なーみんを応援しに。前回は人数絞られてて行けなくて、決勝来るのは初めてでした。あとびっくりしたんですが舞浜アンフィシアターに来るのがなんと5年ぶりでした。初めて来たのが2014年で、それから3年で15回ぐらいは来てたのだけど。
席は上手寄り…とは言うもののここって上下という概念でやっているのかどうか。メンバーが入場してくる側なのでそこは若干ラッキー。みんながみんな思い思いの衣装で、20人並ぶと華やかでした。48グループのイベントっていうのも一昨年のリクアワぶりなので、配信とかでよく見る人たちがすぐそこにいるのがなんだか不思議な感じ(?)
あっという間にグループBの歌唱審査。なーみんが歌ったのは「Sincerely」でした。歌い出しで鳥肌が立った。これは1年ちょっと前のスモールワールズのイベントでもなーみんが歌っていて、その時の思い出もあれば、以前某イベントでTRUEさんのオリジナルの歌唱をライブで聴いた記憶までも呼び起こされて、なんだか自分がこの曲に引き寄せられているような感覚を覚えました。自分がこの曲でイメージするのは、センシティブな内面性と、しかしそこに表現される世界の想像もつかないような広大さです。この日なーみんが聴かせてくれた歌も、Bメロ~サビにかけての展開で(円形の会場の力もあるとはいえ)そういうものをしっかりと描いていました。ただ、歌われる感情のベクトルがとても大きく様々な方向にあるゆえに、それらに引っ張られすぎない確とした軸を保つことも一つテーマになるのかなと感じたり。ミスもあったとは話すものの、そんなことは小さなことで、なーみんなりの表現をこの環境で聴かせてくれたことが極上の音楽体験だったなあと思います。とはいえ結果は結果として。グループBは正直どう転ぶか全然分からず、最後まで手に汗握ってたのですけど、名前は呼ばれず。また来年を待ちたいなと。
あとは純粋に音楽を楽しむ方向で。このイベントの好きなのは毎回すばらしい歌い手との出会いがあることで、そういう意味でいうと同じBグループで「SWEET MEMORIES」を歌った坂本愛玲菜さんには惹きつけられました。甘美という言葉はこの時間のためにあったのかと思わせる情緒性と空気感。はっきり言って恋をしてしまいました。坂本さんの衣装も含めた佇まいも美しくて。終わらないで欲しい数分間でした。はあ。。。
あと好きだったのが、愛佳ちゃんの「10月無口な君を忘れる」。無音の中にセリフを投げかける時点で引き込まれてしまうのだけど、そこから続く歌がどうしようもなくリアル。ナイーブさ、後ろめたさ、痛み、がないまぜになって押し寄せるような感情的な歌。これって、18歳だからこそ面と向かってぶつけられるものなんじゃないかなあ。愛佳ちゃん、誰かに恋してない?(おい)
そういう感じで3時間半、ファイナルまでも含めて良い音楽を聴けたなーと思います。このイベントに関して思うところはまあ色々ありますが、歌い手とバンドが一体になって音楽を作る楽しさは確かですね。なーみんはもう次回を見据えてると思うのでついていくのみ。来年もアンフィ来れるといいな。