「今日は誰に恋をする?」公演 千秋楽 2025/6/8

1週間ぶりのAKB48劇場は誰恋公演、千秋楽。

ビンゴはまた18巡。18巡の確率が高すぎるだろ。この入場順でもセンブロ立ち2列目か上下の立ち最はワンチャンあるかと思ったけど、MVPと指定席がフルでいたっぽくさすがに埋まってたので下手2列目柱外3。

16期の2人狙いで下手なのですが、彩希ちゃんが結構下手寄りらしく、さすがに彩希ちゃんのファンも周りにたくさんいた。特に序盤は彩希ちゃん来る率が高い。性格の悪い女の子のサビ終わりの演じ方が小悪魔的で好きすぎるなー。最近はめっきりそういう機会がなくなったけど、彩希ちゃんは萌え台詞がうまかったことを思い出す。オネストマンでアイドル全開にはじける感じもまた彩希ちゃんらしい。彩希ちゃんはチームBだったことはないが、僕は彩希ちゃんを初めて公演で見たのはパジャマドライブ公演なので、その印象に通じる部分が自分の中であるんかもなー。

一人想いの魅せ方はやっぱり美しい。ダンス以上の概念というか、振り付け・コレオグラフィという無形のものを有形のものとしているような、物質の迫力。なんかそんな感じなんすよね(わからん)。君だけが秋めいていたの落ちサビから花道に来るところも、彩希ちゃんファンがたくさんいたからこそ暖かかったな。この曲の落ちサビがこの公演で一番好きな時間だ。この日はMCは参加しなかったり、曲の一部だけ捌けたりと彩希ちゃんの状態はベストではなかったかもしれないが、そんな中での笑顔が全部印象的だったし、この日に会えたことがとてもよかった。

16期狙いではあったものの、2列目だと戦いにくくはあった(戦うとは)。立ち最が謎に右側に寄っていて2列目に被っていたのもあるのですが。それでもさっそく指差しくれるpyonちゃんがありがたかったし、彩海ちゃんとはハッピーエンド落ちサビからアウトロまで一緒にめちゃくちゃ笑顔になってしまった。その前の君と虹と太陽とも彩海ちゃん近かったので楽しすぎた。この曲の振り付け、楽しいばかりがAKBツアーから一生好きとなっている。

とてもよかったのが、君だけが秋めいていたとか僕にできること愛佳ちゃんと向き合えてたこと。愛佳ちゃんの表情感が自分を曲に入り込ませてくれる。君だけが秋めいていた抱きつこうか?にも通じるような陽の光と風と波の音があるし、僕にできることはまさに今のAKBの中で愛佳ちゃんみたいな人に歌ってほしい曲と思うわけで。コンサートを見てても思うけど、愛佳ちゃんの繊細さも芯の強さも全部パフォーマンスに出てるのがめちゃくちゃいいんだよね。外ハネにしてるのもかわいかったです。

僕にできることは千秋楽のため公演の全出演メンバーでの歌唱で、それも本当によかった。僕の太陽公演の千秋楽でも同じ流れがあったけど、グループとしての凝縮感が9ヶ月経ってさらにアップしているのがわかるんよな。それがもう感動しかなかった。彩希ちゃんが「やっぱり喋っていい?」と切り出して最後に話したことも、やはりそこに繋がっていた。僕がAKBを見ている期間は20年のうちせいぜい6、7年で、自分が好きになった時代へのノスタルジアは確かにあったとしても、今のAKBは今まででいちばん良いグループになっているし、いちばん好きになれる。そう思えたこの日の千秋楽。

誰恋公演は出張公演を含め5回しか見ておらず、数字上はあまり縁がなかった公演かもしれないのだが、プラス4回旧劇場でロビ観をしているので、思い出せる場面は結構あるのかもしれない。そのロビ観したプラス4回は佐藤美波ちゃんが誰恋に出演した全公演であり、自分がAKB最後の推しメンと決めた美波ちゃんの誰恋公演を劇場で見れなかったことは自分のおたく人生で最大の挫折でしたが、その4回ロビーで見ただけでも美波ちゃんがとにかく印象的で、彼女がこの公演の初日を迎えるまでのことも含めて、自分の中では今でも美波ちゃんのイメージがめちゃくちゃある公演なんだよね。

この公演はとにかく曲がいいと思う。今までのプロデュース公演どころかオリジナル公演を含めても楽曲と曲の流れが一番好きだ。この公演の初日の3週間ほど前に僕は劇場のMVP権利まで行使していたので、もう行くとこまで行ったおたくにはなっていたのですが、劇場に100回行ってても知らない曲が結構あり、まだこんな良い曲があったのか…と、そこでまず彩希ちゃんの選曲に脱帽していた。

また、歌詞の物語性やメッセージ性が打ち出されていて、曲を理解して公演を見ることが楽しかった。もっと曲を理解したいと思った。振り付けも印象的なものが多くて、そこも振りコピで補完することで曲に入り込める感覚がめちゃくちゃありましたね。

あとはやっぱり、良いグループになったと上に書いたように、メンバーみんなそれぞれの関係性が広がったのがめちゃくちゃよかった。そうなることにチーム制をやめた意味があると思っていたから、そうなってほしかった。かつて、初日メンバー以外が出るようになったころの僕の夏が始まる公演を見て、彩希ちゃんや早紀ちゃんが先を引っ張りつつ、チームを超えて一丸となって作られる公演がとても楽しかったし、劇場公演がもっと好きになれた。その時に感じたものはこの公演にも間違いなくありました。

印象的な日を挙げるとすれば小麟ちゃんの生誕の日と、自分の好きなメンバーが多かった仙台の出張公演だけど、結局全部の日がとんでもなく楽しかった。心残りは美波ちゃんを見れなかったこと(小麟ちゃんの生誕に来ていたが)、新劇場でまなくるの組み合わせが見れなかったこと、君だけが秋めいていたを歌う小麟ちゃんを1回しか見れなかったこと、僕が現AKBでパフォーマンスがめちゃくちゃ好きなとあるメンバーを一度も見れなかったこと、などなどいろいろありましたが、それだけに千秋楽のこの日に劇場に来れたことが本当によかった。千秋楽公演を見るのはアイドルの夜明け以来でしたが、また違う種類の感動があったね。みんなありがとう。

「今日は誰に恋をする?」公演 橋本陽菜 生誕祭 2025/5/26

1ヶ月半ぶりのAKB48劇場はpyonちゃんの生誕。18巡で下手立ち最柱外4。下手行くのは決めてて列がどうなるかというところだったのですが、誰恋で立ち最は来たことなかったのでここでええかと。なんか知らんけどめちゃくちゃテンション高いpyon’zに囲まれてて、自分も肩身狭い感じにならずに楽しめてよかったな。

そんでこの位置ですが、結論彩海ちゃんがめっちゃ来た。まあ彩海ちゃんが来るのを認識していたから下手に来たので当然なのですが、細かいバミリまでは覚えてなかったので思った以上に来たという感じ。序盤でいうと恋愛サーカスの花道に来るのとかもあんま知らなくて、花道狙いをあまりしたことがないのでめっちゃ楽しかったし、オネストマン(AKBで一番いい曲)の2サビが彩海ちゃん0ズレだったのが神が降りてた。本当はもう少し上手寄りの立ち位置に行こうとしてたのであまりにも僥倖。この曲のサビ終わりに目いっぱい手を伸ばせるときが一番幸せだし、手を伸ばして届かせたい人がそこにいることが人生でもっとも重要だ。

ユニットは下手なのでちょいちょい見えるぐらいなのだが、中盤はかなりいてくれるなーという印象。君の嘘を知っていたのABメロとか見てて思ったけど、彩海ちゃんは背中を向けた立ち姿が美しすぎませんか?ダウンタウンホテル100号室も曲線的な振り付けがめちゃくちゃ似合っていてずっと見てたいし、彩海ちゃんの甘い雰囲気に誘われてそのまま感情移入しちゃう感じ。ハッピーエンド(AKBで一番いい曲)もちゃんとラスサビに来てくれるので神。アンコールでもAKB参上!で0ズレ正拳突きまでできてしまい神。前に彩海ちゃんと振りコピの話をしてて(彩海ちゃんは僕を振りコピ大好きおじと認識している)誰恋絶対来て!という話になったので、なんとか終わる前に結果(?)を残せて思い残すことはありませんの気持ち。

くるみちゃんはメンバーだけパッと見てゆいちゃんポジかと認識していたのですが新ポジだった。そのおかげで下手にいても結構見れた気がする。ハッピーエンドのサビ後半で巻き戻る動きをするくるみちゃんが見れたのが一番よかったですね。あの動きしてるくるみちゃんがこの公演で一番好きだ。あとダウンタウンホテル100号室も結構0ズレで、ラスサビでめちゃくちゃ気分が乗ってきたところでサビ終わりにウインクしてくれたので思わずウインク返し。よすぎる。上に思い残すことないと書いたのですがハッピーエンドをくるみちゃんセンターポジで見たいのと、一人想いをまなくるでやるのを見たいのもあるのでもう1回は見たい。

一人想いといえば彩希ちゃんのダンスはやっぱ美しかったですね。どこにいても振り向かせられるものがあるというか、彼女を初めて劇場で見たときにそんなことを思ったけれど、今日改めてそんな感じを受けた。それでいて遊び心もあるのがいいしね。pyonちゃんとポジションが割と近くて、めちゃくちゃ絡んでたのもよかった。

あと、ほぼ下手に来ないんだけど最後の最後、僕にできることで来てくれてめちゃくちゃかわいかったえりい。えりいの笑顔を守護りたい。

公演の主役のpyonちゃんがかなり来てくれたのも下手でよかったところ。改めて見ててもあちこちにレスを飛ばしていて、いつもそうなのに生誕なのでなおさら忙しくしてた。そういう意味ではpyonちゃんも彩希ちゃんと同じで、初めて劇場で会ったときからの印象そのままで、貫き通してるものがあるなと。ダンスでかわいいところとキビキビしたところを使い分ける感じも変わらなくて、このあたりはアイドルの夜明け公演でめちゃくちゃ見ていたなと思い出すし。アイドルの夜明けといえば、美結ちゃんがpyonちゃんに「着ぐるみを着てるのを見たい」と言ってたときにくるみちゃんが「天国野郎で着ぐるみ着てたよね!?」と言ってたのもえもかったし、いろんなところで彩希ちゃんと絡んでるのも、アリガトウのAメロのとこで誕生日が5日違いの子とよく絡んでたなと思い出したし、なんかそんなことを思いながら君だけが秋めいていた(AKBで一番いい曲)の大サビはるpyonコールしてたら自分が泣きそうになってた。最後の最後、僕にできることラスサビで花道チャンスまであって本当にもう楽しすぎた。


pyonちゃんの生誕祭は初めて来たのですが、チームBのころの生誕祭はオンデマで見た記憶があって、そのときに一緒に出てたpyonちゃんと誕生日が5日違いの子が「絶対ついていくからな!って思えるスピーチだった」と言ってたのを覚えてて、この日話してたことも間違いなくそれだったなー。器用じゃないとか自信がないようなことも言うけど、自分のスタイルを曲げない強さがあるし、劇場公演100回以上見ててもpyonちゃんみたいなアイドルはpyonちゃんしかいないんだよな。

この日劇場に来たのはpyonちゃんが最近顔を覚えてくれたからで、それは当然嬉しいことなんだけど、pyonちゃんとは上に書いたようなチームBのときの思い出もあって、劇場で会った回数もこの日のメンバーでは3番目に多いし、僕が初めて行ったチーム8の山梨の5周年コンサートの練り歩きで、僕のアイドルおたく人生最初のレスをくれたのもpyonちゃんだったし、何かと思い出せる場面が多いことに気付いて、そこで最近お見送りで反応してくれるpyonちゃんと自分の記憶が繋がった感じがしたのね。そんな子が「劇場を守れる人になりたい」と言ってくれたのがかっこよくもあり、嬉しくもあった生誕祭。

出張公演以来8ヶ月ぶりの誰恋だったのですが、やはり振りコピが無限に楽しい公演という印象。終わらないでくれ。

あと性格の悪い女の子はやっぱり美波ちゃんのことを思い出してしまう。。

「今日は誰に恋をする?」公演 武藤小麟 生誕祭 2024/8/20

この半年というか去年の12月から僕太しか入ってなかったのですが、今日は誰に恋をする?公演に初めて入りました。実に4年半ぶりに16人公演。小麟ちゃんの生誕はRESETのころから入ってみたかったのだ。

この公演は美波ちゃんが出ていたのを全部観てた(ロビーで)ので、曲とか流れはけっこう把握してた。実際入ってみたらかなり良いセットリスト。「ロマンス、イラネ」「AKB参上!」のようなザ公演曲もあり、「君の嘘を知っていた」とか「一人想い」みたいな全然知らなかった曲もありで、序盤中盤終盤アンコールのそれぞれのカラーもとても明確、年代的にはバラバラで古い曲もあるにもかかわらず新鮮、かつAKBっぽい楽しさもしっかりあって、めちゃくちゃ楽しくなってしまいました。ユニットの一部と投票曲コーナーは微妙だけど、それでもこれ系の既存曲セットリストだと一番好きかもしれない。全体的に振りコピしがいがあるのが良いよね。

11巡でセンブロの6列目柱内3。かなり適当に来たけど生誕だったので間違いではない。特に目立ったレスとかがあるわけではないのですが、愛佳ちゃんがよく0ズレにいた気がする。「ハッピーエンド」とか。くるみちゃんとも「AKB参上!」とかでけっこう目が合って、握手会でもそんな話した。2人とも序盤の衣装がめっちゃ似合ってて好きなんよね。

そんなまなくるが揃って歌うユニット曲「一人想い」があまりにも良すぎました。今の2人の歌と踊りの表情感にはこの曲がぴったりハマっていた。サビの高音の艶やかさは今の2人だから出せるやつ。衣装も愛佳ちゃんがパンツタイプでくるみちゃんがスカートタイプなのもバランスとして最高だよね。2人で「炎上路線」とかやってた頃も良かったけど、可愛さもパフォーマンス力もめちゃくちゃ進化してるなと思わずにいられない。

ちなこの日の公演に来たのはくるみちゃんがこの「一人想い」のポジションだったのもでかい。1週間前のオンラインで「今月はもうないかも!」と言われておしまいですとなっていたため無事見られて本当によかった。。このポジのオリメンは小栗有以ちゃんで、当然ゆいちゃんの「ハッピーエンド」は正真正銘の本物だが、僕はやっぱくるみちゃんのセンターポジションに愛着がありますね。目撃者でもアイドルの夜明けでもそうでした。

えりいが公演通してかなり気になる存在感を醸し出していた。まず歌い出しの「ロマンス、イラネ」の雰囲気からしてもうぴったり。さすがに夢死なやってたのもあるけど、昔のゆるっとかわいい感じではなくて、今のえりいの凛としたアイドルオーラが全開で最高。そこから中盤や終盤にかけてもそれぞれの曲で表情豊かなえりいが見られるのが嬉しくてしょうがなかったっす。まなくるもえりいも自分が最後に見た16人公演に出演していたことを考えると本当にえもい気持ちになってしまった。

もう一人思わず目で追ってしまった人、沙穂ちゃん。「オネストマン」踊ってる沙穂ちゃんからなんだか懐かしかったけど、「クサいモノだらけ」のピリッとした切れ味にしても、「君の嘘を知っていた」の影のある熱情も、「君だけが秋めいていた」の時間を慈しむような優しさも、今のAKBで沙穂ちゃんにしかできない表現が全部好きになれた。かつて僕の夏が始まる公演をやっていたころ、沙穂ちゃんについてこんなことを書きました。『彼女のオーラと歌声が、手を伸ばせば届きそうなほどの、しかし壊れやすいノスタルジアを聴き手に想像させてやまないわけですね。これ以上ないくらいに曲に合致しています。まさに曲のストーリーの代弁者と言えましょう』。この公演の沙穂ちゃんを見ていて、そんなふうに書いたことを自分で思い出したよね。

「君だけが秋めいていた」といえば、小麟ちゃんはやっぱ可愛かったですね。ブレザーの制服衣装が似合ってるし、楽曲に対しての等身大感がめちゃくちゃいい。ギリギリ学生だからか。サビの手振りとかステップとか見てると、センターが小麟ちゃんでよかったと思う。公演通しても「オネストマン」でメンバーでケチャされてたり、生誕の企画に対してもリアクション大きく嬉しそうにしてるのが見てて幸。小麟ちゃんの生誕っていつもこんな雰囲気でとても好きだったので来れてよかった。

基本めちゃくちゃ楽しかったのですが、美波ちゃんがセンターやっていた「性格の悪い女の子」と、世界で一番好きだと言えるメンバーがいない「オネストマン」はなんかいろいろ考えてしまったな。とか思ってたら美波ちゃんも公演見てたらしい。