ユニット対抗全国ツアー 松山

半年ぶりのふぁんみ。
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昼公演。席は1階のセンター後方。開演はちょい押していた。3人しかいないので影ナレは全員で。松山なのでやっぱりみかんネタはあるよね。みかんパンチ!ツッコミ役に徹する曜ちゃん。んで、今回はオープニングがちょっと凝っていて、元気全開 DAY! DAY DAY!を四つ打ちダンストラックに乗せたリミックス音源が流れる中で、キャスト3人がホール後方の扉からそれぞれ分かれて登場、客席を歩きながらステージに向かうという流れ。1回目はふりちゃんが出てきた扉のそばだった。ふりちゃんちっちゃくてカワイイ。衣装はDDD。ステージに上がってから一人ずつ短くパフォーマンス。マントを翻す杏ちゃんの目つきがキービジュのちかっちと同じです。これが圧倒的正統派アイドルか。3人揃ってホップ・ステップ・ワーイ!CYaRon!バージョンをワンコーラス。2か月半ぶりだけど、ちょいちょい振りは覚えていた。ワンコーラスだけど特に振りの省略はない模様。自己紹介する前にあんふり「愛媛の人ごめんなさい」。自己紹介でめずらしく噛むふりちゃん。自分で「かんじゃった・・・」とかいうのは反則なんだぞ。みかん色と緑のペンライト合わせてみかんにしてるのを見て、あん「頭につけたらみんなみかんだよ」 。CYaRon!Tシャツのみかん星人おおい。僕はMikanトレーナー着てたけど。「ついてきてくれるかな?」「いいとも~」の流れはオタクイベント行ってると自然に身に付くのだが、まだしゃろともには説明が必要だった。 席順は一応しゅかちゃんがセンターで、トークやライブでいろいろ回してはいたのだが、AqoursのときほどMC感は出してなかった気がする。Aqpurs MEETINGは四国の思い出から。ふりちゃんが君ここのお渡しで香川に来たことがあるそうです。ふり1ポイント。あん「高知きたことあるよ。鳴門海峡でうずしお見た。」 徳島!とツッコミが入り、杏ちゃんは0.5ポイントに。結局なんのポイントだったのかは謎。松山グルメについては前日の夜にいろいろ堪能してた模様。僕も鯛めし食べました。みんなが食べたのは宇和島鯛めしだったようです。それからファンミといえばご当地コーレスということで、かんかんみかんがかんかんいよかんに。伊予弁で「君のこと、好きやけん」を一人ずつ実演。セリフが似合うのはしゅかちゃんかな。声が爽やかなのでしっかりセリフが決まる。ふだんおちゃらけてるからギャップがいい。ふりちゃんのも聞いて、カメラマンのいなみさん「最高かよ~!」ガッツポーズ。自分がやったあとの杏ちゃん「はずかしいんじゃ~」。なぜか泣きそうになってたのが可愛かった。4枚目のシングルの話題。かっこいいやつ!しゅか「それな」。僕はアイドル保守派なのでブリブリな王道アイドルなのがいいですね。それからピコピコ系、ラップ系、白塗りメタル系とか。アンケすると見事に分かれたので全部一緒くたのができあがります。 対抗戦はホップ・ステップ・四択ワーイ!というクイズから。まずはご当地問題で給食メニューに実際にあるのは?みかんごはん、みかんぶた、みかんフライ、みかんみそしる。あん「みかんフライって危なくない?みかん水分の固まりじゃん」は料理できる人のコメントだった。正解はみかんごはんということで、炊飯器出てきて実食。あん「かんきつの酸味がきいてる」ふりちゃんがやたらとごはん盛って食べながら「ぶわっ」とか言ってたのがおもしろかった。2問目からはアニメ・CD関連。2期2話で鞠莉の家で食べてたポップコーンの味。塩バター、キャラメル、チョコ、シャイ煮。とりあえずシャイ煮は外れる。ふり「ルビィはTV見てたからわかんない」あん「チョコだった気がすんだよな~」。オーディエンスはキャラメルもいたけどチョコのほうが多いかんじ。VTR見るとチョコが正解。3問目からはほかのユニットからの出題で、AZALEAからGALAXY HidE and SeeKのジャケットでダイヤが持っているもの。CD現物持ってる人がいて、しゅか「君にかける!」。正解は何も持ってない。 このジャケット好きだから覚えてた。ラストはGuilty Kissからあんこの飼い主の苗字。正解は荒牧さんだった。けっこう覚えてる人がいたおかげで正解。対抗戦次は運動会ワーイ!。玉入れ。しゅか「アゼはみんな身長高いからな~」あん「フリースローのイメージでいく」。始まってみるとすごい勢いでぽんぽん入って50個中46個。CYaRon!ちゃん意外と体育会いけた。今のとこほぼポイント落としてないという計算。昼のトークパートはこれで終了。 夜は上手側、席は何列か前。影ナレでやたらと愛媛に詳しいルビィちゃん。今度は朱夏ちゃんがすぐ近く。よくわからんけどさっきのふりちゃんよりえらい小さく見えたのだった。フラッグを持ってるからかもしれないけれど。こんな華奢な子がステージではとても大きく見えるのがライブの良さで。フラッグといえば、応援メッセージ書いたのが紹介されてたんだけど、ロゴの中に「しゅかスキ」って書いてた人2列ぐらい前にいた。ふり「ポンジュース飲みたいな~」机に用意してあった。例によってAqours MEETINGから。 カメラが杏ちゃん抜いたと思ったら後ろのちかっちとツーショットになって面白かった。あん「チカちゃんに監視されてるみたい」  ちかっち「そのポンジュース、わたしにくれる?」。 というわけで、 後ろの立ち絵スタンディに合わせて対抗戦の意気込みを一人ずつ。ルビィちゃん 「しゃろとものみなさん大好き!」カメラマンのいなみさん「いぇー!」 みかんに囲まれるて嬉しくなってる絵のお絵描き。杏ちゃんの謎のもじゃもじゃ。 ヨキソバらしいです。ふりちゃんいつものクオリティじゃなくてごめんとか言ってたけどやっぱり絵うまーい。松山といえば温泉という話題で、長風呂なのは誰?というお便り。あんしゅか1時間、ふりは45分ぐらい。あんしゅかが前一緒にお風呂入ったとかいうのでざわつく。だいたい部屋の電気消して長いことに喋ってるらしいです。なぜかここで布団の中に入ってる体で実演。ダンスとかライブの話からなぜかふりの話になる。あんふりはあんまり部屋一緒にならないけど2年前の沼津のイベントで一緒だったときはやっぱり長いこと喋ってたらしく、結局杏ちゃんがおしゃべりという結論。それからルビィちゃんのバースデーお祝いでケーキ登場、ペンライトふーってやる流れ。ファンミらしい。 対抗戦。コーナー説明してる間杏ちゃんがシャドーボクシングしてるのがおもしろい。最初は四択。松山の言葉でしゃんしゃんかいて。リズムに合わせて、ではない。これは地元民ならすぐわかるんだけど、すぐペンライトの色で答え教えたがるもんだからふりちゃんが制止していた。早く運んで、という意味らしい。梨子が東京で見つけた看板。放課後ロマンスとフリータイムバカンスの2択でオーディエンスして放課後ロマンスに。 放課後ロマンスのほうがそれっぽいけれど、答えはフリータイムバカンスだった。V見たらすごいちょろっと映ってるのね。覚えてねえ。アゼさんが「We are AZALEAよろしくね!」とか言って登場。ダイヤのスリーサイズ。正解はいちばんスリムなやつ。でもAqoursは意外と全員スタイルがいいというイメージがあるね。そしたらギルキスは「愛のよろこび咲かせます Guilty Kissです」これは不意打ち。Guilty Eyes Feverの衣装でりきゃこが付けてる羽根の色。しゅか「これ分かる人ってりかこのことずっと見てるってこと?」ずっと見てなくてもこれは覚えてたなー。あのワンポイントは印象あるもん。これまたブロマイド持ってる人いて笑ったけど。運動会はジャンボボウリング。アゼさんは6本だったらしいですが、CYaRon!もなかなかのものでした。ふりちゃんが最初2本しか倒せなくてごめん!って言ってたけど、朱夏ちゃんがカマドウマみたいな構えして上に投げたら普通に飛び越して0本。最後の杏ちゃんはキックで3本という。ちなみに投げても3本でした。あん「チカはソフトボールすきだからね」。 夜公演だけエキシビションということで「無茶ぶりかわいいかよ選手権あり。会場からの拍手もらえればいよかんコーヒーゲット。シチュエーションはハロウィンネタで「トリックオアトリート お菓子をくれないと?」ふりちゃんのお題「ふとしたきっかけで感情が芽生えたロボット」難しすぎるでしょ() ふり「ワタシノキモチをアゲルカラ、オカシヲ、チョウダイ」けっこうよかった。朱夏ちゃんは「デレデレな彼女」。こちょこちょしてくれるらしいです。苦手なやつと言ってたけどけっこういつもの朱夏ちゃんじゃん?()杏ちゃんは「イケメン」マジかよ。あん「すごくない?」 ふり「味見したくなるわ」それはあかん。あん「コスプレとかするの?そっか。嫌いじゃない。トリックオアトリート お菓子をくれなきゃ・・・何て言うと思う?・・・ホントにイタズラしちゃうぞ」カメラマンの朱夏ちゃんがなんかやばそうになってた。というわけでいよかんコーヒーゲット。んな感じでトーク終了。 ライブパートは衣装通り元気全開DAY! DAY! DAY!から。4月にも聴いたけど、忙しい曲ですなあホントに。オリジナル衣装で観たかったので嬉しい。続けて海岸通りで待ってるよ。ホール会場でやると3人の距離が近くてそれぞれの絡みを見るのが楽しいね。おこりんぼ大会~。サビの振りはみんな定着済。ラスサビの振りやってるときの杏ちゃんがやったらノリノリでみてて楽しかった。MCで応援合戦。「フレフレしゃろん フレフレしゃろとも、みーんーなーでがんばるぞ!おー!」 旗も振りながらで、こういうのやると対抗戦感出るなあ。そんで、ファンミ恒例の客が曲決めるやつが今回もありました。届かない星だとしても・Pops Heartで踊るんだもん!・空も心も晴れるからの3択。9人曲に関してはフォーメーションダンスをやらない曲を持ってきてる感じ。投票の結果、昼は届かない星、夜はPops。空も心もが聴きたかった。もともと3人曲だから意外性ないのはわかるけど、2ndのBD見たら絶対もう1回聴きたくなるって。3公演じゃないのが痛いなあ。でもまあこの2曲だと盛り上がるのは自明であって。届かない星はいつ聴いても楽しいから3人でも楽しい。このへんはもともとユニット3人ごとの歌割だからやりやすいんだな。Popsも学年ごとだけど同じ要領で。そういえばこの曲、前のファンミでやってたと思ったらやってなかったので聴くのが1年ぶり。台北のアンケの選択肢にはあったと思うんだけど。3年生とかで歌ってる2番あたりはちょっと印象が違って面白かった。続けて、P.S.の向こう側。これは4月聴けなかったから嬉しい。1年ぶりなんだけどずいぶん久しぶりに感じる。映像とつながる演出はそのまま。夜空とか近未来、海岸通りもそうだけど、ストーリー重視のユニット曲の中にあって、CYaRon!曲のストーリーの等身大感が好きなんだよね。背伸びしないって意味で絶対的信頼感ある() 最後の曲はと思えば、勇気はどこに?君の胸に!だった。これはねえ・・・思えば初めて聴いてからそろそろ1年になる。あれからの3か月やそれからの半年で、どんどんと存在感を増していったこの曲。イントロのピアノの旋律がその時々の感情を呼び起こしてくれる。杏ちゃんがいるからこそのワンアンドオンリーの時間が毎回嬉しくて幸せで愛おしい。この日も一本芯の通った混じりけない歌声と清々しい表情だった。ホントここで聴けると思わなかった。名古屋はユメユメだったみたいなので、これは高海千歌=伊波杏樹の歌ということになるのかもね。 アンコールはCYaRon!コール。みかん色のCYaRon!Tで登場。2ndぶりの朱夏先生の振り付け講座。ホップ・ステップ・ワーイ!はLaY!にも増してコピりやすさ重視の振り付け。振り付け講座はサビだけだけどサビ以外もめちゃ簡単。てか、そういえばLaY!は結局振り付け講座とかなかったね。差し出したハートの半分が演者とつながるというのはなるほど!福岡ではトロッコ乗ってたから難しかったけど()練習でなぜかにゃーにゃー歌い出すあんふり。というわけでオーラスはホップ・ステップ・ワーイ!CYaRon!バージョンをフルで。ソロパートも楽しめるし、サビで3人の声が合わさったときの弾ける元気感がいい。間奏でWe are CYaRon! I love CYaRon!の掛け合い。10小節の中で奇跡的なまでに尺が合っている。掛け合いになってるのCYaRon!だけだしね。なんかもうラスサビでえらい楽しくなってしまい、めちゃくちゃノリながら振りコピしてた。これが踊るってことなんだなあ。 てな感じで2公演。基本的にはAqoursのファンミと同じ構成だけど、3人だからちょいアットホーム。3人ともしゃろともさんあったかいと言ってたし。逆に言えば、スペシャル感は9人のときのがあるんだけどね。でも単純に人数少ないから一人一人スポットライトあたる時間が多くて、3人単位、個人単位によりフォーカスして楽しめるのがいいです。そもそもスクフェス感謝祭とか生放送でのやってきたようなCYaRon!のノリが好きだしね。CYaRon!は1月までないので間が開いちゃうけど、その分年明け以降が濃そう。前回のファンミはマジで色々と必死過ぎたので、今回はもうちょっと気楽に回っていきたいところですね・・・
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恥ずかしながら十数年某7のつく人のファンやっておきながら愛媛に来るのが初めて。至る所にあの方がいました。今回中心街と道後温泉行き来したぐらいなんだけど、整然とした中に活気があってとてもいい街だった。風呂入って畳の部屋で涼んでからの鯛めし。無事全勝優勝。また来たいところ。

Animelo Summer Live 2018

はい、今年も。気になったところを。参加したのは初日だけです。 最初は例によってコラボですが、三森さんと内田さんによる、某いつも聴いてるやつ。奈々系はそんなに来てないと思われたので、代わりにめいっぱい跳んでおきました。奈々系的には何気に2人とも原曲通りの振りが入っていたのがポイント高い。でもどういう意図での選曲なのかはまーったくわかんないですね!その昔、ご本人と平野綾さんのコラボで同じ曲をやったのが懐かしいけれど。 GARNiDELiAとい〇みさんコラボするかと思ったけど無かった() 楠木ともりさんの歌。最近なかなか出演しなくなっちゃったけど、マルゼノンライブは毎回なんでかタイミング合わないんですよ。去年某イベントで見たときはガチガチだったけど、今日はそのときの10倍くらいの観客を前に一人でステージに立っている。でもこの子は歌さえあれば、音楽さえあればなんだって怖くなくて無敵なのかも。と思った1曲でした。 みっくのShocking Blueって曲、ブラスがキメキメで入って僕の好き系の曲だった。生なのがでかい・・・
亜咲花さん歌うますぎ問題。まじでうまい。この間NAOMIの部屋出てたの見てひっくり返ってたけどこの日も聞き惚れてしまった。前半でやった今年のアニソンで唯一知ってたのがSHINY DAYS。 ポピパちゃんがやーばかった。ヤバすぎた。初っ端のティアドロップスから真っ向勝負の爆音でガツーンと殴りかかってきた。全然飾ってないのがいいのである。緻密なアニサマバンドの演奏と比べると粗削りにも程があって、隙間だらけかもしれない。それでも、ここで爪痕残してやろうという野望を込めた一発を、ガールズバンドのキラキラ爽快弾けるパワーを、ありのままで放ったポピパちゃん。ホントに最初の一音だけでストレートにそれを感じたよ。ティアドロップスからキラキラだとか夢だとか、と飛ばしたところで、間髪容れずにGod Knows。正しくアニサマ的な方法で目的を果たす。これ以上に何が必要か。ポピパちゃんは演奏を観るのはこれで3回目なんだけど、ここまで強烈な印象を感じたのは初めて。これだけでもアニサマ来た甲斐あった。 WUGちゃん。極上スマイルはいつ聴いても楽しい。というか、WUGちゃんのライブは楽しい思い出しかないよ。前WUGフェス行ったときワンマンも行くよとか言って2年ぐらい経ってしまって、もう解散までカウントダウンになっている。勿体ないよね。Polarisはサウンドは爽やかオシャレで最高の田中秀和だけど歌詞が暖かくて・・・なんだか最初のアニメをやっていた頃を思い出す。あの頃と比べればあらゆるパフォーマンスに磨きがかかって、脂の乗り切ったグループになっている。昔WUGちゃんを見て「成長していくアイドルって最高」と書いたけれど、それを地で行くグループになってくれた。彼女たちをずっと見てきた人は幸せだ。 Do As Infinity「深い森 」。我々の時代の曲やないかい。 Aqoursちゃん。このタイミングでのアニサマでどれだけ会場を一つにできるのかは楽しみだったところで。というのも4年前のアニサマでのμ’sが頭にあったから。アニサマという場であんな極上の体験をすることはもう無いだろうと思いつつ、その再現を期待するとすれば、Aqoursしかいないのだ。それで実際どうだったかというと、再現とまではいかないけれど、思っていたよりは会場みんなAqoursが好きだった。セトリがなんとやらと後から言われていたけど、そんな気にしなくてもいいと思うぐらいには会場を味方につけていたと思うよ。まあ、4年前みたいな奇跡的な空間をつくるには曲の力も必要なのだけど。ともあれ去年と少し違う空気感の中で。3rdツアーをなぞるようにみら僕から君の瞳へ繋げていく。振りを思い出しつつ見てた。WONDERFUL STORIESは予想外。こんなところで聴けると思ってなかった。自分にとって本当に特別な曲。あまり周りが見えなくなるぐらいには。そのあとは勇君(何気に初めて聴くバージョン)で、去年と同じ構成に着地したわけだけど。このステージで4年前の自分と今の自分の視点の違い、μ’sとAqoursの自分の中での位置づけの違いが見えてきたような気がします。いずれどこかで書くと思いますが。 OLDCODEXがトリ。最近ロックフェスで名前を見かけるほうが多くて、アニサマは4年ぶり。僕もこの人たちを見るのは4年ぶり。スタイルは全然変わらない。でもMCとか聞いていると、彼らの中での音楽とかアニメに対するアティチュードがより強固に厚みを増したことがわかる。MCで言ったことを、その次に歌う曲で全部表現して理解させちゃうのがカッコいい。ペンライト全消灯の中でのHeading to Overは、彼らのワンマンライブでは当たり前の光景だけど、アニサマの舞台ではとてもチャレンジング。でもTa_2の声に全員が応じて、会場が一つになって、完全にSSAがOCDのホームになった瞬間だった。言葉でパフォーマンスで、全てで魅せた2人。トリに相応しいステージだった。 てな感じだけど、最後のStand by…MUSIC!!!ではアニサマT姿の伊波杏樹さんばっか見ていて、終わった後「いなみさんが可愛かった」しか考えてなかったわね…

Aqours 3rd LoveLive! Tour WONDERFUL STORIES 福岡 ​

もうだいぶ経ってしまったけれど、書かないわけにはいかないので。
_7075002ツアーファイナルが福岡というのは少し不思議な感覚で。ファンミが長かったからか、だいぶ早く感じたファイナル。大阪からの3週間がまた微妙な時間で、その間にもイベントがあったりして、決して短くはない期間で、とはいえ去年のツアーのファイナルほどは開いてない。去年の埼玉はガラリと中身を変えてきたりしたけれど、そういう期待というよりは、大阪で感じた勢いが確かなものだと信じたくて、それをなんとか継続してツアーを終えられるかどうかが大事だった。

おそらくキャストのみんなも少なからず似たような想いでいたのがひしひしと感じられた初日。最初の未来の僕らは知ってるよ から大阪とは空気が違って、おのおの度合いは違うだろうけれど、とても緊張していた。あの埼玉の初日から時間が経って、1ヶ月でも様々なことがあって、あのときに掴んだはずの光はまた見失いかけていて。それでも、流れを引き戻そうと、なんとかして食らいつこうとする9人。鍵はやっぱり6曲目、MIRACLE WAVE。杏ちゃんの表情と呼吸から感じられる緊張は埼玉の初日と同じか、もしかするとそれ以上だったかもしれない。これまで見せてくれたものがあってもなお、祈るような気持ちでいる。そして杏ちゃんは飛んだ。この曲の2番で杏ちゃんは下手側の花道に来るのだけど、明らかに振りがへろへろで、まともに踊れてなかった。彼女が感じていたプレッシャーがいかほどか・・・もちろん全部わかるなんて思わないけれど。そんな中でもステージの上では前を向く、笑顔でいる。それだけで泣けてきちゃうよ。杏ちゃんだけじゃなくて9人それぞれに、大阪までで積み重ねたものにもう一度立ち戻ろうと、精一杯あがく姿が見えた。このセットリストでやるのはこの場所が最後だからこそ、その想いで9人と8000人いる10人目は一つになった。それがこのライブをとても熱いものにしてくれた。

つい1曲前あんなだった杏ちゃんだけど、ソロ曲のパートが始まるといつも通り活き活きとしてステージを見せてくれた。きんちゃんの埼玉ぶりのフルパフォーマンスもうれしかったし、大阪から連続でふりりんのトロッコ最前でまた泣いてしまった。福岡でのソロ曲でのパフォーマンスは、演者とっても観ている僕らにとってもそれを見る最後の機会になることがわかっていた。だからこそ、みんなもそれぞれの1曲に懸ける想いが見て取れたステージだった。会場の広さもソロパフォーマンスにはちょうどいいし。別の曲かもしれないけれど、いつかまたこういう空間でソロパフォーマンスが観られることを願って。

ライブ後半、このツアーで初めて歌われたHAPPY PARTY TRAIN、この日も空間に魔法をかけたAwaken the powerから、まさかのSaint SnowのDROPOUT!?のパフォーマンスでますます熱を帯びる。この曲に限らず、Saint Snowのソロ曲は埼玉でやってもおかしくないと思ったけどやってなかった。Aqoursのワンマンライブだから仕方ないかなと思って納得してたけど、やっぱりあったほうが流れが自然。アンケートで要望があったのか、公演時間の関係か。なんにせよ、この場でパフォーマンスできることがホントに嬉しそうな2人だった。笑顔で歌う曲じゃないのにそういう気持ちが伝わってくる。ユニットカーニバルで学んだので首振るのは我慢しました。それにしてもAwaken the powerという曲は、ラブライブ!サンシャイン!!という作品の世界の広がりとか懐の深さみたいなものを毎回感じさせてくれる。Saint Aqours Snowがいて、この曲があれば、そこが祭りになる。毎回とか言って、それでも6回しか聴いてなくて、次にいつ聴けるのかもわからないのだが、ずっと前から聴いている気がする。ユニットカーニバルでやらなかったのなんて忘れてしまったな。

WATER BLUE NEW WORLDと青空Jumping Heartのラブライブ決勝。WATER BLUE NEW WORLDは単純に席が近かったのでようやくまともに衣装やダンスが観られたんじゃないかな。TV放送もあったし、細部で観たい部分も多かった。ラスサビで輝きを掴もうと手を伸ばす9人のオーラとか波動みたいなものはますます強くなっていて、こんなに近いのに一歩も近づけないような感覚を五感すべてで理解する。青空Jumping Heartのあとに待っていたのはキセキヒカル。大阪の時点では発売もしていなかったこの曲。もしかするとこのツアーではやらないのかも、と思っていたけれど、ここしかないというタイミングで歌われた。聖域になったステージで、9人はそれぞれの方向を向いて。この曲でようやく、本当の意味でアニメ2期を終わらせることができたと思う。

アンコール。予想通りというべきか、今年もアンコールで最後の新曲、ホップ・ステップ・ワーイ!が。キセキヒカルまでやったので、これもやらないわけにはという感じ。胸にハートマークをつくる振り。またファンミツアーで定着していくのだろうな。今回はユニットごとだから、9人全員のバージョンを聴く機会は来年までお預け。という意味でも、ここでやるしかなかったんだな。勇気はどこに?君の胸に!はすっかり合唱が定着して、一体感という面ではAqoursの曲では一番の曲になった。しっかりと耳を傾けてくれるメンバーたちがいるのが嬉しくて。掛け合いを聴いた杏ちゃんは本当に尊い表情をしている。8000人と対話する難しさと、裏腹の幸せ。畏れもあり、羨ましくもある。最後の挨拶は初日も2日目も久しぶりにみんなの想いが溢れた時間だった。初日は緊張感と感謝を、2日目はやり切った想いとこれからの決意を。ここにいる全員にとって、本当に特別なツアーだった。そんな想いを共有することがラブライブ!のライブの目的でもある。それが結実したところにあるもの…泣いても笑っても最後の最後のWONDERFUL STORIES。ホントに泣いてたか笑ってたかわからないけれど、僕もやり切れたよ。これでやっと、前に進める。

今年もツアー3箇所6公演。去年でさえなんとかして見届けなきゃという切羽詰まった想いでいたけれど、そんな去年の自分もちっぽけに思えるほど、この1年弱の間に見ている景色は違ってきていて。懸けるものが明らかに去年とは比べ物にならなかった。本当に短い間に大変なところまで来てしまった。去年の10月7日からの続いていたもの、あるいは12月30日から続いていたものは、この日終わりました。素晴らしい気持ちでいます。次は、4thライブ、東京ドーム。自分もあのライブを見たし、あの後にAqours9人が共有した「大きな夢」の言葉を聞いてからの2年半という時間。長かったか短かったか…もうわからなくなっている。あのライブでの出来事だって生放送での言葉だって、頭の中で手を伸ばせばすぐ感触を確かめられそうなところにあるはずだけれど、実際は靄がかった幻だけがある。そういう微妙な時間。とはいえ、よく言うようにこの1年半はいろいろなことがありすぎたけど、ゼロをイチにしたあの日から一歩一歩確かに進んできたはずだ。その実感があるから、早すぎるなんて思わない。もしかするとその先の夢も見えてきた今、むしろ避けて通れない場所とさえ思う。まだ自分の中で現実味は帯びてないけど、ひとまずアニサマとか9月のファンミとかがあって、それが終わってからまた色々考えることになるのかな。今そこにある希望と期待、それと同時に寂しさと焦りも確実に大きくなっているけれど…

ココロに刻むんだ この瞬間のことを 僕らのことを

- Aqours「WATER BLUE NEW WORLD」

そうしておけば、今まで来た道だって、これから進む未来だって絶対見失うことはない。

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SETLIST

7/7
01. 未来の僕らは知ってるよ
02. 君の瞳を巡る冒険
03. MY LIST to you!
04. MY舞☆TONIGHT
05. 君のこころは輝いてるかい?
06. MIRACLE WAVE
07. One More Sunshine Story
08. おやすみなさん!
09. in this unstable world
10. Pianoforte Monologue
11. 空も心も晴れるから
12. SKY JOURNEY
13. HAPPY PARTY TRAIN
14. Awaken the power
15. DROPOUT!?
16. WATER BLUE NEW WORLD
17. 青空Jumping Heart
18.キセキヒカル

(Encore)
01. ホップ・ステップ・ワーイ!
02. 勇気はどこに?君の胸に!
03. WONDERFUL STORIES

7/8
01. 未来の僕らは知ってるよ
02. 君の瞳を巡る冒険
03. MY LIST to you!
04. MY舞☆TONIGHT
05. 君のこころは輝いてるかい?
06. MIRACLE WAVE
07. Beginner’s Sailing
08. RED GEM WINK
09. WHITE FIRST LOVE
10. New winding Road
11. さかなかなんだか?
12. 空も心も晴れるから
13. SKY JOURNEY
14. HAPPY PARTY TRAIN
15. Awaken the power
16. DROPOUT!?
17. WATER BLUE NEW WORLD
18. 青空Jumping Heart
19.キセキヒカル

(Encore)
01. ホップ・ステップ・ワーイ!
02. 勇気はどこに?君の胸に!
03. WONDERFUL STORIES