なんだかんだ言って楽しみだったライブ。もう2週間経っちゃってるよ。
アンフィシアターは1年半以上来てなかったっぽい。ファン力低いから当日抽選でも弱い席だったけど、この会場はどこの席でも見やすい。もっと推していきたい会場ではある。この規模のホールで奈々ちゃんのライブ見るのはこのとき以来かな。。。
こないだは跳び禁だったと思ったら、今度は立ち禁、光り物禁止、コール禁止、ドレスコードありってことでいつもと全く違う雰囲気のライブ。連番がいないというのもある。前説があってからチェリーボーイズとストリングス隊登場。シンプルな編成で語るところが特にない。ストリングスの音色で始まった1曲目は…innocent starterだった。イントロとともに奈々ちゃん登場。イメージ通りの入場の仕方。この曲はストリングスが前面に出たこの日ならではのアレンジでとっても良かったすね。徐々に静から動に移り変わって行く原曲のイメージをうまく膨らませる形。
ここから曲が続いていくんだけど、セットリストは概ねTV向け。タイアップのついたシングル表題曲が続けて歌われるちょっとしたアニサマ。奈々ちゃんも言ってたけど、着席ライブなのに落ち着く曲があんまりない。着席ライブでやるのにベストな選曲ではなかった。もっと言うと、去年のアコースティックライブのように曲のイメージをガラリと変える大胆で凝ったアレンジがかかっているものも少なくて、そこは残念だったところ。そんな中で、15年前のバースデーライブで歌ったデボラ・ギブソンカバーのLost in Your Eyesはセットリストの真ん中でよいクッション的存在ではあった。とはいえ、今回は曲数もほどほどに特別な演出もなく、コンディションの整った奈々ちゃんが完全に歌うことに集中できるというライブということもあって、ボーカルパフォーマンスに関しては100点満点に近いものがあったのではないかと。こちらの鑑賞環境としてもほぼ最高なので、こんな貴重な時間はなかなかない。特に深愛をそういう場で聴けたのは、間違いなく歌うと予想していたとしても嬉しかった。ライトに照らされて歌う奈々ちゃんが眩しかった。
ベストアクトは間違いなく、エゴアイディール。原曲がそもそも去年のアコースティックライブからの影響を受けているから、この日のコンセプトに合うのは分かり切っていた。シンプル編成のピアノロック。プレイヤー同士が呼応しあって高まっていくテンション!音楽の楽しさが伝わってくる。こんなんじっとしてられん。
収録終了後にアンコールらしきものもあり。オルゴールとピアノと は皆が期待してた選曲だよね。本当はもっといろいろあるんだけど。星空と月と花火の下で締め。うーんこの曲はアコピじゃなくて歪んだエレピだからいいと思ってるので。でもこの2曲が放送外なのはもったいなさすぎるだろう・・・
正味1時間半ぐらいだったっすかね。会場がアンフィシアターってこともあって、いつもこっち向いてる太平さんの鍵盤裁きとか豊さんの手技とかが見れたのも楽しかった。いつものエンタメ満載体育会系ライブも恋しくはあるけど、これから年一ぐらいでこういうのもどうでしょう。シングル7枚ぐらいなら買うよ!
SETLIST
- innocent starter
- Silent Bible
- 夢幻
- 純潔パラドックス
- PHANTOM MINDS
- Lost in Your Eyes
- DISCOTHEQUE
- エゴアイディール
- Justice to Believe
- 深愛
(Encore) - オルゴールとピアノと-holy style-
- 星空と月と花火の下