2022終わり

今年は言葉からほどよく離れるということを意識するようになった一年でした。僕のことを知っている人はわかると思うのですが、7月以降Twitterで「好き」とか「かわいい」とかしか言っていません。 ボキャ貧のようですが、要は(少なくともTwitterにおいて)100%信じられる嘘のない言葉がこれしかない。自分の書いてきた言葉を省みたとき、自分のために書いている文章があまりにも多すぎました。 知識をひけらかし自己陶酔的な言葉を並べ立てて悦に浸っているだけの言葉が。ということで、それらをできる限り排除した結果そうなっているというわけです。体よく言えば、カント的な意味での道徳の実践、というより道徳的であろうとすることの実践、みたいな感じです。そういうことにしましょう。

それによって、誰かが好きという気持ちだけで生きているということにする、ということができるようになりました。ということにする、というのはまだ余地があるかもしれないからです。自分が誰かが好きということに対して、またそれによる行動に対して斜に構えることもやめ、他者と比べることもやめ、純粋に誰かを好きと言って行動できる。これが最高善です(たぶん違う)。

で、誰が好きなのかというと、それは浅井七海ちゃんでした。自分にとって推しメン以上の存在で、いつのまにかそうなっていました。彼女のことが大事すぎます。出会ってからはそろそろ4年、好きになって3年で、彼女に出会うためにこれまでおたくをやってきたとさえ今思える。今年は74回なーみんに会っていて、全部が全部楽しかった。できることできないことはあっても、できる限りやれたと胸を張って言える後悔のない一年でした。

上の話とは完全に別なんですが、今年はピアノを弾き続けていて、その結果としてある程度は曲を弾けるようになりました。楽譜に書いてある音と同じ音が出る鍵盤が押さえられるというだけなので、ピアノが弾けるということはとても言えませんが、生活に小さな彩りが加わった気分にはなれているので、そこは今年よかった点。

って感じです。来年もこのまま続けていくよ。

浅井チームB「アイドルの夜明け」公演 稲垣香織 卒業公演 2022/12/27

6日ぶりのアイドルの夜明け公演。個人的には13回目のドル明け公演が、香織ちゃんの卒業公演ということになりました。卒業公演は前田彩佳ちゃん以来で、16期のメンバーの卒業にまた立ち会えるのは幸せな話。

ビンゴは19巡で、センブロ立ち3列目の最下手だったけど、そのへんにいるのでと2日前になーみんに言ってたので全然オーライ。なーみんは外ハネ。卒公にもかかわらず、むしろ今月の公演の中ではなーみんとは一番距離が近い感じだった。あの下手2番の位置にいるときは数秒だけでも自分となーみんだけの世界になれてたな。そこは今年最後にとてもよかった。

しかしこの公演の目的はそれだけでなく、香織ちゃんの姿を目に焼き付けることでした。香織ちゃんは個人的に一番好きなポニーテール姿で、ほんと可愛かった。なんでこんなに香織ちゃんのポニーテールが好きなのだろうか、、、公演写真見返しても下ろしとかツインとかが多いのに。香織ちゃんはどんな曲でも今そこにいる香織ちゃんが曲の登場人物になっているように演じるのがいつ見てもすごく印象的なのですが、その意味で「春一番が吹く頃」は本当にそうなっているとしか思えず、歌詞の一節一節が感情にそのまま突き刺さって仕方がなかった。。いつも笑顔の香織ちゃんが、涙を抑えきれないまま歌っているのを見るのは本当にはじめてのことだった。「タンポポの決心」で伸ばした手をしっかりと見つめて歌う姿も、今まで見れてなかったなあ。。。「アリガトウ」だってこの日は香織ちゃんのためだけにあるような時間だったね。なーみんと香織ちゃんのハグで、今までのこの曲でのやりとりが全部蘇ってきて泣けてきた……。そして何においても、この日も「そばかすのキス」での香織ちゃんは世界で一番輝いてました。

卒業ブロックは16えんぴchu!大集合で「抱きつこうか?」。落ちサビで香織ちゃんが中央に来るアレンジになってて、16期全員で香織ちゃんに向かってケチャしてたのが泣けた。この曲の主人公の可憐な感じが香織ちゃんにぴったりですよ。香織ちゃんがセンターに回ったおかげで、ラスサビでなーみんが正面に来てびっくり。1年半ぐらい前に劇場でこの曲を聴いたときのことを思い出す。。。16期のMCは人数多くて話止まらなくて楽しかったなあ。自分を後回しにしてきたけどこれからは自分最優先で生きてほしいっていう小麟ちゃんの言葉が印象的だった。小麟ちゃんって曲の最中もMC喋ってるときも本当可愛い。

香織ちゃんが仮研究生のころから好きという「未来の扉」も、ドレス姿の香織ちゃんが一人で1番を歌い切る姿がとても力強かった。それこそ歌詞の通りに、香織ちゃんの決意と意志が伝わってくるようで。ドレスはピンクのフリフリが可愛い香織ちゃんらしさに溢れたもの。彩希ちゃんや16期生、チームBメンバーも加わる2番も、それぞれの時間が尊かったな。香織ちゃんのメッセージを受けての最後の曲は「桜の花びらたち」で、僕はこのとき初めて劇場でこの曲を聴くことになりました。この曲では0番方向がなかなか見えなくて、正面のはーちゃんを見ていたのだけれど、はーちゃんはその前のMCから香織ちゃんの傍で仕切り役をしていて、その言葉がとても優しくて、それがこの曲でもそのまま表現されてて、そのことに泣けてきてしまった。本当に暖かかったなあ。最後の最後で香織ちゃんの表情も見えて、香織ちゃんらしい笑顔で終われていて本当によかった。すぐあとに花束とアルバムを渡されて、最後の最後で泣いてしまってたのだけど。

香織ちゃんはなんだかいつも側にいてくれるメンバーと感じていて、それはやっぱりSHOWROOMも毎日配信していたし、いつ公演で会っても彼女なりのやり方で楽しませてくれてお見送りでは話しかけてくれたり、そういうことが積み重なって香織ちゃんの存在が日常になっていました。香織ちゃんは約4年間毎日配信していたのですが、それは僕がAKBのイベントに通うになってからの時期とニアイコールでした。劇場で会った回数も全メンバーで3番目に多かった。僕にとっては、自分の日常に寄り添うように近い距離感で楽しめるのがAKBの良さであって、香織ちゃんはそれを地で行くというか、そのまま体現してくれている存在だったんじゃないかな。僕でさえそう感じているのだから、絶対他の人にとっても、メンバーにとってもそれに近いものが感じられているはずで、そんな思いが集まってこの最高の公演が現実になったのでしょう。

なんというか、「想像していたことがいくつも現実になった、魔法のような」日だったなあ。香織ちゃんもなーみんもみんなも自分もすべてが完璧だった。これ以上ない素敵な卒業公演の時間でした。今年AKB48劇場で見た25公演目、一年の最後にこのような場に立ち会えたことは望外の喜びです。

浅井チームB「アイドルの夜明け」公演 2022/12/21

4日ぶりのアイドルの夜明け公演。久しぶりになーみんの公演多くて嬉しーって感じですが、なんと小栗有以ちゃんが初日を迎える公演ということで。これで全員初日を迎えたということにもなるし、自分的にもちょうど3年前の12月、16人でやってた僕夏公演以来に劇場で会うのでそれはそれで楽しみでした。

が、結局なーみんばっかり見ている。久しぶりに?センター下手寄りの立ちだったのでやっぱ目線来るなあという。「拳の正義」とか久しぶりにって感じだし、「好きと言えばよかった」「横須賀カーブ」みたいに来る流れ。この公演のルーティーンみたいなものだけどそれがいい。「B Stars」のラストのBポーズもびしっとこっち来て楽しかった。めっちゃ埋もれてる感じしたけど見えてはいたらしい(なーみん談)。そんな中でもやっぱりゆいゆいと並んでる姿はカッコよかった。このダブルセンターが見れる日が来るとは。。「愛しきナターシャ」とかはいつも以上に気合いが入っていた感じがしたな。ラストのミックスボイスの伸びと広がりの迫力がものすごかった。この日は16期勢揃いで、みんなリンゴヘアーで揃えてたのもかわいすぎたなー。

ゆいゆいはやっぱりアイドル力が高いというか、、、曖昧な言い方なんだけどそういう存在だよね。前から思ってたけど今見てもやっぱりそうなんですよ。表情の幅がとても広い。ダンスにしてもとても姿勢が良くて、止めが正確でブレがない。手足が長いので見てて振りコピがしやすい(笑)のも昔からそのまま。前に劇場で見たときはまだ高校生だったのにもうすぐ21歳。でも良い意味で変わらないものがあるというか、ゆいゆいはゆいゆいなんですよ、というのを改めて感じた次第。

そういえば藤園麗ちゃんも3年以上ぶりに見たのですが、振りと表情がエレガントと言いますか、イメージ通りの上品さがあります。「片思いの対角線」はとても合っていた。あとこの日は美波ちゃんがめっちゃくちゃに可愛くて、まーた可愛くなってしまったのか、となりました。ミュージカルを経験してまた一段ときゅるんってなってた。

これで浅井チームBのアイドルの夜明け公演で見ていないメンバーはなーみんとポジションのあの方ただ一人となりました。見られる日が果たして来るのか。。。