「RESET」公演 山内瑞葵 生誕祭 2025/10/10

3週間ぶりのAKB48劇場はずきちゃん生誕祭。

8月以降ほぼお見送りでしか当選しないことにキレているのですが、まあ中に入れたのはよかった。入場は先頭だったものの結局センブロ上手は埋まっているため下手立ち3列目柱外5。下手方向の視界は花道まで開けていたのでなんとかではあったが、RESETはそもそも下手に16期が来ないため厳しいことに変わりがなかった。

16期の中では彩海ちゃんが来たかなーと思う。彩海ちゃんのポジションが読めない(AKB初心者)ためこれはラッキー。序盤はあんまり来ないけど彼女になれますか?で来るのでヨシ。珍しいところでいえば明日のためにキスをのラスサビで指差し来たのでアツかった。下手3番から下手立ち3列目にレス来るのありがたすぎるだろ。彩海ちゃんの斜め方向のレスでしか得られない栄養がある。やっぱ彩海ちゃんは女神すぎるな。。このポジションだとアンコールも近くて、夢の鐘2サビは楽しかった。リミスタで夢の鐘でも振りコピしてるよと言われてた者としては向き合う必要があった。

あとはくるみちゃんホワイトデーには…で近かったり、小麟ちゃん愛佳ちゃんががオケラで花道きてめっちゃ良かったりしたがそんなもんかもしれない。くるみちゃんがお見送りで下手いたよねーと言ってたので見えてはいたのかもしれない。ありがたすぎる。下手はほぼれみひゅーがいるみたいな感じなのですが、羚海ちゃんにお見送りで久しぶりに見た!と声をかけられ、顔認知ありがとうの顔つきになった。羚海ちゃんで言えば、オケラの踊り方に個性が出てて良いなーと思ってた。クールになりきれなさみたいなのがあって、それが羚海ちゃんらしくていいのね。

ずきちゃんはほぼ0番付近なのでモニターで見てた(実質ロビ観)。でも逆に細かい表情とか見れて良かったかもしれない。毒蜘蛛終わりの表情は見てて「刺されてしまう」と本能が慄然とする雰囲気があって痺れた。ジグソーパズル48も下手に来てて、愛佳ちゃんとか彩海ちゃんと絡んでるのを見て笑顔になってしまったのですが、お下げ髪にしてこの曲の衣装着てると、村山4の手つなの大好きの衣装がちょっと重なって、しかしずきちゃん本人はぐっと大人になっており、それなりの期間アイドルを見ることの意味ってこれだよなーと思いつつだった。前回ずきちゃんの生誕祭を見たのも手つなだった。


生誕祭の手紙はなるみ総監督からだった。この2人が仲良くなってるのはそれこそ手紙で言ってたネ申のころからは想像つかなかったが、そこも含めてなるちゃんが最近インタビューで言ってた今が一番熱いAKBという感じがする。

スピーチもいつものずきちゃんらしい語り口だった。時折話に詰まりながら考えながら話すのはずきちゃんスタイルだけど、言葉数は増えたしみんな言うように自分を表に出すようになったのは僕でも感じるところだ。現役選抜メンバーの生誕祭はかなり久しぶりというか、そもそも片手で数えるぐらいしか参加したことがないが、いい意味で気負いすぎてなくて、ファンのほうを向いたメッセージという感じがしてそれもずきちゃんらしかった。ずきちゃんの言葉は全部が正直なところがいい。みんな嘘が入ってると言いたいわけじゃなくて、”正直度”的なもののパーセンテージがずきちゃんは高いんよね(伝われ)。「みんな一人一人のことが好きだから」って言葉もずきちゃんが言ってくれるとまた感じ方が違うのだ。生誕祭終わりに彩海ちゃんが「みんなに大好きって言って終わろっか」って振ったのめちゃくちゃよかったが、そしたらずきちゃん「愛してるよ!」と言ったのもますますよかった。愛してるという言葉を積極的に使っていきたい。

やっぱ同期が揃ってる生誕祭はいいな。

ミュージカル「星の導く夜に」

なーみんが出ている新作ミュージカルを見た。

キャストはある特定のファン層を意識した座組になっていて、その中になーみんがいるのは未だに不思議な感じはする。なーみんの2役(本当は3役)はそれぞれがよかったと思う。メインのカスミ役はなーみんの暖かい雰囲気とか優しさに溢れていて、こんな世界線の彼女も絶対にいるよなという気持ちで見ていた。カスミについてなーみんは「共通点が見つからない(ぐらい素敵な子)」とパンフレットで言っていたが、まあ確かに家の中とか楽屋裏、オフの日はそうなのかもしれないが、僕はこの役で見せていたような暖かさをなーみんと接していてずっと感じていたので、すごく自然な流れで役柄が入ってきたし、なーみんの中での自分の色の落とし込みもとてもうまくいってたんではないかなと思える。カスミ役として歌っていたM9小さな命は、そんな雰囲気もありつつ、なーみんの歌のスイートスポットが活きたベストなアクトだった。8分の12拍子に載せる詞のひとつひとつがストーリー性を感じさせて、歌い出しで提示されるモチーフからサビまで展開され歌われるメロディとハーモニーが美しい。なーみんのための曲と思えるぐらいに、何度か見るうちでの自分の中のハイライトとなっていた。

もうひとつのリタ役は結構重めの役どころで、カスミと比較して演技と歌の難易度は高いのだが、少し幸の薄い感じもハマるのは新しい発見だった。なぜかなーみんしかやっていなかったヴィナ役も割と普段のなーみんのイメージに近い気がしてすっと入ってきた。

なーみん以外のキャストも、自分的にはこれまでいろんな場所で見てきた人が多い。その中ではまず小林愛香さんのことは外せない。彼女にはチャーミングな部分と気品を感じさせる部分とそれぞれがあると思っていて、どっちの一面もこのミュージカルのなかに表現されていた気がする。そして何よりも歌が素晴らしい。強弱とアーティキュレーションのつけかたがちゃんと舞台仕様なのだ。どの歌もすごくドラマチックに響いてきて、彼女の持ち合わせているスター性をさらに引き立てていたと思う。彼女は初ミュージカルらしいのだが、似たようなことをライブの1シーンでやっていたのを僕はだいぶ前に見たことがあったな、と見ていて思い出していた。

花宮初奈さんの歌はこれまで大きな会場でしか聞いたことがなかったので、実質初めてのようなものだったが、ルックスのイメージそのままにとても丁寧で美しく聴きやすかった。舞台上で振り切った演技もできることも初ミュージカルとは思えない驚きがあった。なーみんとダブルキャストとなっていた絵森彩さんの演技と歌も、今までキャラが濃い役どころでしか知らなかったためとても新鮮だった。なーみんとはまたカラーの違う親しみやすさが出ていたと思うし、倍音が綺麗な歌で、ミュージカルでまた見たいと思った。それからやはり堀内まり菜さんの演技は人を明るい気持ちにさせてくれる。

なーみんが今まで出た2作品と比べると(制作は同じだが)ミュージカルとしての魅力は一番濃いような気がする。音楽が連綿と継ぎ目なく連なっていて、組曲として感じられる構成が楽しい。セリフも当然あるが、楽曲との境界をあまり感じさせない。ストーリーは明快、楽曲も粒揃いでメロディをすぐに口ずさめる。男性キャストもいることでボーカルアンサンブルとしての色彩感も深い。座組的には企画先行のようにも見えるけれども、しっかりとこれぞミュージカルという体験ができます。楽しかった。

「RESET」公演 鈴木くるみ 生誕祭 2025/9/22

2週間ぶりのAKB48劇場は今年2度目のくるみちゃん生誕祭。20巡で上手立ち2列目柱2。久しぶりの抽選対象内なのですがとなってた。

上手立ち見のRESET何回目なのかもう分からなくなっているが、この日は上手に来るメンバーが結構新鮮だった。彩海ちゃんが別ポジなのがでかい。それだけでもマンネリ感がなくなってめちゃくちゃありがたかった。まあ彩海ちゃんはオリポジの方が上手に来るのですが。ジグソーパズル48が0ズレでずっと目が合ってたのがよかった。こういうときに目線を自分から外さないようにすることをやっとできるようになってきたな。彩海ちゃんは盛りめのハーフアップにしていてとても綺麗だった。初めて見た彩海ちゃんの制服レジスタンスもよかった。ハーフアップと衣装と合わせたシルエットがいつもに増してすらっと見えた。

制服レジスタンスといえばなのですが、やはりずきちゃんがあまりにも良いので本当にもうこの曲だけ100コーラスぐらいやってほしい。そのぐらい永遠に見ていたいと思える。表情は没入感抜群、ずきちゃんの手足の軌跡の全てが美しすぎる。毒蜘蛛とかホワイトデーには…もいいし、パフォーマンスで物を言うアイドルはやっぱかっこいいなとなる。ずきちゃんのRESETをセンブロ最前で見て死にたい。

愛佳ちゃんは上手来るのは来るんだけどこの位置だとちょうど花道で見切れたりとかそういうことが多い。噛み合わせがいいわけではなかったもののホワイトデーには…最後の最後でレス来たのでオールオッケー。愛佳ちゃんは奇跡は間に合わないが相変わらずいいのだが、1サビ終わりの振りがマイケル感出ててかっこよかったな(首と肩の動きが)。毒蜘蛛のラストもいい表情してた。あとはMCでおっぱい連呼しててよかった(消える文章)。

小麟ちゃん洗濯物たちでほぼ上手にいてラスサビは0ズレで楽しめた。ラスサビのウインクがまた効いてしまった。最近小麟ちゃんと話してる感じと心の端のソファーの歌詞を重ねて聴けたのが何気によかった。歌ってる人との関係性で受け取り方が変わってくる曲っていいな。やっぱ小麟ちゃんのこの曲が好きだ。夢の鐘2サビもかっこよかった。なんか小麟ちゃんのRESETは唯一無二感があるので、振りコピとかしないで見たい感が最近ある(体が動いてしまうので無理なのですが)。あとお見送りでとあることを声かけてくれて嬉しかったなー。

くるみちゃんは序盤上手に張り付きなのでまーじで熱かった。0ズレも発生しがち。生誕祭の主役とまともに向き合えたのが久しぶりかもしれない。序盤はやっぱ彼女になれますか?が振りが似合いすぎてるしレスも来るため神。ウッホウッホホではもちろんゴリラやるんだけど、久しぶりにせんとくんになってた。集合写真でもやってたし、封印したかと思ってたわよ。ホワイトデーには…は最近の流れでガチ恋口上やったが、やっぱりくるみはかわいいよと言いたくなることは実際結構あるな。


生誕祭のお手紙が小麟ちゃんからだったが、傍で見てる人の書ける文章だった。そういう小麟ちゃんの人を見る視点みたいなものは最近自分でも実感できるところがあるのだけど、自分でもそう思うのだから、同期ともなればというもの。

くるみちゃんのスピーチは、2月に半分話しちゃったとは言いつつ結果的にたくさん喋ってるのがくるみちゃんらしい。まあやはり、僕にとってのシアターの女神はくるみちゃんなんですよということ。目撃者のころから今もずっとそうであることに感謝しかない。これからもよろしくねの気持ちです。

完全にたまたまなんですが公演前日に夢見てごめんのロケ地でハンバーガー食べてた