2014 J.LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP FINAL

2週連続のサッカー観戦。埼スタで初開催となったナビスコ決勝へ。
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埼スタは1年半ぶりくらいだが、駅からの道の不毛感がつらい。歩く距離はまだいいんだけど…

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メインスタンドからサッカー見るとか何年ぶりだろうか。せっかく埼スタだったし低層の席でもよかったかもしれない。西日本のクラブ同士の決勝は史上初のようで、おまけに会場も14000人分ほど巨大化したのでさすがに空席が結構あった。関東民の野次馬としても国立のアクセス性がなくなったのは惜しい。2019年までこれか…。私の好きなスタジアムで毎年DFBポカールの決勝やってるベルリンのオリンピアシュタディオンがあるんですけど(行ったことないけど)、新国立もああいう美しいスタジアムになればいいですね。旧国立はただでさえ他のどこにもない雰囲気というのをたたえていたスタジアムだったし。

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それにしても、浦和サポの要塞たる埼スタホーム側ゴール裏にサンフレサポが陣取る画はレアすぎる。ただでさえ因縁ついてるのに。コレオがなかったのは残念。

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ガンバサポのコレオ。

試合はカップ戦決勝としてはたぶんあんまりない打ち合いになった。一昨年の鹿島清水なんて両チームディフェンシブに入って見てて楽しくなかったのでこれはこれでいいですね。両チームメンバー見ると某クラブに昔いた選手が合わせて5人いて、完全に千葉を出る喜びなわけですが、特にサンフレ左SHの山岸とガンバ右SBの米倉のマッチアップは見ものだった。というかまあ、これが見に行った理由の一つではある。前半はサンフレのペースで青山を中心に細かいパスが繋がる繋がる前に行く。前半の寿人の2ゴールでもう優勝と寿人MVPは間違いなしと思われたが…。ガンバが前半のうちに遠藤のクロスからパトリックの頭で1点を返すとあとはガンバの猛攻。パトリックにボールを集めつつ、宇佐美のドリブル突破なんかもあって強力だった。去年の川崎とか甲府だとあんま印象なかったですけど、ガンバぐらい攻撃的に行けるとパトリックは輝きますね。パトリックの2ゴール、途中出場の大森のゴール、全部ヘッドで逆転。サンフレも森崎弟や皆川を入れて攻勢に出るも結局最後まで完全にはペースを取り戻せず、ガンバの7年ぶりの戴冠となった。サンフレはこれでカップ戦決勝7連敗とは…。MVPはもちろんパトリック。ガンバがここで勝ったんで、2週間後の同じ会場でのJ1天王山もますます面白くなってきた。

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にじみ出る過去の栄光感。天皇杯(&昇格)獲りましょう!

J20周年雨の埼スタ

埼玉までサッカー観に行きました。浦和レッズvs鹿島アントラーズ。
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2チームとも割と好きなチームではあるのでだいぶ前から行こうかなーとは思ってたところ、この試合が20thアニバーサリーマッチということになったということで、ついカッとなっておめでとうございますしたくなった。
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試合前に20thアニバーサリーのセレモニーがあって、Jリーグ開幕の1993年5月15日に生まれたという尾崎千瑛ちゃんという子がスピーチしたり、両チームゆかりの外国人選手であるポンテとアルシンドが出てきたりした。アルシンドが喋ってるときのレッズサポのブーイングとポンテが喋ってるときのアントラーズサポのブーイングの応酬が面白かった。千瑛ちゃんは一般人から選ばれたのかと思ったら女優しているらしい。道理でかわいいわけですね!まーあと初っぱなのJ’S THEMEはいつ聴いても鳥肌が立ちますね。
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埼玉スタジアムはやはり日本が誇る大規模サッカー専用スタジアムということで、この規模としては見やすい。ゴール裏の席に屋根がないのが国際的にはかなり玉に瑕といえるが、まあカッコイイから許されるんでしょうか。アクセスもイマイチではある。ゴール裏に陣取るレッズサポは壮観でした。We are Redsコールも凄かった。

ゲームのほう。レッズは3-4-2-1のミシャシステム。アントラーズは4-4-2の伝統スタイル。ミシャシステムは面白いですね。私がこの両チームで好きな選手といえばなんつっても阿部勇樹なんですが、ポジションとしてはボランチでありながら、かなり最終ラインに張ってビルドアップに参加する。んで代わりに槙野あたりが上がったりして、という感じでかなり流動的スタイル。阿部はボランチというかリベロ的な動き?

前半はアントラーズペースでチャンス多し。割と西-小笠原-野沢のトライアングルで攻め上がる形が多かった気がするんだが、西のディフェンスが疎かになっていたのが後々響く。んで、それから大迫あたりにポストさせるか野沢がそのままクロス上げてダヴィを狙うか、あとはセットプレーも多くて、前半にビッグチャンスが何回かあったと思うんだが、大迫を筆頭に盛大に外しまくる。ここで1点取ってりゃあね。大迫の不調はチームの不調。まあでも野沢のセットプレーの精度は素晴らしいものがあった。しかし前半途中のショートカウンターの応酬は見応えあった。これぞ20周年記念にふさわしい。

前半終了間際に宇賀神負傷で途中から入った梅崎がキーになってレッズも動き始める。梅崎は右サイドのイメージだったんだけど左でも全然行けますね。ただし、完全に目が覚めるのは野沢の鹿島先制ゴールの後だったかな。あと、柏木が一列下がってボランチの位置に入ったのも大きいか。柏木もあそこから躍動し始めた。本職よりボランチのがいいんじゃないの。組み立ての質が上がってチャンスも増大。原口にドリブルで持って行かせたり左に散らして梅崎に突破させたり。んで浦和の2点目3点目に繋がるわけだが…2点目は最初梅崎のゴールに見えて、審判団の「興梠がボール触っていないように見えた」のはまあ確かに分かるんだが、結局興梠のゴールになって、完全にオフサイドポジションでヘディングの体勢に行ってるわけで、関与してないとは言えないよなぁ。まあそれはいいとして、3点目の興梠の体を張ったポストプレーからの原口のドリブル、梅崎の走り。鹿島が前がかりになったところの完璧なカウンターでしたね。MOMは梅崎かなー。左サイドは完全に制圧していた。

試合後のWe are Diamonds合唱も観れてよかった。メッセージは「祝20周年! Jを世界最高峰リーグにしよう」。どっち応援してるってわけでもなかったんですが、これが観れたんで今日はレッズ勝ってよかったかもね。槙野が今日誕生日だったんでハッピーバースデーも歌った。
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オートで撮影してるからISOが勝手にモリモリ上がってザラザラな感じになってしまう。が、オートで撮る手軽さが捨てがたい。