AKB48 LIVE SHOW ~AKBINGO! THE FINAL サヨナラ毛利さん~

いまさらではあるが行ってましたということで。ぴあアリーナは何気にもう4回ぐらい来ている模様。

席は2階のスタンドで遠いやろなーと思ってたらステージ脇のとこで実質さいまえやんとなった。発表されてる企画が多かったので、半分くらいはそれなんだろうなあと思いながらでしたが、のっけから「元カレです」が聴けた。なーみんが前の日に「ほぼ下手にいる!」と言ってたけど最上手なので死亡してた。この曲はトラックがかっこいいので普通に立って聴いて身体を動かしたいところです。振りも曲中の色んな音に充てられているので、俯瞰で見る楽しみがあります。歌詞はよくわかんないけれども。「LOVE TRIP」に繋ぐのは解釈一致だし選抜で「大騒ぎ天国」やるのも乙なもので。

AKBINGOパートの一発芸は毛利さんも言ってたけどみんな意外とやるなーというか、事故っても事故っぽく見えないというか。こういうのはTV番組の企画としては成功だよね。スゲーと思ったのはえりちゃんの早口言葉とか聖ちゃんの高速瞬きとかだけど、ずっきーの口笛失恋ありがとうに癒された。。後半のクロちゃんのは結局やるんかいという感じですが、まぁ麟ちゃんは指名されるよねと()イヤイヤ言いながらうまいことやるのが彼女らしいなと。やっぱバラエティ映えしますよ。バラエティ映えといえば最後にやったまほぴょん。最近テレ東の番組でもグイグイなのにここでもいいとこ見せて番組センターゲットしたのは凄かった。ケロッとニコニコウィンクしながらクロちゃん接近を待ってるのがおかしすぎる()可愛いのは前からだけど、舞台といい番組といい返してくるもののクオリティが高いのよねえ。「まほきー」楽しみ。

卒業ブロックはみゃおのとこの「君が教えてくれた」にぐっときました。昔馴染みのメンバーがいなくなるのは寂しい。チーム8は久しぶりに人数多くて目が回ってしまった()曲もいつものって感じですが、やっぱ「夢へのルート」はいいっすね。

アンコール「RUN RUN RUN」最近劇場で聴いてるけどこういう場で聞くと全ツ思い出すわねえ。このへんでようやくなーみんが上手側に来てくれてニッコリ。「GIVE ME FIVE!」で花道まで来てくれたけど普通に透けました。最後は「BINGO!」。何やるかよくわかんないイベントっていう認識で来たので意外と楽しめてしまった。というか、なーみんと会えてなさすぎて同じ空間にいるだけで満足しちゃった。不健全なおたく生活を送っている。

写真を撮ってなさすぎたため昼間に食べた刺身定食

SETLIST

  1. 元カレです
  2. LOVE TRIP
  3. 大騒ぎ天国
  4. I’m sure
  5. キスキャンペーン
  6. 夕陽を見ているか?
  7. LALALA メッセージ
  8. 47の素敵な街へ
  9. 蜂の巣ダンス
  10. 西高東低
  11. 夢へのルート
  12. あなたがいてくれたから
  13. 君が教えてくれた
  14. 10年桜

Encore

  1. RUN RUN RUN
  2. GIVE ME FIVE!
  3. 君のことが好きだから
  4. BINGO!

舞台「いわかける! -Sports Climbing Girls-」

アイドルはなぜ舞台をやるのか?という問いに対して今ひとつ答えが出せないでいますが、何やら今回は2.5次元風味の舞台ということでちょっと趣が違います。単価の高い舞台打つことに味を占められているのはなんとも言えませんが、なーみんがメインで出るということで懲りずに8公演見てしまったのでした。まあキャストは基本的にフレッシュのメンバーだし、コミック原作だし、結局のところかなり自分向けの舞台ではあります。結論から言うとめちゃくちゃ楽しい舞台でした。

事前にアニメも見ていたんですけど、ストーリーはアニメで言えば7〜8話ぐらいまでのシナリオを凝縮したもので、要所を押さえたかなりわかりやすいプロットでした。アニメでこの場面あったよね、という印象的な場面を外さず再現しています。駆け足かもしんないですけどそこも舞台らしい。クライミングの演出もワイヤーアクションとプロジェクションマッピングを駆使しながら鉄パイプで組まれたセットを登るという、2.5次元ならではの表現。そのうえで事前のボルダリングのワークショップの成果も、登るときの姿勢や足の角度、また恐怖の克服といったところで十分活かされていました。明確に続きを感じさせる終わり方ではあるんだけれどとても丁寧なまとめ方で、観劇した後とても清々しい気持ちになれるのがいいですね。そのうえで、メンバーそれぞれが個性を発揮して、ちゃんと自分の魅力を表現できるアイドル舞台らしいアイドル舞台でもあり。今のAKBが好きでメンバーが好きという人ならまず楽しめたのではないかと。

一人一人を見ていくと、まずはどうしてもなーみん。上原隼は基本的には感情の起伏も少なくて、説明セリフも多い役柄。相手に投げかける(放る)ような調子のセリフが特徴的で、個々のニュアンスに関してはなーみんも難しく感じていたようだけど、クールなようでいて熱量はとても高く、その見せ方のバランスは巧みだった。刺々しさも感じるほどにガードの固い序盤から、モノローグを通して次第に感情をこちら側にむき出しにしていく終盤へ。公演の期間が進むにつれて、ふと見せる笑顔や苦悶の解像度が高くクリアになっていったように感じます。そつがないようでがむしゃらに、もがき悩みながら前を向く姿は、現実のなーみんとも重なっていました。そんなシンクロ感まで含めて、とてもいいキャスティングだったのではないでしょうか。前にも書いたかもですけど、少し突き放したようなセリフ回しをするときのなーみんが結構好きなんですよ。ミュージカルでもそういう場面が少しあったのだけど、ストレートプレイの今回はかなりたっぷりと楽しめました。メイン役で出てくれたというのが嬉しいですねえ。

それから驚きだったのはまほぴょんで、発声が驚くほどに舞台向き。すっと立ち上がる美しく落ち着いた声で、強弱も完ぺき。聴いていてとても心地良い。セリフが覚えられない…と言っていて、そう弱音を吐いてしまうのも納得の長ゼリフの多さでしたが、問題なくこなしていて感心。自信持ってほしいなあ。さとちゃんはもう本人がアニメキャラみたいなものなので(笑)、舞台上での存在感がとても自然でしたねー。たとえウィッグ被ってなくてもそう見えていたとおもう。初舞台だけれど、自分の声の使い方もしっかりわかっている感じ。こんなに声を張るさとちゃんを見るのは最初で最後なんだろうなと。そして座長のずっきー。準備期間が限られてしまった中での今回の笠原好役。心配はしていたけれど、初日から千秋楽まで想像以上の完成度でもって役を全う。これはもう本当に物凄いことです。出演していたいくつかの舞台でもそうだったように、ずっきーは等身大の役が本当に似合う。天性のピュアさから生まれる絶対的なポジティブオーラは、ずっきーの周りはもちろん作品全体をも包んでいます。個人的にはアニメと重なるところがとても多くて、ある時からずっきーの声がほとんど上坂すみれさんと一致して聞こえてくるほど。このメンバーでやるからにはずっきーを主役に据えることは最初から決め打たれていたのかもしれないですけど、そう考えると作品が本当によかった。企画が天才です。そしてそれに見事に応えてみせるずっきーも天才だった。

この作品は出てくるキャラクターがどれもこれも濃く、スポーツものなのにほぼバトル漫画みたいな様相を呈しているのが面白いのですが、それらを可愛いメンバーちゃんたちが演じているのも楽しかったです。マジムリでも感じられたえりいのSっ気はここでもしっかり発揮されていた(笑)不思議な圧を感じさせたかと思えば、引きの演技での繊細さも味があって、とにかくえりいらしい。こういう部分が見られるのってアイドル舞台の魅力だよなーと。そんな意味でいうと美波ちゃんもとても良くて、この作品では珍しい何も裏表のないただただ可愛い役を、美波ちゃんらしく可愛く演じていた。満点の笑顔と仕草。彼女のカラフルボイスもしっかり活かされていますよ。それから、聖ちゃんの演技は好きでしたねー。マジムリでも印象的だったのですけど、(誤解を恐れずに言えば)彼女は決して器用に演技をしているというタイプではないと思うんですよね。演じることに対して、その瞬間瞬間でかなりのエネルギーを燃やしている。滾るものを感じさせながらの立ち居振る舞いと言葉がとても響く。今回はキャラクター的にも熱血なところがあったので、そのあたりが分かりやすかったです。そして忘れてはいけないのが茂木さん。みゃおが言ってましたが本当にハマり役です。出で立ちから落ち着いたセリフから醸し出されるオーラが抜群で、解説役にぴったりです。茂木さん演じる十三がそこにいるだけで場が締まる。作品全体にとってみても重石のような錨のような、場を落ち着かせる効果を与えていたのでは。蘭ちゃん演じるキクとの掛け合いも毎回面白かった。

事前には言われてなかったけどアフターイベントがあって歌唱は3曲ほど。「大騒ぎ天国」をまたこのメンバーで聴けたのも嬉しかったし、なーみん推しとしては「チーム坂」も外せない。「チーム坂」は舞台のカンパニーで歌うということを考えるとグッときます。「希望的リフレイン」は久しぶりに聞いたような…。卒業セレモニーや生誕セレモニーがほぼ毎回あったのですが、印象的だったのは怜ちゃんの歌った「タンポポの決心」。怜ちゃんが歌うのを聴くのは去年の4月ぶり。歌声を聴きながら、チームBとして歌う姿が見たかった…と思わずにいられなくて。この曲のアウトロで起こる拍手が世界で一番好きです。かなぶんが16期とともに歌った「初日」も感動的でした。かなぶんの「16期集合〜!」の掛け声で集まる16期の、16期にしかない雰囲気が尊すぎて。こんな時間もだんだんと限られたものになってくる切なさを湛えながら…。

ともあれ一人も欠けることなく完走(もとい完登)できて本当に良かったし、相当に楽しい4日間8公演でした。フレコンもそうでしたが、17期生が入ってくる前にこういう枠組みで催しをしてくれるのは本当にありがたい話。後々まで記憶に残る期間になるんじゃないかなー。

「ひこうき雲」で撮影タイムあり。8公演観て、3日目の2公演だけ良い席だったのでそこだけはまあまあ。

余談なんですが、毎回オープニングとエンディングで鈴木愛奈さんの「もっと高く」が流れてて、AKBの現場で鈴木愛奈さんの歌を何回も聴いてるというシチュエーションにわろてた。この舞台見た人でにゃーさんの実家訪問したことあるやつおる!?(マウントにならない何か)

新春!AKB48フレッシュコンサート2022 〜冬もやっぱりAKB!〜

夏から色々あってなーんとか辿り着けたフレコン。AUDISHOWから考えるとホント長かった…。やっぱりこのドラ2・16期・ドラ3のメンバーたちが今のAKBを好きな理由なので行くしかなかったです。フレッシュと名前の付いたものは色々見てきたけど、集大成的なイベント。前も同じようなこと書きましたが、わたし自身はだいぶ乗り遅れた組なのでこのタイミングでこの枠組みのコンサートをやってくれるのが本当にありがたい。

席は前方ブロックの上手側ではあるもののかなり端…。ステージ中央が見切れる席は使っていなかったので、人が少なくてわりと快適ではある。ということでほとんど横から見てたような感じ。でもさっそく歌唱力組の前座「泣ける場所」でなーみんが出てきて、立ち位置が上手側だったので気付いてもらえました。歌唱力組は昨日の今日だったのでなんだか不思議だったなー。なーみんの歌い出しはやっぱり空気が変わります。あと、まほぴょんの歌はハロプロっぽいけどAKBの曲にもめっちゃ合いますね。1曲ガッツリ歌ってみてほしいなあと思ったり。

前半のつかみからセトリが最高で…17歳組センターでやるはずだったけどめぐみん以外18歳になっちゃった「Seventeen」なんて逆に切なすぎるじゃないですか。特にやっぱり、出演が土壇場で決まった怜ちゃんがこの曲を踊るのを見れたのが本当に良かった。この曲から始まったようなとこあります。まじで我が軍の03lineは最強。赤のフレッシュイチゴ色新衣装もめちゃかわで。なーみん的には赤白衣装は珍しくて新鮮な印象(という意味でもフレッシュ)。「大騒ぎ天国」はやっと全員オリポジで、やっぱこれは大箱がいい。みんな振りコピするようになったらもっと楽しい。

中盤のユニット〜期別〜ユニットの流れも楽しかったなー。ユニットが続くと長く感じてしまうことはあるのでね。目を引いたのは「抱きしめられたら」のさとぴ。ちょっともう…変な情を喚起しすぎて危険なレベルでした。いやそんな露出とかしてるわけじゃないけど、踊りと表情からそういうものが醸し出されてるのですよー。さとぴにガーター引っかけちゃダメだって。セリフ入りの「ツンデレ!」はまぁえりいだよな、と思いつつ、きょんちゃんがメンバーに入ってるの好きでした。結構イメージにあるなーと思ったら修業中公演で1回やってたみたいです。「愛よ 動かないで」は前どこで聴いたんだっけ…と思いながら、またもや歌い出しがなーみん。歌い出しのしっとり感がよかった。デュオのアレンジがしてあって、主メロとカウンターメロがなーみんとちゃけで入れ替わる形。サビのドラマチックな展開を歌い上げる2人にかなりのエネルギーを感じました。キーも違ったっぽいし、もう1回じっくり聴いてみたいなー。ユニット後半は歩夢ちゃん蘭ちゃんかなぶん「Mystery Line」が濃かった。濃密なダンスという感じでした。歩夢ちゃんはかなり踊れるというのはどこかで聞いてたけどこれはすごかった。「純情主義」の愛佳ちゃん怜ちゃんずっきーのつよつよユニットもオーラが飛び抜けてた。

期別はまずドラ3の「水夫は嵐に夢を見る」がまじでエモすぎました。パジャドラ最高。自分が初めて入ったパジャドラはこの曲が復活した2, 3回目ぐらいの公演だったので印象深いのよね。現ドラ3ではきょんちゃんだけ当時は見れてなかったので、数年越しに回収できたという気持ち。16期は「次のSeason」から「抱きつこうか?」の流れだったんですけど、衣装がむっちゃ可愛かったなー。「次のSeason」のキビキビした振りが16期らしい!ドラ2は僕太出演はよってなったし、「Generation Change」とか聴いたの全握ぶりです。これが最後にならないとよいけれど…

タイプ別(?)パートは「Position」でなーみんがオリポジの3列目だったので、次の曲で前めの曲来るーって思ったら「青春 ダ・カーポ」。いやーこれは!リクアワで聴けてなかったので、これまたサステナブル全握ぶりなのよ。ただただ嬉しいなあと。この曲の詞はこの場でやるとまた刺さりますね…。全員の「法定速度と優越感」も含めてなーみんオリメンの曲が聴けて良きでした。最後の曲はずっきー「大きな会場で披露するのは初めてです」とっても嬉しそうなずっきーを見て泣けてきた。「失恋、ありがとう」最高!

アンコール明けは「根も葉もRumor」だったんですけど、9月からコンサート系は干され続けてきたので18人バージョン見るのそういえば初めてでした。ずっきーセンターは納得だし脇を固めるのが蘭ちゃんとかなぶんというのもいいですね。撮影タイムも程々にラストへ。なーみんが書き初めに「スピーチ力」と書いてたんですけど、頭からアンコールまでMCでめっちゃスピーチするとこあるやんって思ってたら「少女たちよ」で声出し担当でした。いやすごいなホントなーみんは。

例によって着席コールなしではあったものの、普通に今年最初にして最高のコンサートでした。セトリも新旧取り揃えてセンターの人選も興味をひくものばかり。本当にこの28人が大好きだし、自分の好きなAKBはこれだと自信をもって言えます。17期も募集中という中で、このタイミングでしかできないコンサートをなんとか実現してくれて感謝。舞台も行くわよ。

SETLIST

前座

  1. ハイテンション
  2. すべては途中経過
  3. 泣ける場所

本編

  1. Baby! Baby! Baby!
  2. Seventeen
  3. そばかすのキス
  4. 大騒ぎ天国
  5. 青空カフェ
  6. MARIA
  7. 抱きしめられたら
  8. ツンデレ!
  9. 愛よ 動かないで
  10. 清純フィロソフィー
  11. 水夫は嵐に夢を見る
  12. 次のSeason
  13. 抱きつこうか?
  14. 未来の果実
  15. Generation Change
  16. 初恋の鍵
  17. Mystery Line
  18. 口移しのチョコレート
  19. Bye Bye Bye
  20. 純情主義
  21. 黄金センター
  22. 昨日よりもっと好き
  23. Position
  24. 青春 ダ・カーポ
  25. 法定速度と優越感
  26. 失恋、ありがとう

(Encore)

  1. 根も葉もRumor
  2. 恋人いない選手権
  3. ファースト・ラビット
  4. 少女たちよ