Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019

アジアツアーは3公演参加でした。ライブビューイングも観ていないので、台北2公演と東京1公演を見ての話。もう次のライブが始まるのでちょっと書いておきます。
ライブとしては半分くらいは1stライブの再演的なところがあったのだけど、フィルムコンサートと銘打っている通り、1stライブや3rdライブよりもさらにアニメーションオリエンテッドな構成。何しろMCがほとんど挟まらないし、ユニット曲もない。ほぼアニメの流れだけで進行していくので、普通のアニメイベントのようでもあります。 久しくアニメ1期も観ていなかったので懐かしさが先に立つけれど、 だんだんとアニメの中の世界に没入させてくれる。これは今までのラブライブ!のライブにもあった感覚です。 最初は1曲2曲ごとに座ったり立ったりするのでテンポが悪くも感じるのですが、 全体を歌唱パートとブリッジとに分けずに、シームレスなものとして捉えればあまり気にならないかもしれません。おかげで未熟DREAMERなんて今まで何回も聴いてるのに普通に涙してしまいました。MCがほぼないというのもここまで来れば納得のいく話で、要は物語の中のAqoursがすべて語ってくれるということです。そういう面でファンミーティングと対極にあるイベントと言っていいでしょう。追体験を通して高揚する臨場感の先に、色々な感情が詰まったMIRAI TICKETの文字通りの再演もある。たぶん、人それぞれに思い出されるものがあったのかなと。 このライブで忘れてはいけないのがThank You, FRIENDS!!という曲の存在です。 各地のファンがAqoursへの想いを様々に形にしたアジアツアーにあって、 毎回があの東京ドームの再現でもあり、メンバーそれぞれとのその場その時間を慈しむようなコミュニケーションにもなっていたように思います。彼女たちやファンにとって、さらに特別な1曲になったと言えるでしょう。 台北は両日ともVIPシートだったので、比較的細部は観られたかなあと思うのですが、例によって伊波杏樹ちゃんしか見ていなくはあった。3列目ぐらいだと目線の高さが合うんですよ。去年天空席から観たのとはえらい違いです。チケットも完売していて、なかなかの熱気だった。上記の通り、Thank You, FRIENDS!でだいぶ感動してしまったので、1日目はお見送りで∞を作って杏樹ちゃんに返してもらったりしていたのですが、2日目に逢田梨香子さんが大変慎ましやかな微笑みをされたのがなかなか頭を離れないですね…
1年ぶりの台北だったのだけど、今回はくらくさんと帰りの飛行機まで同じだったので色々楽しかった。雑多な匂いと蒸し暑さを掻き分けながら歩く4月の台北。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA