浅井チームB「アイドルの夜明け」公演 2023/10/1

10日ぶりのアイドルの夜明け公演。久しぶりの通常公演にして、いわば前楽なのだが、しばらくぶりに小栗有以ちゃん出演ということで雰囲気は少し違っていた。ビンゴは18巡。ドル明け公演でビンゴ18巡が5回目なんですが、、(18巡以降は12回目…)。センブロ立ち3列目ドセン来たけど、妙に推し被りが周りに固まっていてそれもなんだか珍しかった。

3列目だけど視界が両柱ぐらいまで普通にあったのでとても見やすくて、「アイドルの夜明け」からなーみんは追えてはいた。なーみん推しが多かったので、「アイドルの夜明け」で客席をあちこち見回すなーみんがいつも以上に暖かかったなーこれもあと1回しか見れない。3列目は2列目と違って本当にドセンなので0ズレはそこまで多くはないのですが、「みなさんもご一緒に」「春一番が吹く頃」の下手0.5ぐらいのところからはなーみんの視界に入っていたのではないかと思いたい。「みなさんもご一緒に」の口上がなーみんで、てことは千秋楽は。。っていうのはあるけど、いつもながらにピッタリだった。

それで、やはりこの位置なので「片思いの対角線」がよく見えるし、いろんなものを受け取れる。この日はすごく目を見てたかなー3日前の握手のときの印象が意識にあって。そのときより距離はあるけれど、曲に歌われる切なさとか苦しさが細めた目から伝わってくるみたいで胸がいっぱいになるんよね。後を追っても遠ざかっていくような。。。照明が暗くなっているときの表情も全部伝わってきたなー。なーみんのパフォーマンスするこの曲は歌も踊りも柔らかくて起伏に富んでいて表情豊か。直線的な動きも曲線的な動きも美しい。そんな普段は明るいパーソナリティの主人公の視線の先に誰かがいて、笑顔の下のうごめく感情みたいなものが見え隠れする、、みたいなことが1曲の中で表現されているのが本当に好きだ。28回見ても28回のストーリーがあって飽きなかったな。29回目は見れるでしょうか。

「そばかすのキス」は推し被りで固まってるので指差しは来るとは思うんですが、美波ちゃん生誕から3回連続で1サビの最初の指差しが自分(の周辺)に来たのでこれは!?となった(おめでたいおたく)。おまけに最後のハートも頂いたので助かる。そこからの「タンポポの決心」は感情移入しすぎて自分の表情管理が難しすぎた。立ち見3列目でも手を伸ばせば距離が近く感じられるのがこの曲なんだよね。なーみんの表情と歌が暖かくて、光の差すほうに向かって行きたくなる。「横須賀カーブ」もいつもながらになーみんが少し笑みを浮かべながらサビの振りをしてくれるのがめっちゃ熱い。2Bの「東の空/白み始めて」というなーみんの歌割が好きなんだけど、「ラシドーラシド/ラシドレドシラ」っていう音の動きの迫力と躍動感がなーみんの歌ならではだと思うんだよね。AKBでこんなふうに歌える人ほかにいるかな?「アリガトウ」の名前呼びもバッチリだった。

新曲が出たということで「アイドルなんかじゃなかったら」チームBバージョンが聴けた。なんとオリジナルセンターで聴けるという。数日前になーみんが配信で難しい!と言ってたダンスだけどしっかり仕上げてあったし、上にも書いたような直線的な動きと曲線的な動きのコンビネーションが美しくて、なーみんに合ってるなあと感じた。歌割がずきちゃんのところなのも最高。ドル明け公演の最後で「今日は来てるかな 来てないかな」と歌ってほしかった。なんだかそれだけで今までのドル明け公演が思い出されてくるような感じがする。。

公演の最後になーみんの卒業発表があった。

熱量をもって追っているアイドルの卒業発表を聞くのはこれが初めてだった。実際聞くとただただ唇を噛むことしかできなかった。「えー!」とはならなかった。なーみんの卒業はこの1年ぐらいはいつも頭のどこかにはあって、特にこの半年は、グループ自体の先も見えてないのに、秋から先のなーみんの活動のイメージがそれ以上に湧かなくて、真っ暗闇な感じがしていた。グループのいろんな状況があって、「なーみんならこう考えるよね」というのがあって、自分の中で一つの結論の近いところにはなっていて、あとはタイミングがどうかという部分だけだった。あとから配信で話してくれていたことは、考えていたことに通じるところがあって、だからすごく自分の中で腑に落ちたのね。発表がこの日になったのには紆余曲折あったようだけど、結果的にはチームが終わる直前、ここしかないところになったんじゃないかな……

これだけ同じ公演に入っていて、これだけチームBから卒業しているメンバーもいる中で、卒業発表をドル明け公演で聞くのもこれが初めてだった。それも自分らしいし、そんな場に居合わせられた自分でよかった。ピンポンも当てられてないし入場順も遅くて、持ってないなって思ってたけど、小さいことのように思えた。

発表自体は涙ぐみながらだったけど、自分の言葉で話していてすっと入ってきた。ただ、お見送りですごく目に涙を溜めているのがわかって、それを見たらもう、なーみんのほうを向けなかった。。

あえて「推し」というワードを使うけれど、これだけ自分の中で深く接してきた推しはほかにいません。僕がなーみんを推すことはずっと前から決まってたんだと思ってるし、だからこそ色んなことに本気になれました。一言で言い表せない特別な存在です。もう会えないと言われたら、ほんとうに寂しい。

なーみんがどういう道に進むのかはまだわからないし、2月には全部が全部終わってしまうのかもしれない。まずはAKB48としてのなーみんとの自分なりのストーリーをしっかり締め括らなきゃなという想いです。あと4ヶ月悔いなく全部を楽しんでいくよ。まずは10月6日!

浅井チームB「アイドルの夜明け」公演 鈴木くるみ 生誕祭 2023/9/21

10日ぶりのアイドルの夜明け公演。今回はくるみちゃんの生誕。他の公演挟むとドル明けがやっぱホーム感。10日前からメンバーが1人しか変わってなくていつメンになってきたけど、同じメンバーで重ねる公演っていうのも面白いので。

ビンゴは11巡でいつもの立ち2列目ドセン。2列目が定位置なのどうやねんと思うけどここが入場順対効果がもっとも高いので仕方ない。この日もなーみんといろいろやりとりがあって楽しかった。「アイドルの夜明け」開幕から辺りを見回して笑顔になってるなーみんが好きだ。「みなさんもご一緒に」〜「春一番が吹く頃」も全開で楽しすぎるし、前回の公演からなんだけど「拳の正義」がとにかくかっこよすぎる。視線の強さがめっちゃいいんよねえ。ちょっと前髪が目にかかり気味なのも雰囲気を引き立てていた。髪型はシンプルなボブなんだけど、やっぱりこれが一番どの衣装でも似合う。「片思いの対角線」がいつもながらによかったけど、なんかやっぱり色っぽいし、そこにいる誰かに向けて歌って踊っている雰囲気がとても切なげ。まあ視線の先にいるのは僕なんですが()この日も思わず指ハート。あと、前回と場所違うのに「そばかすのキス」で同じに1サビ真っ先に指差しくれるのが嬉しみすぎて泣いた。

主役のくるみちゃんはコールの大きさに終始嬉しそうなのが可愛かったなー。他のメンバーとかともたくさん目を合わせてたり、楽屋でも交友関係広いからどのメンバーとペアでも組み合わせ成立するのがすぎょい。「そばかすのキス」の間奏のみんなのお祝いもめっちゃ厚かったし笑、落ちサビのくるるんコールはくるみちゃんの反応も感動的だった。「残念少女」とかもセリフが板についてきたし、やっぱりこの衣装はくるみちゃんが一番似合う。このポジションはなぎちゃんがやってたりゆいゆいがやってたりという場所だけれども、今やくるみちゃんも自分なりのやり方を見つけてセンターとして公演を引っ張ってるのが頼もしい。そういう意味だと目撃者公演の頃とも似てきたなーと。やっぱりこういう変化があるから公演見続けていてよかったとなる。

スピーチもすごく希望に満ち溢れてたなー自分の得意分野を見つけて自信ができたことが言葉にも考え方にも行動にも表れてて。くるみちゃんの生誕祭はもう結構回数見てきてるけど、いちばん充実感に溢れたスピーチが聞けた。確かな前進を実感してるメンバーの言葉は力強い。いま勢いがあることを自覚しているということは、同時にそれ相応のプレッシャーもあるだろうけれど、この日劇場に集まった人たちの応援があればくるみちゃんは絶対大丈夫だと思える。それぐらい暖かい公演で楽しかった!

くるみちゃんにお見送りで「めっちゃいつもいるね!?」って言われたのだが、じつはこの公演でくるみちゃんに劇場で会うのがゲスト出演とかも含めて50回目だったので、自分的にもいい節目だった。

この日もお見送り前になーみんと手振り合ってて幸せだなってなってた。アイドルの夜明け公演もいよいよ大詰め。次があるかどうか。。

「僕の太陽」公演 道枝咲 卒業公演 2023/9/14

1年ぶりの僕の太陽公演にしてさきぽんの卒業公演。その1年前の僕太で当日休演になってしまっていたさきぽんがこの卒業公演でついに僕太初日を迎えるということで、それは絶対見たかった。加えて、美波ちゃんがこの日のために僕太を覚えて出演してくれるのは全然想像してなかった。AKBのおたくをやっていてよかった。。かくして16期が勢ぞろい。

ビンゴは16巡だったけど、センブロ立ち2列目上手柱2は狙い通りだった。なんでここ狙いかというと1年前の公演ではーちゃんがここにたくさん来てめちゃくちゃ楽しかったからなんだけど、実際公演が始まっても完全にはーちゃんに魅了されてしまった…。「RUN RUN RUN」とか「未来の果実」での、距離感が近くて親しみやすくてすごーく楽しんでることが伝わってくるけど、なんだか儚い感じのある笑顔が好きだ。中盤曲での儚さと大胆さが同居するコケティッシュなはーちゃんも好きだ。「僕の太陽」でずっとこっちの目を見て指を指してくれるはーちゃんが好きだ。。。ここまでほぼ1年前と同じ流れなんだよなー。もっと言えば最初に彼女を見たパジャドラ公演のときからそうなわけで。そのくらいパフォーマンスがいつ会っても印象的。先に書いたように、魅了という言葉がとても似合う。この1年半、ひとつの公演しかほぼ見てこなかったことに後悔はないけれど、僕太ではーちゃんのパフォーマンスを2回しか見てないことは損失と言えば損失かもしれない。

初日の美波ちゃんもめちゃくちゃに僕太公演が似合ってた。緊張してるかなーっていう場面はあってももうそこも含めて可愛い。それに「ビバ!ハリケーン」とかでソロで美波ちゃんの声が聴こえてくると空間が華やぐ感じもする。美波ちゃんセンターの「アイドルなんて呼ばないで」はマジモンの優勝。この曲で久保怜音ちゃん以来最高の瞬間最大風速を記録した。全ての動きと声がかわいすぎる。これ見れただけでも僕太に出てくれてありがとうとなる。「竹内先輩」の制服も似合ってたし、サビの振りのきゅるるん具合が美波ちゃんらしすぎて笑顔になってしまった。やっぱ最強アイドルだったな!

主役のさきぽんはさきぽんで、逆に全然緊張とかを感じさせないのがまたさきぽんらしかった。ふだんはあんな感じなのにステージパフォーマンスが始まると立ち居振る舞いがすごく堂々としてて、目撃者公演とかではそういう存在感も似合っていたなあと思い出す。表情もめっちゃ豊かで客席のほう見てくれるしね。「BINGO!」とかはやっぱり楽しそうな感じだった。それにやっぱりさきぽんの希望通りに同期勢揃いの公演になったので、メンバーとところどころで目を合わせてるのも泣けた。やっぱり自然体なさきぽんがいいですね。

卒業公演パートは「愛の色」から始まって声出た。衣装もレッツゴー研究生公演からそのまま。しかもわりと人数が多いユニットなのに6人中5人残っているという。彩佳ちゃんのとこは彩希ちゃんが入るというのもまたね。さきぽんの歌い出しが聴けたのがよかったし、はーちゃんの表現力がまた良すぎた…。レッツゴーのこの曲だと愛佳ちゃんが好きなんだけど、大人らしくなったようでいてこの曲やると昔のイメージと重なってすこし幼く見えるのがえもかった。

続けてずっきーなーみんずんちゃんも含めて「抱きつこうか?」。さきぽんは16えんぴchu!のカラーと同じ紫のドレスでっていうのがめっちゃよかった。なーみんのポジと反対側だけど今日はまあいいとして、16期でやるこの曲を初めて上手側から見ると、この曲はずきちゃんのことを歌っているような気がしてならないのだった。。そのぐらい全部のイメージがマッチするんだよね。

さきぽんはスピーチで言葉にできないということをずっと言っていて、少しずつ話すような感じだったけれど、それを見守る16期と客席というのも暖かくてよかった。途中ずっきーと愛佳ちゃんの一発芸も見れたし()ずんちゃんのツッコミがよすぎた。そういう瞬間が16期だなーと思うのであって。この時間だけでもいろいろあったけど、さきぽんの言いたいことはだいたい伝わってると思うんだよな。最後はドラ2仲間のえりいも登場して「Better」だった。

さきぽんはやっぱ昔はすぐにわかる喋り方とめっちゃロング髪っていうイメージだったけど、昇格してからすごく変化を感じてた。いろんな髪型も見るようになったし髪も切ったし派手髪にもなってたし、それでも喋り方はそのままなのが面白かったりした。メールとか読んでててもさきぽんの世界を見え方って気になるんよね。

昇格発表のとき、すぐに顔で手で覆って立てなくなった美波ちゃんと、驚きながらも笑顔でけろっとしてたさきぽんが好対照ですごく印象的だった。だからこそ美波ちゃんがこの日話してたようなことがとても泣けた。。やっぱり自分的には岡部チームAで楽しませてくれた思い出が強いので、さきぽんも含めあの頃いつメンになってた8人中6人がこの公演に集まってくれたことは嬉しかったです。初めから終わりまで3時間近く。16期が好きでよかったと思えた最高の公演だった!