沼津2020冬

遠出もほとんどしなかった2020年でしたが、この年の瀬で沼津に行ってきたのでした。2019年2月にあったユニット対抗全国ツアーで来て以来なのでほぼ2年ぶりなのですが、そこまで久しぶりな感じはしないなーと。

やば珈琲で待ち合わせ後、散歩がてら沼津港まで。お昼はにし与さんのまぐろ丼。漬けの具合がよいです。アジフライは衣がサクサクジューシー、身はふわっと。

また駅方面に戻りつつ、ブルーウォーターで文化的な生活。沼津来るときはほぼ一人なので、一人じゃ来にくいなーとか思っていたんですが、実際入ってみてもグループで来た方が楽しそうな雰囲気です。人と会うのも久しぶりなので、積もる話など。アップルパイは大きさがどんなものかなと思っていたら、アイスの方が圧倒的にでかかった。キャラメルソースが香ばしい。カクテルのブルーウォーターも爽快な口当たりです。

そんなこんなしていたらあっという間に夕方。今回の目的というか口実は当然ながらAqoursちゃんの展示会「Pieces of Aqours」です。そういえば、沼津で2度あったスクフェス感謝祭は来ていなかったので、キラメッセぬまづは初めて入るんですよ。プラサヴェルデにこんなでかい空間が広がっていたのか。

TVアニメやアニメPVにまつわる設定資料と原画が展示の中心。2015年から始まって現在へ。一部撮影可。自分がコンテンツを追う中で実際に見てきたもの…ライブのキービジュアルや衣装も、その瞬間瞬間が思い出されて感慨深いのですが、それらより少し前、「君ここ」からTVアニメ1期に向けての、何もなかった場所から物語が生まれようとする過程が胸を打ちます。これからここで起こることの胎動を緻密に、克明に、ダイナミックに伝えています。

思い出していたのは、TVアニメの中の千歌のこういうセリフです。

何もないはずなのに、いつも心に灯る光。この9人でしか出来ない事が必ずあるって信じさせてくれる光。私たちAqoursはそこから生まれたんだ。

この言葉は作品の制作においても言えることだったのだと気付かされます。設定資料の中のまだ誰もいない校舎にも、この街に流れる穏やかな空気や、陽の光を受けた海原の煌めき、岬を駆け抜ける潮風の音と香りが、細やかに写し取られ表現されていました。それらは元からここにあったけれども、多くの人が気付かず通り過ぎていたものです。この街でしか生まれ得ない物語を創るために、この街が舞台として選ばれたことの奇跡を改めて感じるとともに、この物語を通じて様々な景色に立ち会ってきたあとで、この街でその始まりの過程を見ていることもまた、奇跡のように思えました。

最近はニジガクのアニメも相当に楽しませてもらっていますが、やはり自分のホームはここですね。これほどまでに熱をもって真剣に関わりをもった作品は後にも先にもこれだけだと思います。

展示会見た後は平町の眞鯛でコース頂きました。すぐに酒が回ってまともな写真が撮れていない。

出汁がうますぎて煮えている出汁しか撮っていない

お造りはもちもちかつ上品な味わい、柔らかな身によく味が染み込んだ塩釜焼きも頂きつつ鯛しゃぶになだれ込み、最後は昆布の香り高い出汁をかけての鯛茶漬けでシメ。流れが完璧すぎました。

次の日はぼちぼちな時間に出かけてバス乗って内浦へ。とりあえずいけすやでテイクアウト鯛めし弁当。また鯛!ごはんにも良い味がついています。湾を隔てた長井崎を望みつつ。

おなじみの松月さんでいつものみかんタルト。

あとは淡島でマリンパーク見てから、島の裏で黄昏時の海と空を眺めているだけで時間が経ちました。

こんなふうな「何もしない」ができる場所ってなかなかないのよね…今年はずっとこんな時間を求めていたのかもしれない…

2日間ラストは上土商店街まで戻って浜忠で上天丼。うんまかった。

というわけで珍しくおひとりさまじゃない沼津行き、歩いて食べて充実、良い感じに2020年が納まりました。また期間置かずに来たい所存。

HAKODATE UNIT CARNIVAL

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上映会での発表から早いもので。結局2日目だけの参加になってしまった。自分のせいとしか言えない。ユニットだからかAqoursちゃんのイベントという実感があまりなかった。

函館アリーナ。市内からのアクセスはそこそこ。空港からの方が近いらしい。造りとしてはふつうの体育館。グランディとかと比べるともう少し小ぢんまりしてるかな。アリーナの方がたぶん席が多い。そんな中で、今回はアリーナA最前列の席だった。人生でこんなことあるんですね(真顔)たとえば西武ドームとかだと最前でももう少し距離があったり、花道があったりするんだけど、今回はステージ構成的にもメインのみで、国際フォーラムの最前ぐらいの価値はある。国際フォーラムの方がでかいのだが。

例のだんすなうSEに乗せて4つのユニットのロゴが入れ替わる映像。思ってたよりフェスっぽいな。開幕はこのイベントのホストになっているSaint Snowがいきなり登場。鹿角姉妹こと田野アサミさんと佐藤日向ちゃんがステージ上段に。曲はDROPOUT!? ドコドコ系だから反射的にヘドバンしようとしてしまったけど数回で首が痛くなって大人しくなるおじさん。Bメロのラップパートはスクリーンに歌詞が出るので韻を踏む箇所をコールできる。メインボーカルとして中心に立つアサミさんとその周りを妖精のように動き回る日向ちゃん。それがサビに入ると鏡写しのようにきれいなシンメトリーの立ち位置に変わる。2人ユニットだからできる仕掛け。MCではコーレスやってみたり、ペンライトの色で遊んでみたり。この2人でこういうことをやってるっていうのは半年前まで想像できていなかったよね。コーレスはけっこう定着していた。あとこの日は大宮ソニックシティのLV会場と中継がつながっていて、画面の向こうでよいつむの3人が登場。「3人合わせて、よいつむです♪」という決めセリフができている。Aqoursがいないけどラブライブサンシャインのイベントやってるのが新鮮。世界は広がるな。金元寿子さんがサンシャインのイベントに出てくれたのがぼくは嬉しいぞ。

アサミさんはMCでしきりにこのステージに立てることの感謝を述べていて、言っても言っても伝えきれないようだった。日向ちゃんが途中でまとめていたぐらい。そのアサミさんのボーカル力が次のCRASH MINDで炸裂する。その立ち姿の存在感と気高くも激しさを秘める歌声がとにかくかっこいい。このアグレッシブさはAqoursにはない。Saint Snowに関しては理亞があまりボーカルを取らないのがもったいないのではと第一印象では思ったりしてたけど、これは確かに最初から役割を作って際立たせてて魅せるべきものだった。それがライブで実際に証明されるというのが素晴らしすぎる。

次はAZALEAの出番。久しぶりに聴く曲、トリコリコPLEASE!!から。久しぶりと言っても1年と少しなのだが。ふだん5年ぶりとか10年ぶりとか言ってるのだけど、実際そのぐらいの体感。この曲は3人のアイドルスマイルがまーぶしい。特におすわさん。前回聴いたときはサイドからだったのでぜひ正面から見たいと思っていた曲。この近さなので、気付けばオーラに覆われている。振り簡単だし、クラップとかあるし、けっこうアイドルライブ的な楽しみ方ができるな。曲が終わってきんちゃんとおすわが捌けてこの日の衣装は・・・ということでやらないわけがない。GALAXY HidE and SeeK。最初に観たときの衝撃そのままで、後ろからライトで照らされる小宮さんがあまりにも神々しい。何度見てもこの演出は飽きないと思う・・・。MCでは3人でそれぞれの色にトリコリコにするバトルが唐突に始まってました。おすわさん優勝。最後は2ndシングルのカップリングになっているINNOCENT BIRD。ステージ上段で映像と絡ませる演出は2ndと同じ。この演出やるとラブライブだなとなる。

3番手はCYaRon!!。元気全開DAY! DAY! DAY!からフルスロットルです。全部忘れておバカになれるこの曲。テンションがおかしい。この曲なんかは、1人が歌ってるときに他の2人が絡んだりすることが多くて、やっぱ近くで見るといろんな表情が見られる。席としては朱夏ゼロズレぐらい。間奏(増崎ギターソロ)で新アイテムCYaRon!!砲登場。紙吹雪がパカーンって出るんだけど最前までも少ししか届いていない(笑)この曲は衣装が最高なのだけどこの日は近未来の衣装。んで、続いては近未来ハッピーエンド。曲が強すぎる・・・。なんかイントロでウリャオイウリャオイ起こっていて、これそういう曲だったっけ?()まー正統派現代アイドルソング以外の何物でもない曲だからなこれは。本当にアイドルライブみたいな楽しみ方、遊び方ができる。フリフリの衣装でちょこちょこ動くふりりんがしゅき。杏ちゃんの旗振りもしっかり決まりました。MCはいつもWe are CYaRon!!コール。と、各種アイテムの紹介。CYaRon!!砲を片手で持ち上げるというアイドルらしからぬ一面を見せてしまういなみさん。MC明けは聖良「ベイエリアって知ってます?」千歌「・・・!」ってことで、ベイエリアで待ってるよ、もとい海岸通りで待ってるよ。この曲、みんなでやる振りコピも楽しいが、ツーステップが昔懐かしい「ラブライブの」ツーステップなのがお気に入り。サンシャインだとこの曲と恋アクぐらいでしかやらないからね。しゅかのツーステップが活き活きしすぎぃ。間奏でCYaRon!!玉炸裂。なんとか最前まで届きました。後ろの様子全然わからなかったけど2ndでもあった大風船も出てたっぽい。途中どれかが割れて結構な音してたけど。

残るは一つということで、Guilty Kissの登場。Strawberry Trapperの熱さで1stライブをはっきりと思い出した。というか、特効で炎が出ていて実際暑いのである。今回もかなりの勢いで我を忘れてしまう。なんつう曲でしょうか。そんで、ここで書いておきたいのが、逢田さんときゃん様が最前にめっちゃ目線をくれるということです()応えたくなっちゃうじゃんこんなん・・・。んな感じなのでコワレヤスキは2人にめっちゃ煽られて跳んで頭振ってたことしか覚えてないわけだけど。いやはや・・・。ちなみににゃーちゃんはこっち側にあんまり来てくれなかった。でも元気そうでよかった。AJでちらっと見たときはまだ歩きにくそうだったし。

いちおうゲスト組のステージが終わった後に再度Saint Snowのステージ。まだやってない曲、というかこのカーニバルのテーマソングみたいな曲、SELF CONTROL!!。これを待ってた。この曲はアニメの映像があるのでそれがスクリーンに流れるのだけど、もうスクリーンの中とステージの上の4人が完全にシンクロしていて思わず見入って息をのんでしまった。2人というのもあるし、手描き映像がすっごいヌルヌル動くので、いつもAqoursのシングルとかを聴いているのとはまた違う感覚だ。ラップの応酬も今までのラブライブにない要素で楽しい。2人ともが自信に満ちた大胆不敵な表情で歌う。とてもシンプルなかっこよさ。2人の今まで来た道も感じさせるパフォーマンスだった。

MCで全員集合して、また大宮と繋いで掛け合いしたり。ゆーせりざわさんの髪型がきんちゃんのリクエストによりデコ出しになっていた。最後に全員で感想と挨拶するんだけど、日向ちゃんが「10人のお姉ちゃんができたみたいで・・・」と言って涙ぐんでいたのが印象的。本当に大きくなったよ、あなたは。こんなステージを見せてくれると思っていなかった。最後にポンポンが出てきて、ユメ語るよりユメ歌おうを11人で。この曲はファンミのセットリストで唯一聴けてなかったのでちょうどよかった。ここでも目線をくれる逢田さんときゃん様()アンコールがないのもムダにフェスっぽい。2時間半ぐらいで終了。

思ったよりさくっと終わってしまって、しかも2日目は昼公演で外が明るかったので、終わった直後は早いなーという印象もあった。衣装転換もないだろうし、ユニットの持ち曲1日で全部できるんじゃ、と思ってたけど、蓋開けてみたら全部で13曲で、半分くらいはMCだったりもする。まぁテンポはよくないかな。もともとラブライブのライブはテンポいいわけじゃないんだけど。1日で全部やらないとすれば、セットリストの入替の具合は納得。衣装もちょうど2パターンあって、公演ごとのカラーの違いが出てた。ユニットで違う衣装で同じ曲をやるというのもレアだし。ま、本当はユニットカーニバルの前にユニットシングル出してほしかったのだけど。あの曲がない問題については仕方がない部分もあるのだが、そういう部分をいつも覆して驚かせてくれるのがラブライブだったので、どうもいつもと違う印象を受けてしまう。でも、あの曲はあの曲で一番いい形で見せてくれればいいんです。その時が今でないとしたら、いつか。期待しています。色々言ってはいるのだけどそれは置いといて、個人的な体験という意味では正直なところ濃すぎて、ライブに来てるんだっけ?みたいな非現実感さえあった。とにかく楽しかった。他のどの人のライブでも、どの作品のイベントでもなくて、ラブライブ!サンシャイン!!のイベントを最前で見たのが嬉しくてさあ。この作品とともにあるこの何年かの間の中で、忘れられない重要な日の一つになったと思う。

ところで、僕の中でこのイベントについてもう一つの目的があって、それは佐藤日向ちゃんのパフォーマンスを見ることだった。4年半前、さくら学院の3周年ライブで、歌って踊ってギターを弾く彼女を見ている。あれから時間が経って、声優活動をしているのは知っていたんだけど(同級生の堀内まり菜さんが同じアニメに出ていたので)、2年前にサンシャインのアニメで鹿角姉妹が登場したときは驚きもしたし、去年ブシロードライブでレヴュースタァのお披露目を見たときもまだ耳を疑ったものだった。でも12月の上映会でSaint Snowとしてステージに立つ彼女を見て、いよいよあの時見た日向ちゃんと現在の声優・佐藤日向が自分の中で一致する。これは実際に確かめに行かなあかんなと、その時にユニットカーニバルでの目的が定まったのでした。2013年度のさくら学院、だいぶハマってたのにライブは1回しか行けなかったけど、こういうことがあるからおたくやっていてよかったのかも。

次は正真正銘、3rdライブツアーが始まる。2018年の中で最も重要な位置付けのイベント連になることはわかっているので、それを見届ける準備と受け止める覚悟を持って。本当は気が重い。でも進まないと。そういう段階に来ている。

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函館は初めて訪れる土地だったけれど、本当にいいところだった。沼津と同じように海辺の穏やかな空気に満ちていて、観光客が多くても不思議と落ち着く街だった。夜になれば暖かい灯の煌めきに包まれるこの街がラブライブ!サンシャイン!!の舞台の一となったのは、作品が生まれる前から決まっていた必然のことのようにも思える。久しぶりに少し観光らしい観光もして、うまいものも食べて、2日間だけだったけど充実していた。また来たいな。

シドニー4

週一更新どころか隔週更新してたらもう1ヶ月くらい経っちゃう。最終日。
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_5053596この日は午前中は宿の近くを散歩。住宅街をひたすら歩く。中心部から電車で15分ぐらいなんだけど、めっちゃのどかでよいです。シドニーと同じくらいの規模感の都市でも、ヨーロッパだったら15分じゃここまで郊外っぽくはならない。並んでる住宅は超高級な匂いがします。
_505359830分ほど歩いてベリーアイランドという小さい半島に着く。これまた昼寝スポットに最高。カキが採れるらしい。一応Reserve(保護区)ということになっている。

昼過ぎに宿を出て、サーキュラーキーに出ると、Overseas Passenger Tearminalに豪華客船が。Carnival Spiritというマルタから来ている船らしい。
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この日の一つの目当てはシドニー現代美術館。通称MCA。常設展はやってないようで、この日はKader Attiaというフランスのアーティストの特集とオーストラリアの若手アーティストの展示がメイン。アボリジニアル・アートもある。現代美術しかないから当たり前だけど、空間を大きく使ったインスタレーションとかが中心。そんで意外とコンセプトとか思想的背景が強く出ててわかりやすいのが多い。僕は空間的想像力が著しく欠如しているので、なんでこういう表象に至ったのかはよく分からんけど、言わんとしてることは分かるよ、的な。これまた入場無料で2時間ぐらい楽しめてしまった。1階にある売店はお土産とかガイドブックもあるんだけど、専門書の品揃えが凄かった。
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MCAのあるロックス地域はシドニーの最初の開拓地で、典型的な旧市街。石造りの年季の入った建物にカフェ・バーがたくさん入っていて、金曜日だったのもあって、夕方でもえらい賑わい。ドイツのアルトシュタットを思い出すなあ。とか思ってたらバイエルン風の衣装来た店員さんがいて、店の名前見たらMUNICHとか書いてあったりね。
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ハーバーブリッジへ。
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天文台のあるオブザーバトリー・ヒルに辿り着く。ちょうどマジックアワー。
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最後にフィッシュアンドチップス。20時50分の飛行機へ。シドニー4日間おしまい。

ガイドブック的な観光なら子どもの頃にさんざんやってたし、10年前にUK行ったときにしても、1人で行きはしたけど現地では集団行動してたので、2週間いてそういう時間が取れたのが最後の日だけだった。だから今回は自分の足で歩くことがテーマだった。だいたいあまり計画性もなくフラフラと写真撮ってただけなんだけど、そこそこ充実させられたかな。ただ、10年前と比較して予想以上に英語力とコミュ力が無くなっていたので、次どっか行く時はもうちょいなんとかしよう(笑)