2017年最後のイベント。
新宿ピカデリー。席はF列。ピカデリーはスクリーンでかくてよいね。
20時40分開演。MCは意外や意外でりきゃこだった。そのおかげで杏ちゃんとゼロズレ。最終回を控えてしゅかしゅー「ドキドキして心臓が痛い」。わかる。まずは10話から12話の一挙上映なので、みどころ。杏ちゃん「10話でバス乗ってる時のみんなのファッション見てほしい。特にルビィ」りきゃこ「千歌ちゃんは?」杏ちゃん「千歌はふつうなんだけど(笑)」。りきゃこ「12話のライブシーンを大画面で見てほしい!」。ってことで1時間ちょっと上映。土曜日にイベントが多すぎて落ち着いて見れてなかったからありがたい。特に11話は…。ちかっちの言葉もすごく響くけど、2期は鞠莉が裏主人公的なところがあるよね。学校というくくりでは一番のリーダーで、Aqoursとしても学校の代表になっていて、それでもどうにもできない無力感があって葛藤があって、今できることで前に進んで、今を精一杯楽しむことを自覚して。そういうものを経ての11話のラストの「歌おう!」っていうのは、色んなモヤモヤから解放されたまっさらな言葉だなって。歌って本当に素晴らしい。ラブライブ!という作品も結局そこに行き着くんだよな。
3人で振り返り。10話のルビィちゃんのファッション、杏ちゃん「帽子がおしゃれ。ルビィがこういうのは珍しい」。11話についてはニコ生でも言ってたけど沼津からの帰りの新幹線で見てたらしいです。りきゃこ「しゅかは後で見るって言ってたのに途中から私のイヤホン片方奪って2人で見てた(笑)」しゅか「横でちらちら見てたら気になっちゃった」。杏ちゃん「私はあいきゃんと茶化しあいつつ泣かないようにしてた」。僕もバスの中で見てたけど「あ、ダメ」って言っちゃったもんな。りきゃこは11話は12話を録ったあとに居残りで1人でアフレコしたので凄く寂しかったけど、オンエアを見たらちゃんと皆がいて安心したと言ってました。12話についてはこの3人なのでやっぱりUTX前でのシーンの話。スクールアイドルがやりたい!と叫ぶ梨子は、納得がいくまで何回も何回もリテイクを重ねたという。むき出しの感情が伝わってくるとてもいいシーン。恒例のお気に入りシーンのお絵描きは杏ちゃんがそのUTXのスクリーンが第1話と重なるシーン。杏ちゃん「ここから始まったって思いが強くて…。1話の収録ですごく緊張してたなってこととか思い出す」。答えが杏ちゃんらしいなあ。りきゃこは例によってざわついてたけど、りきゃこ「別にふつうだから!」。空飛ぶバスの絵だった。りきゃこ「すごく幻想的。いつかみんなでドライブ行きたいよね」杏ちゃん「今のところAqours誰も運転できないけど(笑)」。しゅかしゅーは11話で曜ちゃんがみかん箱に乗って1人で勧誘し始めるシーン。しゅか「千歌ちゃんと同じことしてるーと思って。やっぱり千歌ちゃんのことが大好きなんだなって」りきゃこ「梨子ちゃんは一歩引いて見てるっていう」。楽曲について。WATER BLUE NEW WORLDではちかっちの髪型が、杏ちゃん「お風呂あがりによく見る千歌になってます」。衣装が特徴的。勇気はどこに?君の胸に!は、りきゃこ「イントロが流れてくるともう泣ける」。MIRACLE WAVEは杏ちゃん「めっちゃ盛り上がるやつでしょ!」。その中心にいるのはあなたのはずだから。楽しみにしてるよ。
ファンミの話とかもしつつ、りきゃこ「見どころというか、もうこれは頭の中真っ白にして見てください」第13話の上映へ。ラブライブ!という作品に通底しているのは、限られた今を輝くことで刻まれた記憶が、いつしかみんなで共有できる宝物になっているという、高校生活の青春にも、アイドルという存在にも共鳴するテーマ。だから、千歌が辿り着いた答えというのは、もしかするとありきたりに聞こえるかもしれないけれど、この作品の芯で、アイデンティティみたいなところなのだ。Aqoursもようやくそこに辿り着いた。ラブライブ!が持つ不可能を可能にする魔法、スクールアイドルにしか起こせない奇跡、光の洪水のように押し寄せる輝きの記憶、大団円、そして終幕。夢を駆けてきた僕たちへのご褒美みたいなものとして、今のこの奇跡の時間がある。μ’sでも、ほかのどのスクールアイドルでもない、Aqoursなりの結末を見届けました。
最後のキャストトークでBGMがWONDERFUL STORIESだったので、思わず涙ぐんじゃう3人。MCのりきゃこが一番泣きじゃくってた。でも、飾り気のない正直な言葉が聞けたかもね。会いに来てください、好きでいてください・・・。しゅかでさえ泣いているんだけど、杏ちゃんが涙をなんとかこぼさずに未来を向いて話をしていたのが…。劇場版の発表、最後にマイクなしで挨拶。23時10分終演。
終わった直後は本当に胸にいっぱいで、ついてきて良かったと、好きでいて良かったと、それしか考えてなかったのだけど、宿に着いてこの文章を書き始めてからだんだんと喪失感が勝ってきて寂しい気持ちになってしまった。きれいに幕が下りたことに安堵すると同時に、今までなかった途方もない距離を感じてしまう。劇場版の発表はあったけれど、その先に待っているものを自分は一度体験しているわけで。個人的にも、ラブライブ!サンシャイン!!ほど好きになれた作品は他になくて、Aqoursと過ごしてる今が本当に人生で一番楽しくて、だからこの先に踏み出すのに怖さと躊躇いが正直あって、でも時は進んでいく。これだけのメッセージを受け取っても変われない自分がイヤにもなるけれど、メンバーの言葉を色々聞いて、今は先に待っていることを一つ一つ楽しむことだけを考えなきゃねと。楽しいことならいくつも決まってるんだから。そこできっと、この9人でしかできないことを見せてくれる。驚かせてくれる、心を震わせてくれる。そう信じさせてくれるみんなが最高。とりあえずは7月まで突っ走るよ。