マニー・パッキャオ チャリティマラソン AKB48

この2ヶ月近くアイドルおたくする機会が全くなかったので久しぶり。一向に公式に発表されない謎イベントだったけど色々あって最終的にメンバーが楽しすぎることになったので行くしかなかった。16期+えりい+茂木さん最高。

噂には聞いていたCITY FOOTBALL STATION

タイムテーブルがだいぶ押していた感じですが無事メンバーが出てきて、Overtureが流れるとスタジアムのメイン側から入場して中央の花道を走りながらステージへ。衣装は「根も葉もRumor」のグリーンのやつ。中央寄りにいたのでだいぶ近かかった。「元カレです」はずきちゃんセンターで始まり。フロントがずっきーなーみん愛佳ちゃんなの良かったですね。次は「フライングゲット」なんだけど、珍しく?同じステージでリハをやっていたので音漏れでセトリはだいたい分かってしまっていたのでした。The Brow Beat見にきたバンギャの人たちも「AKB!」となる曲は強いよね。MCはなーみんがイベント名を言うのに苦労してて可愛いなあってなった。

MC明けは「LOVE修行」やっぱこれですよ。まぁわかってたんですが()ひさしぶりに振りコピ。けっこー上手側の正面に来てくれてよかったっす。続いては「大声ダイヤモンド」。この曲は去年のスカパーフェスからなーみんのセンター曲みたいになっていて嬉しいのよね。センターだけど角度的に上手側向いてくれることのほうが多くてめっちゃ楽しい。この2曲は対バンフェスっぽい流れでやっぱ外せないっすね。最後にMNL48の2人が来て一緒に「恋するフォーチュンクッキー」。MNLの2人のパートはタガログ語(だと思う)で歌ってて、いつだかの紅白でやってたような感じのやつでした。野外暑かったけど行ってよかったイベント。

にしても、個人的には最高のメンバーだったけどほぼなーみんしか見てなかったなあって感じ。あとはフライングゲットで美波ちゃんがセンターだったぐらいしか覚えてないな……てことでTIFとかもこのメンバーでよろしく。野外暑かったけど行ってよかったイベント。

せっかくなので佐野に前泊して街をほっつき歩いてた。

渡良瀬橋

AKB48 LIVE SHOW ~AKBINGO! THE FINAL サヨナラ毛利さん~

いまさらではあるが行ってましたということで。ぴあアリーナは何気にもう4回ぐらい来ている模様。

席は2階のスタンドで遠いやろなーと思ってたらステージ脇のとこで実質さいまえやんとなった。発表されてる企画が多かったので、半分くらいはそれなんだろうなあと思いながらでしたが、のっけから「元カレです」が聴けた。なーみんが前の日に「ほぼ下手にいる!」と言ってたけど最上手なので死亡してた。この曲はトラックがかっこいいので普通に立って聴いて身体を動かしたいところです。振りも曲中の色んな音に充てられているので、俯瞰で見る楽しみがあります。歌詞はよくわかんないけれども。「LOVE TRIP」に繋ぐのは解釈一致だし選抜で「大騒ぎ天国」やるのも乙なもので。

AKBINGOパートの一発芸は毛利さんも言ってたけどみんな意外とやるなーというか、事故っても事故っぽく見えないというか。こういうのはTV番組の企画としては成功だよね。スゲーと思ったのはえりちゃんの早口言葉とか聖ちゃんの高速瞬きとかだけど、ずっきーの口笛失恋ありがとうに癒された。。後半のクロちゃんのは結局やるんかいという感じですが、まぁ麟ちゃんは指名されるよねと()イヤイヤ言いながらうまいことやるのが彼女らしいなと。やっぱバラエティ映えしますよ。バラエティ映えといえば最後にやったまほぴょん。最近テレ東の番組でもグイグイなのにここでもいいとこ見せて番組センターゲットしたのは凄かった。ケロッとニコニコウィンクしながらクロちゃん接近を待ってるのがおかしすぎる()可愛いのは前からだけど、舞台といい番組といい返してくるもののクオリティが高いのよねえ。「まほきー」楽しみ。

卒業ブロックはみゃおのとこの「君が教えてくれた」にぐっときました。昔馴染みのメンバーがいなくなるのは寂しい。チーム8は久しぶりに人数多くて目が回ってしまった()曲もいつものって感じですが、やっぱ「夢へのルート」はいいっすね。

アンコール「RUN RUN RUN」最近劇場で聴いてるけどこういう場で聞くと全ツ思い出すわねえ。このへんでようやくなーみんが上手側に来てくれてニッコリ。「GIVE ME FIVE!」で花道まで来てくれたけど普通に透けました。最後は「BINGO!」。何やるかよくわかんないイベントっていう認識で来たので意外と楽しめてしまった。というか、なーみんと会えてなさすぎて同じ空間にいるだけで満足しちゃった。不健全なおたく生活を送っている。

写真を撮ってなさすぎたため昼間に食べた刺身定食

SETLIST

  1. 元カレです
  2. LOVE TRIP
  3. 大騒ぎ天国
  4. I’m sure
  5. キスキャンペーン
  6. 夕陽を見ているか?
  7. LALALA メッセージ
  8. 47の素敵な街へ
  9. 蜂の巣ダンス
  10. 西高東低
  11. 夢へのルート
  12. あなたがいてくれたから
  13. 君が教えてくれた
  14. 10年桜

Encore

  1. RUN RUN RUN
  2. GIVE ME FIVE!
  3. 君のことが好きだから
  4. BINGO!

舞台「いわかける! -Sports Climbing Girls-」

アイドルはなぜ舞台をやるのか?という問いに対して今ひとつ答えが出せないでいますが、何やら今回は2.5次元風味の舞台ということでちょっと趣が違います。単価の高い舞台打つことに味を占められているのはなんとも言えませんが、なーみんがメインで出るということで懲りずに8公演見てしまったのでした。まあキャストは基本的にフレッシュのメンバーだし、コミック原作だし、結局のところかなり自分向けの舞台ではあります。結論から言うとめちゃくちゃ楽しい舞台でした。

事前にアニメも見ていたんですけど、ストーリーはアニメで言えば7〜8話ぐらいまでのシナリオを凝縮したもので、要所を押さえたかなりわかりやすいプロットでした。アニメでこの場面あったよね、という印象的な場面を外さず再現しています。駆け足かもしんないですけどそこも舞台らしい。クライミングの演出もワイヤーアクションとプロジェクションマッピングを駆使しながら鉄パイプで組まれたセットを登るという、2.5次元ならではの表現。そのうえで事前のボルダリングのワークショップの成果も、登るときの姿勢や足の角度、また恐怖の克服といったところで十分活かされていました。明確に続きを感じさせる終わり方ではあるんだけれどとても丁寧なまとめ方で、観劇した後とても清々しい気持ちになれるのがいいですね。そのうえで、メンバーそれぞれが個性を発揮して、ちゃんと自分の魅力を表現できるアイドル舞台らしいアイドル舞台でもあり。今のAKBが好きでメンバーが好きという人ならまず楽しめたのではないかと。

一人一人を見ていくと、まずはどうしてもなーみん。上原隼は基本的には感情の起伏も少なくて、説明セリフも多い役柄。相手に投げかける(放る)ような調子のセリフが特徴的で、個々のニュアンスに関してはなーみんも難しく感じていたようだけど、クールなようでいて熱量はとても高く、その見せ方のバランスは巧みだった。刺々しさも感じるほどにガードの固い序盤から、モノローグを通して次第に感情をこちら側にむき出しにしていく終盤へ。公演の期間が進むにつれて、ふと見せる笑顔や苦悶の解像度が高くクリアになっていったように感じます。そつがないようでがむしゃらに、もがき悩みながら前を向く姿は、現実のなーみんとも重なっていました。そんなシンクロ感まで含めて、とてもいいキャスティングだったのではないでしょうか。前にも書いたかもですけど、少し突き放したようなセリフ回しをするときのなーみんが結構好きなんですよ。ミュージカルでもそういう場面が少しあったのだけど、ストレートプレイの今回はかなりたっぷりと楽しめました。メイン役で出てくれたというのが嬉しいですねえ。

それから驚きだったのはまほぴょんで、発声が驚くほどに舞台向き。すっと立ち上がる美しく落ち着いた声で、強弱も完ぺき。聴いていてとても心地良い。セリフが覚えられない…と言っていて、そう弱音を吐いてしまうのも納得の長ゼリフの多さでしたが、問題なくこなしていて感心。自信持ってほしいなあ。さとちゃんはもう本人がアニメキャラみたいなものなので(笑)、舞台上での存在感がとても自然でしたねー。たとえウィッグ被ってなくてもそう見えていたとおもう。初舞台だけれど、自分の声の使い方もしっかりわかっている感じ。こんなに声を張るさとちゃんを見るのは最初で最後なんだろうなと。そして座長のずっきー。準備期間が限られてしまった中での今回の笠原好役。心配はしていたけれど、初日から千秋楽まで想像以上の完成度でもって役を全う。これはもう本当に物凄いことです。出演していたいくつかの舞台でもそうだったように、ずっきーは等身大の役が本当に似合う。天性のピュアさから生まれる絶対的なポジティブオーラは、ずっきーの周りはもちろん作品全体をも包んでいます。個人的にはアニメと重なるところがとても多くて、ある時からずっきーの声がほとんど上坂すみれさんと一致して聞こえてくるほど。このメンバーでやるからにはずっきーを主役に据えることは最初から決め打たれていたのかもしれないですけど、そう考えると作品が本当によかった。企画が天才です。そしてそれに見事に応えてみせるずっきーも天才だった。

この作品は出てくるキャラクターがどれもこれも濃く、スポーツものなのにほぼバトル漫画みたいな様相を呈しているのが面白いのですが、それらを可愛いメンバーちゃんたちが演じているのも楽しかったです。マジムリでも感じられたえりいのSっ気はここでもしっかり発揮されていた(笑)不思議な圧を感じさせたかと思えば、引きの演技での繊細さも味があって、とにかくえりいらしい。こういう部分が見られるのってアイドル舞台の魅力だよなーと。そんな意味でいうと美波ちゃんもとても良くて、この作品では珍しい何も裏表のないただただ可愛い役を、美波ちゃんらしく可愛く演じていた。満点の笑顔と仕草。彼女のカラフルボイスもしっかり活かされていますよ。それから、聖ちゃんの演技は好きでしたねー。マジムリでも印象的だったのですけど、(誤解を恐れずに言えば)彼女は決して器用に演技をしているというタイプではないと思うんですよね。演じることに対して、その瞬間瞬間でかなりのエネルギーを燃やしている。滾るものを感じさせながらの立ち居振る舞いと言葉がとても響く。今回はキャラクター的にも熱血なところがあったので、そのあたりが分かりやすかったです。そして忘れてはいけないのが茂木さん。みゃおが言ってましたが本当にハマり役です。出で立ちから落ち着いたセリフから醸し出されるオーラが抜群で、解説役にぴったりです。茂木さん演じる十三がそこにいるだけで場が締まる。作品全体にとってみても重石のような錨のような、場を落ち着かせる効果を与えていたのでは。蘭ちゃん演じるキクとの掛け合いも毎回面白かった。

事前には言われてなかったけどアフターイベントがあって歌唱は3曲ほど。「大騒ぎ天国」をまたこのメンバーで聴けたのも嬉しかったし、なーみん推しとしては「チーム坂」も外せない。「チーム坂」は舞台のカンパニーで歌うということを考えるとグッときます。「希望的リフレイン」は久しぶりに聞いたような…。卒業セレモニーや生誕セレモニーがほぼ毎回あったのですが、印象的だったのは怜ちゃんの歌った「タンポポの決心」。怜ちゃんが歌うのを聴くのは去年の4月ぶり。歌声を聴きながら、チームBとして歌う姿が見たかった…と思わずにいられなくて。この曲のアウトロで起こる拍手が世界で一番好きです。かなぶんが16期とともに歌った「初日」も感動的でした。かなぶんの「16期集合〜!」の掛け声で集まる16期の、16期にしかない雰囲気が尊すぎて。こんな時間もだんだんと限られたものになってくる切なさを湛えながら…。

ともあれ一人も欠けることなく完走(もとい完登)できて本当に良かったし、相当に楽しい4日間8公演でした。フレコンもそうでしたが、17期生が入ってくる前にこういう枠組みで催しをしてくれるのは本当にありがたい話。後々まで記憶に残る期間になるんじゃないかなー。

「ひこうき雲」で撮影タイムあり。8公演観て、3日目の2公演だけ良い席だったのでそこだけはまあまあ。

余談なんですが、毎回オープニングとエンディングで鈴木愛奈さんの「もっと高く」が流れてて、AKBの現場で鈴木愛奈さんの歌を何回も聴いてるというシチュエーションにわろてた。この舞台見た人でにゃーさんの実家訪問したことあるやつおる!?(マウントにならない何か)