心が叫びたがってるんだ。

観てました。気付いたら1週間ぐらい経ってた。

一瞬だけファンタジーっぽくはあるもののちょっとした味付けぐらいなので、あの花よりだいぶ正統派な青春アニメです。一緒にラジオとか始球式とかしていたし、もっとあの花の続編的要素があるのかと思ってましたよ。僕はこの作品で描かれるような青春は1秒も通過していませんが、こういう青春っていいなって思うお話は好きですね。現実にはこんな綺麗にあれこれ動かないしみんなで一枚岩になることもないから、アニメとかで描かれるとよけいに気持ちよく見えます。あまりラブストーリーじゃないのもベタじゃなくてよいし、そうさせている登場人物たちのリアルな不器用さがもどかしくもあるけれど、このくらいのほうが逆に爽やかに感じられる気もします。

ちょっとモヤモヤのあるところも含めて王道ヒロインな菜月(を演じる天ちゃん is the Best Supporting Actress)にも惹かれるのですが、やはりこの話を動かしてかき回していく順が魅力的です。高校の頃(ぼっちオタクよろしく)ああいう子が好きでしたしね。と同時に、自分とも重ねたくなる。夢見がちだし、いつまで経ってもわけのわからなさがあるし、行動も突拍子なく感じられるけれど・・・なんか理解できる気がするんだな。順のモノローグは割と多いのですが、それでもますます心の内が気になるヒロインです。

CMでも流れていた『悲愴』を含めて、(ミュージカルらしい)いくつかのスタンダードナンバーが印象的に使われています。歌は一つのテーマ。歌に乗せれば本当に喋りたいことも伝えられると、主人公・拓実くんは言います。歌にはそのぐらいの力があると、音楽好きとして信じたい。歌っていうのは、いちばん根源的で常に人と寄り添うようにある音楽だと思うから。歌のない音楽ばかり聴いていたって、そう思っています。歌じゃなくて楽器の演奏でしたけど、僕も一人で立った舞台の上ではなんでもできるような気がしました。音楽の素晴らしさってこういうところだよね。青春っていいなと思うと同時に、音楽っていいなと思える作品。

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舞台挨拶行きたかったなあ。

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