GWは結局初日に総見行ってからは千葉でまったりしていました。主にUCLセミファイナル観戦。3日のフクアリジェフ戦観たかったけどなー。28日のゲームがホームゲームだったら一番よかったのだが。
で、5日がGW最終日なので丸の内までラ・フォル・ジュルネ観に行ってきた。実を言うと、少し前にプログラム見てチケット取らなーと思ってたわけですが、3日まで見事に忘却していまして気付いたときにはおおかたの公演がソールドアウト。つーわけで滑り込みでチケットを取った児玉桃のピアノとフランス国立ロワール管弦楽団によるラヴェルを観賞。
左手のためのピアノ協奏曲とダフニスとクロエ第2組曲。特に左手のための~が印象的だった。当然ながら本当に左手だけで弾いていた。たびたび現れる降下フレーズが耳に残る。東洋音楽の影響、ジャズの香り…前半と終盤のカデンツァは美しい。ラヴェルの魅力の詰まった曲じゃないかなー。前から思ってたけど『ブレゲンツ』あたりのジャレットはこのへんのフレイヴァーがぷんぷんですね。
あとは展示スペースで曽我大介指揮のビゼーを聴いたり、地上広場で国立の学生の木管5重奏を聴いたりで合計3プログラム観賞。曽我さんはトークうまいですね。木管5重奏はホルン吹いてた人がかわいくてずっと見てました!
フランス特集ということだったんで、ラヴェルもフェイバリットだし、ドビュッシーからサティ、メシアン。このあたりも聴きたかったので惜しいことをしました。特に1日目の仲道郁代のプログラム。ドビュッシーに加えて武満、三善!これは観るべきだった。仲道さんは6年ほど前にも確かワルトシュタインを聴いたんですが、個人的にはなんだかんだショパンの印象が強い彼女の弾く武満とは興味深い。惜しすぎる。
その後は秋葉寄ってメロブでセレナーデの6年ぶり新曲購入。メロブとかとらのあなの同人コーナー4、5年ぶりに入ったけど相変わらず空気が気持ち悪い。褒め言葉ね。新曲は久しぶりにセレナーデのあのサウンドで懐かしい感じもあり、昔よりハードな感じもあり。アルバムに期待だ。