岡部チームA「目撃者」公演 2021/11/15

4ヶ月ぶりのチーム公演、5ヶ月ぶりの目撃者。今年の3月に入ったときのほうが1年ぶりとかだったけど、今回は5ヶ月の間に劇場にたくさん入ってたからかめっちゃ久しぶりに感じた…。メンバー的には3月ほどではないもののだいぶフレッシュ寄り。

だいぶ気合入っていたそばからビンゴは準優勝なのでした。というわけで立ちセンブロ3列目ドセン。立ち位置的には悪くなくて、というのも何恋公演で会いまくったおかげでくるちゃんのことを完全に好きになっているので(ちょろい)、概ね0番付近にいるくるちゃんとけっこう目が合って楽しかったー。この日はどの曲もすごく熱っぽく演じていたのが印象的。いつ見ていても憂いの色を含む表情をしていて、この公演の主役にふさわしい影をもっています。「前人未踏」の大サビで三角のフォーメーションになるところで真ん中に来てチームAを率いるくるちゃんの迫力は凄かったです。からの、「憧れのポップスター」で指差し頂いたのでまた好きになってしまったわよ。3列目捨てたもんではない。「美しき者」とか「アイヲクレ」なんかも、以前ゆいゆいやみーおんに感じていた気品のようなものを、くるちゃんにも感じて仕方ないわけですね。「♪I can’t do 私はできない…」で視線を落として首を振るくるちゃんが切なくて胸が苦しくなるものがあります。お姫様すぎんよ…

お姫様といえば、「腕を組んで」の美波ちゃんがまったく新しい曲のイメージを作っていました。生まれてからお城から出たことがなくて、遊び相手がぬいぐるみしかいないようなお姫様の少し気の強い自我みたいなものが溢れ出ていて、しかもあのキャラ声も相まって、この曲で過去一と言っていいぐらい引き込まれた。あとこの曲はなづなんの侍女感もいい(笑)美波ちゃんは目撃者公演の本編で見るのがまだ3回目ぐらいなんですよねーもっと見ていきたい。

それとですね、8人公演のこのメンバーの場合、怜ちゃんと美波ちゃんがシンメで同じ歌割を歌うことが多いのですが、この2人の混ざり合う歌声がとにかく甘くてドリーミーで聴くたびめちゃくちゃに酔いしれてしまいました。「☆の向こう側」とか「ずっと ずっと」なんて、歌声がキラキラ光っているのが見えるわけですよ。これぞアイドルの歌だなあと。

怜ちゃんは相変わらずアイドルダンスの魅せ方がうますぎます。「摩天楼の距離」とか見ていても、ほとんどすべてを可愛さにチューンした踊りという感じ。そんな怜ちゃんがこの日ラストの新曲「根も葉もRumor」でセンターをやっているわけですけど、怜ちゃんの動きの激しさが尋常ではありません。めちゃめちゃ動いて動いて振り切っています。そこに怜ちゃんにしか出せない青春の爆発力とか、今を生きるアイドルの刹那的なイメージがある。怜ちゃんと対照的なのがみうちゃん。みうちゃんといえばしなやかなダンスですが、この公演通してと「根も葉もRumor」までを見ると、常に各立ち位置においてとてもどっしりと構えていることがわかります。まるでステージに根を張っているようにブレない軸を置いて、極めてコンパクトにスマートに踊っており、みうちゃんだけを一人見ていても高い完成度を感じます。この日に関してはこの2人のコントラストがとても印象的でした。いやーこれは見る価値のあるパフォーマンス。チームAはアンコール衣装が制服なのもいいですね。

ハートのポーズ

やっぱりこの「目撃者」という公演が好きだなあと改めて。これほどまでに曲から曲へ、ブロックからブロックへと高揚感が持続し増していく公演はほかにないです。これだけ回数入って見ててもまだまだ見たいと思わせてくれます。また近いうちに入れますように。。。

「何回だって恋をする」公演 2021/10/30

10月ラストに最後の一押しということではるかおりペア2回目!でしたが、11月からはチーム公演に切り替わるということで結構人も多くて、キャン待ちで対外入場だったのでした。対内で繰り上がった人たちは1巡と2巡だったので完全にキャン待ちドリームだった…。

というわけで上手の立ち3列目柱4あたりから。視界が微妙すぎるので限られた情報でという感じですが、この日は香織ちゃんの印象が強かったなー。この日が彼女の23歳ラストの公演ということもあるのか、すごく力が入っていたような気がしていました。めっちゃ動く(笑)「投げキッスで撃ち落せ!」のサビ終わりで跳びはねるの可愛い。そんな中でもいつでもニコニコで客席のほう見てくれるので心が洗われます。「君は僕だ」は曲自体がそういうコミュニケーションの場になっているような感じがあるなあ。「虫のバラード」も前聴いたときより低音が効いてきていて、かつ生々しい感じも変わらず活きていてすごく良かった。はーちゃんを満足に見れる場面があんまりなかったですが、なんとか見れた「投げキッスで撃ち落せ!」の細かい身体の使い方は彼女らしくてよかった。一つの振りに対する情報量が多い。2日前の公演で書いた「夢を死なせるわけにいかない」への転換はたぶんはーちゃんも迫力あると思うのだけど、結局前方席で見れなかったな…。「月と水鏡」なんかも表情は窺えなかったですけど、歌声はとても鮮やか。音から音への移行がとても滑らかなレガートになっていて、穏やかな川の水面を感じさせます。ついつい目を閉じて聴いてました。

この公演中にひとつ思ったのは、普段はタイプは違えどほんわかおっとりしている2人ですが、パフォーマンスにおいては正反対の見せ方をしているということ。前にも書いたように、はーちゃんはあたかも自分が曲の主人公であるかのように振る舞う大胆さがあり、それゆえ曲によって見せるキャラクターが全然違って、その振り幅が魅力かなと。対して、香織ちゃんはある程度どの曲でも普通の女の子が曲の物語に迷い込んだような、そんな設定(笑)を想起させるのですね。歌詞に対してすごく等身大の反応をしていることもあるし、香織ちゃんのセンスオブワンダーが発揮されて、オズの魔法使いか不思議の国のアリスでも見ているかのような感覚になることもあります。だからこの公演で言えば、上手と下手で見ているとはーちゃんが前にいる時と香織ちゃんがいる時で視える世界がくっきり違っていて、それがこのペアのカラーになっているのが面白かったですね。もっと見たかったなー。

終業式のときに撮る写真のポーズ

この日はいちおう一区切りということで「となりのバナナ」でも終業式のネタをやっていたのでした。何恋公演は2か月間で9回入れて、だいぶ楽しんだなという感じ。人数も少ないし時間も短いけれど、一人一人の個性に深く接することができたことは収穫でした。最初から狙っていたわけじゃないですが、何恋に出演してる16期生は全員見れていて、もっと入ろうと思えば入れたかもですけど、結果的に16期に絞って見れたのは自分の中では良かったんじゃないでしょうか。なんだかんだ言って一番楽しかったのはなーみんのいた初日公演かなと思います。推しがこの公演に出てるという人には結構幸せな期間だった。とはいえそれも1ヶ月以上前でそろそろまた会いたいというところなので、あとはチーム公演で。予定わかんなすぎて入れるのか全然わかんねえ。

「何回だって恋をする」公演 2021/10/28

1週間ぶりの何恋公演。1週間ぶりでも若干久しぶりに感じるあたりなかなかのバグりよう()とはいえ終わりも見えてきたので大事に見ていくとして、自分が劇場でよく会ってるメンバー2トップのずんくる公演4回目(ちなみにこの場合のシャドーも怜ちゃん)

ビンゴはなんと4巡。連続して10巡以内だったの初ちゃうか()まぁ今月は回数入ってるのでこのぐらいはたまにあってほしい。というわけで立ち見予定を変更して2列目の上手柱2といったところ。もうこの公演8回見てるんですがこのへんだとさすがに良い眺めで、ステージに2人しかいないとしても2人とも色んな場面で客席を眺めまわしてくれて満足感高いなーと思います。前の回ぐらいからですが、公演中の互いのアイコンタクトとか絡みとかも楽しくて、回数こなしてて余裕ある感じ。「となりのバナナ」のセリフとか笑ってたもんね(笑)君に会うたび 恋をする」のくるちゃんは近くで見るとやっぱ佇まいからしてアイドル。いつも客席を見まわしてくれるずんちゃんが、この曲だけ少し遠くを見ているような、観る側に想像力を膨らませてくれる絶妙な雰囲気を放っているのも良いです。「投げキッスで撃ち落せ!」のBメロとかも二人のやりとりが楽しい。そこから「夢を死なせるわけにいかない」のイントロで空気が静かに移り変わるのも鳥肌ものです。こういう場面転換みたいなシーンは近くにいると迫力が直に感じられてたまらん。

チェンジしたソロ曲は前回はあんまり見れなかったので改めてという感じですが、「わるずん」はずんちゃんの声色が甘め成分強めになっていて可愛い。それでいて受ける印象は少し重めなのもずんちゃんカラー(笑)でも間奏とかで楽しそうに歌ってるずんちゃんは見てて癒されます。くるちゃんの「虫のバラード」はクリアな声質なおかげですっとこちらに響いて、ボリューム感も十分ですごく聴きやすい。アクセントのつけ方が好み。力を込めるくるちゃんにグッとくる。

そういえばMCではずんちゃんの17LIVEの新番組の話題あり。のっけからイチナナと言っててペナルティ。何恋で16期の絡みばっかり見てるから同期出てほしみ。最後の「大騒ぎ天国」でもMCでやっていた小ネタがきちんと入っていて感心(笑)掛け合いが楽しすぎてMCも全然裏切らないずんくるペア最高でした。

なんか掴んでるポーズ