アッパレオレたちゴチャ祭

万博公園行ってきました。
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とにかく出演者が豪華でTVで観るような人たちばかりが集まってるイベントだけど、7割ぐらいは杏樹ちゃんのファンだった気がする。有野さん「男ばっかり。伊波のファンが多いの?」。あとはイコラブのオタクかな。月曜日なので自己紹介順が早い。杏樹ちゃんは髪はハーフアップに衣装は花柄のブラウスと赤いロングスカートで、わりといつものという感じです。前半は生放送、後半は公開収録で、いくつかのコーナーで出演者が入れ替わり立ち替わりという構成。よゐこさんとか宮迫さんとかアンガールズさんはけっこう出ずっぱりだったような気がする。杏樹ちゃんは番組ではほかの出演者と絡みがないので、ほぼ初めましてなのがちょっとハンデかな。どうしても自己紹介的な回答に終始してしまいがち。まあ、他の女性陣がやってたような際どいコーナー(告白された人数クイズとか)をやってほしいわけでもないんだけど。そんな中で、質問コーナーでお得意の回し蹴りタイムあり。やっぱりこれをやると持ち味が出せる。杏樹ちゃんの素足を拝んでしまった。受ける役のアンガールズ田中さんとの身長差にも驚く。田中さんの手前寸止めで回し蹴り。田中さん「パンツ見えたけど?」杏樹ちゃん「パンツじゃないから大丈夫です」田中さん「おれの中ではパンツなんだよ」杏樹ちゃん「サイテー!」。いやーこのやり取りはアニメイベントじゃ聞かれへんわ。そいや、曲流すとこで伊波杏樹「愛があれば大丈夫」が突然流れました。河本さん「うまっ」。4月を思い出すね・・・ そーれにしても、やっぱりお笑い芸人の人たちは何喋っても面白くて謎に感心してしまう。アニメイベントで芸人さんみたいな声優観るけど本職は本職で違うな。杏樹ちゃんが去年MONSTER LIVE!に出てたときも思ったけど、人生に笑いが必要。 個人的には、杏樹ちゃんがよゐこさんとか宮迫さんと絡んでるのがなかなか胸が熱いものがあった(某nmさんが15年くらい前に同じ枠でラジオしていたので)。特によゐこさんとは同じ曜日だし、どこか接点があればなあと思っていたのだ。もう気が付けば半年経っているし、またこういうイベントでの杏樹ちゃんが観られるといいね。
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Animelo Summer Live 2018

はい、今年も。気になったところを。参加したのは初日だけです。 最初は例によってコラボですが、三森さんと内田さんによる、某いつも聴いてるやつ。奈々系はそんなに来てないと思われたので、代わりにめいっぱい跳んでおきました。奈々系的には何気に2人とも原曲通りの振りが入っていたのがポイント高い。でもどういう意図での選曲なのかはまーったくわかんないですね!その昔、ご本人と平野綾さんのコラボで同じ曲をやったのが懐かしいけれど。 GARNiDELiAとい〇みさんコラボするかと思ったけど無かった() 楠木ともりさんの歌。最近なかなか出演しなくなっちゃったけど、マルゼノンライブは毎回なんでかタイミング合わないんですよ。去年某イベントで見たときはガチガチだったけど、今日はそのときの10倍くらいの観客を前に一人でステージに立っている。でもこの子は歌さえあれば、音楽さえあればなんだって怖くなくて無敵なのかも。と思った1曲でした。 みっくのShocking Blueって曲、ブラスがキメキメで入って僕の好き系の曲だった。生なのがでかい・・・
亜咲花さん歌うますぎ問題。まじでうまい。この間NAOMIの部屋出てたの見てひっくり返ってたけどこの日も聞き惚れてしまった。前半でやった今年のアニソンで唯一知ってたのがSHINY DAYS。 ポピパちゃんがやーばかった。ヤバすぎた。初っ端のティアドロップスから真っ向勝負の爆音でガツーンと殴りかかってきた。全然飾ってないのがいいのである。緻密なアニサマバンドの演奏と比べると粗削りにも程があって、隙間だらけかもしれない。それでも、ここで爪痕残してやろうという野望を込めた一発を、ガールズバンドのキラキラ爽快弾けるパワーを、ありのままで放ったポピパちゃん。ホントに最初の一音だけでストレートにそれを感じたよ。ティアドロップスからキラキラだとか夢だとか、と飛ばしたところで、間髪容れずにGod Knows。正しくアニサマ的な方法で目的を果たす。これ以上に何が必要か。ポピパちゃんは演奏を観るのはこれで3回目なんだけど、ここまで強烈な印象を感じたのは初めて。これだけでもアニサマ来た甲斐あった。 WUGちゃん。極上スマイルはいつ聴いても楽しい。というか、WUGちゃんのライブは楽しい思い出しかないよ。前WUGフェス行ったときワンマンも行くよとか言って2年ぐらい経ってしまって、もう解散までカウントダウンになっている。勿体ないよね。Polarisはサウンドは爽やかオシャレで最高の田中秀和だけど歌詞が暖かくて・・・なんだか最初のアニメをやっていた頃を思い出す。あの頃と比べればあらゆるパフォーマンスに磨きがかかって、脂の乗り切ったグループになっている。昔WUGちゃんを見て「成長していくアイドルって最高」と書いたけれど、それを地で行くグループになってくれた。彼女たちをずっと見てきた人は幸せだ。 Do As Infinity「深い森 」。我々の時代の曲やないかい。 Aqoursちゃん。このタイミングでのアニサマでどれだけ会場を一つにできるのかは楽しみだったところで。というのも4年前のアニサマでのμ’sが頭にあったから。アニサマという場であんな極上の体験をすることはもう無いだろうと思いつつ、その再現を期待するとすれば、Aqoursしかいないのだ。それで実際どうだったかというと、再現とまではいかないけれど、思っていたよりは会場みんなAqoursが好きだった。セトリがなんとやらと後から言われていたけど、そんな気にしなくてもいいと思うぐらいには会場を味方につけていたと思うよ。まあ、4年前みたいな奇跡的な空間をつくるには曲の力も必要なのだけど。ともあれ去年と少し違う空気感の中で。3rdツアーをなぞるようにみら僕から君の瞳へ繋げていく。振りを思い出しつつ見てた。WONDERFUL STORIESは予想外。こんなところで聴けると思ってなかった。自分にとって本当に特別な曲。あまり周りが見えなくなるぐらいには。そのあとは勇君(何気に初めて聴くバージョン)で、去年と同じ構成に着地したわけだけど。このステージで4年前の自分と今の自分の視点の違い、μ’sとAqoursの自分の中での位置づけの違いが見えてきたような気がします。いずれどこかで書くと思いますが。 OLDCODEXがトリ。最近ロックフェスで名前を見かけるほうが多くて、アニサマは4年ぶり。僕もこの人たちを見るのは4年ぶり。スタイルは全然変わらない。でもMCとか聞いていると、彼らの中での音楽とかアニメに対するアティチュードがより強固に厚みを増したことがわかる。MCで言ったことを、その次に歌う曲で全部表現して理解させちゃうのがカッコいい。ペンライト全消灯の中でのHeading to Overは、彼らのワンマンライブでは当たり前の光景だけど、アニサマの舞台ではとてもチャレンジング。でもTa_2の声に全員が応じて、会場が一つになって、完全にSSAがOCDのホームになった瞬間だった。言葉でパフォーマンスで、全てで魅せた2人。トリに相応しいステージだった。 てな感じだけど、最後のStand by…MUSIC!!!ではアニサマT姿の伊波杏樹さんばっか見ていて、終わった後「いなみさんが可愛かった」しか考えてなかったわね…

音楽朗読劇「シラノ」

これまたしばらく経ってしまいましたが行ってました。伊波杏樹さんの出演した4公演について。
使用年数のわりに内装が古めかしい
海外文学(岩波文庫でいうと赤帯)をもとに田尾下哲さんが脚本・演出、音楽とともに声優さんが朗読を聞かせるという企画の第2弾で、今回は戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」が題材。 登場人物は中心の3人のみに絞られていて、3人のセリフだけで芝居が回るように脚本されているのだけど、それだけでもうまいことエッセンスが浮かび上がるようになっている、出典を知らない人にとっても分かりやすい構成。思っていたよりステージがショーアップされていた。照明やセット、衣装がとっても華やか。シラノとクリスチャンによる前説後のロクサーヌの登場シーンは(下手側で目の前だったので)あまりの美しさに思わず息を飲んでしまいましたね。杏樹ちゃんのいつもと違うヘアメイクが大変素敵でした。こういうステージづくりのおかげで、物語の中へスムーズに移行できた。 今回のロクサーヌ役は杏樹ちゃんとしては珍しいヒロイン役。才知と気品に溢れた高貴なる美女だが、盲目的な愛の信奉者であり、その無邪気さが物語を突き動かし、やがて残酷なものへと転換する。この二面性がシラノとクリスチャンとの三角関係にそのままハマっているのがとてもシンプルで面白いお話です。杏樹ちゃんは言葉は明晰、実に表情豊か。瞳を輝かせて可憐に愛への憧憬を語る姿あり、取り憑かれたように愛を求めて行動する姿あり。紙一重の感情表現を繊細に演じている。中盤の声だけの逢瀬の場面(前説によれば三大バルコニーシーンの一つらしい)では、美麗な修辞を三島由紀夫並に重ねに重ねた愛の言葉がシラノとロクサーヌの間で飛び交うのだけど、ロクサーヌの言葉の熱の帯び方にはちょっとドキッとしてしまいます。元より、こういうシーンがあるから朗読劇というやり方はとても合っていたんだなあ。 今回は4度観劇して3パターンのキャストを観て、当然ながらそれぞれカラーの違いがあった。文章から伺えるシラノの気高さをもっとも引き出していた岸尾さん。より舞台に近い発声と立ち回りで凄みと迫力を感じさせた武内さん。アイディアとアドリブをふんだんに盛り込んで独自のシラノを作り出していた諏訪部さん。どれをとっても面白いのだが、武内さんと杏樹ちゃんのやり取りは舞台っぽくて好きだったかな。クリスチャン役の小松さんと村田さんも複雑な胸中がありつつ出てくる言葉が軽薄という難しい役どころを、時に実直に、時にコミカルに演じていたと思う。演技の違いだけでなく、細かい演出も座長ごとに変わっていたのが面白くて、大きなところだと岸尾さん・武内さんの回はヘッドマイクでの朗読だったのが、諏訪部さんの回はスタンドマイクでアフレコのようなスタイルでの朗読だった。小道具の使い方やそれぞれの掛け合いのリズムなども三者三様で、毎回発見があった。古典が題材とされているからか、演技に関しては演出家の影響は最小限に、むしろ個々人の解釈に拠るところが大きく感じられて、4度の公演を通してちょうどクラシック音楽のような楽しみ方ができていた気がする。ロクサーヌに関してもほかに気になるキャストはいたし、観たら観たで絶対面白かったとは思うのだが、僕の中では杏樹ちゃんのロクサーヌだけを頭の中にとどめておくのが正解かな。
https://twitter.com/anju_inami/status/1029719877634813954

いやホンマ…