NANA MIZUKI LIVE GATE 2018

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武道館7DAYSが終わりました。今回は5公演に参加。
奈々ちゃん関連だけでもいろいろな思い出がついて回る武道館という場所。ライブでは9年ぶりに帰ってきた。そう感じていた通りに、これまで積み重なってきた記憶が交わって構成されたライブでもあった。

初日が終わった段階での印象はモザイク状で、流れの掴みにくいライブに見えたというのが正直なところ。とはいえ7日間あるということで、あんまり心配はしてなかったわけだけれど。初日のような印象になったのは、演出のシンプルさ、個々のブロックの組み立て方もあるんだけど、ライブのハイライトとなる位置の曲が事実上ライブの流れと断絶しているのが大きかったのかもしれない。いちおう種明かしは最終日にあったわけだけれど、セットリストの流れのピースというよりは最終日に歌うこと自体に意味がある曲だったので、これはもうそういう見方はしなくていいんだなと(笑)実際には2日目ぐらいからあんまり考えずに、個々の曲にフォーカスして身体に覚えさせることに集中してた。例によって新曲の聴き込みも足りないから馴染ませるのに時間が必要だったし。特に粋恋は、全体の焦点が定まらない中にあって一際流れをつくる使い方と演出がなされていたので、これが日程が進むにつれ頭に入ってきたのは大きかったかな。そういう感じで2日目3日目と乗っていけた。3日目はゲスト的にもハイライトだったけど、それ以外の要素でもひとつの到達点になった日だった。演者側としても、7日間ある中で、日替わりでゲストアーティストとの共演という大きな攻めはあったわけだけど、それ以外のセットリストのバリエーションは最小限にとどめて、1曲1曲の歌い込みの完成度を高める方向性があった印象。

そんなこと言いつつだけど、自分にとって特別なライブになったのは初日だったのだ。武道館のアリーナという場所と、ここで体験したことの記憶をダイレクトに呼び起こす楽曲たち…。奈々ちゃんのMCからするとそれは意図的だった。RUSH&DASH!で奈々ちゃんがゲートブリッジの上に現れたとき、SUPER GENERATIONで客電が点いたとき…12年前、9年前のこの場所で起こったことが自分の中に流れ込んでいく感覚がしたよ。自分の中で鮮烈な思い出としてある2曲。あの日の奈々ちゃんと、今ここでステージを駆ける奈々ちゃんが完ぺきに重なった。相変わらずだよね。この2曲以外にも、光やBRAVE PHOENIX、DISCOTHEQUEといった曲があって、極めつけに最終日の深愛が披露されるという、随所で以前の武道館公演を想起させる仕掛けがあった。

そして、このライブの要になるメインテーマ、POWER GATE。水樹奈々のライブを見たい!と最初に思わせてくれたのはやっぱりこの曲だったもんね。それから何十回とライブで聴いてるわけだけど、初心の気持ちは熱いまま。この7日間の中でもどんどん進化していくのがわかった。7DAYSの本当のラスト、最後の最後に聴いたこの曲は、重い重い挑戦の扉をみんなで開けた達成感でいっぱい。正直言って、最近は日によって歌われないライブもあるわけだけど、このタイミング、文字通りまた新しい扉を開けた節目となるべきこのライブで改めてフィーチャーされたことは本当に重要だった。この曲にしかできない役目を果たしてくれたよ。

全通が目標だったけど、実際は2日間休み。でもホント楽しい11日間で、特に3日目以降は日常的に水樹奈々のライブがあるという普通に考えておかしい状況に慣れて馴染んでしまってた。参加してない日でさえ、今日はどうだったと情報が流れてきたり、気軽に音漏れ聴きに行こうとなったりして。奈々ライブが生活の一部にあることがこんなに楽しいとは。新しい体験だった。あの人のことだからまだまだやり足りないと言うのでしょうが。次は気が付けば3年ぶりの夏のツアー。セキスイハイムスーパーアリーナに始まり西武ドームに終わるという、聞くだけでゲンナリする日程に思わず苦笑しちゃったけど()1日だけならまあ・・・。奈々ちゃんのホールライブを6年観てない意識低いファンなので、今年はもうちょっと頑張ります。日程的にも今回はさすがになんとかなるでしょ。高知とかも含まれてるらしいので、たまには大阪以外の西日本も行ければ。しばらく充電しときます。

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