「僕の太陽」公演 佐藤美波 卒業公演 2024/7/1

今年の1月31日よりあと、自分がAKB48劇場に行くことがあるとして、この公演だけはどんなことがあっても行くと決めてた美波ちゃんの卒業公演。

この1ヶ月、美波ちゃんの出演するすべての公演の抽選に応募しましたが1度も当選せず(6/9の昼公演だけ同伴で入った)。もうずるずるとこの公演まで落選するのではないかという恐れが頭をもたげていたところ、キャンセル待ち一桁番。そのまま入らせてくれないのかーという気持ちもありつつ、この1ヶ月キャン待ちすら来ていなかったのでこれだけでも奇跡と思えた。

ただ事前キャンセルは0。最後までハラハラだったけど結局ビンゴ対象内で入れました。ビンゴは18巡だったけど自分の美波ちゃんのおたくとしての最低限の役目は劇場の中でドレスを見ることだったので、そこだけなんとか守れそうでホッとした気持ちしかなかったな。センブロ立ち見2列目上手柱3で、美波ちゃんが来るとこだったかは微妙ではあるものの卒業公演のためバミリ0番が視界良好であることが重要。

僕の太陽公演

始まってみると、いつもみたいに高めツインにした美波ちゃんがそこにいて、めちゃくちゃ可愛くて、2週間ぶりぐらいなのにめっちゃ久しぶりに感じて、この距離感で見れることだけでも感動してたなー。考えたら美波ちゃんと劇場で会ってそんな気持ちになったことっていくつも思い出せて、いつも会えるだけで感動するぐらいの存在感があんのよね。

この序盤だと、やっぱ「RUN RUN RUN」のサビでツインテールを揺らして踊る美波ちゃんのキラキラ感って目に焼き付くし、「ビバ!ハリケーン」みたいにキビキビしたダンスを踊っている美波ちゃんも好きだ。キビキビだけどふわっとぴょんぴょんしてる美波ちゃんにしかない空気感なんすよね。これはもう振りが合ってるとか間違ってるとか関係ないのである。かわいいので。

アイドルなんて呼ばないで」はだいたい0番付近な気がしていたけど、上0.5〜1あたりのとこがそこそこあって嬉しい誤算。これも美波ちゃんがやると歌声がふんわりしてて最高だし、美波ちゃんは結構この曲は自信たっぷりに踊っているので明るい気持ちになる。最後のふわっふーのとこも0.5ズレぐらいで見れたので最高っした。「向日葵」は対角線だったので遠かったけどこれもソロの歌割が可愛かったし、Bメロのみなみコールがでかくて自分でぐっときてた。

竹内先輩」はもうちょい近くで見たかったなーたぶん見るなら下手側なんだけど、これの美波ちゃんもきゅるん度が高くてだいぶ好き。ブレザーの制服が宇宙一似合っておりあまりにも天才です。

あと美波ちゃんの踊る「そんなこんなわけで」で、サビの3〜4小節めの腕を起こす振りをぴょんぴょん跳ねながらやるのが美波ちゃんらしくてまじで好き。この曲はダンスでいかに曲線を作るかみたいなところが見てて面白いんだけど、美波ちゃん独特の美波ちゃんらしいやり方なのがいいし、こういう個性が見れるのが全員自起こしの僕太サイコーとなる。美波ちゃんがシリアスな表情で踊ってる「デジャビュ」は柱であんまり見えずだったけど、ゾクゾクするものがあってよいです。

MCで急にだるまさんが転んだ始まるのもおもろすぎたのですが、隣のおたく2人組が「鈴木まりや卒公でやってたよな」とか話してて、そうなんやと思ってたら彩希ちゃんがその話をし始めてAKB48の歴史を感じた。鈴木まりやんぬといえば小林香菜が可愛がってたなあという古の記憶。よくわからん空気になったのに満足げな美波ちゃんがまーじでおもろくてかわいかったな。

アンコール明けの「Lay down」はツインテールであのパンク衣装なのがいいっす。ポケモンのマリィちゃんみがある。ツンツンした表情と歌い方も背伸び感あってかわいいしね。序盤の愛佳ちゃんとの絡みが今日も濃厚。「BINGO!」はコール頑張ったという感じです。「僕の太陽」は思ったより柱で見えずだったけど、2サビぐらいから急に感動してきて泣いてた。みんな明るく歌ってたのが逆に泣けた…

卒業公演ブロック

そんで卒業公演ブロックへ。最初のMCでずきちゃんがめちゃくちゃ話してたのが印象的だったなあ。というところで照明が落ちて美波ちゃんが出てくるのですが、もう照明が点く前に着てる衣装でわかりました。1曲目は「ミニスカートの妖精」。

イントロからの美波ちゃんの歌い出し聴いたらもう涙してしまってダメだったなあ。劇場でこの曲を歌う美波ちゃんを観たのは3回ぐらいだけど、それぞれどの場所から見てたとか全部思い出されて。衣装は違っても「♪妖精に変身して」でくるっと身を翻す美波ちゃんが完全にあの頃と重なりました。2番から愛佳ちゃんとくるみちゃんが出てきて、5年前はなかった組み合わせで、オリジナル衣装で歌う夢のステージ。やっぱ僕の中でこの曲のセンターは美波ちゃんなんですよ。美波ちゃんの甘くてカラフルな歌声が本当にぴったり。

この曲が美波ちゃんがプリティーシリーズを知ったきっかけで、、というのは当時聴いてたときは知らなかったけれど、いろいろ美波ちゃんのことを知ってきた今聴くと、全部が全部回収されたような気持ちになった。

その後のMCはまーじーで16期らしくてよかったな。この3人らしくて。繋ぎで仲良しメンバーが6人登場。卒業公演における沙穂ちゃんと彩音ちゃんの遭遇率めちゃくちゃ高いな。なーみんがいなくなったあとはせいちゃんがママやってくれてたとのこと。個人的にはpyonちゃんが来てくれたのがよかったね。ドル明けでツインテールしていた2人。

この場には16期はいないので、次にやる曲は「抱きつこうか?」。人数は少なくてもこの曲はやっぱり必要だと思うわけで。美波ちゃんはピンクのフリル、リボン、ファー全部入りのキュート属性100%なプリキュアドレスで登場。美波ちゃんにぴったりで可愛すぎたし、これを着て踊る美波ちゃんはキラキラそのもので感動しかなかった。しかも「抱きつこうか?」はフル。

ひょっとして恋なのか
明日から どうすればいいんだろう?
ずっとずっと そばにいたいって思った
まさかこれでサヨナラじゃない

AKB48 16期研究生 「抱きつこうか?」

歌詞と、美波ちゃんに寄り添って歌う16期の姿が刺さりすぎたな…

卒業のスピーチ聞いてて思い出すものがありましたねえ。「昇格できて辞めずに済んだ」と言ってたけど、あの頃の美波ちゃんは昇格まで本当によく耐えて頑張ってくれて。昇格発表のとき、すぐにしゃがみこんで顔を覆った美波ちゃんを今でも覚えてる。あのとき「ツアーまでは」と頑張ってくれたおかげで、美波ちゃんの輝いてる瞬間とか夢が叶う瞬間が見れたりなーみんを通じて握手会で仲良くなれたり、いろんな未来が拓けて本当に感謝してもしきれない。そういう趣旨のことを5月の握手会で言ったら自分が泣いてたよね。

最後の曲のタイトルコールをする前に涙ぐむ美波ちゃんを見ていて急に寂しくなっちゃった。ラストは卒業公演でやりたいと言ってた曲「私たちのReason」だった。久しぶりに現場で聴いたなあ、本当に良い曲。

なぜ好きになったの?なぜ私だったの?
聞いてみたいけど胸が苦しいよ
なぜ好きになったの?なぜここで言ったの?
見つめ合うだけで愛を感じるよ
こんな広い宇宙の片隅 出会うなんて奇跡よ
私たちのReason

AKB48「私たちのReason」

こんなことアイドルに直接言われたら夢みたいだけど。でも5月の握手会で美波ちゃんと話したことのニュアンスって本当にだいたいこの歌詞みたいなことで。もともと同期推してて最近はふらふらしてた人が最後の最後にあなたが推しメンだよと言い出したらどうなるかな、とか。

これはおたくの妄想なので美波ちゃんがそう感じていなくても全然OKですが、でも今まで自分が美波ちゃんを見てきた距離感を考えれば、あのとき推しメンだよと言えたのもまた奇跡だと思えました。ドレス姿で落ちサビをソロで歌う美波ちゃんが本当に綺麗で美しくて可愛かった。

美波ちゃんのこと

美波ちゃんは僕にとっては常に自分の向いている方向の近くにいてくれた人だったなあと思っていて。なーみんを追いかけているときはもちろん、チームAを見ていたころもチームBになってからも。僕もいろんなタイミングで美波ちゃんのことをこのブログにも書いてきたと思います。だいたい「美波ちゃんが可愛すぎました」と書いていて、でもそのくらい毎回とにかく可愛いということが印象に残る子なんだよね。

僕が美波ちゃんのことを知ったとき彼女はまだ研究生でしたが、その頃からそのイメージは変わらなくて。初めて劇場で会った日の「天使のしっぽ」はとにかくイメージ通りでめちゃくちゃ可愛かった。笑顔が明るくてキラキラでいつも癒されてたなあと思います。

忘れられないのは、それから数ヶ月あとにドラ3の研究生が昇格した日があって、755を見ていたら美波ちゃんが相当傷付いているのがわかるコメントをしてて、その日のSHOWROOMではっきりと「辞めることを考えてる」と言ってたこと。これは本当に僕にとってはかなり記憶に刻まれてる配信で、それまで公演で会うのと配信をちょこちょこ見てるぐらいだったのに、そこからもう美波ちゃんのことはほっとけなくなっちゃいましたね。

結果的に2019年の9月12日、AKB48の全国ツアーのチームAコンサートで彼女は昇格することができたわけですが、そのときのことは上に書いた通り。AKBおたくをやってきて今まで現場で研究生の昇格を見届けたのは、劇場でのはーちゃんの昇格と、この時の美波ちゃんとさきぽんの昇格だけ。両方ともおたく人生の中ですごく印象的な記憶だし、3人はそれ以来推しとは別の意味で特別な存在だった。

そのちょうど1年後、THE MUSIC DAYで歌番組選抜になって「ヘビーローテーション」を歌っていたのはとにかく見てて嬉しくて、あのとき辞めないでいてくれてよかったと思えた。

ここまで美波ちゃんを見ていたのに握手会やお話し会に行ってなかったのは、年下すぎて話が合わないと思ってたんよね。あのころ愛佳ちゃんや西川怜ちゃんも一緒に気になってたけど、03年組と話すのはハードルあるなあと勝手に思ってて。なーみんや前田彩佳ちゃんと話すのが限界だと思ってた。今思えば話題はいろいろあったんだけど。もっと勇気出せばよかったなあと今となっては思うけれど、けっきょく最初に話したのは「根も葉もRumor」のころ。

それからドル明け公演でそれまで以上に頻繁に会うようになって、スクールアイドルミュージカルでもずっと一緒だったところでの現地お話し会、美波ちゃんが急に名前を呼んでくれるようになってびっくり。それにスクールアイドルミュージカル全部来たのもなーみんから聞いたよーみたいな話をしてくれて。なーみん以外には覚えてもらわなくてもいいと思ってたけど、美波ちゃんとそんなふうに仲良くなれたのはとても嬉しかった。

そんな今までがあったので、なーみんが卒業したあと美波ちゃんの応援をしていくのは自分の中では自然な流れでした。卒業発表してなくてもそうだったんじゃないかな。

最後の握手会から1ヶ月間、なーみんを推していたのと同じくらい本気で美波ちゃんのことを第一に考えてて、それが本当に楽しかった。やっぱ直接推しメン宣言するのは大事。それでも実際できたことはめちゃくちゃ少なくて。美波ちゃん自身は劇場公演にかなりの回数出てくれたにもかかわらず。特に美波ちゃんの誰恋公演を見れなかったのは僕のおたく人生で最大の挫折です。そこに応えられない自分が情けないしおたく失格とさえ思いました。

なのでできることと言えば、XとWeverseで美波ちゃんに可愛いと言い続けることぐらいでしたね。美波ちゃんは実際めちゃくちゃ可愛いし、僕は推しメンには事あるごとに可愛いと言いたいたちなのでそれだけでも楽しかった。それから最後はこの公演に入ってドレス姿を見ること。これが達成できたので全部OKでいいと思えます。

将来は声優になるとはっきり言ってくれた美波ちゃん。僕はもともと声優おたくをやってきたのでそう言ってくれたのは嬉しかったし、それと同時に簡単ではない道なのもわかるけれど、とにかく美波ちゃんの未来が気になってしょうがない。表に立ち続けると言ってくれた美波ちゃんを信じたいと思います。本当に卒業おめでとう!!!

「僕の太陽」公演 2024/6/9

5/31の時点ではもう卒公まで会えないかもぐらいの気持ちだったけどなんとか。

17巡だったけど上手4列目柱3確保で悪くない、というかまあまあ狙い通り。この演目で上手側の座りは記憶の限りだと初めてなんだけど、5/31の公演でこっちで見れたら…と思ってたんよね。美波ちゃんのポジはこっちが一番いいんじゃないかと。もうちょい前行けるなら下手でもいいんだけど。

そしたらやっぱ「RUN RUN RUN」からめちゃくちゃ来てくれてなんかもうそれだけで嬉しくて楽しくて、それが久しぶりの感覚だなってなった。ちゃんとアイドルおたくとして息を吸ってる感覚。推しがいない公演もそれはそれで楽しみ方はあるんですけど、やっぱり誰かひとりに対して必死になりたいよねっていう。「RUN RUN RUN」か「ビバ!ハリケーン」でウインクしてくれた気がするがVRで見当たらないので気のせい。この公演の、とくに序盤曲は美波ちゃんにすごく似合ってるんじゃないかとあらためて思ったな。ニコニコで歌って踊っててめちゃくちゃ楽しそうで、見ててこっちも笑顔になっちゃう。そういう存在感こそアイドルだよねって。この日は髪型も王道なハーフツインで可愛すぎた。

「アイドルなんて呼ばないで」は半分くらいしか見えなかったけどこれはもう美波ちゃんのために秋元さんが書き下ろした曲(歴史改変)なので、可愛いしかないよね。この曲こそ自分の可愛いポイントに自信持ってのびのびと踊ってる感じ。いま勝手に歴史改変したけど歴史が変わるぐらいの魅力あるよこの曲の美波ちゃんは。「竹内先輩」も好きだけどこの曲はだいたい下手のほうにいるのであんまり見れず。この曲の制服衣装が一番好き。

「僕の太陽」はだいたい上手にいて、この曲のAメロBメロの振り付けやってる美波ちゃんがかわいくて好きなんよねえ。2サビは0ズレで嬉しかったなー。

そういうとこで、歴代オリジナル公演から1曲やる企画(正式名称なんだっけ)。企画が始まってから通常公演に全く当選していないためこの企画をほぼ楽しめていないわけですが、この日は「そばかすのキス」だった。劇場でこの曲聴くのは30回目って考えると思い出がありすぎる曲。ただ、アイドルの夜明け公演は上手側で見たことが1回もなかったので、光景としては新鮮だった。

美波ちゃんは1番のポジションはドル明けでの自ポジと同じだったのですが、間奏以降のポジションがくるみちゃんと入れ替わっていてちょっと変則的だった。1サビくるみちゃんポジだったら上手に来てくれたはずだけど、でも美波ちゃんもくるみちゃんも自ポジのほうがエモい。てことで1サビはくるみちゃんに遊んでもらってた。

浅井チームB公演のこの曲といえば、毎回落ちサビ終わりに美波ちゃんが3セリから走って1セリで大ジャンプして大サビを歌うのがめちゃめちゃアニメの中のアイドルみたいで可愛くて大好きで。ステップ踏みながら横に手振るサビも、美波ちゃんがやるとパジャドラの「白いシャツ」を思い出してたよね。16ビートを感じてるステップが好きだ。見たかったなあ。

てことで、プラス1曲を考えるとこの日は下手の席だったのかなーとは思うけど、5/31の公演で思ってたことは全部できたので二重丸。とにかく可愛い美波ちゃんが近くで見れて大大大満足で幸せになれた。この日は16期も4人いたし、えりいの僕太初日だったりでメンバー的にもめちゃくちゃよかったよね。やっぱり今までのほとんどの時期で自分が見てきたAKBはこの子たちだから。

お見送りで「見えてたよー大阪帰りだよね!?」って声かけてくれて、来てよかったなってなった。

「僕の太陽」公演 黒須遥香 壮行会 2024/5/31

前回の公演に入ってから約2ヶ月間全く劇場公演が当選せず過去最高に不安でしたが当選しました。生誕祭と卒業公演しか当選しない説がある。ビンゴは11巡でセンブロ立ち2列目上手柱1だったけど半端な立ち回りになってしまった感。まあ彼方を立てれば此方が立たずなのがAKB48劇場なので。

前も書いたけど僕の中では僕太といえばはーちゃんみたいなとこがあるので、ラスト僕太で見られるのはほんとよかった。この日のポニーテールの髪型もこの公演の衣装にぴったり。あらためて見ていても、始まりから終わりまで公演のストーリーに寄り添った立ち居振る舞いがあまりにも好き。序盤で明るく爽やかな風が吹き抜けて、中盤で熱情を迸らせて、アンコールは100点満点のアイドル。以前、はーちゃんを「ごく自然にその曲の主人公として振る舞う大胆さがある」みたいに書いたのですが、これは本当にはーちゃんが持っている最高の能力。最初にパジャドラを見た時も手つなを見た時もそうだったし、オンデマで夢死なを見た時もそう思ったし、このラストの僕太でもそうだった。この日いた位置は完全に「僕の太陽」狙いで、そこにもはーちゃんとの思い出があるし、絶対指差しもらいたいと思っていたので、2サビで来て嬉しかったな。。。

この日は16期6人いたので、というか最近見る公演はだいたいそんな感じはしますが、やっぱり雰囲気は好きだなあという感じ。くるみちゃんがめちゃくちゃ可愛い髪型をしてて「竹内先輩」でレスくれたので幸となってました。あとはやっぱ、今の彩海ちゃんは今までにないくらい華があるなあと。ルックスは昔から華やかなんだけどステージ上でのアイドルオーラがめちゃくちゃあるなという感じ。高嶺の花っぽさもあるんだけど、彩海ちゃんの場合向こうからぐいぐい来てくれるのがいいよね。

そんな壮行会ではありつつ、やっぱいま自分の中で美波ちゃんの存在が大きくて、いつも美波ちゃんがどこにいるか気にしてる自分がいましたね。もっと近くで見たいけどもうチャンスが少ない……

壮行会はずきちゃんとなるたお、それから急遽ゲストで彩音ちゃんが登場したんだけど、はーちゃんが配信で「気づいたらもう彩音ちゃんと出る公演がない!」と言ってたので本当によかった。自分的にもこの半年ちょっとはこの2人にずいぶん楽しませてもらったことだし。1曲目ははーちゃんのソロで「サヨナラで終わるわけじゃない」。はーちゃんが麻友さん!というのは結構聞いてきたし、ぐっとくる選曲。何よりやっぱはーちゃんのソロの歌ってめちゃくちゃ良い。音の高さにそれぞれ色があって、それが混ざり合ってはーちゃんの歌声になっている感じがする。2曲目はずんちゃんも登場しての「抱きつこうか?」。人数は少なくなってしまったけど、やっぱこれだよね。この曲は今は間奏のダンスがはーちゃんがソロになるし、大サビの集合もはーちゃんがセンターに来るので、それもめちゃくちゃ今日のこの日にぴったりだった。大サビは何ヶ月か前は一番近くで聴いてたなあとか思いながら16期コール。

はーちゃんのメッセージもよかったなー。本人は「ファンの方に可愛いことも言ったりもできなかったですけど…」とは言ってたけど、いつも自然体なのがはーちゃんの魅力だと思う。だから受験挑戦も浪人も大学の両立もがんばるし今のこの選択もあるだろうなと思える。それでいてファンともちゃんと向き合えるしね。僕も最初の受験から大学卒業まで見てきて、単にアイドルの数年を見てきた以上のものを見せてもらってた感覚がする。

はーちゃんが「”あなた”を自分に置き換えて聴いてください」と言って始まった最後の曲は「アリガトウ」。これは……思い出がありすぎる曲。美波ちゃんとくるみちゃんの姿を見てても。この劇場で何度も聴いていたときとシチュエーションは違うかもしれないけれど、伝えたいメッセージは通底しているなと。そう感じた瞬間から涙が止まらんかった。間奏で「大好きです!」とだけ告げたのもはーちゃんらしかった。

何度も書いていますが、はーちゃんは劇場でのパフォーマンスがとにかく好きでした。好きだと言うわりに劇場ではーちゃんと会ったのはこの日で21回。その時その時の判断はありはしたけれど、正直もっと会いたかった。

何より初めて劇場で会ったのが忘れもしない2019年5月13日のパジャマドライブ公演で、この日のステージ上で彼女は正規メンバーへの昇格を言い渡されたのでした。この日からもう彼女のパフォーマンスはずば抜けて印象的で、途中からはーちゃんしか見ていなかったほど。そこから昇格発表だったので、いまだにAKBおたくをやってきた中で忘れられない瞬間の一つです。そのあと再販で8月の握手会の券を取ったんだけど個人的な事情で行けなくて、これ行けてたらはーちゃんを推してた未来もあったのかもしれない。

それから手をつなぎながら公演や僕の夏が始まる公演、香織ちゃんとやっていた何回だって恋をする公演でも楽しませてくれて、サムネイル公演が一度も見られなかったことは唯一悔いが残るところなのですが、チーム公演が終わってからは僕の太陽公演でめちゃくちゃ楽しませてもらって、その中で顔も名前も覚えてもらったのも嬉しかったですね。名前を覚えてもらったのはMVPを使ったときのことがあったとしても、それを1ヶ月ぐらい後の握手会で向こうから言ってくれるのにびっくりして。はーちゃんはそういうことができる子なんだよね。すごく衝撃的で鮮烈な最初の出会いから時間はかかったけど、最終的にそんな関係性になれたことがとてもよかった。最終的にと言ったってまだアイドル人生は続くわけで、クアラルンプールにはどこかのタイミングで赴きたいと思っています。はーちゃんのKLP48での活躍を祈るばかりです。