ミュージカル「オープニングナイト」〜桜咲高校ミュージカル部~

夏になーみんと愛佳ちゃんが出ていたミュージカルの再演で、しかも今度はなーみんがプリンシパルで出るということで、今回も観に行ってみたのでした。いつかメインキャストで出たい!と言ってた矢先で、しかもこんなに短いスパンでの再演は非常に珍しいので青天の霹靂。とはいえ夏公演は観ていてすごく楽しくて自分的にかなり好きになれた舞台だったので、願ったり叶ったりという感じです。そういうわけでなーみんが出るチームRED(女性キャスト)6公演観劇。まあ昔も似たようなことがありましたけど、そういうときに全公演観に行く以外の応え方を相変わらず知りません。

夏も6公演観たのでさすがに物語や楽曲はほとんど覚えていて、オーバーチュアが鳴ったときから(もっと言うと横山だいすけさんの影アナから)帰ってきたなーという気持ちになってきます。という中で、続く最初のナンバーに早速なーみんのソロがあって、そこで真っ先に圧倒されてしまいました。なーみんにはやや高めと思える高音域の歌声が、雲のあわいから差す一筋の光のようで!今でもその優しい残響が耳に残ってリフレインしているぐらいに強い印象を与えてくれます。当然セリフも多くて、なーみんのセリフ回しに惹かれて舞台を見たいと思っていた者としてはそこも嬉しかったですね。なーみんの演じる山城奈央ちゃんは喜怒哀楽のレンジが広いキャラなんですけど、なーみんの笑顔の爛漫とした感じとか、物事を冷静に見ているときの目、少し突き放したようなセリフのニュアンス等々、なーみんの個性が十分感じられました。動きもちょこちょことしていてアニメキャラみたいにユニークで。パーカーのフードを揺らしながらスキップする姿が可愛かったですね。クライマックスにもなーみんのソロがあって、めちゃくちゃしっかり八分音符に歌詞を乗せているのが凄い。そこからのハモりパートも、切なさと悩ましさを湛えた美しさがあり。メインキャストなのでソロパートも前回より格段に多い中で、そこになーみんのしなやかな歌声がよく響くフレーズや譜割が充てられていて、なーみんがこの役になった意味がちゃんとここにあるということが素晴らしかった。やっぱり歌ってるなーみんの笑顔が大好きだなあと思えました。

作品全体を通しても、夏に続いてとても楽しめました。このミュージカルは全てがポジティブな輝きを放っています。ミュージカルというフォーマットを最大限活かした勢いもとにかく爽快。観たあとの感情がとても明るく気持ちが良くて、それを自分自身で全面的に肯定したくなる。作品全体を通して浮かび上がり最後にはっきりと提示されるメッセージも、何度でも受け取りたくなる説得力があります。自分が思い出すのは、子どもの頃に触れた音楽体験です。ディズニー映画「ファンタジア」に始まって、地元のオペラハウスで観た「フィガロの結婚」やバレエ「くるみ割り人形」、さらにこの作品に近いところで言えば、ウェスト・エンドで観たミュージカル「スターライト・エクスプレス」…そんな煌びやかで驚きに満ち溢れた記憶の衝動に、この物語もまた突き動かされています。恵まれた体験をしていながら、この物語の主人公のようには自分はなれませんでした。しかしそんな人ほど、この作品が訴えるメッセージが胸に刺さるのではないかと思います。素敵な作品に出会わせてくれたなーみんに感謝。

「何回だって恋をする」公演 2021/10/30

10月ラストに最後の一押しということではるかおりペア2回目!でしたが、11月からはチーム公演に切り替わるということで結構人も多くて、キャン待ちで対外入場だったのでした。対内で繰り上がった人たちは1巡と2巡だったので完全にキャン待ちドリームだった…。

というわけで上手の立ち3列目柱4あたりから。視界が微妙すぎるので限られた情報でという感じですが、この日は香織ちゃんの印象が強かったなー。この日が彼女の23歳ラストの公演ということもあるのか、すごく力が入っていたような気がしていました。めっちゃ動く(笑)「投げキッスで撃ち落せ!」のサビ終わりで跳びはねるの可愛い。そんな中でもいつでもニコニコで客席のほう見てくれるので心が洗われます。「君は僕だ」は曲自体がそういうコミュニケーションの場になっているような感じがあるなあ。「虫のバラード」も前聴いたときより低音が効いてきていて、かつ生々しい感じも変わらず活きていてすごく良かった。はーちゃんを満足に見れる場面があんまりなかったですが、なんとか見れた「投げキッスで撃ち落せ!」の細かい身体の使い方は彼女らしくてよかった。一つの振りに対する情報量が多い。2日前の公演で書いた「夢を死なせるわけにいかない」への転換はたぶんはーちゃんも迫力あると思うのだけど、結局前方席で見れなかったな…。「月と水鏡」なんかも表情は窺えなかったですけど、歌声はとても鮮やか。音から音への移行がとても滑らかなレガートになっていて、穏やかな川の水面を感じさせます。ついつい目を閉じて聴いてました。

この公演中にひとつ思ったのは、普段はタイプは違えどほんわかおっとりしている2人ですが、パフォーマンスにおいては正反対の見せ方をしているということ。前にも書いたように、はーちゃんはあたかも自分が曲の主人公であるかのように振る舞う大胆さがあり、それゆえ曲によって見せるキャラクターが全然違って、その振り幅が魅力かなと。対して、香織ちゃんはある程度どの曲でも普通の女の子が曲の物語に迷い込んだような、そんな設定(笑)を想起させるのですね。歌詞に対してすごく等身大の反応をしていることもあるし、香織ちゃんのセンスオブワンダーが発揮されて、オズの魔法使いか不思議の国のアリスでも見ているかのような感覚になることもあります。だからこの公演で言えば、上手と下手で見ているとはーちゃんが前にいる時と香織ちゃんがいる時で視える世界がくっきり違っていて、それがこのペアのカラーになっているのが面白かったですね。もっと見たかったなー。

終業式のときに撮る写真のポーズ

この日はいちおう一区切りということで「となりのバナナ」でも終業式のネタをやっていたのでした。何恋公演は2か月間で9回入れて、だいぶ楽しんだなという感じ。人数も少ないし時間も短いけれど、一人一人の個性に深く接することができたことは収穫でした。最初から狙っていたわけじゃないですが、何恋に出演してる16期生は全員見れていて、もっと入ろうと思えば入れたかもですけど、結果的に16期に絞って見れたのは自分の中では良かったんじゃないでしょうか。なんだかんだ言って一番楽しかったのはなーみんのいた初日公演かなと思います。推しがこの公演に出てるという人には結構幸せな期間だった。とはいえそれも1ヶ月以上前でそろそろまた会いたいというところなので、あとはチーム公演で。予定わかんなすぎて入れるのか全然わかんねえ。

「何回だって恋をする」公演 2021/10/28

1週間ぶりの何恋公演。1週間ぶりでも若干久しぶりに感じるあたりなかなかのバグりよう()とはいえ終わりも見えてきたので大事に見ていくとして、自分が劇場でよく会ってるメンバー2トップのずんくる公演4回目(ちなみにこの場合のシャドーも怜ちゃん)

ビンゴはなんと4巡。連続して10巡以内だったの初ちゃうか()まぁ今月は回数入ってるのでこのぐらいはたまにあってほしい。というわけで立ち見予定を変更して2列目の上手柱2といったところ。もうこの公演8回見てるんですがこのへんだとさすがに良い眺めで、ステージに2人しかいないとしても2人とも色んな場面で客席を眺めまわしてくれて満足感高いなーと思います。前の回ぐらいからですが、公演中の互いのアイコンタクトとか絡みとかも楽しくて、回数こなしてて余裕ある感じ。「となりのバナナ」のセリフとか笑ってたもんね(笑)君に会うたび 恋をする」のくるちゃんは近くで見るとやっぱ佇まいからしてアイドル。いつも客席を見まわしてくれるずんちゃんが、この曲だけ少し遠くを見ているような、観る側に想像力を膨らませてくれる絶妙な雰囲気を放っているのも良いです。「投げキッスで撃ち落せ!」のBメロとかも二人のやりとりが楽しい。そこから「夢を死なせるわけにいかない」のイントロで空気が静かに移り変わるのも鳥肌ものです。こういう場面転換みたいなシーンは近くにいると迫力が直に感じられてたまらん。

チェンジしたソロ曲は前回はあんまり見れなかったので改めてという感じですが、「わるずん」はずんちゃんの声色が甘め成分強めになっていて可愛い。それでいて受ける印象は少し重めなのもずんちゃんカラー(笑)でも間奏とかで楽しそうに歌ってるずんちゃんは見てて癒されます。くるちゃんの「虫のバラード」はクリアな声質なおかげですっとこちらに響いて、ボリューム感も十分ですごく聴きやすい。アクセントのつけ方が好み。力を込めるくるちゃんにグッとくる。

そういえばMCではずんちゃんの17LIVEの新番組の話題あり。のっけからイチナナと言っててペナルティ。何恋で16期の絡みばっかり見てるから同期出てほしみ。最後の「大騒ぎ天国」でもMCでやっていた小ネタがきちんと入っていて感心(笑)掛け合いが楽しすぎてMCも全然裏切らないずんくるペア最高でした。

なんか掴んでるポーズ