シドニー4

週一更新どころか隔週更新してたらもう1ヶ月くらい経っちゃう。最終日。
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_5053596この日は午前中は宿の近くを散歩。住宅街をひたすら歩く。中心部から電車で15分ぐらいなんだけど、めっちゃのどかでよいです。シドニーと同じくらいの規模感の都市でも、ヨーロッパだったら15分じゃここまで郊外っぽくはならない。並んでる住宅は超高級な匂いがします。
_505359830分ほど歩いてベリーアイランドという小さい半島に着く。これまた昼寝スポットに最高。カキが採れるらしい。一応Reserve(保護区)ということになっている。

昼過ぎに宿を出て、サーキュラーキーに出ると、Overseas Passenger Tearminalに豪華客船が。Carnival Spiritというマルタから来ている船らしい。
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この日の一つの目当てはシドニー現代美術館。通称MCA。常設展はやってないようで、この日はKader Attiaというフランスのアーティストの特集とオーストラリアの若手アーティストの展示がメイン。アボリジニアル・アートもある。現代美術しかないから当たり前だけど、空間を大きく使ったインスタレーションとかが中心。そんで意外とコンセプトとか思想的背景が強く出ててわかりやすいのが多い。僕は空間的想像力が著しく欠如しているので、なんでこういう表象に至ったのかはよく分からんけど、言わんとしてることは分かるよ、的な。これまた入場無料で2時間ぐらい楽しめてしまった。1階にある売店はお土産とかガイドブックもあるんだけど、専門書の品揃えが凄かった。
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MCAのあるロックス地域はシドニーの最初の開拓地で、典型的な旧市街。石造りの年季の入った建物にカフェ・バーがたくさん入っていて、金曜日だったのもあって、夕方でもえらい賑わい。ドイツのアルトシュタットを思い出すなあ。とか思ってたらバイエルン風の衣装来た店員さんがいて、店の名前見たらMUNICHとか書いてあったりね。
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ハーバーブリッジへ。
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天文台のあるオブザーバトリー・ヒルに辿り着く。ちょうどマジックアワー。
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最後にフィッシュアンドチップス。20時50分の飛行機へ。シドニー4日間おしまい。

ガイドブック的な観光なら子どもの頃にさんざんやってたし、10年前にUK行ったときにしても、1人で行きはしたけど現地では集団行動してたので、2週間いてそういう時間が取れたのが最後の日だけだった。だから今回は自分の足で歩くことがテーマだった。だいたいあまり計画性もなくフラフラと写真撮ってただけなんだけど、そこそこ充実させられたかな。ただ、10年前と比較して予想以上に英語力とコミュ力が無くなっていたので、次どっか行く時はもうちょいなんとかしよう(笑)

シドニー 1

誰も自分を知らないところへ

_5023297シドニーへ。行くのを決めたのは1週間前です。1日22時の飛行機で出発。日本を出るのは高校生のときにイングランドに行って以来なので10年ぶりになる。5年前に作り直したパスポートがやっと役に立ったよ。行きの飛行機は機内食の海鮮丼が半端なくうまく、幸せに包まれながら寝た。
_5023320着いたら朝の9時ぐらい。とりあえず荷物起きに電車に乗って宿へ。宿の近くでピザとコーヒー買って軽く朝食。シャワーなんかもしつつお出かけ。定番なんだけどオペラハウスに最初に来た。ガイドツアーと、夜には小劇場でオペレッタを見る。このオペラハウスはデザイン先行みたいなイメージもあり、実際考案段階ではその通りだったらしいのだが、コンコースは開放的で快適そのものだし、大劇場は外見のイメージを引き継ぎつつもっとも配慮しているのはその音響効果である。外身と中のホールの設計者は違うらしいんだけどね。ツアー終わったあとにバーで昼飯。オージーランプステーキ。すんごい肉々しい。
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_5023362近くのボタニックガーデンで昼寝なんかもしつつ、タウンホール方面に移動して写真撮りながら歩く。おほーたのしい。歩いてたらセブンイレブンがやたらとあったり、ほかにも無印良品にユニクロにと日本のお店が多い。ただでさえアジア系の観光客が多いので、海外気分感じたい人にはどうなんだってところだけど、写真撮ってるとやっぱし空気が違う。撮りやすいとかそういう話ではなく、「ストリート的」な要素が豊富で身近にすぐそこにあるというか。歩きがてら、日本で買うの忘れてた35mmフィルムを探してたんだけど、今どきカメラ屋でさえチェキのフィルムしか置いてない。

_5023421オペラハウスに戻って、食堂でマッシュルームバーガーを食してからオペレッタの鑑賞。軽めのオペラみたいなもので、だいたいユーモア多め。全編英語で、小ホールということもあり演奏はピアノとヴァイオリンのデュオのみ。この日のはヨハン・シュトラウスやオッフェンバックから曲を引用していたようだ。お話としては結婚する予定の双子の姉妹の片方が海賊に攫われてしまって、もう片方が一人二役で結婚式とかをしのぐんだけど、そのうち色々バレてくる…というお話と解釈したけど多分間違ってる。コミカルな父親や結婚相手の一人のイタリア系軍人の役の人なんかがいい味を出していたな。ちなみに、このオペラハウスは服装はそれなりに自由らしい。大昔にフィガロの結婚を見たときはブレザー着て行ったっけ。休憩なしで1時間半ぐらい。

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宿に戻ったのは22時。

黒部立山

盆休みにいくつかのイベントを犠牲に旅行行ってきたんでした。

大町からアルペンルート?通って宇奈月まで下っていく流れ。松本で前泊して開智小学校とか松本城を見たのと、次の日に黒部ダムからロープウェーで立山のあたりまで行った以外は温泉温泉アンド温泉でございました。立山は2400m地点ぐらいまで上がって、このレベルの高地に来たのは15年ぶりぐらいの話。そんときはというと3000m越えてから高山病で死んでいたのもあってびびりながらロープウェーに乗る。結局耳がちょい痛いぐらいでそれらしい症状もなく。もうちょい上行ったらわからんけど。飯もうまかったっすね。帰りは宇奈月から北陸新幹線でしたが、平野に唐突に真新しい駅が掘っ立ててあってワロてました。

山は何を撮ってもキレイに写るぞ。

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ちなみにこの旅行で一番印象に残っているのは大町駅前の商店街でどこからともなく生存本能ヴァルキュリアが流れて来たことです。