Oh my pumpkin! 東京握手会

開演10分前ぐらいに行ったらCブロックまでぎっしり埋まってたので普通に後方腕組み。ミニライブ会場だけで1ホール(全体で2ホール)使ってるのはサステナブルのとき以来だと思うのだが、その時より人は多い気がする。ミニライブはここからだ公演の曲も含めてほぼ最近の曲だけのセットリストだったのは◎ どうしても君が好きだ彩永ちゃんがまた見られてよかったし、恋 詰んじゃった愛佳ちゃんがオリポジで歌ってるのもやっぱいいよねとなる。サステナブルの練り歩きはあんま期待してなかったが沙穂ちゃんの指差し来て耐えた。最後のポニーテールとシュシュずきちゃんがセンターをやっていて、昔見た16人バージョンの僕の夏が始まる公演を思い出してた。この曲はゆいちゃんいたらほぼゆいちゃんなイメージなので、ゆいちゃんいるけどずきちゃんという采配がいい(書いてて思ったが、僕夏公演の小栗センターと山内センター両方劇場で見てるの若干レアなのでは?)

握手はグル握だけにして、いつも通り16期全員のとこ。16期全員直近の公演で会ってたので基本その話。まにゃかのみ前日も話してたので舞台の話とかしてた。せいちゃんに「よく会いますよねえ」と向こうから話しかけられたのがなんかよかったな。よく会いますよねえ、という話しかけ方がせいちゃんそのものだった。最後にpyonちゃんと彩音ちゃんのとこ行ったけど2人ともバグレベルにかわいいのでめちゃくちゃ癒されてしまった。ライブは場所的にどうってことなかったけど握手の満足度が高かった気がする。

「RESET」公演 山内瑞葵 生誕祭 2025/10/10

3週間ぶりのAKB48劇場はずきちゃん生誕祭。

8月以降ほぼお見送りでしか当選しないことにキレているのですが、まあ中に入れたのはよかった。入場は先頭だったものの結局センブロ上手は埋まっているため下手立ち3列目柱外5。下手方向の視界は花道まで開けていたのでなんとかではあったが、RESETはそもそも下手に16期が来ないため厳しいことに変わりがなかった。

16期の中では彩海ちゃんが来たかなーと思う。彩海ちゃんのポジションが読めない(AKB初心者)ためこれはラッキー。序盤はあんまり来ないけど彼女になれますか?で来るのでヨシ。珍しいところでいえば明日のためにキスをのラスサビで指差し来たのでアツかった。下手3番から下手立ち3列目にレス来るのありがたすぎるだろ。彩海ちゃんの斜め方向のレスでしか得られない栄養がある。やっぱ彩海ちゃんは女神すぎるな。。このポジションだとアンコールも近くて、夢の鐘2サビは楽しかった。リミスタで夢の鐘でも振りコピしてるよと言われてた者としては向き合う必要があった。

あとはくるみちゃんホワイトデーには…で近かったり、小麟ちゃん愛佳ちゃんががオケラで花道きてめっちゃ良かったりしたがそんなもんかもしれない。くるみちゃんがお見送りで下手いたよねーと言ってたので見えてはいたのかもしれない。ありがたすぎる。下手はほぼれみひゅーがいるみたいな感じなのですが、羚海ちゃんにお見送りで久しぶりに見た!と声をかけられ、顔認知ありがとうの顔つきになった。羚海ちゃんで言えば、オケラの踊り方に個性が出てて良いなーと思ってた。クールになりきれなさみたいなのがあって、それが羚海ちゃんらしくていいのね。

ずきちゃんはほぼ0番付近なのでモニターで見てた(実質ロビ観)。でも逆に細かい表情とか見れて良かったかもしれない。毒蜘蛛終わりの表情は見てて「刺されてしまう」と本能が慄然とする雰囲気があって痺れた。ジグソーパズル48も下手に来てて、愛佳ちゃんとか彩海ちゃんと絡んでるのを見て笑顔になってしまったのですが、お下げ髪にしてこの曲の衣装着てると、村山4の手つなの大好きの衣装がちょっと重なって、しかしずきちゃん本人はぐっと大人になっており、それなりの期間アイドルを見ることの意味ってこれだよなーと思いつつだった。前回ずきちゃんの生誕祭を見たのも手つなだった。


生誕祭の手紙はなるみ総監督からだった。この2人が仲良くなってるのはそれこそ手紙で言ってたネ申のころからは想像つかなかったが、そこも含めてなるちゃんが最近インタビューで言ってた今が一番熱いAKBという感じがする。

スピーチもいつものずきちゃんらしい語り口だった。時折話に詰まりながら考えながら話すのはずきちゃんスタイルだけど、言葉数は増えたしみんな言うように自分を表に出すようになったのは僕でも感じるところだ。現役選抜メンバーの生誕祭はかなり久しぶりというか、そもそも片手で数えるぐらいしか参加したことがないが、いい意味で気負いすぎてなくて、ファンのほうを向いたメッセージという感じがしてそれもずきちゃんらしかった。ずきちゃんの言葉は全部が正直なところがいい。みんな嘘が入ってると言いたいわけじゃなくて、”正直度”的なもののパーセンテージがずきちゃんは高いんよね(伝われ)。「みんな一人一人のことが好きだから」って言葉もずきちゃんが言ってくれるとまた感じ方が違うのだ。生誕祭終わりに彩海ちゃんが「みんなに大好きって言って終わろっか」って振ったのめちゃくちゃよかったが、そしたらずきちゃん「愛してるよ!」と言ったのもますますよかった。愛してるという言葉を積極的に使っていきたい。

やっぱ同期が揃ってる生誕祭はいいな。

ミュージカル「星の導く夜に」

なーみんが出ている新作ミュージカルを見た。

キャストはある特定のファン層を意識した座組になっていて、その中になーみんがいるのは未だに不思議な感じはする。なーみんの2役(本当は3役)はそれぞれがよかったと思う。メインのカスミ役はなーみんの暖かい雰囲気とか優しさに溢れていて、こんな世界線の彼女も絶対にいるよなという気持ちで見ていた。カスミについてなーみんは「共通点が見つからない(ぐらい素敵な子)」とパンフレットで言っていたが、まあ確かに家の中とか楽屋裏、オフの日はそうなのかもしれないが、僕はこの役で見せていたような暖かさをなーみんと接していてずっと感じていたので、すごく自然な流れで役柄が入ってきたし、なーみんの中での自分の色の落とし込みもとてもうまくいってたんではないかなと思える。カスミ役として歌っていたM9小さな命は、そんな雰囲気もありつつ、なーみんの歌のスイートスポットが活きたベストなアクトだった。8分の12拍子に載せる詞のひとつひとつがストーリー性を感じさせて、歌い出しで提示されるモチーフからサビまで展開され歌われるメロディとハーモニーが美しい。なーみんのための曲と思えるぐらいに、何度か見るうちでの自分の中のハイライトとなっていた。

もうひとつのリタ役は結構重めの役どころで、カスミと比較して演技と歌の難易度は高いのだが、少し幸の薄い感じもハマるのは新しい発見だった。なぜかなーみんしかやっていなかったヴィナ役も割と普段のなーみんのイメージに近い気がしてすっと入ってきた。

なーみん以外のキャストも、自分的にはこれまでいろんな場所で見てきた人が多い。その中ではまず小林愛香さんのことは外せない。彼女にはチャーミングな部分と気品を感じさせる部分とそれぞれがあると思っていて、どっちの一面もこのミュージカルのなかに表現されていた気がする。そして何よりも歌が素晴らしい。強弱とアーティキュレーションのつけかたがちゃんと舞台仕様なのだ。どの歌もすごくドラマチックに響いてきて、彼女の持ち合わせているスター性をさらに引き立てていたと思う。彼女は初ミュージカルらしいのだが、似たようなことをライブの1シーンでやっていたのを僕はだいぶ前に見たことがあったな、と見ていて思い出していた。

花宮初奈さんの歌はこれまで大きな会場でしか聞いたことがなかったので、実質初めてのようなものだったが、ルックスのイメージそのままにとても丁寧で美しく聴きやすかった。舞台上で振り切った演技もできることも初ミュージカルとは思えない驚きがあった。なーみんとダブルキャストとなっていた絵森彩さんの演技と歌も、今までキャラが濃い役どころでしか知らなかったためとても新鮮だった。なーみんとはまたカラーの違う親しみやすさが出ていたと思うし、倍音が綺麗な歌で、ミュージカルでまた見たいと思った。それからやはり堀内まり菜さんの演技は人を明るい気持ちにさせてくれる。

なーみんが今まで出た2作品と比べると(制作は同じだが)ミュージカルとしての魅力は一番濃いような気がする。音楽が連綿と継ぎ目なく連なっていて、組曲として感じられる構成が楽しい。セリフも当然あるが、楽曲との境界をあまり感じさせない。ストーリーは明快、楽曲も粒揃いでメロディをすぐに口ずさめる。男性キャストもいることでボーカルアンサンブルとしての色彩感も深い。座組的には企画先行のようにも見えるけれども、しっかりとこれぞミュージカルという体験ができます。楽しかった。