週一更新どころか隔週更新してたらもう1ヶ月くらい経っちゃう。最終日。
この日は午前中は宿の近くを散歩。住宅街をひたすら歩く。中心部から電車で15分ぐらいなんだけど、めっちゃのどかでよいです。シドニーと同じくらいの規模感の都市でも、ヨーロッパだったら15分じゃここまで郊外っぽくはならない。並んでる住宅は超高級な匂いがします。
30分ほど歩いてベリーアイランドという小さい半島に着く。これまた昼寝スポットに最高。カキが採れるらしい。一応Reserve(保護区)ということになっている。
昼過ぎに宿を出て、サーキュラーキーに出ると、Overseas Passenger Tearminalに豪華客船が。Carnival Spiritというマルタから来ている船らしい。
この日の一つの目当てはシドニー現代美術館。通称MCA。常設展はやってないようで、この日はKader Attiaというフランスのアーティストの特集とオーストラリアの若手アーティストの展示がメイン。アボリジニアル・アートもある。現代美術しかないから当たり前だけど、空間を大きく使ったインスタレーションとかが中心。そんで意外とコンセプトとか思想的背景が強く出ててわかりやすいのが多い。僕は空間的想像力が著しく欠如しているので、なんでこういう表象に至ったのかはよく分からんけど、言わんとしてることは分かるよ、的な。これまた入場無料で2時間ぐらい楽しめてしまった。1階にある売店はお土産とかガイドブックもあるんだけど、専門書の品揃えが凄かった。
MCAのあるロックス地域はシドニーの最初の開拓地で、典型的な旧市街。石造りの年季の入った建物にカフェ・バーがたくさん入っていて、金曜日だったのもあって、夕方でもえらい賑わい。ドイツのアルトシュタットを思い出すなあ。とか思ってたらバイエルン風の衣装来た店員さんがいて、店の名前見たらMUNICHとか書いてあったりね。
天文台のあるオブザーバトリー・ヒルに辿り着く。ちょうどマジックアワー。
最後にフィッシュアンドチップス。20時50分の飛行機へ。シドニー4日間おしまい。
ガイドブック的な観光なら子どもの頃にさんざんやってたし、10年前にUK行ったときにしても、1人で行きはしたけど現地では集団行動してたので、2週間いてそういう時間が取れたのが最後の日だけだった。だから今回は自分の足で歩くことがテーマだった。だいたいあまり計画性もなくフラフラと写真撮ってただけなんだけど、そこそこ充実させられたかな。ただ、10年前と比較して予想以上に英語力とコミュ力が無くなっていたので、次どっか行く時はもうちょいなんとかしよう(笑)