劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~

タイミング逃してたけど今更ながら。川崎チネチッタ。この作品の舞台挨拶はこれが21回目だそうです。
写真 2017-10-14 12 44 45前回の劇場版は、2期を控えていたということもあって、関西大会に向けた本筋のところを凝縮した総集編らしい総集編だったけれど、今回は久美子とあすかの関係性に9割がた焦点を当てて物語を追っていく映画。2年生組の話とかはすべてカットしてあって、中心線を逸らさず話が進んでいくため、ひじょーにシンプルに一つの作品としてのコンセプト、纏まりを持った総集編アニメです。新規カットもそのコンセプトを(特にあすかの視点を)より掘り下げてくれるものにちゃんとなっている。観た後の印象としてはホントに1本の映画を見たような感じなわけですよ。じつに稀有な総集編です。観る前にとくにTVシリーズを見返したりとかはしていないのだけど、やっぱりいい話だなあとしみじみ。久美子が泣いてるシーンはだいたい僕も泣いてることに気付いた。

舞台挨拶はともにゃと美菜ちゃん。なんというか美菜ちゃんが本当にお綺麗になられていてですね、そういった意味でもしみじみしてしまうというか。ともにゃとのペアは見たかったんだよね。トークでも言ってたけど、久美子とあすかの関係にちょっと通じるものがあるわけですよ。某アイドルカツドウでも跡を継いでいたし(笑)演技の部分での距離感とかはこの2人だからできる絶妙なものがあると思います。久美子とあすかのその後の想像については2人とも分かり手感しかなかったな・・・。

そいや今回観たチネ8は、LIVE ZOUNDというライブハウスのクラブチッタに近い音響設備で、けっこうな爆音が鳴っていました。ゴリゴリの低音だったので、まあ吹奏楽を聴くのに適していたかというと微妙なんだけど、この迫力は劇場だけのもんではある。やっぱり音楽の映画だからね。作中で取り上げられてる曲で言えば、宝島はTVシリーズで見てびっくりした曲です。この曲はこの間本家のバンドでも聴いたけど、吹奏楽バージョンもけっこう思い出深いんだよな。中学生のとき、自分の学校の吹部の定期演奏会に行ったらこれをやっていて、原曲のピアノソロをトランペットがコピーしていた(このアニメでは晴香先輩のバリサク)のに驚いた記憶があります。あのときの僕は完全に楽曲派の顔つきだった。

写真 2017-10-14 13 03 51本編前のショートムービーで撮影OKな箇所が。週替わりっぽい。

にしても、次の映画は山田尚子さんが監督するというだけでもたまこ勢としては観なあかん感じがしますが、みぞれと希美のストーリーということなのでもはや使命感になってしまう。とーやまさんに「ユーフォ好きですか?」って聞かれた勢としてもな。あのときは東山さんが出るとか全然思ってなかったけどもう決まってたんかなあ。とか言ってたらいきなり劇場版でメイン張るんだからこの業界わかんねえ。いや純粋に楽しみ。

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