AKB48天下一HADO会Season2 DAY1

意外とガッツリAKBとやっていく方針のようで間髪を入れずにシーズン2。武道館は3日間遠すぎたけどそこからのHADOだと距離感バグる。このイベントはボール入れで接近できるのはもちろんだけどひな壇にいるときも常に見てられるのがほんといい。

今回はなーみんは決勝の登板でした。監督は出場回数多いから通しでプレーしないのかと思いきや、普通に作戦だったらしい。この3人だとまほぴょんがエースなので、彼女をなるべく活かしての編成。でもなーみんも前より全然冷静に動きもよくなっててさすがーと思った。前みたいな叫びまくるの見たいところもあったけど(笑)2ゲーム目でエナジー出すたびに「ぽーん」言って腕振るのがかわいすぎた。あと他チームのボール入れのときにひな壇から「ダメだからねー!」って声張ってるのも。なーみんの張り気味の声好きなんだよなー。ボールは全部なーみんに入れられたんだけど、その前にくるみちゃんが来てくれたときについ断ってしまったので今度そこだけ謝りたい…

決勝はまほぴょんがSランクのスキルを得て有利な展開だったのが、発動までに愛佳ちゃんとずきちゃんが先手を取って点差を確保。スキル発動して見たことないでかさのエナジーボールが飛んできてもシールドでなんとか耐えつつその中でもポイントを取る。シールドが切れても追い上げを許さずにチームKの勝利となったのでした。展開もドラマチックすぎるし、その後まほぴょんが本気で悔しさを露わにして涙を流していたのに心が打ち震えた。本当にスポーツの試合見てるような。まほぴょんとくるみちゃんに寄り添って支えるなーみんの姿も、なーみんらしい監督のあり方だったのでは。いやー泣けた。次は絶対勝ちたい。

前半は露出間違えてて失敗写真を量産してしまい、後半はまほぴょんのことを考えるとあまり出したくない…。 失敗写真で救出できたのがこれだけなのでした。

AKB48 天下一HADO会 DAY1

当日まで謎のイベントだったやつ。HADOは最近いろんなタレントがやっている気がするけどこのタイミングで番組でタイアップしてるくれるのはありがたい話。席はチームB推し席だけどだいぶ後ろ。通路側なのでなんとかという感じ。開演待ってたら普通にひろゆこがいる(笑)

イベントとしてはチーム対抗でHADO三本勝負でトーナメントやって1回戦2試合・3位決定戦・決勝の計4試合。三本勝負の合計ポイントで勝ちが決まる方式はわかりやすい。レベル強化みたいなシステムも一見ややこしそうだけど、1試合目の前と2試合目の前に現地か配信でポイント投げていくだけでSHOWROOM感覚です。

試合が始まってみると、メンバーそれぞれ普段のアイドルダンスと違った身のこなしが見れて面白かった。試合時間は短いとはいえ全身使っていいのでこれはなかなか体力使いそう。我らがなみんキャップは今ひとつコツをつかめておらず、元カレですのダンス見てたら運動得意そうなのに…とひろゆこにツッコまれていた(笑)まぁ、ネ申で何回かやってた運動会とかもそうだけどそれはそれこれはこれだよね。そんななーみんの奮闘のおかげでチームBはラストで1勝。終わりよければ全てヨシ!

他チームで言うと、逆にずっきーとかは試合経るごとに身体の使い方が上手くなっていく感じもありさすが。吸収力がすごい。なるキャップのドカドカと前に出ていって圧かけていくスタイルも好き(笑)なるちゃんは全体的にめっちゃ楽しんでたなあ。その間にステージ横の溜まり席(?)で試合見てるなみん見てられるのも良いんよね。ひろゆこさんとHADOプロの解説の方の進行もうまい。

2試合目と3試合目の間にボール応援タイムというのがあって、投票したボールの数に応じてスキルを選択可能。メンバーが普通に客席に降りてボールもらいにいくので、一昔前のコンサートとか全握の練り歩きみたいな感じ……に最初はなってたのが、2回目になると皆ボールを入れてもらうためにガツガツとおたくに働きかけてたのが面白かった()各チームもおたくも駆け引きしてたけどまぁ全部なーみんに入れるよね。

あと劇場で前座も観れてなかったので何気に17期ちゃんと初邂逅なんでした。まさかのHADOで(笑)そんなにフォローしてるわけでもないけど顔と名前はもう一致するのでパフォーマンスしてるとこは見てみたいという気持ちはあります。

最終的にはみーおん総監督が経験者の貫禄を見せつけてチームAが沖縄旅行ゲット。罰ゲームのなーみんのセリフかわいすぎた。3ラウンド×4試合でがっつり3時間あるけどリラックスしながら見て楽しめるし普通に神イベだった。なーみん出る回来れてホントよかった。

舞台「いわかける! -Sports Climbing Girls-」

アイドルはなぜ舞台をやるのか?という問いに対して今ひとつ答えが出せないでいますが、何やら今回は2.5次元風味の舞台ということでちょっと趣が違います。単価の高い舞台打つことに味を占められているのはなんとも言えませんが、なーみんがメインで出るということで懲りずに8公演見てしまったのでした。まあキャストは基本的にフレッシュのメンバーだし、コミック原作だし、結局のところかなり自分向けの舞台ではあります。結論から言うとめちゃくちゃ楽しい舞台でした。

事前にアニメも見ていたんですけど、ストーリーはアニメで言えば7〜8話ぐらいまでのシナリオを凝縮したもので、要所を押さえたかなりわかりやすいプロットでした。アニメでこの場面あったよね、という印象的な場面を外さず再現しています。駆け足かもしんないですけどそこも舞台らしい。クライミングの演出もワイヤーアクションとプロジェクションマッピングを駆使しながら鉄パイプで組まれたセットを登るという、2.5次元ならではの表現。そのうえで事前のボルダリングのワークショップの成果も、登るときの姿勢や足の角度、また恐怖の克服といったところで十分活かされていました。明確に続きを感じさせる終わり方ではあるんだけれどとても丁寧なまとめ方で、観劇した後とても清々しい気持ちになれるのがいいですね。そのうえで、メンバーそれぞれが個性を発揮して、ちゃんと自分の魅力を表現できるアイドル舞台らしいアイドル舞台でもあり。今のAKBが好きでメンバーが好きという人ならまず楽しめたのではないかと。

一人一人を見ていくと、まずはどうしてもなーみん。上原隼は基本的には感情の起伏も少なくて、説明セリフも多い役柄。相手に投げかける(放る)ような調子のセリフが特徴的で、個々のニュアンスに関してはなーみんも難しく感じていたようだけど、クールなようでいて熱量はとても高く、その見せ方のバランスは巧みだった。刺々しさも感じるほどにガードの固い序盤から、モノローグを通して次第に感情をこちら側にむき出しにしていく終盤へ。公演の期間が進むにつれて、ふと見せる笑顔や苦悶の解像度が高くクリアになっていったように感じます。そつがないようでがむしゃらに、もがき悩みながら前を向く姿は、現実のなーみんとも重なっていました。そんなシンクロ感まで含めて、とてもいいキャスティングだったのではないでしょうか。前にも書いたかもですけど、少し突き放したようなセリフ回しをするときのなーみんが結構好きなんですよ。ミュージカルでもそういう場面が少しあったのだけど、ストレートプレイの今回はかなりたっぷりと楽しめました。メイン役で出てくれたというのが嬉しいですねえ。

それから驚きだったのはまほぴょんで、発声が驚くほどに舞台向き。すっと立ち上がる美しく落ち着いた声で、強弱も完ぺき。聴いていてとても心地良い。セリフが覚えられない…と言っていて、そう弱音を吐いてしまうのも納得の長ゼリフの多さでしたが、問題なくこなしていて感心。自信持ってほしいなあ。さとちゃんはもう本人がアニメキャラみたいなものなので(笑)、舞台上での存在感がとても自然でしたねー。たとえウィッグ被ってなくてもそう見えていたとおもう。初舞台だけれど、自分の声の使い方もしっかりわかっている感じ。こんなに声を張るさとちゃんを見るのは最初で最後なんだろうなと。そして座長のずっきー。準備期間が限られてしまった中での今回の笠原好役。心配はしていたけれど、初日から千秋楽まで想像以上の完成度でもって役を全う。これはもう本当に物凄いことです。出演していたいくつかの舞台でもそうだったように、ずっきーは等身大の役が本当に似合う。天性のピュアさから生まれる絶対的なポジティブオーラは、ずっきーの周りはもちろん作品全体をも包んでいます。個人的にはアニメと重なるところがとても多くて、ある時からずっきーの声がほとんど上坂すみれさんと一致して聞こえてくるほど。このメンバーでやるからにはずっきーを主役に据えることは最初から決め打たれていたのかもしれないですけど、そう考えると作品が本当によかった。企画が天才です。そしてそれに見事に応えてみせるずっきーも天才だった。

この作品は出てくるキャラクターがどれもこれも濃く、スポーツものなのにほぼバトル漫画みたいな様相を呈しているのが面白いのですが、それらを可愛いメンバーちゃんたちが演じているのも楽しかったです。マジムリでも感じられたえりいのSっ気はここでもしっかり発揮されていた(笑)不思議な圧を感じさせたかと思えば、引きの演技での繊細さも味があって、とにかくえりいらしい。こういう部分が見られるのってアイドル舞台の魅力だよなーと。そんな意味でいうと美波ちゃんもとても良くて、この作品では珍しい何も裏表のないただただ可愛い役を、美波ちゃんらしく可愛く演じていた。満点の笑顔と仕草。彼女のカラフルボイスもしっかり活かされていますよ。それから、聖ちゃんの演技は好きでしたねー。マジムリでも印象的だったのですけど、(誤解を恐れずに言えば)彼女は決して器用に演技をしているというタイプではないと思うんですよね。演じることに対して、その瞬間瞬間でかなりのエネルギーを燃やしている。滾るものを感じさせながらの立ち居振る舞いと言葉がとても響く。今回はキャラクター的にも熱血なところがあったので、そのあたりが分かりやすかったです。そして忘れてはいけないのが茂木さん。みゃおが言ってましたが本当にハマり役です。出で立ちから落ち着いたセリフから醸し出されるオーラが抜群で、解説役にぴったりです。茂木さん演じる十三がそこにいるだけで場が締まる。作品全体にとってみても重石のような錨のような、場を落ち着かせる効果を与えていたのでは。蘭ちゃん演じるキクとの掛け合いも毎回面白かった。

事前には言われてなかったけどアフターイベントがあって歌唱は3曲ほど。「大騒ぎ天国」をまたこのメンバーで聴けたのも嬉しかったし、なーみん推しとしては「チーム坂」も外せない。「チーム坂」は舞台のカンパニーで歌うということを考えるとグッときます。「希望的リフレイン」は久しぶりに聞いたような…。卒業セレモニーや生誕セレモニーがほぼ毎回あったのですが、印象的だったのは怜ちゃんの歌った「タンポポの決心」。怜ちゃんが歌うのを聴くのは去年の4月ぶり。歌声を聴きながら、チームBとして歌う姿が見たかった…と思わずにいられなくて。この曲のアウトロで起こる拍手が世界で一番好きです。かなぶんが16期とともに歌った「初日」も感動的でした。かなぶんの「16期集合〜!」の掛け声で集まる16期の、16期にしかない雰囲気が尊すぎて。こんな時間もだんだんと限られたものになってくる切なさを湛えながら…。

ともあれ一人も欠けることなく完走(もとい完登)できて本当に良かったし、相当に楽しい4日間8公演でした。フレコンもそうでしたが、17期生が入ってくる前にこういう枠組みで催しをしてくれるのは本当にありがたい話。後々まで記憶に残る期間になるんじゃないかなー。

「ひこうき雲」で撮影タイムあり。8公演観て、3日目の2公演だけ良い席だったのでそこだけはまあまあ。

余談なんですが、毎回オープニングとエンディングで鈴木愛奈さんの「もっと高く」が流れてて、AKBの現場で鈴木愛奈さんの歌を何回も聴いてるというシチュエーションにわろてた。この舞台見た人でにゃーさんの実家訪問したことあるやつおる!?(マウントにならない何か)