来てしまった。
まぁ何回か書いているように、僕は生粋のラブライバーかというとそうじゃないです。今回のファイナルライブ、現地にはμ’sが一番!という本当のライバーが集まれば良いと思っていて、自分はLV行けたらぐらいな感じでしたが、どうやら見切れ席が降ってきた。
4年ぶりに来る東京ドーム。でも去年TDCホールとか後楽園ホールとか来てるからか、あんまり長いこと来てない気もしないね。座席は一塁側外野席。ちょっとステージが見える見切れもあったらしいのだが、残念ながら完全に見切れ。ライブの様子はスクリーンで見てねというやつです。上手側花道は見える。ステージ裏はだいたい黒幕がかかってて、トロッコとかが待機してるのが見えるぐらい。スピーカー近いので音の遅延はないです。まあ肉眼でキャストが見えないのは確かに残念だけど、自分としてはラブライブ!の現場のこの最高の雰囲気の中にいられれば、それはもうどこにいたって変わらない。
5万人入れてるのにほぼオンタイムで開演。何気にすごい。オープニングはアルパカの子どもが生まれるシーンから。一言だけ雪穂のセリフがあったので頭を抱えました。幕開けは僕らのLIVE 君とのLIFE。しかも衣装がぼらららオリジナル。この曲、けっこうイベントでもやってるのにこれまでエンカ率0%で、生で聞いたのがこの日が初めてだったんだけど、なんか自然に体が動く。ラスサビで何度でも諦めずに~が全員ユニゾンになるのが好きなんすよ・・・。僕らは今のなかでは去年も初日2曲目だったしライブ始まったって感じがする。2曲やったところで自己紹介MC。いつものだけど、こういうのも大事な瞬間になるんだよな。MC明けからはμ’s chronicle映像も挟みつつシングル攻め。もぎゅっとがオリジナル衣装。いやいやまさかここでこの衣装とは。これもラスサビが熱い。恋タンで全員上手側に移動。花道に来てくれるとやっぱ近いすね。言うまでもなく見切れ席の盛り上がりどころ。1塁側サブステージに移動してからMusic S.T.A.R.T!! 相変わらず始まりから終わりまで高まる瞬間しかないわこの曲。もぎゅメイド衣装でやるのもレアだ。MC挟んで今度はアニメメドレー。一塁側から三塁側に移動しながらワンコーラスずつ。シングルといいアニメ曲といい、曲数的にどれかは落とさないといけないかなと思ってたら一気にだいたいやっちゃった。Dancing stars on me!でメイドのエプロンをはがしてハロウィン衣装に早替え。この曲は衣装外せないよね。これだけフルコーラスやってくれて回転くっすんもしっかり見れました。
ユニット曲は今回は枠が3曲で、新曲2つと旧曲1つ。このユニット枠で旧曲をやるのは珍しいのでありがたい。ユニットに関してはNO EXIT ORIONのスタンドマイク演出とかPSYCHIC FIREのBiBiコール祭りも良かったんだけど、やっぱリリホワなんだよな・・・。思い出以上になりたくてのみもりんの歌い出しだけで「あっ、赦し・・・」ってなったし三森すずこは俺のミューズだった。。しかも旧曲がふ た り ハ ピ ネ ス。これをファイナルで聴けるなんて思ってもみず、1年前にもらったものがどーっと流れ出る感じ。いやこんな尊さ3000%の曲ファイナルで持ってきちゃダメでしょ泣いちゃうでしょ。まりがとうりりーほわいと・・・。マジなあ、リリホワの3人の歌声と個性のバランスの良さとかステージングとか、自分の中で理想のアイドルユニットだってのを改めて確認できたし、μ’sはファイナルかもしんないけどリリホワの単独があると信じて生きてゆくよ。
ここからはμ’sの未知のフェーズ。満を持して劇場版のナンバーを正真正銘の初パフォーマンス。長かったねえ。このAngelic Angelを聴いて、やっと前に進めた気がしたよ。もちろん衣装はAAオリジナルで、扇子の振りに合わせてスクリーンに軌跡が出るという映画とシンクロする演出!なのだが、ステージ裏のスクリーンは普通の映像で、スクリーンに映ってる正面のスクリーンを見て把握する感じ。これLVもこうなんでしょうか。。。とはいえ、それでもめっちゃキレイに見えました。せっかくお着物着てるってことで、続けて和服枠2曲。おいしい位置だよなあこの2曲(笑)輝夜のコールは相変わらず合ってねえ。一旦履けてから学年曲を1曲ずつ。これも衣装はもちろん大道具小道具も飛び出してアニメの中のシークエンスを意識させてくれるという仕掛け。場所が東京ドームでもちゃんとアニメイベントしてるのはラブライブらしいところ。
それは僕たちの奇跡から終盤に向けて熱を上げていくゾーン。ミはμ’sicのミはファンミを思い出させてくれる一体感。これを東京ドームでできるのが嬉しい。「忘れないで 君と僕の足跡」というメッセージもこの日に聴くとぐっと来る。そのファンミでなぜかやらなかったSuper LOVE=Super LIVE!はたくさんコールを入れて盛り上がれる1曲。ファンミ前に想像してた以上に楽しい!これをファイナルでしかやんないとかもったいなさすぎる。ラスサビ前のやつはペンライトの色順を公式順にしてたのでグダグダになりました()ここでおなじみのNo brand girls。場が十分暖まったところでさらに上げていく。この力を限界まで振り絞っていく感じがあってこそライブだ。KiRa-KiRa Sensation!もなあ。去年は正常な気持ちで聴けなかった。あのとき考えていたことは多分、今のこの日を見届けることだったと思う。「奇跡それは 今さここなんだ」ってこと。ラスト。ここまでずっとあの曲の衣装でやってきて、この曲をやらないわけがない。スクールアイドルみんなで歌ったSUNNY DAY SONG。りっぴーの振り付け講座つき。やっぱりSUNNY DAY SONGはみんなでやるからSUNNY DAY SONGなんだってことを強く感じる。最高潮に盛り上がってるんだけど、頭の中では今の時間を大事に噛みしめているようで、結局今年も最後の曲は落ち着いては見れない。
早くて短いアンコール。歴代のシングルやアニメ中のPVをフラッシュバックさせながらSTART:DASH!!が始まる!ラブライブを好きになったのも今この場にいるのも、自分の中ではある意味この曲からいろいろ始まってるところがあるから、そのときから今までのことが頭を去来するんだけど、好きになったときの気持ちは少しも変わっていない。えみつんソロパートからの間奏の勢い。この曲をライブで聴きたいと思った気持ちそのままに全力で駆け抜けた!続くのはSnow halation。この曲だって、アニメがあってからのあのアニサマで最高の形で体験することができて、「ここにいる今」の尊さを教えてもらった。「みんなで作るライブ」を最大限に体現する愛の詰まったこの曲で、今日またその「最高」をみんなで更新してみせた。あのときと同じように、この場を共有することの奇跡を感じながら。
Oh,Love&Peace!でトロッコに乗って会場を周るのは5thと同じ流れ。エンディング曲でみんなで歌うのも同じ。メインステージに戻って一人ずつコメントを言うんだけど、この日は涙はありませんでした。μ’sのステージは9人じゃなくて18人というなんちゃんの言葉。ええみつんの「μ’sファイナルシングル」というタイトルコールを受けてのMOMENT RINGは・・・もう終わりが近づいているという焦燥で何も考えられてなかった。
まだ一番大事な曲を聴いていない。まだ終わりたくないというダブルアンコール。再びのインタビュー映像から、劇場版のラストシーンに繋がる。東京ドームの中心にあのモニュメントが登場。見切れてたのでわかったのは曲が始まる直前でした。花が開いて本当に本当のラスト、僕たちはひとつの光。この演出は・・・予想してなかったわけないのに、実際に目の前にすると、劇場版を観たときに感じてたものとあまりにも重なりすぎて。。。みんなで「僕たちはひとつ」と歌った瞬間に色々な想いが溢れ出す。本当に「いまが最高」なんだって、わかった。曲の終わりに起こった歓声は、本当にいろんな感情が交錯していた。
最後のカーテンコールを忘れることができない。μ’sの9人を見送りながら、みんなで僕たちはひとつの光を歌った時間は、僕がこれまで体験したライブで最高のものだったと断言できます。4年半前に同じ場所で感じたものと似ているけれど、間違いなくそれ以上のもの。かつてない感動的な時間だった。ラブライブ!という作品にこんなに素晴らしいファンがいて、その一人一人がひとつになってこの場をつくっていて、自分もそれに参加していること。何度も言ってるように、そのどれを取っても奇跡だ。ファイナルにふさわしいパフォーマンスを見せたμ’sにはもちろん、この場を作り上げたファンたちにも心から拍手したい。みんなは、僕たちは、最高だ。
自分の中では一昨年のアニサマが一つの始まりで、そこから微力ながらリアルのμ’sを追いかけてみようと、まあ実際微力だったけれど2年ほどやってきました。そのきっかけは、自分がμ’sのパフォーマンスを見て聞いて楽しめることももちろんあるけど、ステージを観てる人がみんな、ラブライブ!が大好きでμ’sが大好きなんだとわかる愛に溢れた現場がとても暖かく感じたからってのが大きかった。最高の一体感で最高に輝いて最高に感動的だったこの日の会場にいることができて、たぶんその最初の目的みたいなものはここで完結したんだと思う。μ’sの活動は一区切りになるけれど、このライブを見届けたこと、このライブを作ったこと、人生の一部分をラブライブ!と駆け抜けたことは、みんなで共有できる宝物のような記憶として残っていく。ラブライブ!はそのぐらいの作品だし、このライブはその証明になったはず。何度でも言います。ラブライブ!を好きになって、良かった!
忘れない いつまでも忘れない
こんなにも心がひとつになる
世界を見つけた喜び ともに 歌おう
最後まで 僕たちはひとつ
- μ’s「僕たちはひとつの光」
SETLIST
- 僕らのLIVE 君とのLIFE
- 僕らは今のなかで
- 夏色えがおで1,2,Jump!
- Wonderful Rush
- 友情ノーチェンジ
- もぎゅっと”love”で接近中!
- baby maybe 恋のボタン
- Music S.T.A.R.T!!
- ユメノトビラ
- ススメ→トゥモロウ
- Wonder zone
- これからのSomeday
- Love wing bell
- Dancing stars on me!
- Happy maker!
- WAO-WAO Powerful day!
- NO EXIT ORION
- sweet&sweet holiday
- 思い出以上になりたくて
- ふたりハピネス
- 春情ロマンティック
- Cutie Panther
- PSYCHIC FIRE
- 錯覚CROSSROADS
- Angelic Angel
- 輝夜の城で踊りたい
- だってだって噫無情
- Hello,星を数えて
- ?←HEARTBEAT
- Future style
- それは僕たちの奇跡
- ミはμ’sicのミ
- Super LOVE=Super LIVE!
- No brand girls
- KiRa-KiRa Sensation!
- SUNNY DAY SONG
(Encore) - START:DASH!!
- Snow halation
- Oh,Love&Peace!
- きっと青春が聞こえる
- MOMENT RING
(Encore2) - 僕たちはひとつの光