適当なケバブ食って出発。ビーフケバブというのがチキンケバブより安かった。
この日は最初にカメラ屋でフィルムも調達しつつ、タウンホール方面から歩いて写真撮っていく。
西のほうに歩いて、ダーリング・ハーバーに着く。周りはサーキュラー・キーと同じようにレストランなんか並ぶ風景なのだが、こちらは大きな船が入ってくることもなく、観光地というか憩いのスポット的な場所らしい。水族館行こうと思ってたんだけど45ドルぐらいするので断念して、橋を渡って湾の向こう岸にある海洋博物館に入ってみる。なんと月の第一木曜は無料開放。このへんの開拓の歴史とかアボリジニの話。WWII後に呉でオーストラリア軍人と結婚してそのままこっちに来た日本人女性の話が面白かったな。インタビューの音源が残っているのだけど、戦後日本人の歌う「里の秋」はこのようであったか。キャプテン・クックの船のレプリカとかがあるんだけど、そっち入るのは有料でした。
南に抜けて、ウルティモ地区に入る。今までは煌びやかで賑わいに溢れた地域だったんだけど、ちょっと歩いただけでぐっと落ち着いた雰囲気の街に。
シドニー工科大学の中のカフェみたいなとこで食ったパスタ。学生が全員MacBook持っててビビってしまった。
この辺のメインストリートに沿って歩くと、この日の目的地、シドニー大学がある。これまた立派な建物。これも例によって元ネタを見たことがあるにはあるんですが、カレッジ制ではないので一つのキャンパスが広大。モダンな建物もあり。この日はある学部の卒業式があったようで、学生の家族と思しき色んな国の人がいた。夕暮れ時ということもあるんだけど、全体に落ち着いた空気が流れていて、それが周辺の街のカラーにもなっている。だからケンブリッジに近いかもね。
帰りはチャイナタウンを抜けて中心部に戻ってから、中央駅を越えてサリーヒルズ方面へ。飯どころを探してたんだけど、このへんはだいぶ盛り上がってる若者が多くアンダーグラウンドな雰囲気。もう日も落ちてたしあんまし一人で歩くところではなさそう。タウンホールからは歩いて20~30分ぐらいだと思うけど、こんなに街の空気が違うとは。昼時に来てたら写真撮りたかったな。結局いい所がないので、中央駅近くでステーキ。13ドル。固い!
歩いた歩いた。