1週間ぶりのAKB48劇場はなんと4年ぶりの田口愛佳生誕祭。前回見たのは17歳の生誕、目撃者公演で、あの時に愛佳ちゃんが話してたことは今でも思い出すくらい。実は去年僕太でやってたときもキャン待ち10番くらいで入れそうだったのですが、対内0対外8くらいで泡吹いてたということがありました。なので今回はなおさら楽しみだった。
のですがビンゴ19巡。直近3公演22→21→19でもはや草なのですが、場所はセンブロ立ち2列柱内2でまあまあ悪くない。この立ち位置はドル明け以来自分の家なので。ちなみに4年前の生誕祭も19巡だった。
この場所だと序盤曲で愛佳ちゃんと向き合いコース。「彼女になれますか?」とかコンサートでも対バンでも何回聴いたかわからない曲だが、劇場での0ズレはいつまで経っても価値ある。なんかやっぱ愛佳ちゃんのビジュとかサイズ感がこの曲に合うよね。腕を大きく振ったり膝を上げたり、そういう頑張りフレッシュ感。9年目とか関係なく愛佳ちゃんはキラリと光るそんなハツラツさがある。「洗濯物たち」は今現在の愛佳ちゃんのイメージと重なる感じもあるなと。一人暮らしだしね(そこか)。そういう等身大の表現が好きだ。「ウッホウッホホ」のゴリラも初日からここまでのゴリラで一番振り切ってて楽しかった。
ユニットから中盤はあんまし来ないけど「奇跡は間に合わない」2サビの床を指差す振りの愛佳ちゃんの軽やかさが好きすぎる。動作がめちゃくちゃ自然なんよね。「オケラ」の「♪一発殴らせろ」とかも目線が痺れた。
「ホワイトデーには」は生誕企画でガチ恋口上があってわろてた。個人的にガチ恋自体いつぶりにやったのか不明すぎるのですが(この間の歌謡祭は無券のため)、この曲に関して言うと、昔16人でやってたときにこみちゃんの生誕でガチ恋口上やってたのをオンデマで見てて面白かった記憶はあったんよな。まさか何年越しにやるとはー。小麟ちゃんが客席にマイク向けてたのがよすぎた。
アンコールは「星空のミステイク」が近かった。この間も思ったけど時計見た後の指差しでロックオンされるのいいなとなってた。「引っ越しました」はいつもながらに暖かい。センチメンタルな情感が好きではあるけど生誕だからこれはこれで。ラストの歌割まで聞くと、いつか愛佳ちゃんのソロで聴いてみたい曲でもある。
スピーチでは意外なほど素直な気持ちを話していて、自分も少なくともこの1年は愛佳ちゃんのいろんなタイミングを見てきたのもあり、愛佳ちゃんが口にするひとつひとつの言葉と感情が痛いぐらい伝わってきた。「こんな凄い17歳いる!?」と感嘆するしかなかった4年前の生誕祭から時間が経って、色んな経験もして立ち位置も目線の高さも変わって、この1年見てきたからこそ解像度高く共感できたこともあったのと同時に、近くて遠い距離感で見てた4年のうち3年の重みも今になってずっしり感じてた。
1年と少し前「カラコンウインク」の選抜発表があったとき、愛佳ちゃんと彩海ちゃんの名前が出て、家でオンデマ見てると思えんレベルで声出たしAKBもまだまだ捨てたもんじゃないなと思えたのだった。それからの1年で着々と自分の好きなAKBが終わっていっている感覚は間違いなくある中で、愛佳ちゃんが言っていた「若さとか歴とか関係なくAKBの選抜は決まるってことを見せられるように」という言葉に、心からついていきたいと今日また思えました。
ってか愛佳ちゃんは十分若いので9年目だろうがなんだろうがむしろ可能性しかないのである。1年前みたいな瞬間をまた見れるように。21歳おめでとう。写真集も買うぞ!(出る前提)

