アニサマ3日目行ってきました。
コミケに引き続いてアニサマ行くのも超久しぶりですね。色々と思うところはあって、まず第一にオタクが怖い(何)。第二に出演者の方向性がよくわからなくなってきた。第三にアニメロの集金が過激になってきた。そういうわけで、熱心にチケット応募したり探したりというのは数年してなかったんですけど、今年はどうにか行けることに。実は最初は3日間の中で言うと艦これWUGアイカツと来ている1日目に行こうかなとか考えていたのですが、3日目行くことになったので断念。
席は400レベルの前の方。SSA何回か来てると思いますけど、このステージ正面の一番奥のスタンド席は初めて。しかもスタジアムモードで400レベルということで、まあ遠いですね。いわゆる米粒というやつ。最近東京ドームのライブとかも行っていないし、この遠さは久しぶりだった。
そこそこ定刻通りに開演。初っ端のT.M.Revolution x 水樹奈々は予想できていたとはいえ、燃えますね。どっちかいうと1日目に来るかなと思ってたんですが、奈々ちゃんの今のところ最新のアニタイなので3日目に持ってきたというあれかな。とにかく1発目としては最高のものだった。やっぱりこの曲は2人で歌ってこそだし、実際2人で歌ってるときは歌の迫力が違う。少なくともこの2曲を2人で歌うのはこれが最後になるんでしょうか。
なんかもう出てくる人皆かわいいなという前半でしたが、その点で言えばゆいかおりはかわいいという概念そのものを具現化した存在であるからして、私は突然振りコピを始めました。ゆいかおりはもう、曲が爽やかでいいですし(唯ちゃんソロも)、ガラスみたいに透明で澄んだ輝きを持っていますよね。と同時に、2人きりだからこそのギリギリなバランスの危うさというか。僕そんなゆいかおり追ってるわけじゃないですけど、ステージでの立ち振る舞いと風格は去年のアニサマからさらに積み上げてきたものを感じました。それでいて、それでも変わらないイノセンスがある。そういえば開場前のけやき広場のカラオケ大会でOur Steady Boy歌ってる人がいて懐かしかったけど、当時の2人の印象は「可愛すぎる」(too cute)だったんですよね。唯ちゃんもきゃりさんも中高生だったから仕方なかったかな。
前半でいちばん印象に残っているのは鈴木このみちゃんです。圧倒的な声量にまずびっくりするし、そういう迫力がありつつキンキンせずに耳に心地良い爽快感あるボーカルで、何より元気いっぱいに歌う姿がとってもかっこいい。ビブラートが薄いのも個人的に好みだし。知ってる曲は少なかったけど、こういうパフォーマンスを目の前にすると自然とその人の世界に引き込まれていくんですよね。ただひたすらにこれが17歳のパフォーマンスかよ!?と驚くほかなかったけれど、もうソロ歌手として2年のキャリアがあって春にはソロライブまでやってるわけで、この若さにして経験と実力を兼ね備えたシンガーといえると思います。アニサマ最初のアーティスト発表で大御所と並んで発表されていましたけど、肩を並べるだけのタレントが持っている。次のライブあれば行ってみたいですね。この日のステージで一番の収穫だった。
そいや前半のラストで本当に久しぶりにLiSAの生歌を聴きました。前に見たのはガルデモのライブだったのでソロデビューする前の話。相変わらずの煽りで場を盛り上げる盛り上げる。まあ、彼女はあの頃からすごい実力がありましたよね。上に書いた鈴木このみちゃんと一緒で、最初に見たKSL Liveで一発で「ライブ行こう」と思わせてくれたもん。こういう、ライブで楽しませてくれるアーティストに出会うと嬉しくなって仕方ない。ソロになってからはまともに追えてなくて、ライブも行こうと思いつつ行けてなくてあれなんですけど、来年の武道館は行ければ行きたいところ。
後半。
μ’sミューズみゅーず…そういえばこのサイトだとほとんどラブライブについて書いてませんでしたけど、ラブライブというコンテンツには近年稀に見るほどハマっており、本当に楽しませてもらっています。この日のステージでも間違いなく一番の声援を受けていたし、会場が一つになっているのがよくわかって、みんなに愛されているんだなというのを強く強く感じる。Snow halationのラスサビでの風景を眺めていて…全26話のアニメで描かれたことを「体験」したうえで、この愛の漲る空間を共有できる幸せを噛み締める…もうそれが「僕たちの奇跡」なんじゃないか。μ’sが存在する奇跡、ここにいる奇跡。それは僕たちの奇跡が始まってからMC、Snow halation, No brand girlsまで、そんなようなことを考えていました。μ’sは正真正銘のアイドルでした。SSAスタジアムモードでのUO点灯に参加できたことが感無量です。
もうぱぱっと書こう。
OLDCODEXは予想通り曲もゴリゴリのロックならライブも何も考えずに頭を振れる激アツのライブでした。何列か前の女性がヘドバンしたりしていて、久しぶりに見ましたよあんな光景。トロッコじゃなくて歩いてアリーナを回っていたのがかっこよかった。僕もとにかくこの音の洪水に身を任せる感じで。この時点で割と燃焼しきった感ある。彼らのステージも個人的にかなりの収穫ですね。
宮野真守・オンステージ。これまでいろいろとイベントではお目にはかかってますけど、ソロで歌っているときの彼はやっぱりスターですね。紛う事無きイケメンだった…。わたくし基本EDMはまーったく面白いと思わないんですけど、うーさーのテーマになっていたNEW ORDERはなかなかどうして印象的で耳に残る。
ゆかりんはゆかりんですよね。マイペースなのがいい。You & Meはそういえばmotsuのラップ入りで聴くのが実は初だったりした。プリアラもふぉーりんらぶも行けていないので。
例によってトリの奈々ちゃん。アニサマ初回からのダイジェスト映像。ピチピチな奈々ちゃんがWILD EYES歌ってるのに涙。今のところ最新のアニタイ曲は初っ端にやってしまったので、何やるのかなとずっと考えていたんですけど、今までアニサマでやってないアニタイゲータイ特集だった。つうわけでいきなり恋の抑止力から。この曲から入るのはかなりカッコ良かったし(ダンス省略verだったけど)、最初のコラボに引き続いて声はよく出ていて、正直ツアーより良かった。しかしセトリがなあ。僕はファンなんでいいんですけど、恋の抑止力とかもう4年前の曲だし水樹奈々ファンじゃない人でパッと分かった人いたのかなと。入りがいいとは書いたものの、あの振り返りダイジェスト映像から繋ぐ曲じゃないとも思う。奈々ちゃんの選曲の傾向が謎(ほとんどアニサマに行ってない要因の一つ)なのは前からですが、もうちょい一見さんの心をパッと掴むような選曲をというか。そういうのはBRIGHT STREAMぐらいでした。最初のコラボあったしいいか…。
最後の曲はゲスト奥井雅美が呼ばれたときにもう予想できた。さらにゲスト矢吹俊郎でもう確信。やぶさん最近何気ステージ上がる機会多いよね…。歌唱者、作詞者、作曲者が全員揃って演奏されたTRANSMIGRATIONはアニサマ2005の第1曲目だった。「10回目」なのに奈々ちゃん含め大勢の方々が「10周年」と言っておりなんともあれでしたが、この記念すべきアニサマを締めくくる曲としてはこれまた最高。直前まで困惑してたけどこれはGJだったというほかない。アンコールはONENESSで2人で一つのマイクを使って歌う唯ちゃんときゃりさんを見て世界の恒久平和を願ったりしました。
印象としてはこんなとこ。音響はクソもクソで、特に前半は高音と低音が割れまくっていたし、LiSAのときはモニタートラブルで一時ライブ中断、μ’sなんて一人一人マイクの音量がバラバラで、せっかく絶好のパフォーマンスしてる演者もいたのにPAはどういう仕事してんのかというレベルでした。とはいえ、そんなことも引っ括めても充分に楽しめた。収穫とか考えたこととかいろいろあったし。1周間ぐらいずっと書いてたのでいつも以上にグダグダな文章ですけど、とりあえずお疲れ様でした。一緒に参加して頂いた方にも感謝。
そこそこ早めに会場に着いてうろうろしつつ写真とか撮ってましたが、けやき広場のイベントは凄いことになってましたね。アニクラって何が楽しいのかわかんないや。カラオケのチェルシーは参加したかった。