東京JAZZ2012

東京JAZZ2012放送見ました。BS万歳。

今年のラインナップって全然チェックしていなかったんですが、オーネット・コールマンが来日中止のニュースを見て、来日予定あったのかあああと思ったら東京JAZZだったという。なんかこういう歴史の一部になってるような人呼ぶの久々じゃないですかね。ハンコックがプロデュースしてたときはショーターとか来てたけども。チックコリアとハンクジョーンズのBlue Monkとかありましたなあ。東京JAZZは国際フォーラムのステージは毎度毎度うーんと唸ってしまう感じのラインナップだけど(良くない意味で)、オーネット来るの知ってたらチケット取ってたかも知れぬー。コットンクラブとかネオ屋台村でやってるのとかは毎回おおーと唸ってしまう感じの人が来てる。Jaga Jazzistは実は見に行こうと思ってたけど、その日は奈々マリンスタジアムであった。マーク・ターナーも来日してたとは!この人は国際フォーラムのほうでやるべき人だろ?オズ・ノイなんかも来ている。

で、放送のほう。なーんか今年は歌モノが多いですね。R&B~ファンクのノリ。ファンクも好きなんでこれはこれでいいんだけども、いささか純ジャズが少なすぎましたかね。オーネットがいないと小曽根真だけという。ボブ・ジェームスもアコースティック編成だったぽいが、放送されたのが松田聖子とのコラボ「Sukiyaki」だったのでうーむ。聖子ちゃんは好きだがね。Vol.1見た限りでのベストは小曽根真とエリス・マルサリスの「Do You Know What It Means To Miss New Orleans ?」でしょうか。日頃頭が痛くなるようなジャズばかり聴いてるわたくしですが、やはりライブではこういうスタンダード・ジャズも好きです。歌モノが続いてからのこれだったのでむーっちゃノったわ。しかし歌モノも良い物がある。バート・バカラックとかもうスタンダードばかりだしなー。エスペランサはもっと聴きたい。あと歌モノじゃないですが、Balkan Beatboxはなかなかアツい。なんというのか・・・エレクトロニカファンク?

Vol.2以降はいつなのかと思ったら来週でした。早速予約。

Wings

2012-08-04 16.43.21
わっそうLANをお暇した後は渋谷でT-SQUAREのライブでした。

2年ぶりに行ったわけですが、前回よりだいぶ楽しめたライブと言えます。前回はセトリが微妙すぎ・さらに尺も短いというライブだったので・・・新曲の数は同じくらいだったのに不思議。というか、新曲が良いというのもあるか。

新曲のThe Birds of Wonderからの風の少年とCONTROLはなかなか良かったです。CONTROLって去年もやってたような気がするので今年もやるとは意外。6曲目のMERYLUとかイントロ聴いてびびりましたが、やったの何年ぶりなんでしょうか?フルートとエレピのForgotten Sagaは・・・意外性はあったけど、エレピがなんと言いますか、チック・コリアくさい勿体ぶり方ががあってソワソワさせられました。もしかしたら楽器の組み合わせ的に初期RTF的なのもイメージにあったのかも知れませんが、もうちょっとストレートに演奏しても良い気がしました。Heartsは6年ぶりに聴いた。いつ聴いても良い。Change Your Mindも意外な選曲で、2000年のチキンジョージでやって以来ではないか。曲中にベースソロとドラムソロが挟まる形。ドラムソロは長かったなあ。Future Mazeはソロの順番は原曲と同じアレンジでした。このあたりになると次くらいにTRUTHやって茶を濁して捌けるぞ!という感じが予見できるわけですが、実際次にTRUTHが来たあとに明日への扉があったのは予想外でした。明日への扉も最近けっこうやってませんかね。ちょっと前にエンディングのアレンジが変わったとかいう話を聴いたのですが、ここで聴いた限りはいつも通りでした。

で、アンコールに最近毎回のようにやってるRondoが来た後は、OMENS OF LOVEとALL ABOUT YOUをやって茶を濁して終わるぞ!と思ったら今回2曲とも外れて、代わりにKnight’s Songが来たのはびっくり。Knight’s SongはキーだけGeneration3で、エンディング短縮アレンジ。Knight’s Songというか、このキーだとむしろMoon Over The Castleなのか。ラストは珍しくバラードの締め。東京でアンコール1回だけなのも珍しい。

いやー、お決まり曲3曲のうち2曲が外れただけで良いセトリに見える。なんかこう、たまにはアンコールでMAGICとかLITTLE MERMAIDやってくれてもいいじゃないと思うんですが、ツアーじゃ難しいんでしょうか。一緒に行った弟はOMENS OF LOVEが聴けなくてがっかりしていましたが、私は一向に構いません。惰性セトリは排除すべきであるからして云々。

演奏面では、先述のチックコリアと伊東たけし氏のEWIの超高音ピロピロ以外はよかったです。TRUTHであれを激しくやってましたが、EWI4000sのJudd音色は高音になると音が薄く細くなるため耳が痛くなります。EWI3020mの音をピロピロと言っていたのがもはや懐かしい。あと河野さんが和泉宏隆っぽいプレイをしなくなった気がするのですがどうでしょう。明日への扉のピアノソロとか前はオリジナル完コピしてたと思うけどそうじゃなかったし。安藤さんのギターは2階最後列から見た限りは本編はほぼ全部白ストラト(夏の足音だけナイロン弦エレアコ)で、アンコールはもう1本のほうのストラトでした。リズム隊の2人は何も言うまいというレベルな気がします。晋吾さんが何かの曲で6弦使ってた気がするんですがどの辺だったかな。と思ったら、晋吾さんのTwitterによるとほぼ全部で6弦使ってた感じ?

9月にまた六本木であるらしいけど、たぶんツアーとそこまで変わらない気がします。年末も例によって東京は31日だけだし…。来年の野音に期待ですかね。

ななちやんのしんきよくが

でましたね。
敢えて何も言うまい。

僕はスマギャンとか本当にたまにしか聴かないので(だから鉢巻も着けません)、新曲はだいたいCDで聴くわけですが、今回はライブで聴いてますので大した感想はございません。と思ったら、FEARLESS HEROをヘビロテ中という。超いい曲なんですけどこれー!

あれです。この曲ツアーに途中から入ってきて、その代わりに抜けたのがLOVE&HISTORYだったので、俺のラブヒスを返せー!な感じで怒り心頭になってまして、ぶっちゃけパッとしない曲に感じてました!CDで聴いてみるもんですなあ。こういう正統派アニソン系でハマったのっていつ以来だろうか・・・Justice to Believeとか?