで、通称チームお留守番。上手側は杏ちゃん、りきゃこ、ふりりんの通称ピギーズ、下手側だけなぜかチームのっぽことAZALEAが揃っていた。色んな組み合わせがあるのがいいですね。

初日のお便りコーナーはまずご当地版のコーレスネタから。けっぱルビィ。なまらいい感じ。したからヨハネっしょ!ペンギン歩き。あいにゃが実演するかと思ったら全員。ありさ「あいあい縦揺れ激しくない?」。早く席に戻りたいしゅかに杏ちゃん「しゅかよーいドン!」しゅかダッシュ!怪獣お絵描き。お絵描きとなった瞬間りきゃこがカメラに抜かれる。杏ちゃんのやつが着ぐるみみたいになっててかわいかった。りきゃこのやつがオチかと思ったら最後職人がガチな怪獣描いてて笑いました。2日目は今年を漢字一字で表すとしたら?というのが面白かった。ふりりん「濃」りきゃこ「踊」杏ちゃん「駆」きゃん様「堕」あいにゃ「叶」しゅか「体」きんぐ「新」すわわ「激」ありしゃ「走」。ふりりん、杏ちゃん、ありしゃが言うように、3年か5年分ぐらいの1年だったよ本当に。あいにゃが、横アリのステージへの特別な想いが実って、夢は本当に叶うんだな、と。夢を叶えてふるさとに帰ってくるというのが泣けちゃうよ。しゅかは体の至るところに筋肉がついて困っているそうです。

初日のコーナーはなりきりLanding action Yeah!!から。今回は同じチームで被りあり。ふりりんと杏ちゃんとルビィが被るという。ルビィちゃんは結構いろんな所でやってるから、杏ちゃんのもまあまあ出来上がっていた(笑)きんちゃんのヨハネも完成度高かったな。いいところアンケートコーナー。メンバーの1人について思ってることを各人が発表。もちろんお題はあいにゃ。やっぱり歌とか民謡がうまいのはまずあり。民謡風にありがとう〜と歌うあいにゃ。彼女が大好きな某nmさんもそうだけど、こういうベースが感じられる歌っていうのはいいよね。「楽しいざわつきをくれる」という杏ちゃんの答え、わかるな〜。あいにゃのあの雰囲気が好きとのこと。きんちゃん「あいなの笑い方好き。おじさんみたいなやつ」。すわわの答えが問題に。漢字二文字がヒントで、結局あいにゃが答えられなくてちょっと泣きそうになっていた。すわわの答え「全部❤️」あいにゃがめっちゃ顔赤くしてたのがな~。

2日目は接写Landing action Yeah!!。とりあえずLanding action Yeah!!つけるスタイル。フラフープの輪の中に3人入って、2人がジェスチャー、1人がハンディカムを持って至近距離から撮影して、それを見ながら当てるというやつ。ピギーズはスカイダイビングのジェスチャー。ハンディ役のふりりんが腰に来てた。接写だけだとよくわからないので、効果音つきでもう1回やったら正解。チームお留守番はケンタウロスという微妙なお題で、二人羽織か腹話術か獅子舞かでオーディエンスするも客もそこまでわからず。しゅかがフラフープを綺麗に回してた。チームのっぽはおにごっこ。これは分かりやすかったので正解。きんぐ「正解したらフラフープ回す」→正解したけどそこまで回らずに落ちる。多数決Landing action Yeah!!は今回はAqoursが男の子だったら?とAqoursが3歳児だったら?。とりあえず全員実演。きんぐ「おっす!オラ花丸座衛門!」セーフか? 割とそのままの子もいるんだけど、元からイケメンなイメージのある果南がさらにイケメン化しており拍手。ルビィとかもけっこういい感じの少年に。ふりりんショタ声いけるよね。3歳児のほうは黒澤姉妹でアニメ9話の再現してたのがよかった。再現しようと思ったらありしゃ「セリフなんだっけ・・・」。多数決は3歳児派の勝ち。ロリコンが多い会場。

ライブパートは大阪ソウルから大幅に変えてきた。最初は例によってみらぼくアニメサイズなのだけど、2曲目さっそく皆が待ってた曲、ジングルベルがとまらない!1年越しに聴けたあ。クリスマス衣装が映える。この衣装でやらないわけはないんだけど嬉しい。楽しいストーリーの詰まったすごくハッピーな曲で、会場が一気に暖まってきた。衣装について、あいにゃ「イチネンブゥリデスネ~」。わざわざ振る。続けてこのフォーメーションは・・・聖なる日の祈り!おおおおお、これも一緒に聴けるとは思わなかった。今のところ出てる9人曲では唯一のゆったりしたバラードですね。1階だとみんなの表情がよく見えるから伝わるものが多かった。次に待ってて愛のうた。11月のファンミでは日替わりだったけど、聖なる日の祈りからの流れを考えたら綺麗な繋ぎ。この間はLVだったので、ライブで聴くのは1stぶり。LVで見たときも感じたけれど、この曲はやる度にますます良くなっているんじゃないかな。豊洲から1stでもそう思ったし、1stから今回でも、等身大のこの曲の姿に近づいていると思います。Aqoursが歌う「愛のうた」が聴けるのはいつかな?小休止挟んで青空Jumping Heartと君のこころは輝いているかい?。振りコピが捗る流れだなー。2回とも結構スペースあったから楽しすぎた。日替わりは初日は少女以上の恋がしたい。この曲は9人で最後までパフォーマンスするのが初めて。今まで2パターンあったんだけど、りきゃこはどっちも途中で抜けてしまうので1回やりたかったらしい。まーこの曲は・・・杏ちゃんを見てるだけ。2ndツアーではなかった、ラストの9人でのポーズがあるんですけど、決まったときの杏ちゃんの表情がヤバすぎて腰を抜かしてしまいました。なんちゅう表情してんの・・・・・・・・・・好きだ・・・・・・・・・・・。2日目昼は恋になりたいAQUARIUMだったけど、僅差で目視だとどれが多かったよくわからんかった。これはヨーソロードやるための曲ってことで。ぷかぷかサンシャインのニコ生でできなくてそのままだったけど、韓国のファンがこれを最初にやったというのが凄い話だよねホント。ぼくも1stの花道ヨーソロードに大感動していたのでもうやらなくていいんじゃないとか思っていたもんね。最後はLanding action Yeah!!で締め。スクリーンに歌詞が出るから歌いながら踊ってるんだけど、歌詞と振りをリンクできるのはいいな~。歌詞が出てないときでも歌ってしまいそうだけれど。

お見送りは大阪より断然近かった。何するわけでもないのだが、杏ちゃんにレスもらえたというか、よくわからんが、杏ちゃんが先に僕を見つけてくれた。特に初日は杏ちゃんは後列にいたので、それでどこにいるかわかった。まぁ彼女は来る人全員にだいたい反応していると思うから勘違いなんだけど、そうだとしても、自分の中でけっこう大きい一瞬だった。

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前に北海道に来たのは、Aqoursちゃんたちが全員生まれる前のことです。札幌は2011年以降何度か行くのを考えたけど、結局実現していなかった。というわけで、イベントで来るのは初めて。それも真冬に。今まで宮城や秋田、先月の福島とか、東北のほうに来る機会はあったけれど、だいたい夏が多かった。こんな雪国を見るのも本当に久しぶり。土曜から月曜までいて、貧乏なのでやることは限られたけど、旅としてはかなーり充実していた。大阪なんて半日もいなかったからね。最近はホント色んな土地に行くのが楽しいな。

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