シドニー2

9時半ぐらいまで寝てた。

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朝はベーコンエッグサンド。

2日目はフツーに観光ぽいことを。

_5033423市街の中心部。ハイドパークへ。アンザック戦争記念碑がある。第一次世界大戦の戦没者のための慰霊碑。ANZAC軍がトルコに上陸してWWIに参戦したのが4月25日で、1週間前はここで式典をやっていたということで、ちょっと逃したけどタイムリーではあった。

_5033424ハイドパークを抜けて、セント・メアリー大聖堂へ。壮大な建築ではあるが、ゴシックリヴァイヴァルなので歴史はそんなに古くなく、今の姿が完成したのは20世紀に入ってからのようだ。ケルンとかと比べると装飾はシンプルで真新しく、味気ないといったら味気ない。中のステンドグラスや宗教画に描かれている文字もラテン語ではなく全部英語なので。。。これはわかりやすい(笑)ヨーロッパにいたときはどこに行っても教会があって、どこに行っても入ってみてたから、懐かしい気分。大聖堂の前の広場は広々として快適。

_5033426これはぱちもん。こっちが15年前にみた本物。

_5033430すぐ近くのハイドパークバラックスと呼ばれる建物。18世紀に囚人の収容所として建設されている。シドニーは流刑植民地であったこともあり、現在のシドニーの原型を作った人々の痕跡がところどころにある。収容所のあとは女性のための保護施設であったり、裁判所であったりと変遷を重ねており、内装や設備はむちゃくちゃな継ぎ接ぎが多い。先の大聖堂とはそこまで歴史的には変わらないのだけれど、生々しさのぶん歴史の蓄積が迫力をもってのしかかってくる感じ。囚人用のハンモックは意外と寝心地がよいです。

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_5033429昼飯は飲茶。ウェイターが料理を乗せたカートを引いて次々やってきて、これいかがですか、と聞いて回る不思議なスタイル。うまかったのだが、写真映えしない気がしたので写真を撮ってなかった。

_5033445サーキュラー・キーからフェリーに乗ってマンリーへ。湾の中は穏やかで心地よいのだけど、外海に面した場所に来るとすごい波。道中ヨットもぷかぷか浮いてたけど、ヨットで太平洋横断とかただもんじゃないな。30分ぐらいで到着。シドニーのビーチスポットといえばマンリーらしいのだが、もうシーズンは終わってるのでちょこちょこサーフィンしてる人がいるぐらい。秋の海ものどかでよいです。
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_5033464サーキュラー・キーに戻って、シーフードを食べる。とりあえずカキは食べておこうということで。。。
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この日だけはいい感じに観光さしてもらいました。

シドニー 1

誰も自分を知らないところへ

_5023297シドニーへ。行くのを決めたのは1週間前です。1日22時の飛行機で出発。日本を出るのは高校生のときにイングランドに行って以来なので10年ぶりになる。5年前に作り直したパスポートがやっと役に立ったよ。行きの飛行機は機内食の海鮮丼が半端なくうまく、幸せに包まれながら寝た。
_5023320着いたら朝の9時ぐらい。とりあえず荷物起きに電車に乗って宿へ。宿の近くでピザとコーヒー買って軽く朝食。シャワーなんかもしつつお出かけ。定番なんだけどオペラハウスに最初に来た。ガイドツアーと、夜には小劇場でオペレッタを見る。このオペラハウスはデザイン先行みたいなイメージもあり、実際考案段階ではその通りだったらしいのだが、コンコースは開放的で快適そのものだし、大劇場は外見のイメージを引き継ぎつつもっとも配慮しているのはその音響効果である。外身と中のホールの設計者は違うらしいんだけどね。ツアー終わったあとにバーで昼飯。オージーランプステーキ。すんごい肉々しい。
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_5023362近くのボタニックガーデンで昼寝なんかもしつつ、タウンホール方面に移動して写真撮りながら歩く。おほーたのしい。歩いてたらセブンイレブンがやたらとあったり、ほかにも無印良品にユニクロにと日本のお店が多い。ただでさえアジア系の観光客が多いので、海外気分感じたい人にはどうなんだってところだけど、写真撮ってるとやっぱし空気が違う。撮りやすいとかそういう話ではなく、「ストリート的」な要素が豊富で身近にすぐそこにあるというか。歩きがてら、日本で買うの忘れてた35mmフィルムを探してたんだけど、今どきカメラ屋でさえチェキのフィルムしか置いてない。

_5023421オペラハウスに戻って、食堂でマッシュルームバーガーを食してからオペレッタの鑑賞。軽めのオペラみたいなもので、だいたいユーモア多め。全編英語で、小ホールということもあり演奏はピアノとヴァイオリンのデュオのみ。この日のはヨハン・シュトラウスやオッフェンバックから曲を引用していたようだ。お話としては結婚する予定の双子の姉妹の片方が海賊に攫われてしまって、もう片方が一人二役で結婚式とかをしのぐんだけど、そのうち色々バレてくる…というお話と解釈したけど多分間違ってる。コミカルな父親や結婚相手の一人のイタリア系軍人の役の人なんかがいい味を出していたな。ちなみに、このオペラハウスは服装はそれなりに自由らしい。大昔にフィガロの結婚を見たときはブレザー着て行ったっけ。休憩なしで1時間半ぐらい。

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宿に戻ったのは22時。

黒部立山

盆休みにいくつかのイベントを犠牲に旅行行ってきたんでした。

大町からアルペンルート?通って宇奈月まで下っていく流れ。松本で前泊して開智小学校とか松本城を見たのと、次の日に黒部ダムからロープウェーで立山のあたりまで行った以外は温泉温泉アンド温泉でございました。立山は2400m地点ぐらいまで上がって、このレベルの高地に来たのは15年ぶりぐらいの話。そんときはというと3000m越えてから高山病で死んでいたのもあってびびりながらロープウェーに乗る。結局耳がちょい痛いぐらいでそれらしい症状もなく。もうちょい上行ったらわからんけど。飯もうまかったっすね。帰りは宇奈月から北陸新幹線でしたが、平野に唐突に真新しい駅が掘っ立ててあってワロてました。

山は何を撮ってもキレイに写るぞ。

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ちなみにこの旅行で一番印象に残っているのは大町駅前の商店街でどこからともなく生存本能ヴァルキュリアが流れて来たことです。