10years of Clan LaughOutLoud

そういえば今ぐらいの時期だったよなあと思い、だいぶ前にvoxy隊長からテキストファイルでもらったメンバーリストを見たら、10月14日でLOL入って10年でした。

とはいえ、実際に活動らしい活動をしていた期間はこのうち半分くらいなんですけどね。10年というとだいぶ古参のようですが、LOLの通算の全メンバーの中では63人のうち私は43人目と後ろから数えたほうが早かったりします。時期としても2k4が出てからしばらくメンバーが増え続けていたあたり。それにしても、一つのクランにのべ63人もいたとは…そんなにUTやってる人いたんだ(何)。同時にいた最大人数はどうだかわかりませんが、自分が入ってからの期間でいうとやっぱり入った直後になる。毎週火曜と金曜(だっけ?)にクラン内戦をやっていたのですが、7onとかやっていたのはあの時期ぐらい。

クランに入った日のことはけっこう覚えていて、若葉さんとかstrikerさん、しもさとさんと何人かでさっそくDrink鯖の#2だか#3に繰り出してRAでボコられたんだ。最初にやったのはTheRockだったかな。そのあとsimoさんと長々と話してた気がする。なんかもう初日はIRCでの会話がみんな面白くて笑いっぱなしだった記憶がありますね。入ってすぐ週末にCTFEがあってたしか望さんとかエントリーして出てたと思うけど、私はXeroメンうめーーーーー!とか言ってkanekonさん実況のストリーム見てました。

なぜLOLだったかというと、そもそも実力的に入れるクランがそのくらいでしたよね。XeroとかTGRとかr2hzとかMWは醸し出してる雰囲気がまずガチっぽいし、実際恐そうな人たちしかいない。SOAPとかkrsはなんかぁゃιぃ。そういうわけで、雰囲気がなんともユルそうでサイトでのノリも新メンバーどしどし来てね!なLOLになったのでした。

最初はそんな理由でしたが、結果的にはLOLにいたおかげで今まで10年間UT楽しめてると言っても過言じゃないですね。他のクランは2005~2006年の間に活動がアクティブじゃなくなっていったし、まともにUT3までやってたのはうちのクランだけだった。隊長・望さん・あぺおと、他ゲーに行かずにUTをやり続けてるメンバーも多かったということもあってかなり長い間継続してワイワイとUTができたのは本当に幸運なことでした。LOLに入ってなかったら未だにUTやってるということはまずなかった。それに、うまくなるためのプレイ機会が多かったのもよかった。人数が多いから内戦で人が集まらないということもなかったし、Xeroとはたまにクラン戦をやってボコられていた。2k4後期にはクランswanとかなりの頻度でクラン戦をやることができて鍛えられたと思うし。

あとはやっぱり、クランの人たちに育ててもらったという感じですね。入った当初はnoob中のnoobでドッジ移動もできてないくらい、しかもオンボードVGAでやっていたのでかなりプレイ環境の制約があったわけですけど、そういう色々とイタめなリア厨の相手をしてくれた(というか面倒を見てくれた笑)隊長やjkパパstさん望さんsimoさんてっくさん若葉さんほか色んな人たちには感謝しきれない。どんな有名プレイヤーより、この時期に一緒にプレイした人たちに影響を受けていると思います。

SSで振り返るClanLOL

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2004年10月29日LOL内戦。いつ見ても壮観ですねこのSSは…。このSSでスコアが上位の6人は当時自分の中で神と崇めており、たぶん実力的に追いつけることはないであろう格の違う人々と位置づけてました。いやマジで。実際、当時でいえば他のどのクランとも戦えるレベルにあったベストの6人だったのでは。にしても、ひでえWeapon statsだなあ。

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2004年12月5日LOL内戦。たぶんこれ若葉さんのブログに貼ってあったやつだと思うんだけどなぜかSSフォルダに入っていた。TDMで毎回のようにボコられて申し訳なさばっかりだった。この時期で印象深い試合が、てっく若葉コンビと2onTDMして相方がjkパパだったんだけど、俺がアイテム管理を全然してないおかげでこてんぱんにやられたというやつ。あれ以来2onTDMはできる限りアイテム管理意識するようにしてます。

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2005年7月2日C.T.F.E.22th決勝HAX戦。相手の面子怖すぎでしょ。ちなみにこのあと2連敗して負けました。

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2005年8月26日r2hz戦。この時期はLOLWARもやってたけど2hzとよくTDMもやってたような。相手が相手なんで毎回ほぼ何もできず負けるわけですけど、勉強になったなあ。

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2007年3月3日swan戦。2006年後半あたりからswanとクラン戦をするようになって、最初はCTFで歯が立たなかったのでCTF練習とか戦闘力向上のためにRAとか色々やった末にそこそこ勝てるようになってきたのがこのへん。確実に今の実になっていると言える。

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2009年2月28日第6回紅白3on3TDMトーナメント大会決勝pyuutaチーム戦。ここからUT3。まだwltgじゃなかったんだっけ?個人的には大会で優勝したのは何気にこれが初めてでした。

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2010年2月27日UT3JPC M3TeamRA UNY戦。2onで隊長と出たやつ。これも893パワーで優勝できた。LOLでクラン戦とか大会っていうのは今のところこれがラストかな。

最近隊長を見ないんであれですけど、個人としてはUTやってる限りはLOLでしょうね。ゲームはUT4なりTOXIKKなりBlueStreakなりなんでもいいですが、また集まって何かやれれば嬉しいところです。

UT2004鯖終了

誰も見てないと思われるけど一応業務連絡。

ここ2年ほどkiyo鯖の後を継いでゲームサーバーを動かしてきましたが、10年前のボロマシンを流用しているため去年あたりからかなり動作が不安定になってきまして、鯖に人が入るたびにパケロスが出たりということもしばしばでした。

ここ1年ぐらいはなんとか動かせてはいるという状態でしたが、4月でWindowsXPのサポートが終了しましたので、ついに鯖を建てるどころかインターネットに繋げることすらできなくなりました。あとMicrosoft Securtiy Essentialがサポート終了以来やたらと重くなっているという現象もあり、無理やり動かそうにもという感じ。

そういうわけで、一時的にサーバーを引き継いでくれる人がいればお願いしたいところ。8月9月あたりには新しい鯖機を組みたいのでそれまでになるかなと。まーたぶんいないと思いますが、一応ファイル一式をまとめておきました。絶対抜けがあると思うけど気にしない。

Server Files

新UTもできることならホストしたいと思っています。UT3はUTCompとかが入っていて、さらにマップとかがある程度吟味されてるようなサーバーが少なかったのが残念だったので、早いうちにそういうサーバーを提供できればなと。まあ、初期からマップを吟味とか言っても難しいんですけどね…

The Future of Unreal Tournament

たぶん見てる人の9割がUTプレイヤーというのに実に2年ぶりのUT記事、というかもともとUT記事が多いわけでもないこのサイトですが、まあ本当に最近国内外問わず特に書くようなイベントもなくてですね。UT自体は継続してやっているのですが、週末に集合してプレイするUT2004も去年後半あたりから明らかに参加者も少なくなり、継続と言っても2週間に1回、下手したら1ヶ月に1回ぐらいな有様です。今年入ったあたりからはサーバーを動かしているという責任でほぼプレイしていたような感じはないではない。

そんな中で、3月のGDCでのティム・スウィーニーの「Unreal Universeの開発プロジェクトは動いていない」という発言もあり、utintaiという6文字も浮かんでましたが、数日前に突然予告された通り本日、Unreal Tournamentの新作、という単純な話でもなく、”The Future of Unreal Tournament”の詳細が発表されました

要点をまとめると、

  • Epicがまずコードの最初の1行、基本となるデザイン案を提示し、それをもとにEpicとUTファン、UE4開発者たちのコラボレーションによって開発が進められる。
  • 全てのコードとコンテンツはGitHubを通じて開発者に提供。
  • 競技用FPSとしてのルーツを重視。
  • ゲームはWindows, Mac OS, Linux向けで、無料で提供される(Not F2P, Just FREE)。
  • 開発者、アーティストがMODを提供できるマーケットプレイスを用意し、収益はEpicとコミュニティに分配される。

まさかのクラウドソーシング開発。なんというかこう、普通に新作を開発します的な発表だと思っていたのでそれなりにビクビクしていたんですが、予想の斜め上を行く発表でしたね。まさに”The Future of Unreal Tournament”の発表というか。CliffyBも抜けて、完全にゲームエンジン屋となっていたEpicに新UTを作らせても、UT3を超えるコレジャナイゲーが出てくるんだろうなあと思っていたので、悪くない選択と言いますか。

“We know that fans of the game are as passionate about Unreal Tournament as we are. We know that you have great ideas and strong opinions about where the game should go and what it should be. “

このへんはたぶんUT3で得た教訓でしょう(笑) EpicにしてもUE4開発の裾野を広げることが狙いとしてあるだろうし、何より、UT99の昔よりMODが豊富なことでも知られていたUTシリーズなので、Unreal Engine4の普及がどんどん進んでいる現在、EpicとUE4ユーザーコミュニティ、そしてに根強いUTファンコミュニティによる共同開発というのはUTというゲームにとって幸せな展開ではないでしょうか。

プレイヤーの側から見るなら、UTのcompetitiveな要素を忠実に守るということは重要な点です。UTはQuakeとともに競技用FPSの源流の一つなわけでして、最近流行りのカジュアルFPSみたいにクラス制、レベル制、武器アンロック制を取り入れるとかいうのは許されないところ。UT2004でBF1942の流行に乗っかりVehicleゲーのOnslaughtを作ってしまった前科のあるEpicならやりかねない気もしていましたが、そこはさすがにわかっていたようです。あとコンシューマプラットフォームはターゲットにせずWindows, Mac, Linux向けということで、妙なゲームバランスの調整も必要ないので喜ばしいことです。確かUT3はPS3版のおかげで発売がだいぶ遅くなったので。GoWでコンシューマにうつつを抜かしたのが全て悪い。そして、無料であるということ。まあオープンソースで開発されるゲームが無料じゃないわけはないと思いますが、これはほんとQuake Liveに遅れること5年くらいですかね(QLはフリーミアムになりましたが)。Pay 2 Winは最もあってはならないやつですが、Just Freeらしいのでそういうこともなさそうです。無料として、とりあえずプレイ機会は増えると思うので、そこからどうやって定着させていけるか。本当はUT2004 Liveがいいとか言ってたけど、国内に関してはQLと同じ方向に行きそうなので…QLの教訓を活かしてほしい。

プロジェクトは本当に今日から始まるということですし、ゲームがプレイ可能な状態になるのはいつなのか、そもそもどういうゲームが出来上がるのか全く予想がつきませんが、10年以上UTファンをやっている身としては、ほとんど休眠状態だったUnreal Universeの作品がまた出ることにとりあえず安心してますし、その新作がこういう革新的なプロジェクトの題材になるのもまさにEPICな話です。とにかく、期待はしておくとして、まずはこのUT3発売時に組んだPCを卒業してUE4が動くPCに新調するところから始めましょうか。

ちなみにUT2007(当時)発表時の私の反応。このときはUE3のグラフィックにド肝を抜かれるばかりで、ゲーム自体の心配とかしてませんでしたね…。当時と比べると目に見えるグラフィックの進化はある程度飽和しているので、隔世の感がある。結局UT3(有料Beta)として世に出たのはこの2年半後だったので、そこまで驚くほどのグラフィックではなくなっていたのはHalf-Life2と同じオチ。まあそもそもUT3を通常グラフィックでプレイしたことがないわけですが。

そういえばせっかくなので先日のGW中にやった4on4CTF。CTF is jinsei by Nozo(1987-2004)
s-5-6-2014-(03-08)-Anfractuous-D-man[LOL]