LIVE THEATER 2015 -ACOUSTIC-

1月に奈々ちゃんのライブに行くと、やっと年の始まりという感じがする。

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9月のシンガポール公演のLVは行けなかったので、アニサマ以来の奈々イベ。はっきり言ってLIVE FLIGHTは自分の中では不完全燃焼で終わってしまって悔しかったので、この年明け一発目のライブに期待していた。ものの、アコースティックとだけ言われてもどういう内容になるのかさっぱりわかりません。たまにやるアコースティックコーナーみたいな感じだけだと1公演もたないし、SSAのムダ遣いだ。セトリ予想もしようがない。思えばLIVE GRACEはオーケストラでやりそうな曲がだいたい想像ついたよなぁ。

いつもならセトリの話からしちゃうところ、今回は最初に全体の印象の話。オープニングの映像にお伽話風のナレーションがついていたので、最近のゆかりライブの流れかなぁとも思ったのですが、蓋を開けてみればそれをさらに推し進めたものだった。奈々ちゃんが言っていたようにひとりミュージカルというのが近いのかもしれないけど、ステージ進行も選曲も演出も映像も全て一貫したストーリーのもとに進んでいくという新しい流れ。メインステージと3つのサブステージを行き来しながらストーリーが進行し、様々な仲間との出会いを経ながら音楽は自在に色彩を変えていく。歌と寄り添うようなヴァイオリンの音色であったり、スウィングするビッグバンドの楽しさであったり、揺らめきながら流れるアコーディオンの哀愁がある。

実を言うとここ数年というもののNANA MIZUKI LIVEの構成自体に個人的に閉塞感があったんですよね。何か考える時期に来ているとは思っていて、もしかするとLIVE FLIGHTでは新しい試みが盛り込まれていたのかもしれないけれど、私としてはそれはやや失敗でした。からの、アコースティックライブと銘打っておいてのこれですよ!以前はライブタイトルはアートデザインや選曲のうえでのあくまでもテーマという感じだったのが、LIVE CIRCUSからFLIGHTにかけて、一つのストーリーとステージそのものとをリンクさせようということをやってきてた気がする。でもそれはリンクという段階で終わっていた。それが今回は、映像を手がかりとしてステージセット、音楽、演出をシームレスに融合させることに成功していた。おそらく、上に書いたように小編成が中心のアコースティックという形態をSSAでやるにはどうするか、SSAという会場をどう活かせるかというところからの着想だと思うんですけど、本当に参りましたの一言です。

セトリもまさにこのライブならではのもの。いつも夏冬の傾向とか演奏されてない期間とか考えて予想してるけどこれは無理だわ。一発目のTrinity Crossで響いたオルガンの音色は衝撃的でしたね。この曲人気の割に来ない来ないと言われていましたがこんな使われ方をするとは。これはほんの手始めで、本編の全曲が新アレンジ。これはまさに!というようなものもあれば、想像もつかない形に生まれ変わった曲も多く、ありとあらゆる曲が新鮮に聴こえる。まったくアレンジの妙としか言いようがない。前者の代表はアコギとのデュオになったray of changeだったり、ビッグバンドをしたがえたMARIA & JOKER、重厚なストリングスを敷いたCrystal Letter。後者となると、ヴァイオリンをフィーチャーしたTake a chanceや、タップダンサーがリズム隊になった前代未聞のOrchestral Fantasia、さらにはマンドリンとアコーディオンをフィーチャーして地中海音楽と化したパノラマと終末のラブソングがある。特に終末のラブソングは初披露でもあったので、ここまで大胆にアレンジするとは思わなんだ。血が熱くなるような演奏が情熱的な歌詞と想像以上にマッチしていて、これ原曲アレンジじゃないの?と思ったほど。CDで出しましょう。ほかにもゴスペル隊とのアカペラバージョンになったSCARLET KNIGHTも迫力がありましたし、まさかの生ブラスを入れての初披露Ladyspikerはここで来るか!と。どれを取っても楽しい曲たちばかり。特に1日目のワクワク感は常のライブではなかなか体感できないものだったと思います。コールもない、音楽そのものだけでここまで楽しめるライブ今まで無かった。

演奏にしても、これだけ多彩な音楽を表現するために大勢の人々が奈々ちゃんをいつも以上にサポートしてくれて…パノラマでの格さんのマンドリンのトレモロとか痺れっぱなしだったし、門脇さんのヴァイオリンは今までのライブで一番活き活きとしてたと思うし、ビッグバンドの演奏にはもう身体が反応しまくって仕方ない。演奏だけには留まらず、いつものチェリボの面々も奈々ちゃんと一緒にこのライブのストーリーに入り込んでいたのがまた良かった。プレイヤー以外にもタップダンサーチームやピエロのうっちー、それにスペシャルゲストの面々も音楽と音楽以外のところで一役二役買ってくれていました。そして一番大事なのが奈々ちゃんの歌で、2日間とも本当に声が伸びやかで、アコースティックということもあって音響にも余裕があり、SSAとは思えないぐらい歌声そのものを堪能できた。とにかくステージに上がった全ての人たちのパフォーマンスが素晴らしかった。

そういえばこのライブの発表があったLIVE FLIGHT横浜のあと、「立ち禁にしてほしい」というのと「妥協せずにアコースティックのスタイルを貫いてほしい」というような要望を書いたんですけど、立ち禁についてはあっけなく潰えました。なんであんなみんな最初から立つんだ…。それでも1日目は200LVだったので半分くらいは座って見てましたね。そんなことも言いつつビッグバンドのセクションなんかは踊ってなんぼみたいな感じだし、ライブの構成としてはメリハリをつけてたんだと思います。コールもほとんど起こらなかった。それと関連して後者の話。これに関しては上にも書いたように本当に良い仕事してくれたと思いますし、LIVE GRACEのリベンジにもなったと思います。ただ、終盤に歌われたSUPER GENERATIONだけは蛇足だった…。あの終盤セクションはたぶんストーリー的にも、数々のシーン=ステージを経て、最初は1人で歌っていた少女が様々な「音楽」を持った人々と音楽を通じて友達になっていって、その最後に加わる楽器というのは観客の僕らの声なんだ、というすごく納得のいくところではあるんです。SUPER GENERATIONも確かに会場全体で歌う場面がある。それでもあのほぼ原曲とリズムを変えないアレンジだと、やはりそれ以上にコールとかが前に出てきてしまう曲だったりもするので、Song Communicationだけでよかった感が否めない。でも予想では半分くらいあとからはいつものノリかなと思っていたので全然許容範囲だし、むしろよくここまで貫徹してくれたと思います。

そんなことを色々考えてましたけど、7COLORSピアノソロバージョンに乗せて流れたエンドロール後…すっと奈々ちゃんがせりで上がってBLUEを歌い始めた瞬間は色んな思考が吹き飛ぶくらい…その音楽と光景に水樹奈々が思う歌姫像を見てグッときたというか。前にも書いたようにBLUEは愛の星に続く水樹奈々バラードのマスターピースだと思うし、それがこのアコースティックライブを締めくくるというタイミングで聴ける…なんという幸福。歌、演奏、演出含めわたしの中でここ数年のベストパフォーマンスの一つです。

アンコールはアコースティックじゃないので夢から覚めた感あったけど、まあこれも仕方のない範囲かなと。エデンとか夏にできないし。禁断のレジスタンスは音数多いなあとか思ってましたけど、サビ最後のキメはかっこよくて好きです。エデンはここ最近のシングル表題曲としてはダントツに気に入っている曲。この「かき鳴らす」という言葉がぴったりの轟音ギターとピアノとが組み合わさる切なロック…。こういうのこそアルバムSUPERNAL LIBERTYに期待していたものの一つだ。結局あのアルバムは散漫な印象が残ってしまっていて、私の中では期待値が高かっただけに残念だったんですけど、その後でシングルとはいえしっかりと応えてくれるってのが良いし、感じていたこともまあ的外れじゃなかったなと安心するのでした。にしても、アコースティックじゃなくなった瞬間に音響がもうとんでもないことになってましたね。やっぱSSAはSSAだった…。最後のアコースティック、Tears’ Nightと星屑シンフォニー。Tears’ Nightは締めとしてどうなんだと思ったけど、パーカッションが入ったゆったりめのアレンジはうまくいっていて、むしろ本編でもやってよかったんじゃないかと。星屑シンフォニーは前回のGRACE opus.IIではなんでか跳び曲になっていたので、そうじゃない星屑シンフォニーが聴けてよかった。にしても、あのときは90人のオーケストラだったけど、こうしてまた生ストリングスと生コーラスが入った編成で聴けるとは。奈々ちゃんも言うようにハッピーな気持ちになれる名曲だと思う。最後の最後にダブルアンコール、New Sensation…やっぱりこの曲に帰ってくるんだよなあ。

そんなこんなな2日間。はっきり言って、水樹奈々史上最高のライブと断言できる可能性があった。いくつかのもったいない部分はあったにせよ、それでも史上最高に近いところに確実に来ているライブでした。なんというか、いつも奈々ちゃんと三嶋さんは色んな趣向を凝らしてファンを楽しませてくれようとしていると思うのだけど、今回はそれが特に感じられて、音楽面だけでなくて演出、計3人もいたゲストの出演や奈々ちゃん自身もやったタップダンスとか、とにかく随所に。そしてそれが実際に成功しているということですよね。もう何十回もライブ行っていて、まだまだこんなライブが体験できるということが凄い。チーム水樹の底力だ。

お次はやはり夏にツアー。LIVE FLIGHTは全然参加できず悔いしか残っていないので、色んなところに行きたいしホールも行きたいけど不安しかない。7月か8月ぐらいまで待って頂けると助かります。その前にファンクラブイベントVIもあるんだった。あのFCイベVから3年半というもののFCイベをやれとけっこう言ってた気がするのですが、いざやります!と言われるとあのクソゲーすごろくを思い出してやっぱやんなくていいよってなるアレ。また武道館だから戦々恐々です。そういう感じで2015年の展開も期待しておきましょう。

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秘境埼玉に怪鳥現る。隣はSSAの公式キャラクターらしい。

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SETLIST

2015.1.17

01.Trinity Cross
02.PHANTOM MINDS
03.ray of change
04.Take a chance
05.ストロボシネマ
06.パノラマ-Panorama-
07.終末のラブソング
08.SCARLET KNIGHT
09.Necessary
10.深愛
11.哀愁トワイライト
12.MARIA & JOKER
13.Crescent Child
14.大好きな君へ
15.Orchestral Fantasia
16.Crystal Letter
17.BRIGHT STREAM
18.SUPER GENERATION
19.Song Communication
20.BLUE
(Encore)
21.禁断のレジスタンス
22.エデン
23.Tears’ Night

2015.1.18

01.Trinity Cross
02.PHANTOM MINDS
03.You have a dream
04.Lovely Fruits
05.ストロボシネマ
06.パノラマ-Panorama-
07.終末のラブソング
08.SCARLET KNIGHT
09.Necessary
10.深愛
11.哀愁トワイライト
12.Ladyspiker
13.MARIA & JOKER
14.大好きな君へ
15.Orchestral Fantasia
16.Crystal Letter
17.BRIGHT STREAM
18.SUPER GENERATION
19.Song Communication
20.BLUE
(Encore1)
21.禁断のレジスタンス
22.エデン
23.星屑シンフォニー
(Encore2)
24.New Sensation(合唱)

Animelo Summer Live 2014

アニサマ3日目行ってきました。
2014-08-31 14.30.16
コミケに引き続いてアニサマ行くのも超久しぶりですね。色々と思うところはあって、まず第一にオタクが怖い(何)。第二に出演者の方向性がよくわからなくなってきた。第三にアニメロの集金が過激になってきた。そういうわけで、熱心にチケット応募したり探したりというのは数年してなかったんですけど、今年はどうにか行けることに。実は最初は3日間の中で言うと艦これWUGアイカツと来ている1日目に行こうかなとか考えていたのですが、3日目行くことになったので断念。

席は400レベルの前の方。SSA何回か来てると思いますけど、このステージ正面の一番奥のスタンド席は初めて。しかもスタジアムモードで400レベルということで、まあ遠いですね。いわゆる米粒というやつ。最近東京ドームのライブとかも行っていないし、この遠さは久しぶりだった。

そこそこ定刻通りに開演。初っ端のT.M.Revolution x 水樹奈々は予想できていたとはいえ、燃えますね。どっちかいうと1日目に来るかなと思ってたんですが、奈々ちゃんの今のところ最新のアニタイなので3日目に持ってきたというあれかな。とにかく1発目としては最高のものだった。やっぱりこの曲は2人で歌ってこそだし、実際2人で歌ってるときは歌の迫力が違う。少なくともこの2曲を2人で歌うのはこれが最後になるんでしょうか。

なんかもう出てくる人皆かわいいなという前半でしたが、その点で言えばゆいかおりはかわいいという概念そのものを具現化した存在であるからして、私は突然振りコピを始めました。ゆいかおりはもう、曲が爽やかでいいですし(唯ちゃんソロも)、ガラスみたいに透明で澄んだ輝きを持っていますよね。と同時に、2人きりだからこそのギリギリなバランスの危うさというか。僕そんなゆいかおり追ってるわけじゃないですけど、ステージでの立ち振る舞いと風格は去年のアニサマからさらに積み上げてきたものを感じました。それでいて、それでも変わらないイノセンスがある。そういえば開場前のけやき広場のカラオケ大会でOur Steady Boy歌ってる人がいて懐かしかったけど、当時の2人の印象は「可愛すぎる」(too cute)だったんですよね。唯ちゃんもきゃりさんも中高生だったから仕方なかったかな。

前半でいちばん印象に残っているのは鈴木このみちゃんです。圧倒的な声量にまずびっくりするし、そういう迫力がありつつキンキンせずに耳に心地良い爽快感あるボーカルで、何より元気いっぱいに歌う姿がとってもかっこいい。ビブラートが薄いのも個人的に好みだし。知ってる曲は少なかったけど、こういうパフォーマンスを目の前にすると自然とその人の世界に引き込まれていくんですよね。ただひたすらにこれが17歳のパフォーマンスかよ!?と驚くほかなかったけれど、もうソロ歌手として2年のキャリアがあって春にはソロライブまでやってるわけで、この若さにして経験と実力を兼ね備えたシンガーといえると思います。アニサマ最初のアーティスト発表で大御所と並んで発表されていましたけど、肩を並べるだけのタレントが持っている。次のライブあれば行ってみたいですね。この日のステージで一番の収穫だった。

そいや前半のラストで本当に久しぶりにLiSAの生歌を聴きました。前に見たのはガルデモのライブだったのでソロデビューする前の話。相変わらずの煽りで場を盛り上げる盛り上げる。まあ、彼女はあの頃からすごい実力がありましたよね。上に書いた鈴木このみちゃんと一緒で、最初に見たKSL Liveで一発で「ライブ行こう」と思わせてくれたもん。こういう、ライブで楽しませてくれるアーティストに出会うと嬉しくなって仕方ない。ソロになってからはまともに追えてなくて、ライブも行こうと思いつつ行けてなくてあれなんですけど、来年の武道館は行ければ行きたいところ。

後半。

μ’sミューズみゅーず…そういえばこのサイトだとほとんどラブライブについて書いてませんでしたけど、ラブライブというコンテンツには近年稀に見るほどハマっており、本当に楽しませてもらっています。この日のステージでも間違いなく一番の声援を受けていたし、会場が一つになっているのがよくわかって、みんなに愛されているんだなというのを強く強く感じる。Snow halationのラスサビでの風景を眺めていて…全26話のアニメで描かれたことを「体験」したうえで、この愛の漲る空間を共有できる幸せを噛み締める…もうそれが「僕たちの奇跡」なんじゃないか。μ’sが存在する奇跡、ここにいる奇跡。それは僕たちの奇跡が始まってからMC、Snow halation, No brand girlsまで、そんなようなことを考えていました。μ’sは正真正銘のアイドルでした。SSAスタジアムモードでのUO点灯に参加できたことが感無量です。

もうぱぱっと書こう。

OLDCODEXは予想通り曲もゴリゴリのロックならライブも何も考えずに頭を振れる激アツのライブでした。何列か前の女性がヘドバンしたりしていて、久しぶりに見ましたよあんな光景。トロッコじゃなくて歩いてアリーナを回っていたのがかっこよかった。僕もとにかくこの音の洪水に身を任せる感じで。この時点で割と燃焼しきった感ある。彼らのステージも個人的にかなりの収穫ですね。
 
宮野真守・オンステージ。これまでいろいろとイベントではお目にはかかってますけど、ソロで歌っているときの彼はやっぱりスターですね。紛う事無きイケメンだった…。わたくし基本EDMはまーったく面白いと思わないんですけど、うーさーのテーマになっていたNEW ORDERはなかなかどうして印象的で耳に残る。

ゆかりんはゆかりんですよね。マイペースなのがいい。You & Meはそういえばmotsuのラップ入りで聴くのが実は初だったりした。プリアラもふぉーりんらぶも行けていないので。

例によってトリの奈々ちゃん。アニサマ初回からのダイジェスト映像。ピチピチな奈々ちゃんがWILD EYES歌ってるのに涙。今のところ最新のアニタイ曲は初っ端にやってしまったので、何やるのかなとずっと考えていたんですけど、今までアニサマでやってないアニタイゲータイ特集だった。つうわけでいきなり恋の抑止力から。この曲から入るのはかなりカッコ良かったし(ダンス省略verだったけど)、最初のコラボに引き続いて声はよく出ていて、正直ツアーより良かった。しかしセトリがなあ。僕はファンなんでいいんですけど、恋の抑止力とかもう4年前の曲だし水樹奈々ファンじゃない人でパッと分かった人いたのかなと。入りがいいとは書いたものの、あの振り返りダイジェスト映像から繋ぐ曲じゃないとも思う。奈々ちゃんの選曲の傾向が謎(ほとんどアニサマに行ってない要因の一つ)なのは前からですが、もうちょい一見さんの心をパッと掴むような選曲をというか。そういうのはBRIGHT STREAMぐらいでした。最初のコラボあったしいいか…。

最後の曲はゲスト奥井雅美が呼ばれたときにもう予想できた。さらにゲスト矢吹俊郎でもう確信。やぶさん最近何気ステージ上がる機会多いよね…。歌唱者、作詞者、作曲者が全員揃って演奏されたTRANSMIGRATIONはアニサマ2005の第1曲目だった。「10回目」なのに奈々ちゃん含め大勢の方々が「10周年」と言っておりなんともあれでしたが、この記念すべきアニサマを締めくくる曲としてはこれまた最高。直前まで困惑してたけどこれはGJだったというほかない。アンコールはONENESSで2人で一つのマイクを使って歌う唯ちゃんときゃりさんを見て世界の恒久平和を願ったりしました。

印象としてはこんなとこ。音響はクソもクソで、特に前半は高音と低音が割れまくっていたし、LiSAのときはモニタートラブルで一時ライブ中断、μ’sなんて一人一人マイクの音量がバラバラで、せっかく絶好のパフォーマンスしてる演者もいたのにPAはどういう仕事してんのかというレベルでした。とはいえ、そんなことも引っ括めても充分に楽しめた。収穫とか考えたこととかいろいろあったし。1周間ぐらいずっと書いてたのでいつも以上にグダグダな文章ですけど、とりあえずお疲れ様でした。一緒に参加して頂いた方にも感謝。
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そこそこ早めに会場に着いてうろうろしつつ写真とか撮ってましたが、けやき広場のイベントは凄いことになってましたね。アニクラって何が楽しいのかわかんないや。カラオケのチェルシーは参加したかった。

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うーさー様

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ふるふるちぇりー雪のSSA

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土日にゆかりツアー埼玉2DAYSへ。初日が関東というのはありがたい。しかも関東4公演。横アリ1日のうえ平日だったFall in Loveとはなんだったのか…。NHKホールなど無かった。

雪の埼玉はまさに大秘境でしたね。新都心まで辿り着けるのかと思いましたけど案外埼京線が強かった。これが噂の最強線か。おかげでけっこう早めに現地入りできた。まだ除雪がそこまで進んでなくてすぐに靴が浸水したのは辛かったが。しかしまあ、寒さはともかく積雪の量はあの奈々LIVEDOMのときより凄いですね。降ってる日じゃなくて良かったとしか言い様がない。先日のラブライブは壮絶だったろうなあ。

今回はツアーですが、構成は去年のきゅんきゅんはーとを踏襲したような感じでしたね。姫から映像に関するネタバレはだめよ(はぁと、という勅命を受けたので詳しくは書かないでおこう。まあただ、映像の長大化傾向というのはありますね。何回も座ったり立ったりしているような。代わりに桃色男爵とか桃猫団との絡みが薄くなっているのか。キャラメルリボンみたいなテンポの悪さもなかったのでダレ気味になったりというのは無いんだけども。とはいえ、ゆかりさんじゅうななさいですし、25曲もやるわけで体力的なものもありますよね。そこは致し方ない。そういえば2日目はゆかりんが歌、MCと1日目よりいまいち乗り切れてなかった感じはあったんですが、Twitter見ると実際体調悪かったようで心配なところ。

セットリストはアルバムシングル発売直後なんで当然新曲中心、というか新曲はI DO 愛以外全部2日間でやったわけですが、そこまで多く感じなかったというか。中盤なんかはなんとも新曲消化感があってアレではあるんですけど、終わってみれば消化不良はない。セトリ構成の妙でしょうか。新曲でいえば、アルバムの中ではひとりあやとり、アコースティックで歌われたレリーフのひとかけらは推しておきたい。唯一歌われなかったI DO 愛も好きなんですけど、ツアー中に歌われるんでしょうか…?旧曲は珍しめのは前半に固まっていたような。明らかに懐かしいCutie Cutieはともかく、100 CARAT HEARTとかももう3、4年ぶりとかなんですね。惑星のランデブーは高まったわー。跳び曲はこの曲あればあといらないです体力が持たないので!実際1日目はこの曲跳び切ったあと脚はフラフラだし呼吸が追いつかなくて肺は苦しいしで死んでた。恋のタイムマシンも聴いて、口上が聞こえる現場って素晴らしいと改めて。チェルシーは別格だけど。そういえばそのチェルシーガールとSuper Special Smiling Shy Girlがまた外れましたが、この2曲無いとノドの消耗が格段にマシですね。これにYou & Meとかドンパンとかが続くとマジメに辛いので。今回はただでさえ恋タイもあるし。でもまあ、チェルシーはどこかで入れてきそうな気も。

そういえばコールのことなんですけど、最近フワフワコール多いよねという。まあ元から多いっちゃ多いんですが、秘密の扉から会いにきて、スパークリングトラベラー、あとFantastic Futureと立て続けに来てるので。秘密の扉から会いにきては無理矢理感あると思うんだけどなあ。かといってコール本の口上は2日じゃ覚えられない…。というか、最近色々とライブ映像とか見ていて、ゆかり現場に限らずフワフワコール多い気がするんですが流行ってるんですかね。めったにフワフワ言わない奈々ちゃんとこがメインだからそう感じるだけか。

にしても、今更ながらなんですが、Endless Story以降のシングル曲の盛り上がりは半端ないですね。今までも童話迷宮とかTomorrowとかありましたけど(You & Meは別枠として)、散発的だったじゃないですか。最近本当にシンプルにアッパーなシングルが続いてるせいか、わかりやすく跳び曲になるし、実際なんだか熱気が違うような感じはある。今回やってないですけど、Endless Storyの影響はでかいとは思います。あれでけっこう認知度も上がったような気がするし。その流れにあって、今回大トリのW:Wonder taleはほんとこの1年特別な曲になってますね。この曲で振りコピしてるとゆかりんと心で繋がってる気がするよ!!!!!!1 最後にやってくれてこの曲がもっと好きになった。

今回はセトリ的にも納得できましたし、きゅんきゅんはーと以上に乗っていけたような感じはします。Mary Roseに近いぐらいめいっぱい楽しんだかもしれない。1日目は席がアリーナだったこともあったし。Cherry Kissとかむちゃ近かった。ツアーまだ始まったばかりですが、今のところ埼玉2日間以外の参加予定はなし。本当は大阪あたりでも行きたかったんですけど。だからこそ楽しめてよかったとも言えるんですが、うーん、武道館も行きたくなってきたかもしれない。が、チケットあるのか…
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SETLIST

2/15

01.純愛レッスン
02.恋のタイムマシン
03.100 CARAT HEART
04.Cutie Cutie
05.Moonlight secret
06.アジュールの実
07.ひとりあやとり
08.Papillon
09.フルーツ
10.LUNATICA MARE
11.ナルシスが嘘をつく
12.Passion Error
13.PINK AQUARIUM
14.Tiny Rainbow
15.MERRY MERRY MERRY MENU・・・ね!
16.秘密の扉から会いにきて
17.スパークリング☆トラベラー
18.LOVE ME NOW!
19.惑星のランデブー
20.Cherry Kiss
21.You & Me
22.Fantastic future

(Encore)
01.恋と夢と空時計
02.fancy baby doll
03.W:Wonder tale

2/16

01.純愛レッスン
02.恋のタイムマシン
03.100 CARAT HEART
04.Cutie Cutie
05.キャンディスターにお願い
06.アジュールの実
07.ひとりあやとり
08.レリーフのひとかけら
09.フルーツ
10.LUNATICA MARE
11.ナルシスが嘘をつく
12.Passion Error
13.PINK AQUARIUM
14.Tiny Rainbow
15.ラブラブベイビーハッピースター
16.秘密の扉から会いにきて
17.スパークリング☆トラベラー
18.LOVE ME NOW!
19.惑星のランデブー
20.Cherry Kiss
21.You & Me
22.Fantastic future

(Encore)
01.恋と夢と空時計
02.fancy baby doll
03.W:Wonder tale