HAKODATE UNIT CARNIVAL

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上映会での発表から早いもので。結局2日目だけの参加になってしまった。自分のせいとしか言えない。ユニットだからかAqoursちゃんのイベントという実感があまりなかった。

函館アリーナ。市内からのアクセスはそこそこ。空港からの方が近いらしい。造りとしてはふつうの体育館。グランディとかと比べるともう少し小ぢんまりしてるかな。アリーナの方がたぶん席が多い。そんな中で、今回はアリーナA最前列の席だった。人生でこんなことあるんですね(真顔)たとえば西武ドームとかだと最前でももう少し距離があったり、花道があったりするんだけど、今回はステージ構成的にもメインのみで、国際フォーラムの最前ぐらいの価値はある。国際フォーラムの方がでかいのだが。

例のだんすなうSEに乗せて4つのユニットのロゴが入れ替わる映像。思ってたよりフェスっぽいな。開幕はこのイベントのホストになっているSaint Snowがいきなり登場。鹿角姉妹こと田野アサミさんと佐藤日向ちゃんがステージ上段に。曲はDROPOUT!? ドコドコ系だから反射的にヘドバンしようとしてしまったけど数回で首が痛くなって大人しくなるおじさん。Bメロのラップパートはスクリーンに歌詞が出るので韻を踏む箇所をコールできる。メインボーカルとして中心に立つアサミさんとその周りを妖精のように動き回る日向ちゃん。それがサビに入ると鏡写しのようにきれいなシンメトリーの立ち位置に変わる。2人ユニットだからできる仕掛け。MCではコーレスやってみたり、ペンライトの色で遊んでみたり。この2人でこういうことをやってるっていうのは半年前まで想像できていなかったよね。コーレスはけっこう定着していた。あとこの日は大宮ソニックシティのLV会場と中継がつながっていて、画面の向こうでよいつむの3人が登場。「3人合わせて、よいつむです♪」という決めセリフができている。Aqoursがいないけどラブライブサンシャインのイベントやってるのが新鮮。世界は広がるな。金元寿子さんがサンシャインのイベントに出てくれたのがぼくは嬉しいぞ。

アサミさんはMCでしきりにこのステージに立てることの感謝を述べていて、言っても言っても伝えきれないようだった。日向ちゃんが途中でまとめていたぐらい。そのアサミさんのボーカル力が次のCRASH MINDで炸裂する。その立ち姿の存在感と気高くも激しさを秘める歌声がとにかくかっこいい。このアグレッシブさはAqoursにはない。Saint Snowに関しては理亞があまりボーカルを取らないのがもったいないのではと第一印象では思ったりしてたけど、これは確かに最初から役割を作って際立たせてて魅せるべきものだった。それがライブで実際に証明されるというのが素晴らしすぎる。

次はAZALEAの出番。久しぶりに聴く曲、トリコリコPLEASE!!から。久しぶりと言っても1年と少しなのだが。ふだん5年ぶりとか10年ぶりとか言ってるのだけど、実際そのぐらいの体感。この曲は3人のアイドルスマイルがまーぶしい。特におすわさん。前回聴いたときはサイドからだったのでぜひ正面から見たいと思っていた曲。この近さなので、気付けばオーラに覆われている。振り簡単だし、クラップとかあるし、けっこうアイドルライブ的な楽しみ方ができるな。曲が終わってきんちゃんとおすわが捌けてこの日の衣装は・・・ということでやらないわけがない。GALAXY HidE and SeeK。最初に観たときの衝撃そのままで、後ろからライトで照らされる小宮さんがあまりにも神々しい。何度見てもこの演出は飽きないと思う・・・。MCでは3人でそれぞれの色にトリコリコにするバトルが唐突に始まってました。おすわさん優勝。最後は2ndシングルのカップリングになっているINNOCENT BIRD。ステージ上段で映像と絡ませる演出は2ndと同じ。この演出やるとラブライブだなとなる。

3番手はCYaRon!!。元気全開DAY! DAY! DAY!からフルスロットルです。全部忘れておバカになれるこの曲。テンションがおかしい。この曲なんかは、1人が歌ってるときに他の2人が絡んだりすることが多くて、やっぱ近くで見るといろんな表情が見られる。席としては朱夏ゼロズレぐらい。間奏(増崎ギターソロ)で新アイテムCYaRon!!砲登場。紙吹雪がパカーンって出るんだけど最前までも少ししか届いていない(笑)この曲は衣装が最高なのだけどこの日は近未来の衣装。んで、続いては近未来ハッピーエンド。曲が強すぎる・・・。なんかイントロでウリャオイウリャオイ起こっていて、これそういう曲だったっけ?()まー正統派現代アイドルソング以外の何物でもない曲だからなこれは。本当にアイドルライブみたいな楽しみ方、遊び方ができる。フリフリの衣装でちょこちょこ動くふりりんがしゅき。杏ちゃんの旗振りもしっかり決まりました。MCはいつもWe are CYaRon!!コール。と、各種アイテムの紹介。CYaRon!!砲を片手で持ち上げるというアイドルらしからぬ一面を見せてしまういなみさん。MC明けは聖良「ベイエリアって知ってます?」千歌「・・・!」ってことで、ベイエリアで待ってるよ、もとい海岸通りで待ってるよ。この曲、みんなでやる振りコピも楽しいが、ツーステップが昔懐かしい「ラブライブの」ツーステップなのがお気に入り。サンシャインだとこの曲と恋アクぐらいでしかやらないからね。しゅかのツーステップが活き活きしすぎぃ。間奏でCYaRon!!玉炸裂。なんとか最前まで届きました。後ろの様子全然わからなかったけど2ndでもあった大風船も出てたっぽい。途中どれかが割れて結構な音してたけど。

残るは一つということで、Guilty Kissの登場。Strawberry Trapperの熱さで1stライブをはっきりと思い出した。というか、特効で炎が出ていて実際暑いのである。今回もかなりの勢いで我を忘れてしまう。なんつう曲でしょうか。そんで、ここで書いておきたいのが、逢田さんときゃん様が最前にめっちゃ目線をくれるということです()応えたくなっちゃうじゃんこんなん・・・。んな感じなのでコワレヤスキは2人にめっちゃ煽られて跳んで頭振ってたことしか覚えてないわけだけど。いやはや・・・。ちなみににゃーちゃんはこっち側にあんまり来てくれなかった。でも元気そうでよかった。AJでちらっと見たときはまだ歩きにくそうだったし。

いちおうゲスト組のステージが終わった後に再度Saint Snowのステージ。まだやってない曲、というかこのカーニバルのテーマソングみたいな曲、SELF CONTROL!!。これを待ってた。この曲はアニメの映像があるのでそれがスクリーンに流れるのだけど、もうスクリーンの中とステージの上の4人が完全にシンクロしていて思わず見入って息をのんでしまった。2人というのもあるし、手描き映像がすっごいヌルヌル動くので、いつもAqoursのシングルとかを聴いているのとはまた違う感覚だ。ラップの応酬も今までのラブライブにない要素で楽しい。2人ともが自信に満ちた大胆不敵な表情で歌う。とてもシンプルなかっこよさ。2人の今まで来た道も感じさせるパフォーマンスだった。

MCで全員集合して、また大宮と繋いで掛け合いしたり。ゆーせりざわさんの髪型がきんちゃんのリクエストによりデコ出しになっていた。最後に全員で感想と挨拶するんだけど、日向ちゃんが「10人のお姉ちゃんができたみたいで・・・」と言って涙ぐんでいたのが印象的。本当に大きくなったよ、あなたは。こんなステージを見せてくれると思っていなかった。最後にポンポンが出てきて、ユメ語るよりユメ歌おうを11人で。この曲はファンミのセットリストで唯一聴けてなかったのでちょうどよかった。ここでも目線をくれる逢田さんときゃん様()アンコールがないのもムダにフェスっぽい。2時間半ぐらいで終了。

思ったよりさくっと終わってしまって、しかも2日目は昼公演で外が明るかったので、終わった直後は早いなーという印象もあった。衣装転換もないだろうし、ユニットの持ち曲1日で全部できるんじゃ、と思ってたけど、蓋開けてみたら全部で13曲で、半分くらいはMCだったりもする。まぁテンポはよくないかな。もともとラブライブのライブはテンポいいわけじゃないんだけど。1日で全部やらないとすれば、セットリストの入替の具合は納得。衣装もちょうど2パターンあって、公演ごとのカラーの違いが出てた。ユニットで違う衣装で同じ曲をやるというのもレアだし。ま、本当はユニットカーニバルの前にユニットシングル出してほしかったのだけど。あの曲がない問題については仕方がない部分もあるのだが、そういう部分をいつも覆して驚かせてくれるのがラブライブだったので、どうもいつもと違う印象を受けてしまう。でも、あの曲はあの曲で一番いい形で見せてくれればいいんです。その時が今でないとしたら、いつか。期待しています。色々言ってはいるのだけどそれは置いといて、個人的な体験という意味では正直なところ濃すぎて、ライブに来てるんだっけ?みたいな非現実感さえあった。とにかく楽しかった。他のどの人のライブでも、どの作品のイベントでもなくて、ラブライブ!サンシャイン!!のイベントを最前で見たのが嬉しくてさあ。この作品とともにあるこの何年かの間の中で、忘れられない重要な日の一つになったと思う。

ところで、僕の中でこのイベントについてもう一つの目的があって、それは佐藤日向ちゃんのパフォーマンスを見ることだった。4年半前、さくら学院の3周年ライブで、歌って踊ってギターを弾く彼女を見ている。あれから時間が経って、声優活動をしているのは知っていたんだけど(同級生の堀内まり菜さんが同じアニメに出ていたので)、2年前にサンシャインのアニメで鹿角姉妹が登場したときは驚きもしたし、去年ブシロードライブでレヴュースタァのお披露目を見たときもまだ耳を疑ったものだった。でも12月の上映会でSaint Snowとしてステージに立つ彼女を見て、いよいよあの時見た日向ちゃんと現在の声優・佐藤日向が自分の中で一致する。これは実際に確かめに行かなあかんなと、その時にユニットカーニバルでの目的が定まったのでした。2013年度のさくら学院、だいぶハマってたのにライブは1回しか行けなかったけど、こういうことがあるからおたくやっていてよかったのかも。

次は正真正銘、3rdライブツアーが始まる。2018年の中で最も重要な位置付けのイベント連になることはわかっているので、それを見届ける準備と受け止める覚悟を持って。本当は気が重い。でも進まないと。そういう段階に来ている。

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函館は初めて訪れる土地だったけれど、本当にいいところだった。沼津と同じように海辺の穏やかな空気に満ちていて、観光客が多くても不思議と落ち着く街だった。夜になれば暖かい灯の煌めきに包まれるこの街がラブライブ!サンシャイン!!の舞台の一となったのは、作品が生まれる前から決まっていた必然のことのようにも思える。久しぶりに少し観光らしい観光もして、うまいものも食べて、2日間だけだったけど充実していた。また来たいな。

Le merveilleux VOYAGE

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伊波杏樹ソロイベント。通称メルボヤ。夜の部。
初めて来る品川グランドホール。ビルの中にある。普通のイベントホールなのでどのあたりがグランドなのかわからんが。イベントで品川来るの4年ぶりくらいだ。

伊波さん影ナレでタイトルを読んで早速噛む。最後にもっかい噛む。影ナレ苦手になってるのでは。登場BGMが貴重な持ち曲のGood Shepherdだった。杏ちゃんは花柄ワンピで登場。「ソロイベントだから着たい服着てる」。髪は編み込みハーフアップ。いかつめ(本人)な。さっき噛んだタイトルについては「おしゃでしょ?」。なまえがフランス語のangeから来てるのでそこから。最高の旅。杏樹という名前はお母さんが考えたそうです。ステージ後ろにいつの間にかいろいろ小道具が用意されており、なぜかピコピコハンマーとかハリセンとかが置いてある。「ツッコミだと思われてんのかな?」。一緒に置いてあった自撮り棒でワンショット。持ち方がぎこちない。ちなみにピコピコハンマーとハリセンは結局イベントで使われなかった・・・。自己紹介代わりに履歴書がスクリーンに。今年身長が1cm伸びて158cmになったそうです。「ケンタッ〇〇すき!ほぼ言っちゃってるけど(笑)」座右の銘だけ隠れていて、知ってる人ー?日々精進!ってやる。

今日のイベントはSMA VOICEのファンクラブの開設記念も兼ねているということで、杏ちゃんのページのオープニングセレモニー。サイト名はInamin Town。「いなみタウンじゃないんです。いなみんタウンなんです」。ハチメチのラジオでもいな民って?みたいなこと話してたけどその後ずっと気になってたようで、「公式化してもよろしいでしょうかー?」。読み方はピクミンと同じイントネーションのほうが多かった。「昼はポケモンのほうが多かった。今日はポケモンで行くね♪」。ちなみに僕はビタミンと同じイントネーションで読んでる。ということで、テープカットで開設宣言。いなみんタウンの各施設、もといコンテンツ紹介へ。指さし棒の感じが杏ちゃん大好きなあれに似てる。同じ日に35周年のやつ。まずは学校でクラブ活動。勉強が苦手ということになっている伊波さん「いつも勉強してるから!こう見えても・・・」。いろいろ挑戦していくコンテンツっぽいですが、今回はヘリウムガスで早口言葉を実演。それっぽいコスチュームがいくつか用意され、とりあえず青のジャージを選択。「絶妙にダサくない!?」名札は「3年B組 伊波」。ヘリウムガス吸うとやっぱりトーンが上がるけど、素でも出せないことない声ではって感じ。「どうもこんにちはこれがわたしの声です」。早口言葉は1回ミスったけど基本すらすら言えていてさすが。情報局の電波塔の絵について「めっちゃうまく描けた。」ラジオ局のネーミング(17.3AN)について「なんかありそうじゃない?思いついたとき天才かと思った」やたらと自画自賛が多い本日のいなみさん。次の実演はあん塾。これまたハチメチからの復活企画。やっぱ杏ちゃんの中であの3か月はけっこう思い出深いんだろうなあと思いもする。先ほどのコスチュームから「やっぱ短ランより長ランっしょ!」ってことで選択。ラジオのときと同じく塾長がよくわからない言葉についてテキトーな見解でお茶を濁すのだが、イベントなので客にとりあえず同意を求める(笑)エモい→「エンターテインメントに萌えるってことでいいんじゃないか?」 ロールアイスクリーム→「ソフトクリームのことだ! 」好物にお米か白米かご飯かどう書けばいい?→「玄米を食べろ!」Amazonの箱がでかい→「楽天使えばいいんじゃね?」スポーツでMVPって何の略?→「まじでビクトリーなパフォーマー」。だいたい合ってるな。最後にあん塾の看板に塾長自ら揮毫。午前の部で「あん」だけ書いた状態で、午後の部では「塾」の字を書く。漢字なのでよーく確認して書きます。上二文字がやたらと大暴れしているので難しそうだったけど、けっこうバランスが取れていた。1回冷静になって書いたなって感じ() そんでグッズ紹介。ああいう形のライトはSMAのお得意なのかなあと思ったりもするけれど、製造元がルイファンジャパンだったのは知らんかった。客に振らせて「エレクトリカル・・・みたい。言ってないから大丈夫!」収録してますよ!CDの中から愛があれば大丈夫を1曲だけ鑑賞会。原曲のザ90sなアレンジも好きなのだけど、シンプルピアノロックな杏ちゃんバージョンはライブでバンドを従えて歌う杏ちゃんの姿がすぐ想像できる。「いい歌詞・・・。恋愛の歌だけど、わたしがみんなに対して言ってあげたい。悲しいとき落ち込んだときに。”地球の無くなる最後の時まで/あなただけ見つめ生きていたいのよ私”って歌詞がすごく好きで・・・。一つ一つの歌詞をみんなに届けたい」。その届け方・・・伝えたいメッセージを、大好きな歌に乗せて形にすることができるあなたのことがうらやましいよ。「家に帰っていいスピーカーで聴いてください」。実は物販終わった後1回帰ってもう聴いていたのだった。一旦お着替えタイムで、VTRはブロマイドのメイキング。はじまりがいっぱい。

ライブパートは杏ちゃんのソロといえばこの曲、LOVE★DON!!から。コールしながら振りコピしちゃうけど。この曲はライブ収録のMVがあるわけだけど、当時と比べると一つ一つの動きが躍動感を増していて、よりパフォーマーらしくなっている。それでいてCDより伸びやかに響く高音がいい。続く曲は・・・RIOT GIRL!?!?! これは我々の世代の曲ですよ。杏ちゃんがリスペクトしてる人の歌。色々思い出しちゃったりしましたが。結局ライブで聴くことはなかったから、10年越しぐらい聴いたのが杏ちゃんの歌によってということになった。God knows…はみんな歌うからこっちでよかった。上手へ下手へ行って盛り上げる。跳びたいけど跳び禁。MCで衣装について。ライブパートからはリボンアレンジされたイベントTシャツ黒とお花があちこちについてピンクのチュールスカートにチェンジ。この衣装でさらにロックめに。これまた懐かしい映画の歌、GLAMOROUS SKY。伊波さんのファン層知らんけどアラサーに優しいな。サビでファルセットを使わずに歌っていて印象がちょっと違う。でもこの曲のエモーショナルな部分、ノスタルジックな部分はそのまま表現される。そういう要素が意外と杏ちゃんの歌声とマッチしてるかな。次のMCはソロCD NamiotO vol.0.5について。「松田聖子さんの歌は自分にとってはすごくキーが高くて・・・でもいろんな役を演じてきてその中で成長できた今だから歌いたいと思った曲です」。シングルから赤いスイートピーを披露。僕も聖子ちゃん好きなので、いつか杏ちゃんの聖子ちゃんカバーを聴けるのを楽しみにしていました。この曲も、10年前にあるライブに行けなくて聴き損ねた曲だったりもする。新しい季節の訪れ、少女が一人の女性へ移り行く一瞬。始まりのときにぴったりのこの曲。I will follow youってのは僕が言いたいセリフですけど。確かにキーはちょっと高いのかもしれないけど、そのほうがより感情に表に出るというのもあって。歌の強弱のつけ方で、彼女がこの曲が大好きなのもわかるんだ。最後の曲は「わたしが今本当にみんなに伝えたい気持ちを、この曲の歌詞に込めました。坂本九さんへ敬意を込めて歌います、心の瞳」。500人ほどの会場で、オケもピアノだけ。それでも真っ直ぐに前を見据えて、途方もない広がりをもって、暖かく心の内に届く歌声。この暖かさが、彼女がいつも言う「愛と想いやり」なんだ。ここで聴いてから、この曲のメロディが頭の中でずっとリフレインしていて。大変な歌を聴いたと思う。すごくプレシャスな時間、愛おしくて尊い体験だった。

初のソロイベントはかくして終了。「ありがとうはこっちだよ・・・」というのは彼女の口癖になってきてるけど、今回は本当に、こっちから感謝を伝えたいという一心で出来上がったイベント。もらったものが多すぎる。たぶんこのイベントでもまだ足りないくらいなんだと思う。それをステージでのパフォーマンスで示すことが彼女らしさで、伊波杏樹が伊波杏樹でいる理由で、その中で自分がいままでの活動を通じて培ってきたもの、努力してきたもの、(自惚れた言い方だけれど)僕らが伊波杏樹にもたらしたもの、その全てを「素の自分」で表現することに、彼女にとっての大きな意味があった。シングルに入っている3曲は、過去の名曲の言葉を借りつつ、彼女の表現を通して、すべてファンへの想い、関係性、つながり、絆の歌として聴くことができる。僕が彼女のことばかり考えているように、彼女もまた、僕らが彼女に与えたものを大切にしていて、かけがえのない存在と感じてくれていて、響き合う関係でいたいと思っていてくれることが、この3曲を聴くことで手に取るように伝わってきて、それがたまらなく愛おしい。

個人的には、2か月前の台北からこのイベントの日が来るまで、とても苦しい期間でした。舞台も見られないし、彼女のことを何も知らないし、後悔のないように精一杯やってきたつもりだったけど全然足りてなかった。そんなことを考えてたけど、このイベントに来て色んな想いを返してもらって、今まで以上に自分から伝えたいこと、届けたいものを形にしていかなきゃと感じています。犠牲にしなきゃいけないものも多いかもしれないけれど、それでも伊波杏樹という人についていきたい、彼女にとっての何かであり続けたい。そういう決心のついた4月15日でした。

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月並みだけど・・・幸せ

LIVE & FAN MEETING 幕張

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ファンミラスト。
1月もAqoursを見た幕張イベントホール。この会場といえば、μ’sのファンミーティングも観た会場だった。3年前の話。3公演で席はだいたい似たようなところ。3階3階2階。3階だとスピーカーやクレーンカメラが被ってスクリーンが見えにくすぎる。ほかの会場と比較してやっぱり広い。ホールではなくて体育館を使っていた上海と比べてもかなり遠く感じる。しばらく忘れてたけど、まあこれが本来の距離感ではある。

影ナレはユニットごとでCYaRon!→AZALEA→Guilty Kissの順。そいや海外公演ではメンバーの影ナレはなかったんだった。だから結構久しぶりに聴く。初日の杏ちゃんがえらいカミカミで笑ってしまったけれど。今回は席の並びもユニット。衣装もみら僕だし、最初の大阪を思い出すね。開幕はもちろんLanding action Yeah! MCは最後に残ったりきゃこ。すごーく緊張しているのが伝わりました。でも緊張してるなりの、空回りしそうでなんとかさせないがんばりが伺えて、この子らしかったな。

初日のAqours MEETINGは花丸ちゃんバースデーのお祝い。マルちゃんへのプレゼントは未来っぽいもので。Aqoursのデートの誘い方。しゅかしゅーがカメラ役。梨子「お花見に行こう!わたしお弁当作るよ!何がいい?」曜「わたしハンバーグが大好きだからハンバーグで!」梨子「ハンバーグ・・・(沈黙)」。沼津市民は都内のデートスポットがわからない。好きなところアンケートはふりりんがお題。杏ちゃんからは「声の表現の幅が広い!」。Aqoursの中では一番声優さんらしい声優さんだと思うから、わかるな~。声の話してたのにだんだんモノマネ大会になってきた。ありしゃからは画力について。これはファンミの色んなところで披露する機会があって、ふりさんが輝くところ。あいきゃんが「ステージ上でのルビィ感がすごい」ふりりん「これはいつも心がけて目指していることだったからね・・・うれしいね」ちょっと涙ぐむ。ちょっといい話のあとにきんちゃん「最近ようやく話が噛み合うようになってきた」。問題はすわわの「くっつきごこちがいい」でした。利きハグ選手権はまずりきゃこからだったんすけど、最初にあいきゃんのハグするときの手つきがエッチすぎましたね。2人目は杏ちゃんで、正解がしゅかしゅーのところ最初のきんちゃんがヨーソローすると杏ちゃん「こんな安易なことはしない」と言ってたらしゅかしゅーもヨーソローで行くというやっぱりな展開。でも腕の細さでバレちゃう。3人目はふりりん。ハグしようと思ったら逃げるあいきゃん、ハグしたと思ったら関節技をかけるきんちゃんにふりりん「噛み合ってるからな!!!」。消去法で正解のありしゃはすぐわかってしまい、ふりりん「あとはいつものやつらだろ!!!」。最後はあいにゃ。ソファーに座ってハグ。鼻息荒い。まさぐり方がおじさん。すわわが自分からハグしにいくとあいにゃ「あっ♡」。利きハグは全員正解でさすがだなあと(?)

2日目昼のお便りはいつもAqoursポーズについて、いつの間にかできていたけどいつから?という質問から。おととしのNAOMIの部屋の出演10分ぐらい前にゆみ先生が考えて付けてくれたらしい。放送に乗らなかった歌う前のちょっとしたトークでAqoursです!って言ってた気はするけど、ポーズはぜーんぜん忘れてた。懐かしいね。Aqoursの「A」っぽい振りは恋アクとかにもあるよ、とか。Aqoursの曲で結婚式のBGMにするなら?というお便り。すわわ「乾杯だからジングルベルがとまらないとか」杏ちゃん「聖なる日とかもいいよね」すわわ「結婚式じゃなくてクリスマスだけど」夢で夜空を照らしたいとかって意見も。ジングルベルを歌いながらギルキスの3人で新譜入場を実演するんだけど、父役のあいにゃがなぜか2人の間に収まる。Aqoursのメンバーのクセとかのモノマネについて。鈴木愛奈さんが観察されすぎてるが。傘持ってるときのきんちゃんの歩き方っていうのが面白すぎた。コーナーはなりきりから。警察官になって犯人を追いかけるAqoursと落ち込んでる人を元気にするAqoursという2テーマあったけど、全体的にちかっちがネタにされすぎてた。杏ちゃんも言ってたけどふりさんのちかっちが声も動きも面白すぎる(笑)絶妙なバカっぽさなんだよなあ。最終日にして新コーナーお絵描きしりとり。千葉の「ば」からバケツ(しゅか)→つみき(あん)までは良かったけど例によってふりさんでおかしくなりました。まんが(ふり)→パス(きゃん)→じかん(りかこ)→いるか(にゃ)→かいとう(ありさ)→うさぎ(きんぐ)→ぎっくりごし(すわわ)→しゃつ(きゃん)。最後の方は繋がってんだけどなあ。ふりさんはつみきをくるまだと思ったらしい。りきゃこはまんががきじ(article)に見えて時計の絵を描いたんだけど、じかんなので終わってたという。このファンミでみんな絵描くの早くなったんじゃない(

夜はオープニングのLaY!のあとにお話があります、ということであいにゃが支えられながら登場。昼のお見送りにいなかったので何かあったなとは思ったけど、初日の時点でケガしてたのはわからなかった。この最終公演で9人でフルパフォーマンスできないのはあいにゃもすごくつらそうだったけど、杏ちゃんが「愛奈ちゃんはトークでいっぱい盛り上げてくれますから!」とフォローしていてなあ・・・1stライブのとき、りきゃこの傍で声をかけていたあいにゃを思い出したよ。Aqours MEETINGはリアル脱出ゲームから謎解きの話題。得意そうな人はあまり思いつかないけど、苦手そうなのは左端の2人(あんしゅか)という7人の総意。2年生組のイベントの楽屋でAqoursウォーターの謎解きやってたら、後から来たりきゃこがすぐ解いてしまったらしい。FKTの3人は脱出ゲームの試験をもうやっていて、けっこう難しかったと言ってました。最後の問題のときにいきなり来ていいとこどりしようとするありしゃ。Aqoursメンバーが結婚式挙げるなら?というお便り。善子の「パイプオルガン鳴ってそうな教会」ってのはわかるな~。和風っぽい花丸とかダイヤとは宗派が違う。ハンディ持って誓いの言葉を実演。ハンディに向かってかと思ったらそれぞれ隣のメンバーとの組み合わせだった()ちょい照れの杏ちゃんがかわいかった。コーナーはイケメン選手権。ホラー映画を観て怖そうにしている彼女にイケメンな一言ってお題でまたソファーが出てくるかと思ったら出てこなかった。各々イケメンな感じだったけど(ふりさんだけいつもの)、にゃーちゃんが彼女感溢れててカワイイんだよね。ここで、浦ラジパーソナリティ総選挙の結果発表。前の日にG’zのサイトかどっかに載ってたみたいだけど、結果はルビィ、曜、善子の3人。あいきゃんが涙ながらにぐ~さんとぱさんに感謝の言葉を言っていてちょっともらい泣きしてしまった。ぐ~りんぱのラジオが大好きだったよ!杏ちゃんのレギュラーラジオが無くなっちゃったけど、4月からAGQRとかで突然始まんねえかな。浦ラジを初回から聴いてたのも最初杏ちゃんが一人でパーソナリティやってたからだったし、ちょっと寂しいけど、新しい3人のラジオも早速わけわかんない感じで楽しいので、毎週水曜のルーティンにしていけたらいいな。

んで、この幕張公演で1stライブからこっちのNext Step! Projectは終わりということで、新企画のHop! Step! Jump! Projectの発表。次のAqours CLUBはまた出るだろうなとは思ってたし、すごい期待感があったNext Step! Projectの発表のときと比べるとAqours CLUB関連以外の情報がフィギュアだけなのはあれ。シングルとかデュオトリオ2とかやろうよ。ファンミでの発表だから仕方ないんだけど。ま、次のファンミはもうちょい計画的に回ろうね・・・。

ライブパート。未来の僕らは知ってるよ、TVサイズを聴くのは最後になるのかも。あの雨のお台場から本当に色んな場所で聴かせてもらいました。TVサイズだけこんなに回数を聴いた曲はちょっとほかにない。本人たちも最初と比べると絶対うまくなってると言ってたな。あとは次の扉を開けるだけ。ユメノトビラを聴いたとき、Angelic Angelを聴いたとき・・・一つ先の世界へのドアはいつも重いけれど、その時は確実に近づいている。ちなみにオープニングからの位置取りは台北の昼と同じで横一列→フォーメーションだった。2曲目は恋になりたいAQUARIUM。HPTと入れ替わらなかったね。ヨーソロードは成功してるのかしてないのかよくわからなかった。MCで衣装の話とか。ファンミで着た衣装はみらぼく、ジングルベル、未熟、ミラチケ。ラスト君ここかな~と思ってたけど。結局ミラチケだけ回収できなかったし、去年のあにゅパといい縁がない。みらぼくのブルーとホワイトの衣装がやっぱりAqoursらしくて好きかな。MC明けは2月に続いてのDaydream Warrior。ちょっと頑張れば振りのマネはできそうだが、どっちかいうとステージを観てたい曲。大きな会場のほうがレーザーも映える。次は久しぶりのスリリング・ワンウェイ。ソウルは行ってなくて大阪ぶりだから気が付けば4か月ぶり。相変わらず疾走感、推進力が凄まじい曲だ。楽しすぎる。初日と2日目夜は杏ちゃんがアウトロで「ラスト!」っていうタイミングが8小節早かった(笑)HPTT名古屋の2日目でもあったけど、あんだけ動いてたらわかんなくなるよね。それでも最後の膝をついてニヤリと決める表情はまさしく”””俺の好きなアイドル”””なんだ。インターバルのあとは青空Jumping Heart。結局これは全公演やってた。この1年でだいぶ回数聴いたなあ。これにハミングフレンドが続くという、シングルと同じ流れ。福岡上海でもやってたし、このツアーでけっこう聴けて嬉しかった。日替わりは公演順に、待ってて愛のうた、Step!ZERO to ONE、届かない星だとしても。大阪と同じやん。届かない星だとしてもが個人的にはお台場ぶりだったからめっちゃ楽しかった。これとスリリングが両方あるとなっかなか体動かした感がある。でも一番良かったのが初日の待ってて愛のうただった。この曲は毎回やるたびに良くなってはいるんだけど、もっとできるはずという思いもあって。この日のパフォーマンスはようやく一つの完成形に近づいたというところまで来てた。歌と表情と動きの表現の幅が広がったし、ソロパートもリラックスして感情を乗せて歌えるようになったね。素晴らしい。ラストはLanding action Yeah! で締め、かと思いきや、あのピアノのイントロ。このファンミを締めくくるエンディングテーマは勇気はどこに?君の胸に!。少し前にこの会場で聴いたわけだけど、今回はアニメ第11話バージョン。Cメロの合唱は・・・2年前に東京ドームでのことを思い出したりしてしまって、でも今日はその日じゃないと思ったから堪えた。千秋楽公演だけ袖からあいにゃを呼ぶMCがあって、会場も紫一色に。この公演はあいにゃのパートは3年生の2人を中心に全員でカバーしていた。最後のこの曲を肩を寄せ合って歌う9人の姿が本当に感動的で、スクリーンの中でお祭りの灯が消えたのが余計に寂しく思えてしまった。りきゃこはMCやってても最後に泣いちゃうわけだけど、ツアーをやり切った晴れやかな涙でした。ファンミーティングツアー、本当にお疲れさま!

お見送りは会場出口の上に足場を作って、そこからメンバーが手を振ってくれる新方式。初日と2日目夜は杏ちゃんゲート行けた。今までお見送りで大したこと話してなかったけど、最後のお見送りで自分の想いを精一杯伝えたくて。それは台北での杏ちゃんを見たからそうしたわけだけど。言葉が伝わったかは知らないけど、きちんと目を見てくれた。なんかホッとしたのとツアー終わった寂しさで、会場出た後泣けてきちゃったよ。弱いね。

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ファンミは12公演参加しました。もっとできたと思うから満足はしてないけれど、大阪の時点から見ればよくやったほうではあると思います。個人的にも、1つのツアーでここまで色んな場所に飛び回ったことは初めてで、本当にAqoursと共にあった、Aqoursのことをいつも考えていた4か月でした。それだけでなくて、2ndライブも含めてのNext Step! Projectの1年は自分の人生で一番充実した時間だったと自信を持って言えるよ。ファンミのイベント自体はいつもの生放送の延長上にある内容で、なりきりとかジェスチャーとか各種お絵描き系とかもありつつ、いいところアンケートみたいなメンバーを知れるコーナー、イケメン選手権みたいな役者っぽいコーナーもある。ほとんどは言ってしまえばつまんないアニメイベントによくあるようなやつなんだけど、それでも楽しめるのは僕がAqoursが好きだからだと思う。特にアニメが始まる前は、リアルのAqoursとの関わりはニコ生とか浦ラジでの彼女たちが主で、あのノリで公録イベントとかやったら楽しいだろうなというのはあった。9人揃ってとなるとぷかぷかぐらいしかなかったんだけど、μ’sのファンミも頭にあったし、ずっとこういうイベントを待っていたんだよね。それで実際に期待した通りのイベントになったし、期待以上にもなった。ライブパートに関しても、2ndライブまでの9人の持ち曲を網羅する形で、これだけでもあちこち飛び回る理由になった。ナンバリングライブのセットリストの中での位置づけから切り離されたところで歌われることで、より曲そのものとパフォーマンスに注目することができる機会だったと思う。色んな曲を聴いて、色んな時と場面を思い出したり。唯一ユメ語るよりユメ歌おうだけが聴けなかった。ただここから先、アニメ2期の新曲が入ってくることもあるし、いくつかの曲はしばらく聴けないのかもしれない。だからこその全曲披露だったのかな。

次は函館ユニットカーニバル。ここでも普段聴けない曲があれこれ聴けるはず、ぐらいには思ってます。あの人のパフォーマンスを4年半ぶりに観に行くのも目的。とりあえず来月なので、朱夏ちゃんも言ってたけどまだ月1で観られるようだ。愛奈ちゃんにも早く全快になってもらわないとね。その先のステージのことはまだ考えたくないけど考えないといけないこともあるのでぼちぼち。こんな感じでいると今年もすぐ終わっちゃうのかもしれない。その時に何を考えてるか、今から楽しみ。

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