Paul McCartney ONE ON ONE

唐突にポール・マッカートニーのライブを見てきた。
Untitledビートルズについては、唯一持っているアルバムはサージェント・ペパーズで、これは高校ぐらいのころから大好きなアルバム。なんでそれから広がらなかったのかというと、当時ビートルズのCDは1987年に初CD化されたものがそのまま出ており音質が大してよくなかったので、この時点ではほかのアルバムはリマスター盤が出るのを待ってたんですよ。そんで実際に2009年にリマスター盤が出たのだけど、結局買わずじまいだった。EMIが足元見た価格で出したのが悪い。

東京ドームの初日。19時ぐらいに開演だったらしいんだけど、いろいろあり15分ぐらい遅刻。東京ドーム1階。入ったら8曲目か9曲目ぐらい。なんだけど、ロックのコンサートなのにみんな座っているんですよ。この規模のライブ、この知名度のアーティストだと自分と同じような一見さんが多いんだろうなあ。アリーナはみんな立っていてうらやましい。とは言いつつ、一塁側からそこそこ見やすい席なので落ち着いて見るのも乙です。静かな曲も多いしね。ビートルズの前身、クオリーメンのナンバーから2010年代の最新曲まで39曲。曲数もさることながら、年代の幅広さもすんごい。ビートルズのファーストシングルであるLove Me DoやライブのオープナーだったA Hard Day’s Nightは、ソロとしてはこのツアーが初めての演奏だったとのことで、単純に数えて少なくとも半世紀以上ぶりというスケール。ふだん何年ぶりとか言ってるのがよくわかんなくなってくるよ。70年代のウイングスとかその後のソロの曲に加えて、そういう50年ぶりとかいう曲まで引き出しのある、歩く歴史みたいなライブ。自分もふくめて一見さんが多いので、やっぱりみんなが知ってるクラシックナンバーは盛り上がる。Hey Judeをはじめとして、シンプルで歌いやすいアンセムが多いなと感じる。ポール本人はベースにギター、ピアノを弾いたりといろいろ動き回って忙しいんだけど、昔の曲でもちゃんとハイトーンが出てよく通る。背筋もピンと伸ばして歌う姿がカッコいい。おじいちゃんすごいな。わかんない曲のほうが多かったけど、やっぱ存在がスターだ。9時半ぐらいまでやってたけど、ロックのライブらしくMCもそこそこにサクサクと曲が進んでいったので長いとは感じなかった。レジェンダリーアーティストのライブの空気は感じられて良かったんだけど、曲が少ししかわからんかったので、いちおうまじめな音楽ファンの端くれとしてはちゃんとビートルズぐらいはさらっておかないとなあ・・・

Untitled携帯に限って写真撮影OKだったんだけど、ライブの最中に自分で写真撮る意味がわかんない。

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