力士の作品展

用事で近くまで来たので、相撲博物館で「力士の作品展」を見る。久しぶりに国技館でイベントない日に来たな。16時閉館だからなかなか行くタイミングないんだよね。

入るとまず初代増位山の三保ヶ関が描いたという横綱栃錦の油絵とか、北の湖作の富士の油絵なんかが目に入る。もちろん最近個展を開いた日馬富士の油絵も展示中。良い意味で大味な作品が並んでるんだけど、日馬富士の絵だけは線といい色遣いといいなんとも繊細に感じる。さて気になったものといえば、まず常陸山・栃木山師弟の書「山色新」。常陸山のほうは雄大・豪放・大胆ないかにも懐の深い角聖らしいイメージなのに対して、栃木山のものはキビキビとシャープで直線的な筆遣い。それぞれの相撲ぶりそのものが作品に色濃く出ているあたりちょっと笑ってしまう。それから栃木山の兄弟子、大錦卯一郎の書「精神一到何事不成」。精神一到というのは白鵬が横綱昇進伝達式で使った言葉だけれども、その85年前にも同じ言葉を横綱が揮毫している。それから天竜三郎の書なんかも置いてあって、やはりとんでもなく達筆。これが北桜のビーズアートと同じ列に並んでるという。 なかなか興味深い展示でありました。

両国界隈

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_6282007昭和50年9月場所。大関貴ノ花2回目の優勝。

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_6282019國技堂のカレーとハッシュドビーフ合い盛り

Konica IIIa

Konica IIIa

夏にセカンドハウスを売っ払った田舎のじいさんからクラシックカメラをいくつかもらってたので、軽く掃除してフィルムを入れてみる。


1958年発売のコニカIIIa。形はいまいち洗練されてない感じの35mm判レンジファインダーカメラだが、当時の庶民のカメラとしては高性能。等倍ファインダーがどうとかブライトフレームがどうとか画角補正がどうとか色々あるのだが、まあググればわかる。使い勝手としては虚像式の二重像が少し見えにくいというぐらい。視度調整レンズがないのでメガネは必須。レンズは固定式で、ヘキサノン50mm F1.8というじゅうぶん明るいのがついている。埃くさいけど保存状態は良好。セルフタイマーが途中で止まる以外は普通に使える。

さてフィルムを入れて撮影となると、フルマニュアルカメラで露出計すら内蔵されてないので、自分で適正露出を測ってレンズのシャッタースピード・絞りダイヤルをカリカリ回さなければならない。SSと絞りを連動させるLVの指標もついてるのだが、オート人間だから外の光量をそんな当てずっぽうで判断できん。フィルムももったいないし。というわけで、いちいちiPhoneの露出計アプリをかざして露出測ったあとにピントを合わせてパシャっとやる。このまったくスマートじゃない感じよ。しかしシャッター音は実にスマートでよろしい。一眼レフじゃないのでそもそも静かだが、さらにレンズシャッターなのでライカとかよりも小さい。

というわけで実写。

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135フィルムで50mm、いつも使ってるフォーサーズでいうと25mmの画角はよく使うので、パララックスがあってもそこそこ感覚でわかる。というかファインダーのパララックス補正が優秀なので、フレーミングはほぼ意図通りになってた。

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フィルムはスタンダードなFUJICOLOR 100。富士フイルムっぽい色が出た。安物なので粒状感はけっこうある。このカメラは最速SSが1/500ということで、まあレンズシャッターなので仕方ないのだが、昼間はISO400だと厳しいっすね。

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なんかすごいフレアが・・・
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縦位置に構えるとピントが合わせにくいので横で合わせてから。
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看板にピント合わせた気がするのだがズレてた

ちなみに最短撮影距離は1mです(白目)なので、開放で撮っても被写界深度は大して浅くならない。まあ開放使うの夕方ぐらいだけど。

とりあえずフィルム1本撮ってみて、映りはこんなもんかなという感じ。基本F4-8で撮ってるけど、コントラスト低いのは絞っても大して変わらんなあ。もう少し解像度のあるフィルム使ってみてもいいけど、まあ30年40年眠っていたカメラなので映れば十分だ。

いつもは撮りたいと思ったらすぐ撮るスピード感重視なのでAFはもちろんとしてPオートか絞り優先が基本ですが、今回やってみるとMFしかできないってのもそれはそれで面白さがありますね。一眼レフじゃなくて二重像合致式だからかな。が、スナップ撮影で露出をマニュアルで決めるのはムダとしか感じないのでやっぱAEは要るわ・・・。いやせめてコシナとかが出してるホットシューにつけられる露出計あればまだサクサク撮れるんだけど、今のiPhoneをかざして測るのはアホほど面倒くさいだけでなく、このカメラ重量が800gもあるので測ってる間落としそうでこわいって話です。

んで、135フィルムがもう1本あるので、これはもう1つのカメラで使おうと思います。もう1つって言っても引き取ったのあと4台あるんだけど・・・

Secret Cafeリリイベ

何気にソロイベに来るのかのん2nd以来っぽい。今年けっこうあったんだけど・・・

1回目の池袋は約100席+立ち見もいて結構人入れてた。机がある分部屋が広々している。前か後ろかっつったら後ろな席。前説からマイクがハウリングばっかりしていて取り替えたりしてたので若干押したかな。なおぼうは小さめにお団子を作って下ろした髪は軽く巻き巻きの桃山さんヘアー。仕上げにリボン。衣装はピンクめの花柄ワンピ。これが世界一可愛い声優か・・・

せっかくの初イベントということで、いきなりスタッフの落合さんに3代目J○Bのダンスを披露してもらう。このあいだの生放送で話すこと無くなったらこれで場を持たせる予定だった模様。最初に軽くフリートークあるのがソロイベっぽさ。というかいつものドリシア。昨日は何してたって話はだいたい知ってた。開演前に書いたアンケというかお便り読んでく感じ。CDの感想いくつかとなおぼうへの質問がひとつ。お便り読むときは挙手を求めて積極的にどのオタクか特定していくスタイル。とーやまんの設定資料を持ってきてて、いろいろ裏設定を紹介。質問は「とーやまんで自分に似てると思うのは?」だったっけ(うろ覚え)。

次はミッションドアーのコーナーでなおぼうが話すAとBのネタのどちらが本当でどちらが作り話かを当てるやつ。1問目は某事務所の有名人さんと電車で向かい合わせになって、気付いて覗き込んだら口に手を当ててシーっとされた話。2問目はろんぐらいだぁすの特典映像の収録で猫ちゃんがいっぱい寄ってきたって話が正解。ダミーは子ども相手に電話越しにパフやった話とか。オタク一同はどっちも間違えやがりましたので、なおぼうに向かって\奈央ちゃん世界一かわいいよ!/とか某王国のオマージュやることに。世界一可愛いから仕方ないね。次もアンケで募集したやつで、サンシャイン水族館に来たら桃山さんが言いそうなセリフで桃山-1グランプリ。採用された中で人気投票して優勝したらトロフィー持ってなおぼうと写真撮って番組ブログで晒しますってやつ。お察しください。トロフィーは朝2000円で買ったやつ。プレゼントじゃんけんは1回目で死亡。なおぼうはじゃんけんの癖が指摘されているので、出した手は全部作家さんが書いた順番。ってことで1時間ちょいで終わり。

飯も食わずに秋葉原へオタクダッシュ。とらのあなCは去年のお渡し会以来だったんですけど、ムダな運命力でそのときと全く同じ席引いちゃったあれ。ここはただのイベントスペースなので狭いしオタクの空気が充満してて暑い。例によって前か後ろかっつったら後ろな席。また三代目東山ブラザーズで開幕。今度はなおぼうも一緒にやっちゃう。髪型はハーフアップにチェンジ。秋葉原はUDXで最初にかのんちゃんやった場所だけど、それまではあまり来てなくて、なおぼうがよくお世話になってたのは渋谷のアニメイト(移転前)。こことらのあなね。

この回、初っ端自分のお便りが読まれてしまって、なおぼうから「響け!ユーフォニアムとか好きですか?」って聞かれた。もちろん好きです。なんかお便り読むというかなおぼうから質問されてほぼ会話してた感。二言三言だけど。この間の学祭ではめずらしくなおぼうからレスもらったけど、普段そういうことは全くしないので、不思議な感覚というかなんというか。あとからああ言えば良かったとか色々出てくるからコミュ障はつらい。ってか、なおぼう自分は出てないけどユーフォ好きだよね。

イベントの流れはほぼ同じ。ミッションドアーは今回はイラストとジェスチャーでお題を次々オタクに当ててもらう。10問行ったらミッション成功。イラストは不調で8問だったかな。織田信長のイラスト、ただの足軽だった・・・。あれ当てるオタク強すぎる。ジェスチャーは次々行けて19問。これもオタクがバシバシ当ててワロてた。紅白歌合戦のジェスチャーとかどこで分かるねん。。。芹亜ちゃんのモノマネとか西ちゃんのモノマネとかあったんだけど、あとでやったりえしょんのモノマネが要点押さえすぎてて完成度高い。それから紅白のジェスチャーで何やれば良かったって話でラブライブ!のSUNNY DAY SONG踊り始めるなおぼう。まじか・・・

桃山-1グランプリは似たようなやつで、一緒に秋葉原に来たときに言いそうな一言。こっちもブログ載りますということで、これもまたお察しください。今回はなおぼうの考えたセリフも紛れ込んでた模様。プレゼントじゃんけんはまたもや1回目で死亡。作家さん、強い。というわけでこっちも1時間ちょいで終了。良かった・・・

このイベント突然発表されて焦ったけど、行けなかったら後悔するレベルのイベントだった。学祭しかりだけど、やっぱり作品縛りがないイベントはいい。しかもソロイベ。ちょっとした話で色んな作品の名前が出てくる出てくる。作品に思い入れがある人からすればそれだけで嬉しかったりする。「かのんのおとをやっていた頃は5分が永遠のように長く感じたけど、今は話したいことがたくさんあって1時間があっという間」。今日みたいに一人で喋る場をもらってるということは、そういう成長とか経験の証なのだろうな。来年もドリシアのこういうイベントがあればいいね。今年はまともにイベント行けなくて辛い1年だったけどここで救ってもらった気分だ。

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Friendly Talk
夢のつぼみ
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Light and Colour