秋場所ゥフ2013

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5月以来の東京両国、秋は色々あって2年ぶりの観戦。
例によってF研メンバーとの観戦なわけですが、今回はなんと総勢6人の大所帯での観戦です。相撲観戦仲間のクリリン先生をはじめ、KGJJさん、hemlockさん、ミヤムーさん、ぴろきさんと私という面々。望さんがいなくて俺がいるあたり何かが間違っている。この中で言えば、hemlockさんは完全にお会いするのが初めて。KGJJさんとは2年半ほど前に一緒に焼き肉オゥフして以来という。あとの3人は先月の声優ドラフトでも共に闘った方々です。なんか最近ここに来てF研との接近が激しい。
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まず12時頃にクリリン先生とhemlockさんと合流してラーメン屋で昼飯。その後残る3人とも合流して13時頃に入場。今回はとりあえずクリリン先生と私以外の4人は相撲初観戦ということで、2人は案内解説係です。主に力士の仕切り時のルーティーン確認ばかり解説してたような気がしますが、程々に取組内容の解説もしてたような気もしないでもない。にしても、今日は取組の展開と勝敗の予想が当たりすぎて笑ってました。後ろの席のおばちゃんにあなたたち相撲同好会か何かなの?とか聞かれるレベル。それと、先場所1勝14敗に終わり伝説の力士としてブレイクし損なった大道がF研公認力士となったのでこれから大注目ですよ皆さん!
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しかし、この日は後から見てパッとするような取組が少なかったような…荒鷲が木村山に決めた逆とったりはいいものが見れた。すっかり人気力士になった舛ノ山はいつでも気合充分の相撲を見せてくれる。左を差して掬って崩す攻め。あと、今場所の注目力士遠藤はTVでも数日間見ているわけですけど、四つ身の形といい、足腰の強さといい、膝の柔らかさといい、貴花田時代~大関時代あたりの貴乃花を思い出す感じです。加えて自分の相撲の流れを考える力がある。6日目に伸びた上手をあえて離して、下からおっつけておいてからまた上手を取るという流れは目を瞠りました。この日も張り差しに来た相手に対して冷静に対処。うーん、学生出身に加えて部屋が追手風ということで全然期待してなかったんですけど、先場所の14勝はまぐれではないという内容があります。もっと腕力(かいなぢから)と立合いの馬力と付けると、上位にも充分通用するはず。しかし学生出身でこんな正統派の取り口って久々なんじゃないですかね。しかもすでに完成度高い。妙義龍も強いけど栃東みたいなタイプだし。常幸龍は圧倒的に脇が甘い。

ま、優勝争いに関しては白鵬以外が絡んでくる要素を全く感じないですが、横綱大関も内容的にはそんなに良くない気がする。この日なんか日馬富士が変化して館内どよめく。白鵬も立合いの当たりだけで千代大龍を引き落としてしまったので、あっけない結び2番だった。14日目も観に行くので、おそらく組まれるであろう白鵬-稀勢の里と日馬富士-鶴竜に期待かな。

13時すぎに入場してしばらく館内を回ってからぶっ続けで6人で観戦していたので4時間以上は見てた感じですが、6人でワイワイ見てると実にあっという間に感じました。初観戦の4人も楽しんでくれたようで解説のした甲斐がありました。

国技館を出るときに謎のエルヴィスプレスリーコスプレの2人組に遭遇。全く意味が分からないのでスルーしかけたら、国技館入口のほうになんと全く同じコスを着た仲間が10人近くおり、さらに意味がわからない。おそらくエルヴィスの曲であろう歌詞を合唱しながら女性を抱き抱えたりしてました。文字だけで見るとAUTO。ゼファーさんいたら是非パンツレスリングで対決してほしかった。とにかく謎なエルヴィス軍団でした。
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その後は駅前のちゃんこ霧島で鍋会。まだまだ暑いですがちゃんこはいつ食ってもうまい。軽く飲みながらF研のあんな話やこんな話、コミケ、声優ドラフト、スポーツなど、まあ色々と笑かしていただきました。気が付いたら21時半を回っていて、今回はここでお開き。人数も大幅に増え、いつになく楽しい相撲ゥフでした。
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入り待ちで遭遇できた大砂嵐。ゴツい。

夏場所ゥフ

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5月場所中日、1月以来の相撲観戦。今回はクリリン氏に加えてhopehashimoto氏も参加ということで初の3人オゥフです。hopehashimoto氏とは懐かしのヘッドフォン祭にちょろっと会って以来で3年ぶりとかでしょうか。相変わらず時間の経過とは非常に恐ろしいものでありまして。

昼ぐらいに集合してとりあえずちゃんこ食おうってことになり霧島へ。今回は本人はうちわ配ってたらしい。んで真っ昼間からコース3人前行ってしまう暴挙。おまけにビールも入れてしまう。やーでも久しぶりにここのちゃんこ食ったけど安定の美味さですね。出汁が違う。NABEはいいものです。

15時前に国技館入ると十両の初っ口が終わったあたり。最近は十両の相撲もあまり確認できてないので久しぶりに見る十両の土俵でしたが、印象的な相撲がどうも少ない。徳勝龍が思いの外いい相撲で勝ちまくっているのと、玉飛鳥はやっぱ十両だと強いよね、というぐらいでしょうか…。あとは豊真将、琴勇輝、旭日松あたりの仕切りのルーティンをいつも通り確認。初観戦のhopehashimoto氏がいるのでクリリン氏と色々解説しながら観てましたが、これも意外と楽しい。

幕内は前半では旭天鵬の上手投げにシビれました。これはあの1年前のカロヤン戦を彷彿とさせる投げのキレ。あと富士東が大道相手に右差しを嫌いつつ徹底して突いて前に出る取り口で地味ながら進境を見た。富士東は四つでもそれなりに取れてしまいますからね。あと時天空は今場所かなり前に出て寄る相撲が多いですね。蹴返しとか仕掛けるのもあんまないし。後半では北太樹のアレを特に熱心に解説。把瑠都休場は残念。カロヤン以外の上位陣は横綱大関相撲を見せていたんではなかろうか。琴奨菊の出足、稀勢の里の左差し速攻、日馬富士の喉輪一発。白鵬-阿覧戦は完全に舐めプでしたね。

この日大相撲を見せたのは鶴竜。立合いで鶴竜の左が深く入ったんで、ここから右を巻き替えてケリを着けるかな、と思いきや隠岐の海がなかなかそれを許さない。互いに一枚ながら右で上手を取って、そこから引きつけ合い、投げ技の応酬。それでも終始仕掛け続けていたのは鶴竜だったか。外掛けなんかも使って崩しにかかる。最後は隠岐の海が鶴竜の寄りを堪えたところをすかさず上手出し投げ。あの伸びた上手からよく決めた。2分近い熱戦で、この日はこれを観れただけでも儲けものだったかも。

終了後は秋葉に移動して望さんと合流。万世の3階でハンバーグ食いながら主に社会の恐ろしさなどをレクチャー。この日は3人の社会人POWERにガッツリごっちゃんされてしまって申し訳ない限りです。解散してからは望さんがGoW:Judgmentをご所望だったのでトレーダーの新店舗に行って、安くなってたGoW無印を買う。トレーダー新店舗17日にオープンしたらしいが前に何があったのか全く覚えてない。
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相変わらず室内だとISO爆上げだけど、ノイズリダクションのおかげかそれなりにキレイに撮れていた。2年半前のコンデジで撮ったやつと比べるとまーさすがに違いますね。これだったら館内でもうちょい撮っとけば、というかズームレンズ買ったほうが良かったすかねぇこれは。まぁ写真撮りながら観るのもそれはそれでめんどくさいんですけどね。

平成25年大相撲1月場所千秋楽

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約8ヶ月ぶりの相撲場。相撲の匂いがする!実は千穐楽に来るのは初めてである。初場所の観戦ももう2年ぶりで、あのときは千秋楽は行けなかったんだった。12時頃に国技館に着くと、ちょうど高見盛の場所入りに遭遇。その後は伊勢ヶ浜ちゃんこ食ったりして、13時半にクリリン氏と合流。この時点で入場列が長蛇の列になっていてびびる。

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昼飯は日馬富士弁当。力士弁当はじめて食ったんだけど、思いの外ボリュームがあって満足。これはうまい。そぼろ弁当大好きなお子様ことわたしです。
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さて土俵のほう。高見盛の取組はもー・・・よく頑張ったと思います。執念の右差しからの肩透かし!ここ数場所は本当に必死の土俵だっただけに、ようやく肩の荷が全部降りたんじゃないかな。やり切ったというにふさわしい一番だった。この稀代の人気力士がいなくなるというのは寂しい限りですが、誰しもこういうときは来るもの。14年間お疲れ様でした。
しかし、同時に武州山も引退ということで、51年組の関取経験者がいよいよ若の里だけ。若の里も今場所を見る限りではもうそろそろ限界も近いのではとも思うし。大関になってれば違う今があったんだろうけどなー。あと何気に焼肉店オーナーの琴M喜氏がコメント出していて笑いました。
十両のメインイベントは貴ノ岩、常幸龍の優勝争いがどうか、というところだったものの、これは貴ノ岩勝、常幸龍負であっさり決まり。

幕内のほうは関脇小結陣に7勝7敗が多く、番付的にも注目だったのだが全員勝って丸く収まった。把瑠都に勢は予想通りの好取組。勢は右を差すだけじゃなくて廻しを取らせない立合いが必要か。上位戦が楽しみ。高安に栃煌山はあっさり叩きこまれて栃煌山の勝ち。高安は稀勢の里のコピーになっているような気がしないでもない。

結びの白鵬-日馬富士は・・・日馬富士の当たりが良すぎた。あれだけでもう白鵬の上体が起きた。何回もできるものではないと思うんだが、白鵬に対してこれほどの完勝は今まであったか。日馬富士は差し方だけでなくて、下手の取り方がうまいよなー。いつも気付いたらかなり深い下手を取っている。表彰式では久々に君が代など歌いました。インタビューは毎回同じ事言うので白鵬と比べると大して面白くない。手打ち式なども見届けて国技館を後に。

その後は錦糸町に移動して居酒屋で飯。
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飯が来る合間に取組表をコピー使ってこんな感じで春場所の番付編成会議してました。幕内十両間、十両幕下間は割とすっきりだと思うんだけど、やはり中位の調整が難しい。これ序二段とか三段目までやるとか大変な話です。21時すぎに解散だったかな。

今場所は内容的には中盤が若干落ち込んだ以外は概ねよかったのでは。光った力士といえば高安を筆頭に、千代大龍、勢、負け越したけど佐田の富士あたりか。三役以上では結局日馬富士だけが一人勝ちだった。立合い鋭く突き刺さって相手を起こし、サッと二本差すか廻しを取って出す。千秋楽白鵬戦はまさに完璧に遂行した相撲だった。このスピード相撲の確立という意味で昨年の連続全勝よりも高く評価されるべき。白鵬はまた立合いを色々と試しているようで、琴欧洲戦なんかは両差しを狙って墓穴を掘ったりしていて、よくわからない。妙義龍戦、琴欧洲戦の安易すぎる引きも豪栄道を見ているような感じ。今場所は白鵬が3人ぐらいはいたような印象がある。

日馬富士またもや全勝ということで、それはそれで素晴らしいのだが、この好調ぶりが続いていくのかそれともまたこの波が引いていくのか、全く予想がつかないのが正直なところ。白鵬の今後も気になるし、とりあえずこの2人横綱時代の趨勢を見極めるのにはこの1年見て行かないと、という感じか。できたら見に行きたいのではある・・・が。
というわけで先ほどの番付編成の結果はこちら。

平成25年3月場所予想番附

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