なぁちゃんの卒コンになーみんが出演するということで。席は3階なのでまあという感じですが、なぁちゃんを推してきたわけでもなければカメコでもないのでちょうどいい場所。
選抜メンバーのみのコンサートは2019年のツアーぶりなんだけど、やっぱり内容とパフォーマンスの密度が濃い。なーみんの話を聞く通りにかなりみっちりリハで内容を固めてきた感じもあり、そのうえでなぁちゃんの趣向が随所に凝らされていて、3階から見ててもめっちゃ楽しいコンサートだった。なぁちゃんの驚異的な早替えにより成り立ってたユニットブロックは圧巻すぎた。なーみんも早速「アイドルなんて呼ばないで」のポンポン隊で登場したりでかわいすぎた。ユニットで言えばなーみんもやっている曲が複数あるので、何で来るのかと思えば「この胸のバーコード」だった。これはなーみんも8人公演になってから担当するようになったユニットだけれど、なぁちゃんとポジ被りでいつか一緒に出たい!と言ってたのが1曲だけでもここで実現したという意味でも感動ものだった。。元からハーモニーをつけて歌う箇所があったりとか、そういう面でこの曲になったのかなーと思ったりして、そこもなぁちゃんの拘りだなーと思うわけで。ハーモニーがついていたといえば、おんちゃんとのデュオ「泣きながら微笑んで」彩希ちゃんとの「思い出のほとんど」も素晴らしかった。。。
14期やてんとうむchu!(+でんでんむchu!)が揃った中盤パートは当時を通過してないおたくにとってもえもいし曲がただただ強い。ここだけは1階で聴きたかったわ()峯岸さんの卒コンでも思ったけど真子ちゃんが可愛すぎて卒倒。なぁちゃんへのコメントもぐっときたなー。からのみぃちゃんの締めもさすが。
終盤はずっと撮影パートだったけど、「Two years later」の冒頭のコールだけ全力だった(笑)これは前のぴあアリーナ単独コンでできなかった分があったので感慨がひとしお。ここのモノトーンの衣装もなーみんに似合っててかわいかったなー。なぁちゃんのソロ「Party is over」がラストで、なぁちゃん以外は歌劇の登場人物のように振る舞っていて、かなり作り込まれたなぁちゃんの世界を感じた。。。
アンコールはシングル曲が続く流れでしたが、最後の最後によこゆいちゃんが出てきての「根も葉もRumor」フルは熱すぎた。。声出しありでこの曲聴くの初めてだったけど、ステージからも客席からもとんでもない熱量が生まれていたなあ。いつものAKBとは違う種類の現象を見ていた気がする。なぁちゃんが残してくれたものはとんでもなく大きいとこの1曲だけでも思えたね。
MCとか聞いていても、明るくてユーモアがあってポジティブで、でも裏腹な不安定さもあって、そこがこの人の魅力を作っていたなあと思うし、このコンサートの世界にもなっていたような気もします。彼女の活動期間を振り返ると、そのままその期間のAKBを振り返ることになるというか、彼女を主人公としてもこの期間のAKBの ストーリーが成立するという時点で、グループにとって大きな存在だったことは間違いないでしょう。その軌跡の終着点として(その不安定さも含んだ上で)、完ぺきなコンサートと言うことができます。楽しかった〜!
SETLIST
- コイントス
- 考える人
- 誰のことを一番 愛してる?
- バラの果実
- フライングゲット
- アイドルなんて呼ばないで
- てもでもの涙
- 雨のピアニスト
- 愛しきナターシャ
- Confession
- この胸のバーコード
- 泣きながら微笑んで
- ずっと ずっと
- 思い出のほとんど
- 清純フィロソフィー
- LOVE修行
- 君だけに Chu! Chu! Chu!
- 清純タイアド
- Bird
- 紛らしている
- Two years later
- 涙の表面張力
- Party is over
(Encore)
- 壊さなきゃいけないもの
- 久しぶりのリップグロス
- ジャーバージャ
- 根も葉もRumor