10日ぶりのアイドルの夜明け公演。久しぶりの通常公演にして、いわば前楽なのだが、しばらくぶりに小栗有以ちゃん出演ということで雰囲気は少し違っていた。ビンゴは18巡。ドル明け公演でビンゴ18巡が5回目なんですが、、(18巡以降は12回目…)。センブロ立ち3列目ドセン来たけど、妙に推し被りが周りに固まっていてそれもなんだか珍しかった。
3列目だけど視界が両柱ぐらいまで普通にあったのでとても見やすくて、「アイドルの夜明け」からなーみんは追えてはいた。なーみん推しが多かったので、「アイドルの夜明け」で客席をあちこち見回すなーみんがいつも以上に暖かかったなーこれもあと1回しか見れない。3列目は2列目と違って本当にドセンなので0ズレはそこまで多くはないのですが、「みなさんもご一緒に」「春一番が吹く頃」の下手0.5ぐらいのところからはなーみんの視界に入っていたのではないかと思いたい。「みなさんもご一緒に」の口上がなーみんで、てことは千秋楽は。。っていうのはあるけど、いつもながらにピッタリだった。
それで、やはりこの位置なので「片思いの対角線」がよく見えるし、いろんなものを受け取れる。この日はすごく目を見てたかなー3日前の握手のときの印象が意識にあって。そのときより距離はあるけれど、曲に歌われる切なさとか苦しさが細めた目から伝わってくるみたいで胸がいっぱいになるんよね。後を追っても遠ざかっていくような。。。照明が暗くなっているときの表情も全部伝わってきたなー。なーみんのパフォーマンスするこの曲は歌も踊りも柔らかくて起伏に富んでいて表情豊か。直線的な動きも曲線的な動きも美しい。そんな普段は明るいパーソナリティの主人公の視線の先に誰かがいて、笑顔の下のうごめく感情みたいなものが見え隠れする、、みたいなことが1曲の中で表現されているのが本当に好きだ。28回見ても28回のストーリーがあって飽きなかったな。29回目は見れるでしょうか。
「そばかすのキス」は推し被りで固まってるので指差しは来るとは思うんですが、美波ちゃん生誕から3回連続で1サビの最初の指差しが自分(の周辺)に来たのでこれは!?となった(おめでたいおたく)。おまけに最後のハートも頂いたので助かる。そこからの「タンポポの決心」は感情移入しすぎて自分の表情管理が難しすぎた。立ち見3列目でも手を伸ばせば距離が近く感じられるのがこの曲なんだよね。なーみんの表情と歌が暖かくて、光の差すほうに向かって行きたくなる。「横須賀カーブ」もいつもながらになーみんが少し笑みを浮かべながらサビの振りをしてくれるのがめっちゃ熱い。2Bの「東の空/白み始めて」というなーみんの歌割が好きなんだけど、「ラシドーラシド/ラシドレドシラ」っていう音の動きの迫力と躍動感がなーみんの歌ならではだと思うんだよね。AKBでこんなふうに歌える人ほかにいるかな?「アリガトウ」の名前呼びもバッチリだった。
新曲が出たということで「アイドルなんかじゃなかったら」チームBバージョンが聴けた。なんとオリジナルセンターで聴けるという。数日前になーみんが配信で難しい!と言ってたダンスだけどしっかり仕上げてあったし、上にも書いたような直線的な動きと曲線的な動きのコンビネーションが美しくて、なーみんに合ってるなあと感じた。歌割がずきちゃんのところなのも最高。ドル明け公演の最後で「今日は来てるかな 来てないかな」と歌ってほしかった。なんだかそれだけで今までのドル明け公演が思い出されてくるような感じがする。。
公演の最後になーみんの卒業発表があった。
熱量をもって追っているアイドルの卒業発表を聞くのはこれが初めてだった。実際聞くとただただ唇を噛むことしかできなかった。「えー!」とはならなかった。なーみんの卒業はこの1年ぐらいはいつも頭のどこかにはあって、特にこの半年は、グループ自体の先も見えてないのに、秋から先のなーみんの活動のイメージがそれ以上に湧かなくて、真っ暗闇な感じがしていた。グループのいろんな状況があって、「なーみんならこう考えるよね」というのがあって、自分の中で一つの結論の近いところにはなっていて、あとはタイミングがどうかという部分だけだった。あとから配信で話してくれていたことは、考えていたことに通じるところがあって、だからすごく自分の中で腑に落ちたのね。発表がこの日になったのには紆余曲折あったようだけど、結果的にはチームが終わる直前、ここしかないところになったんじゃないかな……
これだけ同じ公演に入っていて、これだけチームBから卒業しているメンバーもいる中で、卒業発表をドル明け公演で聞くのもこれが初めてだった。それも自分らしいし、そんな場に居合わせられた自分でよかった。ピンポンも当てられてないし入場順も遅くて、持ってないなって思ってたけど、小さいことのように思えた。
発表自体は涙ぐみながらだったけど、自分の言葉で話していてすっと入ってきた。ただ、お見送りですごく目に涙を溜めているのがわかって、それを見たらもう、なーみんのほうを向けなかった。。
あえて「推し」というワードを使うけれど、これだけ自分の中で深く接してきた推しはほかにいません。僕がなーみんを推すことはずっと前から決まってたんだと思ってるし、だからこそ色んなことに本気になれました。一言で言い表せない特別な存在です。もう会えないと言われたら、ほんとうに寂しい。
なーみんがどういう道に進むのかはまだわからないし、2月には全部が全部終わってしまうのかもしれない。まずはAKB48としてのなーみんとの自分なりのストーリーをしっかり締め括らなきゃなという想いです。あと4ヶ月悔いなく全部を楽しんでいくよ。まずは10月6日!