
3rdライブ初日。初めてニジガクのナンバリングライブに現地参加。懐かしの西武球場前。この会場にもたくさん思い出がありますねえ。先輩がいつか来た道を虹ちゃんも歩いていくというのは熱くなるものがあります。どうでもいいんですが、初めてこの会場に来てから12年、実に14回目のライブにして初めて1塁側から入場しました。
このあいだのシャッフルフェステイバルはメインの趣向はありつつアニメ曲やこれまでのリード曲も併せて補完できるという、ニワカとしてはとても満足度の高いライブでしたが、この3rdライブも、アニメをしっかりと消化した上で2日間でやれるものはだいたい詰め込んでという欲張りセットリストでとても楽しめました。これぞアニガサキ新規の求めていたものなんだよなあ。
中でも驚いたのは、アニメ楽曲をMCなしの13曲連続で披露したことです。MCが少ないのはアニメの世界に没入させてくれるという意味でとてもいいのですけど、ここまでひとつなぎでやってくるというのはAqoursのアジアツアーを彷彿とさせます。あのときと違うのは、アニメのダイジェストは最小限にしてパフォーマンスで繋ぎ続けるという点で、これは基本ソロだからこそできることだなあと。School Idol Festivalと銘打っている通り、フェスっぽさも出てくるわけです。TVアニメの流れを1曲1曲丁寧に重ねながら、ひにゃちゃんのピアノ生演奏の導入による「夢がここからはじまるよ」に至って、これまでの時間がスクールアイドルフェスティバルそのものであることにも気付かされます。全く同じシーンから迎える「NEO SKY, NEO MAP!」にて大団円。歌でパフォーマンスで魅せていくという姿勢がとてもよかった。
パフォーマンスも全員が全員光るものがありましたけど、とりわけ「無敵級*ビリーバー」で相良茉優ちゃんが見せた全開アイドルスマイルはしばらく忘れられなさそう。とにかく煌びやかな光を放つこの曲は、やっぱり客席一面のイエローの前でパフォーマンスされるべきだったんですよね。2ndライブからの因縁めいたものもやっと回収されて、まゆちの涙が感動的でした。アンコールにおけるただの1曲だけれど、この日披露されたアニメ楽曲と同じくらい重要な意味をもつ時間に感じられました。他にも「サイコーハート」で場を動かしていくなっちゃんのエネルギッシュさとか、「ツナガルコネクト」での田中ちえ美ちゃんの軽妙な可愛さとかも印象的でした。個性的なステージが次々と繰り広げられることがシンプルに楽しかったですね。
2日目には4thライブとアニメ2期も発表されてひと安心というところですが、あぐぽんが言うようにまだまだたくさんの夢があって…今までこのシリーズのファンとしてそういう夢の舞台をいくつか見せてもらった者としても、こうやって言葉に出してくれたことがとても嬉しかったですし、とはいえこれは彼女たちに課せられたハードルということでは決してなくて、彼女たち自身の夢として、この日に口にしたようなことをひとつひとつ現実にしていきたいですよね。本当の意味でニジガクのファンになれたと感じた3rdライブ。アニメ後のニジガクもますます楽しみです。


SETLIST
- 虹色Passions!
- CHASE!
- Dream with You
- Poppin’ Up!
- DIVE!
- サイコーハート
- La Bella Patria
- ツナガルコネクト
- Butterfly
- Solitude Rain
- VIVID WORLD
- Awakening Promise
- 夢がここからはじまるよ
- NEO SKY, NEO MAP!
- Sweet Eyes
- 全速ドリーマー
- 未来ハーモニー
Encore
- 無敵級*ビリーバー
- TOKIMEKI Runners
- Love U my friends
- NEO SKY, NEO MAP!